王家と神官団が統べる砂漠の国メラザイブ。奴隷を始祖とする王朝は内紛の最中にあったが、第一王位継承者となったバハールは争いを勝ち抜き、次代の王となる。彼女の治世を脅かす次なる敵は、王家に並ぶ権力・武力を持つ増長した神官たちだったが、その頂点に
立つのはバハールが弟のように可愛がっている神官長、ラウーフだった。
ラウーフがバハールを敬愛していることだけが、バハール支持派の安心材料だったが…
*てきとうなカタカナから分かるように、アラブ・ペルシア・トルコ・エジプト・モロッコその他砂漠じゃない地域をごちゃ混ぜにモデルにしているファンタジーです。実在の人物国家宗教団体とは一切関係がありません。史実とも関係ありません。ローファンタジー世界の話です。サイトでやってる漫画とは別の世界です。
*要旨は堅物おねえさん(イケメン)と愛が重い少年の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:31:14
18753文字
会話率:21%
魔法がある異世界で指輪に選ばれた人々はみんなに敬愛されている。そして、無属性の指輪に選ばれた、リディア・は婚約者であるフランパート王太子殿下に婚約破棄を言い渡される。無属性は”無能”とされているが...
最終更新:2025-07-17 20:33:25
66019文字
会話率:51%
「厄災の魔女が脱走し、魔物を呼び人々を襲っている――」
そんな噂が広がる中、騎士国の王子アレクシスは、敬愛する“聖女”のために魔女の捕獲へと動き出す。
しかし彼の前に現れたのは、傷だらけの体を震わせる、小さな少女だった。
少女の名はヴェル
。
彼女を自らの屋敷に迎え入れたアレクシスは、その清らかでまっすぐな心に、少しずつ惹かれていく。
閉ざされた過去と、歪められた真実。
交差する思惑の中で、ふたりは迷いながらも、決意を胸に歩き出す。
傷ついた少女と、まっすぐな騎士。
心を重ねながら“運命”と向き合っていく――
優しく、そして切ない、愛と再生の物語。
※文章の執筆に、ChatGPTを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:08:38
12255文字
会話率:22%
最推しで敬愛してやまない姉アイシアの危機は、多分だが回避出来た…と考えた、前世日本人の記憶を持つ精霊の愛し子エリューシアは領地へ戻る。
此処から先はゲームシナリオも攻略本もない、全く未知の未来。とは言え何が待ち受けていようと乗り越えるだ
けの事。
それぞれ歩む道は異なって行くけれど、それでもなお隣に居る事を選んでくれた人が居る。
これは姉推し一択だったエリューシアの……断罪回避後編とも言うべきお話し。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※『悪役令嬢の妹様』の後のお話となっています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※リアル時間が少々慌ただしく、隙を見計らっての創作、投稿となる為、不定期且つ、まったりになる可能性が高いですし、何の予告もなく更新が止まったりする事もあります。どうかお許しください。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ぐるぐる~なドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:23:55
147855文字
会話率:30%
乙女ゲーム【夜の神と暁の契り】は、存在しないヒロイン死亡エンドを迎えた。――筈だった。
敬愛する祖母に育てられた鈴來《れいら》は、交通事故にあい目を開けると、乙女ゲームのヒロインであるレラとなっていた。
シナリオ通りに【皇立アウローラ魔法学
院】に通うことになり、いざ尋常に! と登校したレラ。しかし、ライバルである悪役令嬢も愛を育むはずの攻略対象者達も何やらゲームとは様子が違っていた。そして、何故かお助けキャラの筈の第二皇子に壁ドンされる羽目になる。
目指すは勿論、ハッピーエンド。しかし鈴來は、乙女ゲームをクリアする前だったために、あまり知識に自信がなかった。
よく分からないが悪役令嬢が何故かやる気に満ちているので、鈴來は全てそちらにお任せすることにした。私は魔法を極めているので、必要だったら呼んでくれ! と。
人生エンジョイ勢の転生ヒロインと彼女に振り回されまくる第二皇子と全てを守りたい転生悪役令嬢がそれぞれに信じた道を行くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 09:25:22
119625文字
会話率:61%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:09:55
2035927文字
会話率:52%
小説家になろうで15年間に書いた詩の集大成となる詩集です。
キーワード:
最終更新:2025-07-15 14:37:38
103472文字
会話率:2%
詩集Grave of poetryシリーズの系譜でありながら同時にそれらを完全に破壊するプロジェクトです。タイトルは日本語に訳すと死期という意味のドイツ語です。
最終更新:2025-07-15 06:55:04
18744文字
会話率:0%
お墓です。僕の詩のお墓です。
最終更新:2025-07-11 17:00:08
314537文字
会話率:0%
とある夜会の会場でリネット・ロレンスが体を滅多刺しにされて殺されていた。
凶器である短剣を持ってその部屋に居たのは公爵令嬢であるクリスティア・ランポール。
犯人によって濡れ衣を着せられたクリスティアは敬愛なる灰色の脳細胞を働かせるためにこの
事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:48:27
1145289文字
会話率:39%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 00:00:00
656923文字
会話率:33%
先代皇帝と共に国を救ったかつての英雄ルシウス・コルヴィナスは引退し身分を隠して地方伯爵の“庭師”として十六年平穏に生きていた。生まれた時から見守っていた愛する伯爵令嬢が十六歳で成人し、婚約者である王太子がこれからは彼女の守護者になるだろうと
庭師を辞したルシウスは、旅先で敬愛する伯爵夫妻と、伯爵令嬢が無実の罪で断罪され嬲り殺しにされたことを知り怒りを燃やす。一方聖女と結婚すべき、レイチェルと婚約破棄した王太子は自分の腹心や自分が関わる事業が次々と何者かに「潰されて」いくことに気付き、騎士団長に捜査を命じる。騎士団長は姿を消したかつての英雄が関わっていることに気付き、絶望した。どうあっても王太子は殺される、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 18:39:52
134374文字
会話率:42%
メイド×王子の超身分差婚”100%実現不可能”な恋愛に”成婚率100%”の天才婚活カウンセラーが挑む新章。
没落寸前の悪役令嬢というシナリオを知謀と戦略で回避した
天才婚活カウンセラーの転生者、セレーナ・フォレスター。
かつて貴族社会の
婚姻を知略で操り、「婚活の魔術師」とまで称された彼女だったが、その才覚を、自らの復讐に用いたことを悔い静かに表舞台を去った——。
もう、二度と婚活に関わらない。
その才能を頑なに封印していた彼女の前に届いた、一通の依頼。
送り主は、セレーナを敬愛し、自身も妹のように愛した“かつてのメイド”アリサだった。
そして彼女の相手は、なんと王国第三王子。
叶うはずのない恋。
越えられないはずの身分差。
——だが、セレーナはその依頼に手を伸ばす。
「この恋が叶うなんて、世界の誰一人信じない。
だから私が——確実に”成婚”へ導いてみせる」
成婚率100%、不可能を可能にする“元”婚活カウンセラーの再起動。
愛と覚悟の逆転婚活譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 23:43:27
37082文字
会話率:29%
【え?わたしの文通相手は同僚のステキなお姉さまだったのでは…⁉】
王宮侍女ロアナは思いがけない断罪にみまわれようとしていた。
彼女がつくった菓子が原因で、美貌の第五王子が害されたと騒ぎ立てる王子の母。
だがロアナには、顔も知らない王子に
自分の菓子が渡った理由がわからない。
けれども、敬愛する主には迷惑がかけられず、処罰を受けいれるしかない。
そんな彼女を救ったのは、面識のないはずの美貌の王子様で…?
お菓子づくりが趣味の平凡な侍女と、小悪魔系王子、無自覚系ツンデレ王子、寡黙ぼんやり系王子、三人の甘党王子様たちのラブコメです。
※他サイトさんにも投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 07:26:39
132280文字
会話率:20%
神族、悪魔族、人族、そして魔族が覇を競いあう世界。
世界最強の大魔人グラディウスは、「約束の地」を実現するため今日も進み続ける。
魔王国の大魔王として君臨する彼の手腕により、魔人の国は他種族からも看過できない大国へと変貌を遂げていく。
そ
んな時代。
今日も魔王城では、大魔王を敬愛しすぎた臣下達の悪戦苦闘の日々が続く。
未熟な自分を自覚する彼ら彼女ら、しかし大魔王様へのラブは誰にも負けない。
大魔王様の横に並び立つ日を目指し、今日も魔王国のために危険に身を置き任務に没頭してその身を削り、七転八倒を続ける愛すべき魔人たち。
世界最強の大魔王とその仲間達による覇道コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 00:20:00
196625文字
会話率:20%
かつて英雄に憧れ、裏切られ、奪われ、復讐にとりつかれた果てに、ひとつの国を血に沈めた。そして「血塗れ夜王」は、敬愛する師匠によってその生を終えた。
しかし、滅びたはずの魂は再び生れ落ちる――すべての記憶を抱えたままに。
新たな名と姿で
この世界に生を受けた彼は、前世の記憶と力、罪業を背負い、少年として新たな人生を歩み始める。
その先あるのは贖いか、それともさらなる血の罪か。二度目の命に意味はあるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 11:48:10
140743文字
会話率:40%
『追放された公爵令嬢ですが、現代知識(チート)で辺境を開拓したら、もふもふ神獣とエルフの王子と竜人族の騎士団長に溺愛されて最強国家の聖女になりました~今更戻ってこいと言われてももう遅いです!~』
公爵令嬢アナスタシアは、聖女に心奪われた
王太子から、身に覚えのない罪で婚約を破棄され、人すら住まない最果ての辺境に追放されてしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされた彼女――しかし、その身には現代日本で生きた記憶と、それに基づく圧倒的な知識という秘密があった!
農業、産業、衛生、経済。アナスタシアは前世の知識を駆使し、不毛の地をまたたく間に豊かで平和な楽園へと変貌させていく。
そんな彼女の元に集うのは、心を閉ざした伝説のもふもふ神獣、人間を見下していたはずの美しきエルフの王子、そして無骨で屈強な竜人族の騎士団長。彼らはアナスタシアの比類なき才能と、誰にも分け隔てないその人柄に惹かれ、いつしか彼女を深く敬愛し、守り抜くことを誓う。
一方、アナスタシアを追放した王国は衰退の一途を辿り、今更になって彼女に助けを求めてくるが――。
「もう、手遅れです」
理不尽に全てを奪われた令嬢による、痛快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!
「その『なろう小説』の解剖、始めましょうか」
これは、二人の女子大生による、ありふれたウェブ小説を巡る知的遊戯。あるいは、代理戦争。
「追放令嬢の“現代知識無双”は、本当にただのサクセスストーリー?」
「イケメン異種族との“逆ハーレム”は、純粋な愛の物語?」
「お決まりの“ザマァ”展開に、あなたが熱狂する本当の理由は?」
新自由主義、残酷なオプティミズム、統治性――小難しい理屈を武器に、あなたの愛する「物語」を徹底的に切り刻んでいく。
そのナイフが暴き出すのは、物語に隠された現代社会の絶望か。それとも、フィクションに縋らなければ生きていけない、私たちの痛々しい魂か。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-08 18:55:11
21205文字
会話率:51%
アリアはフェルディア王国の王宮付きメイド。
ミカエル王太子殿下と、その婚約者である公爵令嬢・エレナを心から慕っている。しかし、エレナはとある嘘の嫌疑をかけられ断罪されてしまう。
何度ループしても、エレナの死→殿下が闇落ちして王政崩壊、とい
う悲劇的な最後を迎えてしまう二人。
今度こそ、今度こそお二人には幸せになってもらいたい!
敬愛するエレナと殿下の『推しカプ』の愛を成就させるため、ループ5回目の今回も奮闘するアリア。
ところが、5回目の今回だけはどうにも展開が違う。
闇落ちルートを回避したいだけなのに、なぜか宰相のセドリックに目をつけられた挙げ句溺愛されてしまって…!?
違うんです、私はお二人の仲を見守って平和に暮らしたいだけなのに!!
※R15はお守り程度です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:21:26
86679文字
会話率:34%
「お前との婚約を破棄する!」
卒業パーティの当日、侯爵令嬢のイザベラは、身に覚えのない罪で婚約者である第二王子から一方的に婚約破棄を突きつけられる。
それだけではない。何をしても追い出され、無残な死を迎えるこの一日が、何度も繰り返されている
のだ。
11回目の今日、彼女はただ、生き残るために足掻くことを決意する。
だが、この一日をループしているのは、彼女だけではなかった。
ただ一人の女性の愛を得るため、全てを懸けて時間を巻き戻す、千年に一人の天才魔法使いアルベール。
敬愛する王太子の暗殺を阻止するため、幾度となく絶望を味わう、近衛騎士ダミアン。
同じ一日を繰り返し、互いの存在に気づかぬまま、それぞれの目的のために必死に足掻く三人の「敗者」たち。
婚約破棄を覆すための知略が、叶わぬ恋のための魔法が、そして主君を守るための剣が、意図せずして交差し、やがて一つの奇跡を紡ぎ出す交響曲(シンフォニー)となる。
繰り返される卒業パーティーの果てに、彼らを待つものとは──。
これは、三人の孤独な魂が奏でる、一夜限りの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 23:23:23
19052文字
会話率:13%
私が、保管するの、ただの辺鄙なものがたり
そこに愛はなく、侮蔑もなく、敬愛も侮辱も恋心も嫉妬もない。
ただ、貴殿らに伝えられるのは生きるということだけだ。
君たちにはどう見えた?
何が見えた?
わたしの言いたいことは分かるかね?
伝わらない
よ、知る由もないよ。
だって、君たちは「 」なんだろ?
救いたいから救うのか?
自己の保身のために人を救うのか?
でも、……死ぬのは少し怖いかもな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:22:49
3273文字
会話率:18%
ある日男は、カフェの常連である令嬢が婚約破棄されたと聞いた。落ち込んているかと思って励まそうとすれば、むしろ嫌な相手と連れ添わなくて良くなったことに喜んでいる始末。「まぁ、せっかく婚約破棄したんなら次はいい人と幸せになれよ」と軽口を叩くと
、「ならあなたが結婚してよ」とまさかの提案をされ……。
昔から好意を寄せていた令嬢と、好意はあるもののただの敬愛だと言い張る恋に無自覚な男が、婚約破棄をきっかけに結ばれる……、かもしれない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 00:32:34
4854文字
会話率:57%
「君は最強の魔法使いになれる」
敬愛する師匠がそう言った。実際はもっと遠回しで小難しくてよくわからない婉曲な表現をしていたからそんな事は言っていなかったような気がしないでもないが多分そう言っていたと思うので俺はその言葉を信じて魔術の道へと
進んだ。
そんなわけで意気揚々と魔術を習うも基礎を理解できずあわや落単の危機。
何故だか俺はバカグループとつるむようになっていた。
高貴な血が流れる朕に決してそのような事があってはならない。しかし、今の身分はただの平民。平民ならば平民らしく落ちこぼれても仕方ない。穴だらけの理論武装を全身に纏い今日も今日とて退廃的な日常を過ごす。
能力不足という現実から目を逸らし、退廃的な日常を過ごしていると努力というものが億劫に思えて……
これは俺が最強の魔法使いになる物語。多分。知らんけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 01:48:02
25786文字
会話率:28%