赤石悠人は、常に疑問に思っていた。
「聡助~、今日も格好いいよ~、大好きだよ~」
「はいはい、お前はいつもそれだな」
「ちょっ……あんた! 今しおりんの胸見たでしょ!?」
「みっ……見てる訳ねぇだろ! 何でお前は毎回毎回殴ってくんだよ!」
どうして自分たちと大して能力に差がない男が様々な艶麗な女性たちから好意を寄せられるのだろう、と。
赤石悠人は、その理由を探りたい。
これは、五人の女子学生から好意を寄せられ、常にハーレムを展開しているラブコメの主人公と、そんなラブコメの主人公を批判的に見つめる、特筆するべきところもない、端役でしかない男子学生の話。
合理主義を標榜する男子学生が様々な境遇の人間と相対し、学び、自嘲し、苦しみ、自身と見つめ合い、少しずつ成長していく物語。
※主人公は誰しもをクリティカルに見るので、性格は悪いです。ラブコメは基本的に王道に沿っていきます。
ラブコメと文学的な要素の組み合わせで、ライト文芸的(なつもり)です。
純文学の美点とラブコメの美点のハイブリッド作品(のつもり)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:00:00
1820593文字
会話率:60%
我がロレリッタ公爵家のお嬢様は豚である。
それはもう、まん丸に肥えた豚でいらっしゃる。
「お嬢様! 何を怠けていらっしゃるのですか! 脂肪の塊に休息などありませんよ!」
「う、うう、うるっさいわね! だまってなさい! セバスチャン!
」
「私の名前はカコリスでございます! ミートボール様!」
「わたしのなまえはリーザローズよ!! このウスノロ!!」
まん丸の身体で庭を駆ける幼い公爵令嬢は名をリーザローズ・ロレリッタという。その横で新聞を丸めて作ったメガホンを片手に野次、あるいは罵倒を浴びせるのは、専属執事のカコリス──の中に入った転生者、永松秀久である。
幼い頃から飢えに苦しみ、周囲から虐げられ、最後には魔王討伐のため、聖女リーザローズの肉壁として死んでいったカコリス。女神の慈悲により人生のやり直しを提案された彼が、こんな世界を生きたくはないと泣いたから、永松秀久はカコリスと人生を交換することにした。
性格は悪いが面倒見はいいロクデナシ転生執事と、甘やかされた我儘公爵令嬢が、なんやかんやでくっつく話。
(ついでに『永松秀久』になったカコリスが、なんかハーレム主人公になって平和に暮らす話)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:48:26
428642文字
会話率:39%
テンプレ満載なざまぁのお話。主人公は元悪役令嬢。
清々しいほど自分ファーストな主人公、性格は悪い。
でも結果的に彼女の行動で幸せになる人もいた。
そんな御都合主義のお話です。ラストも無理矢理ハッピーエンドにした御都合主義加減です。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 03:54:16
4103文字
会話率:48%
南洋の小国ニコバレンの日本人街で探偵業を営むマヨネーズの異名を持つ少女、一円万代。
その名はよく金額と間違われる。
そして性格は悪い。
そんな万代には他人に伝えていない澁瀧澤万代というもうひとつの名前があった。
シブタキグループ
という日本の巨大企業グループの令嬢である。
ある日万代は失踪人の調査中に空からサカナと人間が降ってくる奇怪な現象を体験する。
それがこの事件の始まりだった。
このニコバレンには外国人向けの貴族領がありその中は国内法が通じぬ治外法権の土地であった。
そのひとつがグラマン館という日本の迫水家が伯爵として君臨する屋敷である。
その迫水家の長女である彗から万代は恵という少女のボディガードを請け負うことになる。
恵は迫水家四兄弟の末娘で莫大な遺産を譲られることから誰かに命を狙われていたのであった……。
●ミステリー風味ではありますが、これは青春ハードボイルド小説となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 18:00:00
118526文字
会話率:33%
『ギフト』という特殊な力を持つエリザベス。
彼女は親が居らず街を彷徨う兄『英雄』と妹『聖女』を養うことにした。
そこへ腕の立つ冒険者ライリーがやってきた。彼の頭には『勇者』という文字が見えた。
そんな彼らのお話。
完結まで予約投
稿済みです。
全四話、一日二回投稿です。
あらすじ書いたけど消えました。400文字程度ですが心折れました。短くてごめんなさい。日を改めて書き直すつもりです。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 18:00:00
18732文字
会話率:61%
タイトルにもありますが、ヒロインの性格は悪いです。
主人公とヒロインのダブル視点で展開していきますが、ヒロイン視点が多めです。ご了承ください。
最終更新:2021-01-18 21:07:07
8502文字
会話率:37%
その女子は生きるのが上手い。
フィクション世界で蹴落とされがちな、だけど現実世界にはよくいる、「そこそこな可愛さで、性格は悪いけど世渡り上手な女子」だ。
そんな女子が人生を謳歌していく、その裏側を覗いていこうと思う。
最終更新:2019-06-28 09:55:14
468文字
会話率:28%
*この作品はTwitterで開催された『#クリスマスイベント企画』参加作品です。
14人のWEB作家が集い、同一のプロットのもとクリスマスを楽しむ物語を描こうという試みのもと始まった企画になります。
どうぞTwitterにて『#クリスマス合
同企画』『#クリスマス企画イベント』と検索してみてください。
本作は連載中である長編『鏡の国のバカ』の番外編となりますが、本編を知らなくてもまったく問題はありません。
~あらすじ~
株式会社HRAに勤めている中村ナオコ(25)は突然屋上にミニスカサンタ姿で放りだされる。冬空の下で寒さに震える彼女だったが、顔はいいが性格は悪い上司兼相棒の山田はあいかわらず冷たいし、会社のCEOであるマルコはなぜか車として登場。
彼らは任務『クリスマス・ラン・アウェイ作戦』を実行するために12月24日の夜空へと飛びたつ。はたして彼らに幸せなクリスマスは訪れるのか? というよりもナオコは寒さに耐えきり、理不尽な上司たちの要求に応えることができるのか?
*ギャグです
*本編の時系列とは関係ありません
*キャラクターが崩壊しています
*ナオコが可哀そうです
*山田がただのアホです
*マルコが車です
*マルコが車です
*マルコが車です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 21:00:00
10474文字
会話率:49%
私立中学に通う片桐天音はある日事故で命を落としてしまった。
しかし、そんな彼の不幸を気の毒に思った神様が転生させてくれて……次目覚めたとき氷の美少女になってました。
*主人公の性格は悪いので胸糞悪くなるかもしれません
最終更新:2018-05-27 22:41:27
106202文字
会話率:47%
レインは後に最強の魔術師と言われる男である。彼には幼なじみの女の子クレア=フォントネルがいた。その貴族令嬢のクレアにレインは恋をしていた。
ただクレアは普通の貴族令嬢ではなかった。性格は悪いし、言葉も悪い、暴力も振るう。ツンデレ?ツンツン
?貴族だった。
「それでも俺はクレアが好きなんだ」
これはレインが最強の魔術師として世界中に名を轟かすようになるまでの成長の物語。果たしてレインとクレアの恋の行方は!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 00:12:09
115431文字
会話率:54%
縁談を嫌い家を飛び出した男爵令嬢が駆け込んだ先は、ある商人の屋敷だった。その美貌と実力は一流、なのに性格は悪い最強商人が持ちかけた話は隣国の内偵。男爵家の財政難だとか、王家からのご褒美だとか、縁談の先送りだとか、色んなものを解決すべく、あ
るいは狙うべくその話を受ける。しかしうっかりしていた。そう、魔法が使えない。――知識はあるのに。
「……正確には、歌えないの。私」
俺様最強商人と、庶民派男爵令嬢が夫婦らしい演技をしながら隣国の秘密に迫り、ドタバタしながら距離を詰めていくなんちゃって北欧恋愛ファンタジー!※2017/08/14:改題:最近の目標=とにかく書き上げる/自サイト転載の可能性あり/R15、残酷描写は念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 18:00:00
45686文字
会話率:45%
性格が良いとか悪いとか人によって違うのだから、調子が出るとき出ないときあるのだから、私の性格は悪いんだー性格の悪さをわかってないだけなんだーって自己嫌悪する必要はないかなってね。
キーワード:
最終更新:2017-09-23 00:19:27
577文字
会話率:0%
醜い顔に、まるまると太った醜い身体。学校ではいじめにあい、親には見捨てられ、絶望した少女は、学校の屋上から飛び降りた。そのとき願ったのは、男を惑わし、跪ずかせるほどの美しい容姿と、どんな人でも思うがままに動かせる力。そして、少女は気がつくと
ーーー。これは、異世界でサキュバスに転生した少女が、魔王達とイチャイチャする物語……ではなく、サキュバスに転生した少女が、自分の従者や魔王たちを手玉にとる話である。
※主人公の性格は悪いです。苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 09:00:00
6582文字
会話率:18%
人の手によって、世界は滅びてしまった。
再生された世界の片隅で、少女は世界を記録する。少年は世界を考察する。
新しく命が生まれるまでの、ほんのひととき。
最終更新:2015-06-05 20:00:00
1961文字
会話率:63%
「良いから黙って私の言うことを聞きなさい。」
晩年に生まれ、両親に非常に甘やかされて育ったお姫さま。当然のようにわがままで性格は悪い。しかも、彼女は大人になっても何も変わらないままだった。これは、そんなどうしようもない女の子のおとぎ話になる
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 16:29:34
1079文字
会話率:0%
記憶持ち少女が、とある書店の前で偶然出会ったのは、ヒロインの面影の無い、自称ヒロインでした。すいません、私はどうすればいいのでしょうか?
最終更新:2015-03-17 23:09:39
4165文字
会話率:41%
葛葉港はトラックに轢かれて死んだと思ったらどっかの国のお姫様の中に入っていた。しかもこの国を納めている王家が酷すぎて使用人や民には凄い嫌われてるわ王が金に汚いわ王女の性格は悪いわで国は消滅寸前。しかも俺の魂を姫様の中に入れた神(小)が「この
国を救ってくれたらもとの世界で生き返らせてやる」と無茶なことを頼んできた。もとの世界に復活するため、美少女姫(中身俺)で街を自腹で直したり、盗賊倒したり、奴隷商人〆て奴隷解放したり、魔物倒したり、他の国と交渉したり、お妃候補として呼ばれたり!?眼球愛好執事に八百屋の娘(獣人)、謎の怪盗に訳アリ黒魔術師、ロリコン疑惑の鍛冶屋と鳥人のロリ鍛冶見習い。十人十色すぎる人達ばかりのやつらに囲まれて無事に帰ることはできるのか・・・?信じられるのは元剣道部の自分と剣一本!乗り移る前の姫様の性悪のせいで最初から国の人に嫌われすぎてハードモードだけど信頼を取りもどそうと思います(泣)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-26 06:10:24
1575文字
会話率:35%