「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 10:26:49
198797文字
会話率:36%
日本人とオーストラリア人のハーフ・億里(おくり)アニーは、クレー射撃で卓越した腕を持つ少女。オーストラリアでの最後の試合で太陽に邪魔されて優勝を逃し、それが差別による判定だと信じ込む。
三か月後、交換留学生として日本に来たアニーは、根
源院(こんげんいん)美味(びみ)と共に高校生活を送るようになる。美味に渡された不出来なチラシに文句を言うために行った射撃部の部室で、アニーは書道部を辞め射撃部で新たな道を探そうとしている硯耶(すずりや)翅采(とめは)に出会う。入部を懇願されるアニーだが、Yesと言えない。
だが美味の説得と両親が日本に送っておいた自分の銃を見て、自分がまだ射撃を愛している事を知ったアニーは入部を決意する。硯耶の後輩たちによるトラブルの中、「銃は人殺しの道具」という後輩たちに対し、アニーは「じゅうはおさらをうつものだ」と宣言し、アニー・美味・硯耶の三人は夏に行われる初の『懇親クレー射撃大会』に向けて練習を開始してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:01:43
104695文字
会話率:53%
田舎町で毎日野球に励む、野球少年こば。
そんなこばも小学生最後の試合が近づいてきました。
これまで練習してきた事を活かして、なんとかいい結果を出したい所ですが、次から次へと強豪チームが襲いかかってきます。
相棒で親友のナナイと仲間達
と共に駆け抜ける事ができるでしょうか。全国大会に出場するには先ずは地区大会の突破が必要となります。
頑張れこば!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:00:00
20070文字
会話率:35%
高校野球部で投手だった青木浩と捕手だった向嶋輝義。三年生最後の試合で敗れた後、青木は輝義の恋愛を手助けした。相手は吹奏楽部でオーボエを吹いていた友子。彼女は青木のほうが好みだったが輝義と付き合うようになった。やがて輝義と友子は結婚し、輝義の
友人として青木はしばしば向嶋家を訪れた。やがて輝義と友子の間に娘の沙月が生まれた。この四人は微妙なバランスを保った関係にあった。ある一家の始まりから終わりまでと、その一家に関わり続けた一人の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 20:01:02
17759文字
会話率:68%
9月半ば。
兄弟の最後の試合。
最終更新:2023-09-18 16:48:20
2041文字
会話率:21%
VRMMOで最後の試合を行った二人は突如異世界に飛ばされた。
兄はなぜか異世界に来たとすぐに理解したようだ。
すると兄は「理想の嫁を探しに行くぞ!」と突拍子もないことを言い出す。
そんな兄に弟は戸惑いながらも着いていく。
「二人は理想の嫁
と付き合うことができるのだろうか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 20:00:00
3170文字
会話率:30%
野球の試合が終わっても、それを取り巻くさまざまな人々、彼らの物語は終わっていなかった。
野球はスリーアウトから。
野球場の内側でも外側でも、おかしな事件が起こりまくる。
もちろん、試合の最中にも・・・。
野球のショートショート、はじめまし
た。2022年、秋バージョン。
その一部をご紹介(内容は変わることもあります)。
『この審判(しんぱん)は時間を支配する』
俺は普通の審判ではない。時間を操(あやつ)ることができる、最強の審判だ。これから今シーズン最後の試合が始まる。目指(めざ)せ、シーズン通しての「誤審(ごしん)ゼロ」だ!
『野球映画の傑作(けっさく)』
野球映画の傑作と言えば・・・。その貴重なコレクションが、ニューヨークのオークションに出品された。さぁ、争奪戦開始っ!
『図書館の開館一時間前』
ある球団の選手たちが、大きな図書館の裏口前に集合していた。図書館の開館一時間前。彼らの目的は楽しい自由時間!?
『世界で最も飛んだホームランボール』
世界的な大怪盗が犯行予告状を送ってきた。「世界で最も飛んだホームランボール」をいただきます。
『天国と地獄』
年に一回、代表チーム同士が試合をする。「天国代表」対「地獄代表」。ところが、地獄代表をハプニングが襲(おそ)う。
『ライバル対決』
ライバル同士の対決。それは時に、主人公の戦いよりも面白(おもしろ)いという。そんなライバル対決が今、テレビ画面に次々と映(うつ)し出されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 10:00:00
28511文字
会話率:13%
芹沢明(せりざわあきら)は明北(めいほく)高校の野球部員。
彼は高校最後の試合で、自分の三振のせいで負けてしまう。
だが、明は自分に起こったことが信じられなかった。
そして、その日の慰労会(いろうかい)に行く道で、明はひどい頭痛に襲われる。
気がつくとそこは、2年前の世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 17:00:00
88390文字
会話率:32%
高校一年生の試合、バスケットボール部の主人公ゆうたはベンチで応援していた。対戦相手の高校に同じ中学だったりょうたが2,3年生と一緒に試合に出ていた。ゆうたの高校は負けてしまい、彼はりょうたにとてもライバル心を燃やした。そんなある日、高校バス
ケ界隈で有名な顧問が突然ゆうたの高校に来ることになった。新しくやってきた顧問に鍛えられ、ゆうたのチームが一丸となっていった。高校一年の最後の試合が訪れた。ゆうたはコートに入れたが、最後に彼のミスで負けてしまう。活躍できなかった自分がすごく悔しくて、彼はライバルであるりょうたと戦って勝てる日が来るまで死ぬ気で頑張ろうと努力した。果たしてりょうたにリベンジできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 14:19:10
10007文字
会話率:0%
「ただ強いだけで華が無い」
――それはコロッセオで強さだけを追い求めた闘剣士フウタに容赦なく浴びせられた言葉。見世物でもある闘剣において、個性もなくただ強いだけの不人気闘剣士のフウタはひたむきに努力を繰り返すも、彼の人気は落ちるばかり。
悩み続けた彼は、運営側から提示された"華のある試合を演出する"という甘言に乗ってしまい、八百長試合を行ってしまう。
結果ありとあらゆる不名誉なレッテルを貼られ、コロッセオどころか国を追われた彼は、路銀が尽き、いよいよ野垂れ死にを覚悟した。だが死の瀬戸際で彼が出会ったのは、フウタのことなど何も知らない、"最強"を志す姫君だった。
観客の居ないただの決闘。
それを最後の試合だと思い姫君と手合わせしたフウタは思いもよらぬ提案を受ける。
「当家の食客になりませんか? たまに手合わせしていただければ、後は何もしなくて構いません」
頑張れば頑張るほど嫌われる日々は終わり、今までの努力が報われるヒモ生活が幕を開けた。
【書籍化情報】
富士見ファンタジア文庫さまより、第2巻が10/17発売!
また、コミカライズも少年エース+さまにて近日連載開始!
大好評発売中の第1巻と、特設サイトは目次下のリンクより!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 11:00:00
1720243文字
会話率:41%
小学校最後の試合、エースストライカーがケガで出られず、ようやく翔太にチャンスが回ってきた。それなのに、ディフェンダーにぶつかって気絶するなんて……! なんとか意識が戻ったけど、もう時間はない、一点ビハインドの中、必死にボールを追いかける翔太
。すると、目がチカチカしてきて、妙な声が聞こえてきた。
『シュート・スター、シューティング・スター』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 20:23:37
1722文字
会話率:58%
3年生の最後の試合に起こった出来事。
最終更新:2021-12-08 08:22:02
870文字
会話率:0%
――今度、最後の試合があるんだよ。見に来ないか?
俺が誘ったとき、あいつはどんな顔をしていただろうか。
記憶の奥底に封印してしまったのか、全く思い出せない。
ただ、はっきりと覚えているのは……絵を描いているあいつは、かっこよかった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 17:00:00
1561文字
会話率:15%
2022年・COA7thの決勝戦。赤の教会。最後の試合。4逃げをすれば優勝という試合前に突如意識を失ってしまった主人公。目を覚ますとそこはランク戦で何千回もプレイした赤の教会・南壁スポーンだった...
他サイトに過去掲載していた短編小説で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 18:03:45
4576文字
会話率:9%
結婚して子供が出来た空手青年が、空手家人生にケジメをつけるなめに、尊敬する先輩に最後の試合を申し込む。
だが、呼び出された先輩は……。
最終更新:2021-02-12 00:11:49
3604文字
会話率:29%
中学最後の試合、直史は強豪校を二安打に抑えながらも、味方の援護なく敗戦投手となった。
野球部には期待せずに選んだ、公立の進学校。だがそこで直史は、同じ中学出身でシニアに入っていた椎名美雪から、入学直後に野球部に誘われる。
全国区のシニアメン
バーの大半が入部した野球部は、ごく普通の公立校ながら、春季大会で勝ち進んでいく。
偶然早めに見学に来たもう一人の小さなスラッガーと共に、直史は春の大会で背番号を貰って出場することになる。
速すぎるストレートも、曲がりすぎる変化球も、キャッチャーの能力不足で封印していた直史は、己の力を発揮する場所を得る。
これは研究する凡人と、天才や奇才が集まって、甲子園までは特に目指さないお話、かも。
※おおよそカクヨム先行で、カクヨムオンリーの外伝が多数あります。累計3400万PV突破。
一番校正の進んでいるのはkindle版でunlimitedで無料で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 20:00:00
1630190文字
会話率:19%
♂「突然ですが、2年ほど前の話をしていいですか?」
♀「突然ですね、でも、だめと言っても始めるんでしょ?」
♂「あれは2年ほど前だった」
♀「わかってますって」
♂「2年前だから堂々とハイタッチできた」
♀「なんの話?」
♂「野球の大きな試
合を見に行ったんですよ」
♀「ほう」
♂「ひいきチームが敵地に乗り込んで3試合を戦ったんです」
♀「ほう」
♂「最初の試合で、5回終了後のグラウンド整備の間にひいきチームのマスコットキャラが向こうのチアリーダーの人と踊ってくれて」
♀「いいですね。和気あいあいで」
♂「こっちの応援席もちょっと盛り上がったりしたんです。エール交換みたいなものと思って。ところが最後は『もう一つ!』というセリフで」
♀「『もう一つ』ってなんですか?」
♂「向こうのチームは前年も日本一になっているから『もう一度頂点』ってことと受け止めました」
♀「ひいきチームが負けるという暗示を、声高にやられてしまったんですね?」
♂「実際負けましたけど」
♀「そういえば相手チームって大試合で負けないので有名ですよね?」
♂「そのときまで本拠地で10連勝とかで、不敗伝説と言われていました。次の試合の同じ時は、こっちの応援席は静かだったんですよ。でも前の試合を見に来なかった人がいたみたいで、ノリノリになって」
♀「最後は『もう一つ!』と一緒に声を上げさせられたりしたわけだ」
♂「その人『しゅん』となってました。その試合も負けました」
♀「あらあら。最後の試合はどうでした?」
♂「踊りの途中でボクが『これ、最後はもう一つ! だからなあ』ってネタバラししたんです」
♀「向こうのチアの人にイヤな客と思われませんでした?」
♂「そうかも。そうしたら3連戦最後、もう明日からやらなくていいというラストで、マスコットの人が相手チアとのハイタッチを拒否したように見えたんです」
♀「ええ~? 単なる空振りとか失念とかでは?」
♂「ボクは信じています。マスコットの人は、プロとしてチアと踊ることはできても、軍門に下って魂を売り渡してはいなかったのだと」
♀「考えすぎじゃないですか?」
♂「その試合も負けましたけど」
♀「ひょっとして『二つのふはい伝説があった。負けない不敗伝説と、ハイタッチを拒む気高い人の不ハイタッチ伝説、略して不ハイ伝説』とか言うんじゃ?」
♂「てってれ~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 22:13:59
1691文字
会話率:100%
中学3年生の夏、ソフトテニス部のエースだった我妻世一は最後の試合で起きたトラブルが切っ掛けとなり、トラウマに陥ってしまう。それでも残りの中学校生活を頑張ってこれたのは、昔ある女の子から受け取ったペンダントがあった…。
数か月後の春。高校一年
生となった世一たちの周りで、幼馴染の天根美奈、初対面のはずが見覚えのある女生徒との出会いをきっかけに世一の「マイナスから始まる高校生活」が静かに勢いよく始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 07:28:24
3245文字
会話率:21%
一ノ瀬は佐伯先輩に一目惚れし、野球部に入った。野球のことは何一つ知らなかった一ノ瀬だが、懸命に覚えていくうちに、最初は反対していた二宮先輩もマネージャーとして認めてくれるようになる。
それから一年程経ち、佐伯、二宮は3年生に……
3年最後の
試合である、明星学園との練習試合。
佐伯にはどうしても見に来てほしい人がいた。深井 清良(きよら)である。
一ノ瀬は、頑なに「行かない」という清良を、試合に連れていくために奮闘するのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 00:09:55
30229文字
会話率:31%
武を極め武の頂点と言われた男 武藤 勝そんな彼は最後の試合終了後その人生に終止符を打った。そんな彼をある神が呼び寄せ異世界の武道水準を上げてくれと依頼される。 武藤は異世界で武道水準を上げられるのか!
最終更新:2020-04-13 18:14:48
7889文字
会話率:49%