定年で退職した男は
かつて野球少年だった。
引っ越しの荷物で思い出の品物を手にして思い出す過去の片鱗
大切な思い出の行き着く先は・・・
最終更新:2025-01-13 00:09:19
9575文字
会話率:29%
今年の春に東京の大学を卒業し、東京を離れる次郎。東京での生活を振り返りながら、実家に帰省しようとする。
最終更新:2024-12-16 20:00:00
2041文字
会話率:39%
ミュージシャンになる、という夢を抱いて都会へ出てから10年。夢に見切りをつけて故郷へ帰って来た。懐かしい我が家には埃が積もり、年月の流れを感じたのだった。掃除をして、様々な思い出の品を見つけ、この家から再スタートを切る決心をする。そして都会
暮らしをしていた自分を思い出すと、奇妙な事実に行きつくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 20:44:49
7519文字
会話率:10%
古着屋で一着のジャケットを購入した。不思議なことに、そのポケットから幼馴染との思い出の品が現れる。思い立ち、久々に幼馴染の史斗へ連絡をするが――。
最終更新:2024-07-24 20:46:00
4604文字
会話率:30%
高校二年生の友郎《ともろう》は、通学中に出会った他校の愛那《まな》に密かに思いを寄せていた。なんとか彼女と関係を持ちたい友郎は、「名前を書いた人と必ずデートができるが、その後お互いの記憶が消えてしまう」という不思議なチケットに出会う。チケ
ットには、「他言の禁止」と「写真や記録に残すことの禁止」という掟があった。友郎はこのチケットを使って愛那をデートに誘うことに成功し、週末にデートを楽しむが、翌日彼女に関しての一切の記憶が消えてしまう。
数日後、今度は愛那からデートに誘われる。モテない友郎は見知らぬ可愛い女の子を目の前に大喜びをする。週末、ランチと映画を楽しむ中で、二人は親密な関係を築いていく。 その夜、友人である憂樹の家に偶然遊びに行くことになり、そこで友郎は憂樹の部屋から愛那との思い出の品々を発見するーー。
親友が隠した過去、彼女が秘めた想い、交差する記憶の糸を紡いだ先には一体何が……?
記憶を操る不思議なチケットが織りなす、愛と友情の新感覚ラブストーリー。10代の頃、誰もが経験するあの甘酸っぱい感覚が蘇るーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:00:00
91656文字
会話率:46%
十年前、僕ら四人組は誰が見ても仲良しなグループだ。
何をするにも一緒で誰一人欠けることなんてない。
これからもずっとそれが続いていくと思っていた。
でも現実は甘くなかった、家庭の事情で引っ越すことが決まった一人の為に僕らは思い出の品を入れた
タイムカプセルを埋めることにした。
十年後、再び再会するために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:13:20
2593文字
会話率:20%
映画研究会の後輩にして交際相手である女子大生に、自室に飾っている駆逐艦三日月のプラモデルの来歴を尋ねられた男子大学生。
少年時代の思い出の品だった駆逐艦三日月は、やがて大学生カップルの鎹となっていくのだった…
(※ 本作品は、第5回「小説家
になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 06:29:21
1000文字
会話率:40%
迷宮はとっても危険。いつだって傍には死と灰が仲良く隣り合わせに寄り添ってくれる。
仲間は死ぬし、殺される。
大枚はたいて買った装備は失くすし奪られる。
思い出の品も家宝だって落っことすこともある。
そんな所で、そんなことに遭って、
一人で逃げて帰って来たって別にいいさ。命があるだけ儲けもんだろ?
でも、それでも失くしたモノを諦めきれないなら【回収屋】に頼むといい。
屍肉漁り、腐肉喰らいのスカベンジャー。嫌われ者で口が悪い彼は「ハゲタカ」と呼ばれている。
彼は君の替わりに迷宮に潜り、君が過ぎ去った後と悔いの道で、残して失くしてしまったモノを取り戻してくれる……かもね?
※
遺跡と迷宮によって冒険者たちが集い栄える島で、夢と野望に燃える若者たちを尻目に、彼らの死体と遺品で食いつなぐ【回収屋】の青年「ハゲタカ」。
スカベンジャーを蔑むのならそうすればいい。卑しく汚らしいと忌み嫌うのは正しいことだ。
でも、何か取り戻したいものがあるというのなら。
失いたくないものがあるというのなら。
死と灰に埋もれる中で、ハゲタカの羽根は寄り添ってくれるだろう。
これは、自らの失ったモノを取り戻すために飛んでいた、愚かで無力、臆病でちょっとだけ優しい、ハゲタカの翼がもげるまでの物語。
※
基本、一日一エピソードずつ更新していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 08:00:00
163934文字
会話率:44%
ある日、段ボールに入れていた子供の頃の思い出の品を片付けていると、くたくたのボロボロになったくまのぬいぐるみが出てきた。
そのぬいぐるみは私が子供の頃に「くま吉」と名付けて可愛がっていたぬいぐるみだった。
でも、結構痛みがひどくて。私はその
ぬいぐるみをごみ袋に入れた。
するとその日の夜、捨てたはずのくま吉が夢の中に出てきて────…
こちらの作品は「冬童話2023」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 11:00:00
2100文字
会話率:57%
ぬいぐるみは、作られたときに自分だけの魂を得ます。
大掃除などに取り掛かるこの時期に、捨てなくてはいけない思い出の品々に感謝の気持ちを込めましょう。
最終更新:2022-12-28 11:09:22
1037文字
会話率:33%
電化製品の修理を頼まれる時計屋の元に持ち込まれたのは、古いだけのラジカセ。価値はないが、思い出の品だというラジカセを預かった日から異変は始まった。
【2022年夏のホラー企画参加作品】
最終更新:2022-07-30 19:53:26
5922文字
会話率:29%
中学を卒業し、この春から東京の高校に通う事になっている大原勇気は、引っ越しの為に荷物をまとめていた。押し入れを整理していると小さな赤色のオルゴールが出てきた。それは勇気にとって忘れられない初恋の思い出の品だった。
六歳の夏休み、祖母の家の近
所にある海で出会った同い年の女の子、岸田さやかに貰った物。
当時の事を思い出して懐かしくなり、思い出の海に行ってみる事にした。
その海で岸田さやかと名乗る女の子と出会う。勇気は、あまりにも偶然の一致に戸惑いながらも、あの時の女の子なのか確かめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 13:26:57
5114文字
会話率:55%
*「春の推理2022」参加作品。「桜の木」がテーマでした。
「わたしを わすれないで」――高校卒業から5年後、掘り出されたタイムカプセルには、みんなの思い出の品のかわりに、たった一通の手紙が入っていた。高校2年生で死んだはずの、同級生の手
紙が。当時、高校3年生で編入し、タイムカプセルの埋設・開封に立ち会った佐那は、この謎めいた事件の犯人を見つけ出そうと決心する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 16:39:45
7901文字
会話率:49%
大掃除は面倒でも毎年やらないと後が大変だ。
たとえば収納にしまい込んだ思い出の品とか。
最終更新:2021-12-25 07:00:00
942文字
会話率:0%
大好きな“アレ”です!“アレ”なんです。
もうすぐそこまで思い出せてる気がするのに、どうしても名前が出てこない!
そんなモヤモヤをぶちまけてます。
そして後半は、思い出せない腹いせに、別の好きなものについて語ってます。
最終更新:2021-11-06 21:05:12
2174文字
会話率:0%
野球に熱狂するお姉ちゃんと、その投手に付き合わされる弟のシン。
シンは懲り懲りすることが茶飯事だったが、お姉ちゃんのまっすぐなバッティングへの想いに、次第に惹かれていく。バットはその思い出の品だった。お姉ちゃんが殺されるまでは。
最終更新:2021-11-05 00:44:35
12662文字
会話率:40%
『思い出の品を見つけるかわりに、思い出をお支払いいただく』という不思議なお店、『かくれんぼ屋』の店主、夢村のもとには、様々なお客様がやってきます。今日はセーラー服を着た、あどけない少女がやってきました。少女は開口一番、「このお店は記憶を消し
てくれるんでしょう? 探しものを見つけてくれる代わりに」といいます。夢村は訂正しましたが、少女は引き下がりません。大事な寄せ書きを探してほしいというのです。と、そんな夢村たちのもとに、奥のドアからクマのぬいぐるみが現れました。『かくれんぼ屋』に居候している呪いの人形、メアでした。夢村はメアにいいます。「そうだ、メア、君に初めての仕事をお願いしましょう」と――
※本作品にはいじめの描写が含まれます。苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 18:15:04
13799文字
会話率:59%
『思い出の品を見つけるかわりに、思い出をお支払いいただく』という不思議なお店、『かくれんぼ屋』の店主、夢村のもとには、様々なお客様がやってきます。今日もみすぼらしい身なりの女性が夢村の店を訪れました。女性はいいます。「品物を見つけて処分して
ほしい、だけど思い出だけはお支払いしたくない」と。当初夢村は断りましたが、女性のある言葉に興味を抱きます。女性はこういったのです。「いくら捨てても、あの子は戻ってくるんです」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:32:24
9088文字
会話率:64%
『思い出の品を見つけるかわりに、思い出をお支払いいただく』という不思議なお店、『かくれんぼ屋』の店主、夢村のもとには、様々なお客様がやってきます。今日も若い女性が夢村の店を訪れました。女性はいいます。「義母の大切にしていた指輪を探してほしい
」と。義母との幸せな思い出を犠牲にしてでも指輪を探したいという女性に、夢村はいいました。「では、姿見に向かって、お義母さまとの『楽しい』思い出を念じてください」と。そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 20:21:08
5817文字
会話率:61%
アレクドリア王都内…
その路地の一角…
特に目立った建物がない路地の奥に…一軒の店がある。
木造建築の古風な作り…
悪くはない作りなのだが、残念な事に…
立地条件と雰囲気のせいで人気が出るかと言われればそこまでなお店…
ただ、そ
のお店には…とんでもない秘密があった。
これは、“思い”を感じることができる青年と“思い”を食べる美女の物語…
「やぁ、終いの買取屋へようこそ」
「…ほれ、さっさと貴様の思い出の品を出さぬか!」
「いやいや……落ち着こうね…お客さん怖がっちゃうから…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 08:02:00
1099文字
会話率:49%
『輝く星になれ』の、二十年後のエピソード。
主人公の早川尊は、宮大工として小波町へ戻って来る。
過去の追憶をたどりながら、尊は小波神社を訪れた。
神社の御神木『義昭の楠』の根元で尊は、市から樹の管理を依頼されている樹木医の青年と出会う。
最終更新:2021-04-01 20:23:25
7319文字
会話率:14%
ホープ島は、ヘルズ・スクエアに暮らす、逞しくもひたむきな子供達を描いた三部作のパートⅢ。
話し手はサイクロンという少年で、十六歳。パートⅡで共に活躍した親友マッシュも、エッグもすでに島を出て自立している。サイクロンは置いてきぼりにされた
形で、その事に傷つき、自身の自立について悩んでもいる。
サイクロンは発想力や創造性に富み、他の誰とも違う、独自の考えを抱く事ができる。その一方で、まだまだ自分に自信が持てず、一人で行動したり、決断したりするのが難しい。
マッシュが島を出た数日後、ホープ島を巨大台風が襲う。その混乱の中で、ヘルズ・スクエアの少女、ワイルド・キャット(お転婆猫)が宝物箱をなくしてしまい、彼女はその捜索をサイクロンに押し付ける。しかし、箱の中身はボロのハンカチだとかチビたエンピツだとかで、とうてい価値あるものとは思われない。
納得しないまま、イヤイヤ探していたサイクロンだが、ピーチという少女が手伝いに加わったおかげで事情が徐々に解ってくる。ワイルド・キャットは、もういないエッグをずっと想っており、宝物は、エッグとの大事な思い出の品であったのだ。
また、ピーチの行動も単なる親切心ではなく、危険な企みを胸に秘めての、計画的な行動である事も判明していく。ピーチもまた、熱烈にエッグを恋い慕っており、エッグに愛される為なら、友達を裏切ることも、利用する事も、自らを危険にさらす事さえ、してのける覚悟だったのだ。
サイクロンも、二人にさんざん振り回されるばかりか、あわや大けがを負うところでもあったのだが、別に彼は怒らない。なんとか理解し、受け入れるしかなかったのである・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 05:55:10
34162文字
会話率:4%