「スカーレット!貴様を国外追放の刑に処す!」
卒業パーティーとは名ばかりの断罪の場。
スカーレットは婚約者のエドウィンにそう告げれ、あっさり
「わかりました」
と、頷いた。だが、何故かエドウィンの恋人であるはずのアイシャが待ったをかけて──
「アイシャ、お前を国外追放の刑に処する」
断罪は、想像もしない結末を辿る。
転生要素はない、悪役令嬢ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:00:00
4942文字
会話率:47%
依頼人は呉服問屋・山城屋のおかみのおふじ。彼女はある人物に強請られていた。強請の種はおふじの火遊び(不倫)である。
強請っているのは坊主で、しかも高僧と名高い静謫(じょうたく)上人という人物に強請られているという。
こんな奴が名高い高
僧の訳がない、絶対に贋物だから強請り坊主を懲らしめるためにこっちも贋物の静謫上人を、と依頼してきた。
雪之丞たち贋物屋はこの依頼を受けることにするが、さてそこで問題が起こる。誰が贋坊主に化けるのかという問題が。
舞台上の坊主役となればカツラで済まされもしようが、実際に成りすますとなれば別である。つまり、誰かが実際に頭を丸めなければならないということなのだ。醜い押し付け合いが始まるところであったが、ひょんなことからその贋坊主役として近所に住む放蕩坊主が名乗りを上げた。
この放蕩坊主、名を静寛と言い、喧嘩はする酒は飲むというとんでもない坊主だったが、試しに贋坊主の衣装を着せてみれば中々に堂に入っている。それもそのはずで彼こそが本物の静謫上人その人であった。
自分のニセモノが現れてハバを利かせていると知っても特に何をするわけでもなく冷笑を持って傍観していたのだが、それが脅迫まがいのことまでしているとあっては放置しておけないというわけだ。
とにもかくにも、その贋物ぶりに気を強くした山城屋のおふじはさっそくこちらこそが本物と連れ歩いた。
強請り坊主の方は大慌てとなったが、相手もまた自分と同じく贋物であると気づく。強請り坊主は寺社方の役人に手を回し、静謫上人の本物比べを画策。
さて、本物比べの当日。後見役の雪之丞と助三(変装済み)が付き添った。だが、その日は埒が明かず結論は次回に持ち越された。
帰り道、静寛が曲者に襲われるもこれを撃退する。静寛は、用心棒についていた助三と雪之丞の出番がないほどの腕の冴えで、助三と雪之丞が訝しむ。ここで初めて静寛が本物の静謫上人であることを二人が知る。それならばそれでやりようがある、と雪之丞たちは悪だくみを始める。
そして、再び開かれた本物比べの席上に座頭の惣右衛門が立派な武士の姿にて乱入。静謫上人は元々が武家の出で、その生家である旗本の用人が首実検しに来たという仕掛けである。正体がバレて観念した強請り坊主は這う這うの体で江戸を逃げていったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:57:56
28385文字
会話率:35%
光の灯らない闇夜の道を進んでいた少年は、白く輝く星を見つけた。
家族である必要性の無くなった一人ぼっちの孤独な家に、記憶喪失の女の子を住まわせることにした和々切時【おわぎりとき】は、彼女の驚異的な知能の高さへの興味と一人の寂しさを埋める
為に、己に出来る最大限の施しを与えた。
しかし自分と違って小学校に通えず、同年代の友達を作れず、人というよりはペットのような扱いをしていることに悩まされることになる。
やがて齢六歳にして恋を知る少年は、この不幸な少女をどうすれば幸せに出来るのだろうか?
「私は……わたしは、時くんのこと離したくありません。けれど……きっと人は、頑張ることでしか生きていけないのでしょう。何かに耐えて、何かをやり過ごし、何かを押し付ける。その不幸と幸福の奪い合い押し付け合いを、頑張るという言葉で循環させているはずです」
淑女に言わせた言葉はなんとも重い。惚れた女には自分から切り出していけ!
環境なんて関係ない。お前の本音で救い出せ!
終と始シリーズ【3】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:16:31
26367文字
会話率:44%
世界は謎の海面上昇による地球存続の危機が原因で科学と宗教に勢力がに分かれ、お互いがお互いの’’正義’’の押し付け合いの戦争が勃発した。
そんな中、体内に精霊<ギュメイ>を飼う主人公は幼くして魔術師に誘拐され、そこで育ち、ついには魔術師となり
戦争に参加する。しかし、本当の目的はただ一つ、初恋の幼馴染との再会だけだった。
そして、同時に科学サイドには幼馴染の影が……
主人公とヒロイン、科学と宗教、互いの思いが交錯する魔法あり機械あり、涙もあるかもしれない、そんなバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 17:00:00
17429文字
会話率:23%
10名の令嬢で3年もの間、争われてーーいや、押し付け合ってきた王太子妃の座。
ここバラン王国では、とある理由によって王太子妃のなり手がいなかった。
いよいよ決定しなければならないタイムリミットが訪れ、公爵令嬢のアイリーンは父親の爵位が一番
高い自分が犠牲になるべきだと覚悟を決めた。
しかし、仲間意識の芽生えから、アイリーンに押し付けるのが心苦しくなった令嬢たちが「だったら自分が王太子妃に」と主張し始め、なぜか今度は取り合う事態に。
そんな中、急に現れたピンク髪の男爵令嬢ユリア。
ユリアが「じゃあ私がなります」と言い出して……?
ストレスフリーな短編なので、さらっと読んでいただければ嬉しいです。
もちろん、ダ◯ョウ倶楽部さんのあの伝統芸から思い付いた話です。
アルファポリス様に投稿しているものを読み切りの短編に修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:02:08
12816文字
会話率:35%
「レティシア、獣国の王へお前を嫁がせる。我が国との国交がより良いものとなるよう、勤めを果たせ」
「……は?」
他に豊穣の聖女が現れたという理由で王太子に婚約破棄、国を追い出されたレティシアは、野蛮で残忍と言われる獅子王のいる獣国へと足を
踏み入れた。
嫁入りのために獅子王に謁見すると、困惑の末にこんな言葉をかけられた。
「余には妻がいる。勝手に来られても困る」
その上で「国に帰してやる」と同情までされ、レティシアはあんな王子のいる国には帰りたくない! とひどく絶望する。
帰還まで獣国でのんびりするがいいと小さなもふもふ護衛騎士をつけられ、噂とは真逆の過ごしやすい獣国に心地よさを感じ始めた頃だった。
「豊穣の聖女はいらない。獣国で好きにしてくれ」
「獣国は今の実りで満足している。豊穣の聖女はそちらへ返す」
なんだか押し付け合い、厄介者のような立場になっていて……?
私をないがしろにするバカ王子のいる国には帰りたくないけれど、人の善すぎる獅子王に「帰りたくない」とわがままも言えない。
どうしたら獣国に残れるの、私を貰ってくれませんか騎士様……。
そんな願いを小さなもふもふ騎士に冗談で言ったつもりが、気づけば思わぬ展開に発展していて――!
可愛いレッサーパンダ騎士とのハッピーエンドストーリーです。
※氷雨そらさま主催「モフモフヒーロー企画」参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:30:30
10105文字
会話率:44%
10歳の時に両親と妹を一度に事故で亡くし、親戚中での押し付け合いの末、叔母夫婦に引き取られた主人公。
暴力、暴言、実子との差別は当たり前。従姉妹からの執拗な嫌がらせの末暴行されそうになり逃げだした先は異世界。
冒険者でもなく、成り上がり人生
でもなく、シンデレラストーリーでもなく、望んだものは『平凡で愛ある人生』。
なのに"生きていくため"に身についた能力が新たな世界での"平凡"の邪魔をする――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 22:41:33
179484文字
会話率:25%
高1の夏、黒瀬鈴は熱中症で倒れ、息を引き取ったが、何の因果か再び生を受けた。前世の空っぽな人生に憤った鈴は、今世こそ充実した人生を送るためのルールを決める。そして、この世界には、前世で憧れた冒険者の職業が存在すると知り、2度目の人生を冒険者
になるために費やしていく。そんな冒険者を目指す少女と少女を寵妃にしようと画策する王子たちの意思の張り合いもとい、意志の押し付け合いをする話。
※設定は深く考えていません。
※どうやって終わらせるかも具体的に決めているわけではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:00:00
3455文字
会話率:6%
錬金術の突出したティリエ王国にハウゼン伯爵家の次女生まれたフィーネは家族の中で一人だけ魔力を持たない。
そのため兄姉妹ばかりでなく、父母からも軽んじられてきた。家の恥と、社交もさせてもらえず、父の仕事の手伝いをする毎日。
そんなある日フィー
ネは体調を崩し寝込みがちになる。
最初のうちは家族も親の関心を引きたいだけ、仕事をさぼりたいだけだと思っていた。
しかし、とうとうベッドから起き上がれなくなり、医者に診てもらうことになったのだが、時すでに遅く「余命半年」と告げられる。
一方実家は父親の投資の失敗により、ハウゼン家は多額の借金を背負ってしまう。父母は長女ミュゲに辺境に住む大金持ちで醜い変人魔導士と婚約してほしいと頼むが、ミュゲは嫌がり三女マギーと押し付け合いになる。
結局ミュゲは兄と一計を測り、余命いくばくもないフィーネを自分の身代わりに仕立て辺境伯領へ送ってしまう。
その後フィーネは復讐に燃えると思いきや、思ったより魔導士はよい人で?
フィーネののんびりスローライフが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 12:00:00
99862文字
会話率:42%
人格を持った概念、それが主人公。精霊のようなもので、今日も異次元空間で同類と殺し合う。
最終更新:2023-01-01 13:34:22
2584文字
会話率:28%
お前が俺のこと好きだったら
お前見てると胸、痛い
お前の隣には俺が立ちたい
なんて思ってた時期が俺に
もあったなぁ...
『恋とは、理想の押し付け合いである。
その理想が崩れたとき思いが散る。』
『しかし理想と現実の違い...
互いを認め合ったとき、思いは実るのである』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 22:16:53
5031文字
会話率:39%
責任と信用の押し付け合いは、みんなでやっていることだからね。
最終更新:2021-05-17 00:50:12
718文字
会話率:0%
ある日突然前世の記憶を思い出した、乙女ゲームの悪役令嬢、アナベル・ブラウン。
推し(ヒロイン)と推し(攻略対象)の幸せを間近で見れると喜んでいたアナベルだったが、なんとヒロインのリリアも転生者!
しかも自身の恋愛そっちのけの、アナベル最
推しガチ勢だった!?
悪役令嬢とヒロインによる、攻略対象の押し付け合い(愛ゆえに)が今、始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 20:00:00
12021文字
会話率:26%
ある日、僕の元に怪し気な招待状が送られてきた。怪しいと思うなら普通行かない。でも、どうしてか行かなくてはいけない気がして、僕は迎えに来た車に乗った。
そこで始まったのはデスゲーム。「名前当てゲーム」で罪を押し付け合い、「ギャンブルの塔」で人
間の汚い本性を見せつけ合った。
次の会場に集まったのは12人。無機質な部屋に椅子が丸く並べられている。開けろと言われた封筒に入っていたのはタロットのようなカード。これから始まるのは―――人狼ゲームだ。
*この作品は選択肢によって物語の流れが変わる作品です。
*「ナスタチウムの決意」「それぞれのマリーゴールド」「オダマキは救えない」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 17:00:00
47590文字
会話率:68%
ハイツは7歳頃に両親に捨てられた。親族は誰も自分を引き取ろうとしはしなかった
理由は明白で瞳が不気味なほど黒かったからである。遺伝と言ったら両親と同じような色なはずだが自分にはひとつも両親のソレとは全くの別物があった。両親は金髪、俺は黒髪。
両親は目が緑…だったと思う。だが自分は黒、おまけに食べるものも違っていた。親族たちの押し付け合いが苦しくなり町へ出た。
いく当てもなく歩く。歩く。ぶつかる。そして視界が徐々に黒くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 19:00:00
202文字
会話率:0%
千堂勇悟には幼稚園の頃から高校までずっと一緒に過ごしてきた双子の姉妹がいる。
ご近所どころか家が向かい同士であるために、何かとイベントがあれば行動を共にしてきた。
姉の名前は一宮結衣、妹の名前は一宮愛依――そんな二人とは高校生になっても変わ
らぬ日々を過ごすと思っていたのだが……。
結衣からは妹は勇悟のことが好きと伝えられ、愛依からは姉は勇悟のことが好きと伝えられ……姉妹同士の押し付け合いならぬ『押し付け愛』に巻き込まれることになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 23:13:11
3568文字
会話率:44%
――ある日、何の前触れもなくクラス全員の財布が盗まれた。
「管理はどうなってんだよ!」「お前が盗んだんじゃねぇのか!?」「そういうテメェはどうなんだ!」
怒号が飛び交い、お互いがお互い疑心暗鬼に陥る教室。
学力が全てであり、イジ
メの横行する淀んだ進学校で起きた大胆な盗難事件はやがて、杜撰な管理の責任の押し付け合い、苛烈な犯人探し、容疑者に対する陰湿なイジメに発展していく。
誰が? どうやって? なぜ目立つにも関わらずクラス全員のサイフを盗んだのか?
財布の管理に携わった木戸は自身の大切な人の為に、表沙汰になるタイムリミット二日の間に犯人を捜し、一人財布の奪還を試みるのだが――それはこのクラスの誰がための破滅/救済への第一歩であった。
――――――――――――――――――――
全23話完結済み。一時間くらいで読める読切り学園ミステリーです。
十代の頃にライトノベル研究所で別名義で書いた、文庫一冊分の長編処女作品です。
Why done it?(なぜそんなことをしたのか?)という動機に重点を置いた青春ハードボイルドとも、青春ミステリーとも、青春サスペンスともつかぬお話。
中身はなろうの主流からことごとく外れており、ひたすらシリアスです。コメディ要素ゼロ。ヘイト多め。形はミステリですが個人的にはハードボイルドの亜種だと思っています。
またもう一つ投降している拙作「宿屋の倅」とは180度方向性が異なりますので、あちらの様な話を期待された方はきついかもしれません。
それでも読んで頂ける方がいれば、暇潰しでも構いませんのでどうか宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 19:05:22
85969文字
会話率:28%
1996年、少年の失踪事件が発生した。
失踪した少年は市井勇騎。
問題のある生徒であったが、不良という訳ではなく、公私ともに失踪に至る動機も見つからず、
かといって事件、事故に巻き込まれたという可能性すら疑わしい特殊な生徒だった。
警察の懸
命な捜査もむなしく、やがて捜査は下火になり、彼の事を誰もが忘れていった。
そして2016年、少年が行方不明になったと目される近辺で一人の少年が保護された。
その容姿、その発言。それは20年前に失踪した市井勇騎とうり二つだった。
20年の失踪の自覚のない彼に警察は疑いながらも事情を説明した。
君がいなくなって20年なっていると、
普通なら絶望や状況を理解できなくてもおかしくはない、だがそれまで反応の乏しかった少年は目を爛々と輝かせ、質問を続けた、それは身内の事でも、自分のこれからの不安でもなく、世界が今どうなっているのかと。特殊な生徒だ。そう記録にある意味をその場の誰もが理解した。
そんな市井勇騎は常識外のこの状況を知るために、門外漢である警察の手を離れ、ある家を訪れていた。そこは都市伝説研究所、通称トケン。
彼はそこで彼のような『特殊な事情』に対応できる知識と経験を持った所長の烈火たちに任されることになった。烈火の監視下で、日常生活を始める勇騎。
だが、持ち前のトラブルメーカーをいかんなく発揮、高校復帰初日に学校一の問題児とトラブルを起こす。そして敷かれた市井勇騎に対する厳戒令。
そうして勇騎の手元に渡ったのは呪いのお守り。14日間持ち続けると持ち主に不幸が訪れる。
それを回避するためにそれを誰にも知られずに渡す事。
当然勇騎はそれを意にも介さず、トケンのメンバーのきららを借りて期限直前に犯人を探し出す。
呪いは偽物、人の悪意を見て安心するためにだけに巻かれた悪意。
だが、勇騎はこの時感じていた、自分と同族、明らかに人ととして大切な物をいとも簡単に『捨てた』存在を、
一旦の終幕を迎えた呪いのお守り事件。しかしその1週間後、事態は思わぬ展開を迎えた。
今までの呪いのお守りの押し付け合いを記録した映像が出回り、そして本当に呪いとしか説明がつかない事態が発生してしまった。
紛い物ばかりの状況に本物が紛れ込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 18:00:00
107317文字
会話率:56%
相馬夕梨(ユーリ)はいつの間にか異世界の地を踏んでいた。隣には同じ日本出身の青年、神崎晴夏(ハルカ)。剣と魔法とたくさんのファンタジーが溢れる世界。
呼ばれたのは、どちらか。
「あの、間違いなく勇者的な王道を歩まれているのは晴夏さんで
すし」
「いや、これはラブストーリーだって騎士とかいるし。相馬さんの幸せを俺は力強く祈ってる」
譲り合い、押し付け合いつつ同盟者たちは逞しく今日を生きる。
その中で出会った、騎士ではなくある捻くれた魔法使いとの、ユーリの恋のお話。
「あなたのために此処に来たのだと、わたしはいつか胸を張ってあなたに言いたい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 21:38:29
4370文字
会話率:57%
魔王様の悩みの種は後継者がいないこと。マッドサイエンティストな長女、剣術馬鹿な長男、覆面作家な末娘。三人はそろいもそろって「王になりたくない」と押し付け合いをしていた。そんなある日、宿敵(と向こうに勝手に思われている)聖教国から勇者が差し向
けられるという噂が立って……? なんちゃって異世界で繰り広げられるすちゃらかファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-11 15:14:22
35213文字
会話率:48%