ここは誰も知らない秘密の喫茶店
東京のとある一角。
高層ビルが立ち並ぶこの街に緑で囲まれた不思議な喫茶店がある。
店主と看板狐が迎えるこの喫茶店に毎日客がふらふらと訪れる。
狭い路地を抜け、狐に誘われたかのように店を訪れる客には、一人一人
にそれぞれの思いがある。
店主の出すドリンクはその日によって異なり、客は皆その店主とドリンクに自分の思いを募らせる。
客が店を出る頃に店主が一言。
「またのご来店をお待ちしております」
ここは誰も知らない不思議な喫茶店。
この物語は、そんな店に記録された一冊の来店手帖に隠された、記憶の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 12:00:00
5339文字
会話率:47%
目を覚ましたら、私は見知らぬ森にいたーー。
果たしてここはどこなのか、何故ここにいるのか。
謎に満ちたこの森からの脱出を目指す彼女の前に、更なる謎が降りかかる。
「全てを知ってしまったら最後、この森に囚われ続けることになる」
これは
、ほんの少しだけ今日がありがたく、明日が待ち遠しくなる、昨日のお話。
※エタらないよう踏ん張ります。
※筆者運営のブログ「ワタリドリの手帖」と同時並行で連載予定(URL: wataridley.com)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 21:14:42
449723文字
会話率:43%
此処は後宮、華やかでありながら陰謀や妬み、また、"この世のものでは無いもの"が渦巻く閉鎖空間。
これは、そんな後宮で上級妃でありながら、隠れながら『霊媒』をするある妃の話。
最終更新:2024-06-11 20:02:24
2614文字
会話率:54%
かな文字に関するあれやこれやを綴った手帖のようなもの。
不定期更新です。
この作品は下記サイトにも掲載しています。
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/419395541/517835
098折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 20:00:00
15061文字
会話率:5%
舞台は古都の花街、知る人ぞ知る古き良き茶屋「やなぎ荘」。重ねた歳の分だけ貫禄を纏いつつある男、「東山純一」は、ここでひとりの舞妓、「四つ葉」と出会う。大阪の現代的な街並みに生きてきた彼だったが、この瞬間、彼女の雅さ、淑やかさに魅了され、と
うとう花街の世界にはまり込んでしまう。様々な舞妓や芸妓と語らう中で、四つ葉が他にない魅力を秘めていることに気づくと、いつしか彼女との対話を夜毎に愉しむようになった。しかし、四つ葉には誰にも言えぬ「暗い秘密」があった――
時を同じくして。喫茶店やおしゃれなものが大好きな女子大学生、「深草杏」は、ある日、祇園のスタジオで舞妓体験をし、舞妓というものにすっかりときめいてしまった。浮かれながらの帰り道、ひょんなことで、ホンモノの舞妓――四つ葉と出会う。いくらか喋った後、何やら手書きの本を手渡された。それは、舞妓の芸を細かくまとめた手帖であった。それ以来、杏は自室でその技術を独学する。
純一と杏、そして四つ葉の物語が、花街の茶屋で交差する。彼らの抱える過去、秘密、そして運命の行方やいかに。
【第4・5回 京都文学賞に応募していた作品です。一話1500〜2500字程度】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 14:00:00
54580文字
会話率:33%
琥太郎の周囲では、いつも誰かが不幸に見舞われる。
自分が原因だと自覚している琥太郎は、いつからか他人と関わることを諦めていた。
そんなある日、立ち寄ったコンビニのイケメン店員は琥太郎にこんなことを言う。
――キミ、霊感無いでしょ。
霊感ゼロのぼっちヤンキー×胡散臭さ全開イケメンのバディ系ホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 17:32:44
27754文字
会話率:43%
フィリパはレースを編む。誰かの為に。
©2022 弓良 十矢
※本文中の編み図は著者オリジナルのものです。無断転載、無断での商用利用はご遠慮ください。
最終更新:2023-02-21 13:12:03
89043文字
会話率:48%
今、私の主人であるサヴァラン公爵令息が、王女であるロデ・ブランシュ姫から婚約破棄をされています。
婚約破棄&追放物です(婚約破棄された少年の、従者視点)
ケーキバース設定を使用しています。
実際にはしてませんが、捕食もありの設定なので苦
手な方はご注意下さい。
気になる方は、こちら↓をご覧下さい。
ピクシブ百科 ケーキバースとは:http://dic.pixiv.net/a/ケーキバース折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 21:36:35
2760文字
会話率:39%
連載小説でございます。今後、落語を元にしたものを執筆してゆきます。どうぞ、よしなに。
キーワード:
最終更新:2022-03-26 13:39:43
3008文字
会話率:57%
「現代詩手帖」10月号の佳作に選ばれた作品です。
※2021年8月の作品です。
この作品は他のサイトにも投稿しています。
最終更新:2022-01-19 11:04:33
217文字
会話率:5%
織田信照のif戦記
織田の天下統一を推し進める。
最終更新:2021-12-25 00:00:00
76225文字
会話率:58%
舞台は中央アジアをモデルにした架空の世界。薬の行商をする少女ルチカ(18)と弟のフィロ(12)。
土笛を吹くと、薬草を急成長させることができる能力がある姉、ルチカ(18)と寄生吸血植物の宿主にされた弟のフィロ(12)。二人は薬の行商、薬売り
として、国から国へと旅を続けている。
さまざまな困難を乗り越え、無医村の村に薬を届けにいく姉弟の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 15:39:04
102657文字
会話率:55%
舞台は中央アジアをモデルにした架空の世界。薬の行商をする少女ルチカ(18)と弟のフィロ(12)。
土笛を吹くと、薬草を急成長させることができる能力がある姉、ルチカ(18)と吸血植物に取憑かれた弟のフィロ(12)。二人は薬の行商、薬売りとして
、国から国へと旅を続けている。
さまざまな困難を乗り越え、無医村の村に薬を届けにいく姉弟の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 22:48:10
14401文字
会話率:43%
これは幼い頃の私と友人との思い出である。
キーワード:
最終更新:2021-06-24 02:16:31
3251文字
会話率:2%
誰が読むこともない道端に打ち捨てられ風化の始まった手記のようなもの
キーワード:
最終更新:2021-06-21 00:48:35
721文字
会話率:0%
四木市 所在地のはっきりしないこの町で『吸血鬼』に血を吸われて殺されたとみられる女性の遺体がみつかった。
第2.第3の殺人が起こる中(名?)探偵笛吹(うずしき)とその助手内海 裕菜は吸血鬼の殺人を解決することは出来るのか!?(1章 吸血鬼の
殺人)
毎週土曜日更新予定です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 23:54:38
10771文字
会話率:63%
彼は言う「俺は探偵ではないよ」と。
桜嘉高校の図書準備室には「図書室の奇人」と呼ばれる高校生探偵がいるという噂があった。
ある事故によって夢を失った夏目剣志は、自分に起きた事故の真相を突き止めるために一抹の不安を抱えながら図書準備室を訪
れる。
古びたドアを抜けた先には、左頬に絆創膏を貼った赤髪の高校生がいた。
空想の街「桜嘉町」の桜嘉高校を舞台にした、学園ライトミステリー……だと思っているゆるい小説でございます。
皆様も、ゆるくお付き合いいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 16:37:15
102160文字
会話率:39%
最近ここのエッセイのジャンルでドストエフスキーに関する投稿が増えているような気がしたので、私も何か書いてみようと思い立ちました。
以前『現代詩手帖』誌に載ったあるひとの論考への言及のほうがメインになってしまい、あまりドストエフスキーそのひ
とに触れることができなかった感じなのですが、ドストエフスキーを巡っては「ポリフォニー」という(私自身は好きではないのですが)重要な専門用語があって、問題の論考はその用語に対して鋭い問題提起を行っているように思えましたので、皆様にも図書館かどこかでコピーか何かを請求して、読んでもらいたいなと思っています。
とはいえ本文冒頭にも書きましたが、もう時代が変わってしまっているのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 23:24:41
4387文字
会話率:0%
短編とも言えないような文字数だけれどもそのまま捨ててしまうには惜しい、感受性の欠片のような言の葉を集めました。
それっぽいこと言ったけど要はだいたいツイッターで書いた百四十字小説置き場です。
キーワード:
最終更新:2020-03-19 03:31:20
3764文字
会話率:8%
異世界に呼ばれ、色々あった末に「魔法紡ぎ」のお仕事を始めたエマ。生活のあれこれ保証付き、1年程度で帰ることも出来るが、気に入ったら永住も可。開き直って異世界生活楽しもうと思ったけど、「魔法紡ぎの女王」を巡るあれこれに巻き込まれていく。それは
やがて、国の未来、エマの過去にも結びついていき…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 07:00:00
861071文字
会話率:34%
異界の住人達を相手とする、客士と呼ばれる者達の物語。
《あらすじ》
明治期に文化の街として発展した菅原市。
この街の大学に通う太一はふとしたきっかけから、人ではないものによる怪異"異界騒ぎ"に対処するための組織「客士院
」の一員となる。
戸惑いながらも「客士院」の一員として様々な出来事と遭遇していきその顛末を記していく太一。
やがて彼は『真統記』と呼ばれる禁書に関わる事件に巻き込まれていく。
《登場人物》
・太一(おおのはじめ)
大学生の身でありながら物書きにも勤しんでいる兼業(?)作家で、少し呪術などに関する心得を持っている。
日々の大半を執筆活動と材料集めの時間に費やしているが、社交的でないというわけではなく、 人並みの愛嬌も持ちあわせている。
今は没落して見る影もないが、彼の家はかつて歴史ある名家であったという。
・天野幸彦(あまのゆきひこ)
菅原市の大学で非常勤講師をしている男。
人を教える立場にあるが、少々卑屈な言動や振る舞いを見せる。
非常勤講師というのは表の顔で、裏では客士院に属しており「異界騒ぎ」と呼ばれる怪異を解決に導く任にあたっている。
ちなみに彼がこの裏稼業をしているのはそこそこ"実入り"がいいためであるらしい。
・望月詠子(もちづきよみこ)
北宮神社で祭宮を務めている女性。
また、客士の一人でもあり一癖ある客士達のまとめ役となっている。
普段は淑やかで品のある女性だが、人を手玉に取ろうとする癖があり、 しばしば天野や周囲の人間を困惑させている。
・弓納小梅(ゆみのうこうめ)
神代に滅びたとされる民の末裔で、客士の一人。
市内にある高校に通っているが、元は田舎の町の出身であり、菅原市へは中学進学に合わせてやって来た。現在は祖母の知り合いである小泉の家に下宿している。
普段は大人しく読書を好む少女だが、それに反して活発な一面もあり、 身体能力に関しては客士院の中でも一番高い。
・たまき
太の前に度々姿を現す少女。
容姿の割には大人と話しているのかと思ってしまうような落ち着いたしゃべり方だが、その目的や真意は謎に包まれている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 09:00:00
382880文字
会話率:64%
高名な僧侶さんの、法話を元にしたものです。
勝手にアレンジを加えました。
そのまま載せると長いし法律的に問題があるだろうということと、ごく一部の人はこの話で楽を得られるんじゃないかな、と感じましたので。
もちろん自分が、ふっと楽になっ
たからです。
※原本は、『1日5分、朝の「般若心経」写経手帖』
著 元結不動 密蔵院住職 名取芳彦
書 三玉香玲
(敬省略)になります。
「元の話と全然違うじゃないか!」と感じられた貴方。申しわけありません。
そして著者様。重ねてお詫び申し上げます。
久賀は、そういう人間です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 08:13:41
1212文字
会話率:8%