リドギア王国魔術師団長だった私バーベナは、「この戦いが終わったら、話したいことがあります」と、最年少で魔術師団に入団した部下のギルに言われた。
だがその戦いで私は亡くなった。
ヴァルハラから追い返されて再びリドギア王国に生まれ変わった私は
、今度は貴族令嬢オーレリア・バーベナ・チルトンとして暮らしていた。
そして戦争の英雄として魔術伯爵になったギルとの縁談が持ち上がる。
一度も会わないまま結婚したその夜に、ギルは言った。「貴女を愛する気はない」と。
これは、白い結婚を終わらせようと頑張って空回り続ける夫と、そんな夫によってヴァルハラへの未練を断ち切ることにした妻の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
333008文字
会話率:40%
魔術師団長だった私バーベナは、「この戦いが終わったら、話したいことがあります」と、最年少で魔術師団に入団した部下のギルに言われた。
だがその戦いで私は亡くなった。
前世と同じ国に生まれ変わった私は、今度は貴族令嬢になっていた。
そして戦争
の英雄として魔術伯爵になったギルとの縁談が持ち上がる。
一度も会わないまま結婚したその夜に、ギルは言った。「貴女を愛する気はない」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:25:01
6317文字
会話率:44%
戦争終結の和平の条件として決まった、グラジオ王国第二王子アランとロベリア王国の姫バーベナとの結婚。しかし王子が失踪してしまい、顔が似ているだけでアランの身代わりに抜擢されてしまった平民アリシア。男装で乗り切れるわけがないと頭を抱えるが、嫁
いできた姫も女装した美男であることがわかり––––?
結婚に反対する戦争支持派による王子暗殺計画が仕組まれる中、協力関係を築くことになったアリシアと身代わり姫のキリヤ。「和平のための仲良し作戦」と称してちょっかいを出してくるキリヤに、うぶなアリシアは翻弄されつつも、彼の本質に触れるたび、だんだんと惹かれていく。
両国の平和を守るため、巻き込まれ型男装ヒロインと美貌の女装ヒーローは、無事結婚式を終えられるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 22:26:41
100559文字
会話率:48%
【犯人が見たバーベナは何色だったのか?】
春から秋まで咲き続けるバーベナ。桜の花びらのような可憐な姿。ケルト人はバーベナに呪術の力を見出していた。魔力の意味も持つこの花は、キリストが処刑されたゴルゴダの丘にも咲いたという。バーベナの花の色
によって、その意味も変わってくる。白は祈り、赤は団結、ピンクは家族の愛、そして、紫は同情と後悔。犯人が見たバーベナは何色だったのか?
同じ部活の同級生から無視されはじめた花井隆太郎。イジメっ子の中心人物、拝島和也は一之瀬正治のこともイジメていた。ある日、体育の時間に花井の弁当が誰かに食べられていた。その様子を密かに撮影した一之瀬。お弁当を食べた犯人は拝島だった。
一之瀬は、被害者の花井・担任の谷垣にこの動画を送った。
その夜、この動画が編集加工されテロップ付きで、ネットに公開された。
拝島は朝方に、自宅アパートから飛び降りた。命に別状はなかったが、
その後拝島は行方不明に。
イジメられる側には原因はない。そこにあるのは、イジメる側の不条理な理屈。
ただ、この不条理な理屈にもし向き合えるだけのものがあるかもしれない。
筆者のイジメられ体験をもとに、イジメる側の何か、得体のしれないその動機
のようなものを見つめた物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 17:56:08
14256文字
会話率:46%
10歳の誕生日に突然覚醒した悪役令嬢バーベナが、大好物のBLスチル集めに奔走しながらヒロインたちと友情を育むお話です。
最終更新:2023-08-18 01:12:18
82971文字
会話率:40%
使用人の俺を大切な家族として扱ってくださったご主人様は、皇太子に処刑されてしまった。国は皇太子の正当性を主張するために、彼女を悪女に仕立て上げ、歴史書に書き、子どもに教育した。そんなの、許せるわけがない。やり直してみせる。やり直して、救いた
い。この想いが叶わなくても構わないから。
そんな少年目線で進んでいく、悲恋ものです。異世界ファンタジー要素が含まれます。あと、やり直し要素もありますし、ちょっとした残酷描写も…。誹謗中傷は受け付けてません。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 20:18:02
1687文字
会話率:32%
これはテスト小説です作成開始2021/09/02
最終更新:2023-01-01 00:00:00
281文字
会話率:0%
伯爵令嬢バーベナは、困り果てていた。彼女は悪事の果てに処刑され、死んだはずだった。しかし彼女は、こうして生きている。一年の時をさかのぼって。彼女は処刑を免れるために、様々な努力を重ねてきた。しかしそれも空しく、彼女は何度も何度も死んでは戻
りを繰り返していたのだ。
「わたくし、もう死にたくはないの。けれど、どうしていいか分からない」そう言って、バーベナは執事のミシェルに全てを打ち明けた。とても優秀な執事である彼は、彼女の話を聞いてにっこりと笑った。
「お嬢様、私にお任せください。必ずや、お嬢様を破滅からお救いします」
そうしてミシェルの指示のもと、バーベナは行動を開始する。彼女が想像もしなかったその行動の果てに、彼女は救われる。あまりにも、予想外の方法で。
(全四話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 12:25:31
16422文字
会話率:48%
ある日、森エルフの白き族長アビゲイルは昔の夢を見た。
「まがいもの」と呼ばれていた時代の夢だった。
アビゲイルは現在の幸せを噛みしめながら、お肉を頬張る。
しかし、自らと同じように「まがいもの」と呼ばれるそれに思いを馳せるのだった。
柴野
いずみ先生主催の『スパイス祭り』参加作品として書いてみました。
レモンバーベナというハーブを取り上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 11:40:52
2602文字
会話率:50%
突如異世界に召喚された女子高校生、純。
しかし彼女は勇者でも聖女でもなくただの一般人だった。
罪を背負わされ処刑も同然の森に捨てられた純は決意する。
「一発絶対殴ってやる。」
物語のカギを握るのは小さな神秘の花“バーベナ”。
現実と向
き合い、苦しくも前を向き幸せをつかもうとする少女の物語。
注:乙女ゲーム要素は後半から入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 22:00:00
32467文字
会話率:13%
お聞きになりますか?
私が知っている、彼の話を……
それは今から100年ほど前……
最終更新:2020-12-11 22:18:01
20260文字
会話率:35%
私は臆病な自分を変えると父に誓い、とあるホテルに来た私を待っていたのはデスゲーム。第1回戦「リアル人狼ゲーム」になんとか勝ち残り、第2回戦「双六鬼ごっこ」では他参加者の協力によって2位になった。第3回戦「魔女裁判」ではなにが待っているのか…
。私は生き残り、家へと帰ることが出来るのだろうか
*この作品は選んだ選択肢によって物語の流れが変わる作品です。
*この作品は「ナスタチウムの決意」「それぞれのマリーゴールド」「オダマキは救えない」「バーベナなんていらない」「トルコキキョウを枯らさないで」の続編です。
[!]前作「トルコキキョウを枯らさないで」と登場人物が全て同じです。今までのゲームについてが主な話しになります。未読でもお分かりいただけると思いますが、未読の方は人間関係が形成される「トルコキキョウを枯らさないで」だけでもお読みいただくことを推奨いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 17:00:00
54823文字
会話率:72%
小高い山の上にひっそりと、でも妙に堂々と建つホテル。その風貌を見たとき、嫌な予感がした。それでも、引き帰すわけにはいかなかった。なにが待っていようとも私は臆病な自分を変えると父に誓い、ここに来たのだ。今更引き帰すわけにはいかない。だから私は
、このホテルへ足を踏み入れてしまった。
集められた12人によって始まったのは「リアル人狼ゲーム」。混乱する私を他所に他の11人は初夜の処刑人物の話し合いを始める。どうやらここを出るにはいくつかのゲームをクリアする必要があるらしい。
ひとりの活躍により村人側の勝利とはなったけれど、生き残ったのは3人。次のゲーム会場へは別々に案内された。小さな真っ白い部屋にはゲーム機がある。これから始まるのは「双六鬼ごっこ」。果たして私は生き残ることが出来るだろうか
*この作品は選んだ選択肢によって物語の流れが変わる作品です。
*この作品は「ナスタチウムの決意」「それぞれのマリーゴールド」「オダマキは救えない」「バーベナなんていらない」の続編です。
*前作「バーベナなんていらない」ではこのデスゲームの運営について少し触れました。キャラクターは一新され、主人公も変わりますので未読でもお分かりいただけると思いますが、未読の方は是非読んでみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 17:00:00
27760文字
会話率:65%
ある日、僕の元に怪し気な招待状が送られてきた。怪しいと思うなら普通行かない。でも、どうしてか行かなくてはいけない気がして、僕は迎えに来た車に乗った。
そこで始まったのはデスゲーム。「名前当てゲーム」で罪を押し付け合い、「ギャンブルの塔」で人
間の汚い本性を見せつけ合った。
次の会場に集まったのは12人。無機質な部屋に椅子が丸く並べられている。開けろと言われた封筒に入っていたのはタロットのようなカード。これから始まるのは―――人狼ゲームだ。
*この作品は選択肢によって物語の流れが変わる作品です。
*「ナスタチウムの決意」「それぞれのマリーゴールド」「オダマキは救えない」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 17:00:00
47590文字
会話率:68%
吹奏楽部員の紀村冬花は、訳も分からぬまま異世界転移を果たしてしまいました。しかし彼女には見知らぬ世界ですぐに適応するほど大人ではありませんでした。
そんな中で生まれ持った力として、神官として選ばれるも心のどこかでは「この力というのは、異
世界転移あるあるのヤツだ」とあまり乗り気ではありません。
裏切り、友情、感性、すべてを通して彼女が成長していく物語です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 01:19:30
2593文字
会話率:14%
古来より人々は天災を恐れていた。故に人は、少女とにっこりさんを契約させ、力を手に入れさせ、魔女と言う形で自らを防護した。しかしながら魔女の中には捻くれ者も多い。そんな魔女を討伐する、無口な少女の話。
にっこりさん書第二弾。
最終更新:2018-11-28 07:10:06
21259文字
会話率:62%