王太子妃の侍女をしているリドリアは、21歳。両親を亡くして以降、将来伯爵位を継ぐ弟を育てるためにいまだ未婚で、婚約相手もいない。
リドリア的には未婚でもなんら問題ないが、世間の目は冷たい。
肩身の狭い日々を暮らしていたリドリアのところに
ある日恋文が。
つい喜んで約束の場所に行ったものの、それはリドリアに敵意を持つ王女の侍女たちのいたずらだった。
公衆の面前で恥をかかされるところを救ったのは、アレックスという侯爵の息子。
彼も結婚について悩んでおり、リドリアに「偽装結婚」をもちかけたのだけど……。
※全部で12万字ほどの長編です。カクヨムでも同タイトルで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 04:03:22
29037文字
会話率:41%
死か断筆か、それが問題だ。
これは|懺悔《ざんげ》か、恋文か、道標か、遺言か。
あるいはただ書き散らしただけの駄文なのか。
展開も解釈も、二転三転するだろう。
私にとってそうであるように、君にとってもそうなるだろう。
この
|筆者《わたし》の七転八倒、|九度《くたび》起きればこともなし。
生きる意味なんて分からないし、書かない理由も思いつかない。
ただ、確かなことがひとつだけ。
生きることは、楽しすぎてしょうがない。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:00:00
353273文字
会話率:5%
時は明治。湖城財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう さくらこ)は、ある晩、五島新伍(ごしま しんご)と名乗る書生の青年と出会った。新伍の言動に反発する桜子だったが、飄々とした雰囲気を身にまとう新伍に、いとも簡単に論破されてしまう。
翌日
、桜子のもとに縁談話が持ち上がった。父から言い渡された縁談相手は、3人の候補者だった。
3人の中から婚約者を決めなくてはと、思い悩む桜子のもとに、差出人不明の手紙が届く。
恋文とも脅迫状とも受け取れる、その手紙の解決のために湖城家に呼ばれた男こそ、あの晩、桜子が出会った謎の書生、新伍だった。
桜子の婚約者選びと手紙の解決のために、候補者たちと交流を重ねる二人だったが、ついに、候補者の一人が命を落とし………
桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約はどうなるのかーーー?
財閥令嬢、桜子さんと書生探偵が、事件に挑む。
《基本的に平日に週2回くらいのペースで投稿予定》
※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。
※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:37:49
230478文字
会話率:47%
鎌倉のとあるラブレター代筆屋「恋文堂」。店主の玉梓文子は今日ものほほんと来客のラブレターを代筆していた。
そして文子はラブレターを書くことで多くの恋を成就させていくのだったーー。
語り部「在原良平」の視点で進む必ず恋愛成就させるラブレター
代筆屋の日常を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-11 15:27:27
4058文字
会話率:45%
侯爵令嬢セレーナの愛猫ソマリのルシェは、飼い主に溺愛されながら幸せな日々を送っていた。
そんなある日のこと。ルシェは、セレーナが社交界デビューをした夜会で恋に落ちてしまったことを知る。しかもそのお相手は、王太子フィリベルトだった!
『ボク
がこの目で、実際に確かめに行こう』
そう決意したルシェは、いつの間にかセレーナの恋路を応援するべく、二人の手紙を口にくわえて運ぶようになっていた。
ルシェの力を借りて、秘密の文通を続ける二人。
だがある日、視察に出たはずのフィリベルトが行方不明になってしまう――!
フィリベルトの愛猫で、ルシェの友達でもあるチンチラシルバーのビアンカの頼みで、フィリベルトを探すことになるのだが……。
はたしてルシェは、フィリベルトを探し出すことができるのか!?
そしてルシェの飼い主である、セレーナの恋の行方は――!?
猫好きモフモフ好きに贈る、最高にカワイイ動物たちの日常と奮闘の様子を、とくとご堪能あれ!
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 21:22:05
128305文字
会話率:45%
もうすぐクリスマス~♪
なんか? いいクリスマスソングないかな???
体の芯から寒いな~ ぽかぽかな食べ物が食べたい!笑
やっほーーーーー!!!
キーワード:
最終更新:2024-12-13 19:10:15
1177文字
会話率:8%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2017-10-25 12:08:19
867文字
会話率:20%
奈良時代の話。藤原式家の嫡男・藤原広嗣《ふじわらのひろつぐ》の正妻となった女。結婚して数年後、夫の広嗣は謀反の罪で処刑され、寡婦となった。その約二十年後、女の元へ広嗣が遺した歌が届けられる。
最終更新:2024-12-07 17:21:28
12634文字
会話率:63%
記憶をなくし、ある屋敷の一室に閉じ込められた令嬢のもとに届いた手紙には、彼女を愛しむ言葉が羅列されていた。しかし同じ文面の手紙を、この屋敷の主人も持っていた。そして彼は彼女に告げる。「はじめまして、俺の婚約者――」/手紙の謎を解くうちに、ふ
たりの関係も明らかに!ハッピーエンドの異世界風恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 17:01:07
12086文字
会話率:24%
クロエ・イーシュ男爵令嬢は目立たないタイプだが、淑女だという一定の評価を得ていた。クロエは貴族学校にて、四日にわたって一通ずつの恋文をもらった。差出人が誰かはわからず、署名は四通とも『君を愛する者』になっていた。クロエにはその四通の手紙が、
それぞれ視点や立場に異なるものがあるように思えた。署名は同じでも、別人からの手紙なのか? 四通目の恋文で、『告白の大樹』に呼び出される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 07:33:01
5194文字
会話率:43%
祖母が亡くなり遺品整理をしていた所、大事にしまってある手紙の束を見つけた。
それは10年前に亡くなった祖父から祖母への想いの詰まった恋文だった…
最終更新:2024-12-02 20:23:51
953文字
会話率:7%
ある男の妻が、彼と心中した愛人からの手紙を受け取った。
それは男と妻にとって特別な「山」と「湖」で綴られた恋文であった。
「山」「湖」そして「ボート」。
この三つの言葉が紡ぐ人生の話。
最終更新:2024-11-16 15:39:45
398文字
会話率:23%
セオドール王太子殿下から、とんでもないお手紙を頂きました。
◇◇◇
ディア ルーナ
毎日暑い日が続いているが、体調を崩してはいないだろうか。
私は寝ても覚めても貴女のことばかりを考えている。
貴女のその白い肌に■■■■■、1つになり
たい。貴女の■■■■■■■■■■、貴女の■■■■■■。
◇◇◇
内容は酷いものですが、確かにこれは今まで何度も目にした丁寧で美しい殿下の文字です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 22:19:18
5975文字
会話率:41%
舞台女優アスティの夫セレントには秘密の愛人がいる。
若き国王ソラリウスと忠実な副官セレントの恋文をみつけたアスティは、セレントを問い詰めるが……
最終更新:2024-10-07 16:14:40
6689文字
会話率:29%
思いついたから書きました
ラブレターっていいよね
キーワード:
最終更新:2024-10-01 12:49:11
526文字
会話率:0%
帝国として名を馳せた軍事国家の若き幹部兼尋問官であるマキアは1人の捕虜の尋問を任せられる。
その捕虜は先月の奇襲を成功させた、若き天才幹部候補であった。捕虜番号S2となった見目麗しい幹部候補を、マキアは'手懐ける'という方法で情報を引き出そ
うとする。
捕虜の一切の管理は尋問官に一任されるシステム下でマキアとS2の関係は深くなっていく。最初は捕虜として向き合っていたマキアだったが、次第にS2に対して、名前の無い感情を抱き始めるー。
名門一家で育った、愛に飢えているマキアは敵国捕虜を通じて、名前の無い感情に名前を付ける話。
※残酷な価値観や描写が含まれるので15歳以上推奨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 01:33:15
30376文字
会話率:25%
「読んでみてくれ」
初めてのラブレターを手渡した俺は意中の友人、藤野栞梨の返事を待つ。
「居川くん居川くん」ドキドキと返事を待つ俺に、いつもの調子で彼女はこう言った。
「えとね、誤字が多いから、もう1回チェックして、書き直した方がいいん
じゃないかなーって」
返ってきたのは恋文の返事じゃなくて、誤字脱字のご指摘。
なぜ? と疑問を抱きつつ、俺はもう一度ラブレターを書くことにするのだが……。
※本作は、カクヨム掲載の紫陽花様の同作をご依頼により代理投稿させていただきました。
なお、感想をいただきました場合、作者本人が返信を行う予定となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 21:01:30
8544文字
会話率:46%
小さい頃、互いに結婚を約束する程に仲が良かった二人。
ただ、現実は非情である……
主人公のボクが愛するキミに贈る恋文によって物語が進んでいくショートショート作品です!!
最終更新:2024-09-09 20:00:00
961文字
会話率:5%
いつもいつも会うたびに伯爵令嬢である私、フローレンスに絡んでくる侯爵令嬢のキャロライン様。そのそばには隣国の帝国騎士大会で優勝した最強の仮面騎士がいつも一緒だった。
なぜか行く先々でキャロライン様に出会い絡まれる日々を過ごしていたある日
、一通の恋文が届いた。
「貴方のことを思うと夜も寝られない」「今この瞬間も貴女を思っています」「願わくば貴女を独占する栄誉を頂きたい」等々熱烈な内容。
とりあえず「失礼ですが、どこかでお会いしたことがありますか?」と返事を返すと、次は写真同封の手紙が返ってきた。
ん!?すっごく見覚えがある顔というか仮面というか。ちょっと待って、この方キャロライン様の近衛騎士じゃない!!いつもあなたの仕える令嬢と言いあっている私を見て、いったいどこを好きになるんだい??
とりあえずお断りの連絡をしたら、キャロライン様と近衛騎士が押しかけてきて「彼をこんな状態にさせたんだから、責任を取りなさい!」と言われましても・・・。
無自覚人たらしな伯爵令嬢とツンデレ侯爵令嬢と激重感情を心の中で沸々と煮込んで混ぜている無口な仮面近衛騎士がそれぞれの過去と向き合いながら前に進んでいくお話です。
※完結まで予約投稿済みです。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:00:00
79002文字
会話率:31%
亡き夫の遺品を整理していて出て来た菓子箱。
その中に入っていた封書。
その封書は何なのか……。
最終更新:2024-08-09 19:35:09
18371文字
会話率:34%
『手取り合う 雨降る夜の 四阿(あずまや)か』
俺は交通事故をきっかけに記憶喪失になった。
退院後、自室の机の引き出しを開けると一枚の便箋が出てくる。
そこにはある女性に向けられた懸想文と呼ばれる恋文が入っていた。
そして、過去の自分の
想いを受け取った俺はその懸想文を幼馴染の彼女――芹那に渡そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 17:38:00
4095文字
会話率:39%