魔物を倒すとドロップする「ダル」が通貨として利用され、財力が能力と直結する世界で、傭兵として働くゼムドは、魔族の運営しているダンジョン、試練の塔に挑戦する王子パーティの用心棒として攻略中、塔を攻略中に報酬を惜しんだ王子とほかメンバーに後ろ
から襲われ、負傷、資金を奪われて塔から落とされてしまう。ボロボロになりながら逃げ込んだ下水道で、塔の運営者の娘であるキアリーと出会い、彼女からの依頼ということで報酬をもらったことで、スキル「金利」が発動する。「金利」によって力を取り戻したゼムドは、裏切った王子パーティをに復讐を果たす。そして、ダンジョンマスターからの依頼でキアリーとともに、債権者への取り立ての旅にでる。
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最終更新:2024-11-16 12:13:48
88688文字
会話率:59%
メアリー10歳、ローゼン伯爵家の次女だ。
ある日、姉オリビアの婚約者、第三王子から、欲しがり妹として断罪され、破綻寸前の駅馬車商会に商会長として追放される。
オリビアが起業した駅馬車商会は破産寸前、ならば、メアリーのせいで、破産したとす
るための策略だった。
メアリーは転生者であるが、特に何か特技があるわけではない。
欲しがり妹として振る舞うことにした。
やがて、彼女の意図とは別にして、商会が立ち直り。奉公人達はやる気を出し。
債権者は融資を追加するが・・・・・
王子と姉は商会を取り返そうと企む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 13:48:18
6251文字
会話率:50%
まだ足が二本あった頃、人魚姫の話は〝契約違反をしたら落とし前をつけなければいけない〟という教訓話だと思っていた――。
月島マリ、十五歳。
五歳の頃に骨肉腫で左足を切断して以降、義足も使わずに車椅子生活を続けている変わり者。
嫌いなもの、憐
れみの視線を向けたり、自分を使って〝いい人〟を演じようとする人。
そんなマリは、自分のことを人魚姫の生まれ変わりではないかと疑っている。
だって人魚姫は、借金をしてまで両の足を手に入れたのに、お代も支払わずに泡となって消えたから。
きっと生まれ変わった自分にそのつけが回ってきて、利息を支払うために、与えられた足うちの一本を返品しなければならなかったのだ――。
ある日、マリは古びた社交ダンス教室で大学生の夏目と出会う。
彼は大学で〝踊れる義足〟の研究をしていると言い、マリに機械仕掛けの足を差しだして言った。
「この義足をつけて、俺と踊って欲しい」
なるほど、こいつの正体は人魚をそそのかして足を与えた魔女だったのだ。
夏の初めの昼下がり。
生まれ変わった債権者からマリに持ちかけられた新規契約は、あまりにも突飛なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:00:00
133619文字
会話率:25%
すべては借金返済のために――!
飛行機工房を営む家に生まれ、自身もエンジニアである少女、ターラ・ターナーは、工房が空前絶後の借金を抱えていることに、心を痛めていた。
ある日、工房の経営者であり、ターラの祖父であるアーサーが、一人の
少女、クローイ・クロウを工房に連れてきた。彼女はパイロットで、飛行機を直して欲しいと言う。
修理の仕事を手に入れ、明るい兆しが見えたのも束の間であった。なんと債権者が、借金の一括返済を要求したのだ。期日までに返済しないと、家と工房が差し押さえられてしまう!
ターラ、ホームレスの危機!
絶望するターラに救いの手を差し伸べたのは、意外にも修理依頼しにきた少女、クローイであった。
「賞金の出る飛行機レースがあるんでしょ? 勝てば借金を返せるんでしょ? 私、レースに出るよ」
しかしレース開催は、わずか二ヶ月後。それまでに飛行機を整備できるのか!? レースに参加できるのか!? そして彼女らはレースに勝てるのか!?
借金返済のため、ターラは、スパナを握ってレースに挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 21:31:45
154219文字
会話率:44%
ヴァレリー法律事務所に新しい弁護士がやってきた。中国系アメリカ人のリュウガ・シェリンフォード。
入所のその日に彼は事件に巻き込まれる。行きつけのベトナム料理店の女将が頭部を怪我して救急搬送されたのだ。通行人の目撃証言によると、金髪の男性が「
コロナと共に国へ帰れ」とコンクリート片を投げつけ、走り去ったという。
息子のダンが病院へ駆けつけた時には、彼女は既に帰らぬ人になっていた。
ダンはテレビドラマや映画の端役を演じたり、スタントのバイトをしていた。役者仲間のアドルフとジリーのコスビー兄弟は、フランス人の父とドイツ人の母を持ち、アドルフはドイツ系、ジリーはフランス系の容貌をしていた。
ピラールという目撃者は、二人が出演したテレビドラマ『外人部隊』を見ていて、現場から走り去った金髪の男はアドルフであることに気づく。ラファエル警部がアドルフのアパルトマンを捜索した時は既に遅く、アドルフは行方をくらまし、唯一の証拠である指紋も綺麗に消していた。
コスビー兄弟の祖父ヨアヒムは年とともに国粋主義的傾向を強くしており、娘がフランス人と結婚することにも大反対し、親子の縁を切ったという。ドイツ警察がヨアヒム宅を監視するが、アドルフを匿っている様子はないという。
そのヨアヒムから、コスビー兄弟の母クリスタに奇妙なメールが届く。クリスタは警察に届けるべきか悩み、偶然出会ったエラリイにヴァレリー法律事務所に連れてこられる。エラリイがドイツ語がわかる竜導幸葉とエースにヨアヒムのメールを見せると、二人はこれはヨアヒムのSOSで、状況はかなり切迫しているのではと言う。
アドルフは、ヨアヒムの通いのヘルパー、エーリヒの家に匿われており、エーリヒはそれをネタにヨアヒムを脅し、全財産を自分に譲るという遺言書を書かせている可能性があるというのだ。
クリスタは、幸葉とエースの解読に、長い間、父とアドルフの発していたメッセージに気づけず、二人の人格を誤解していたことに気づく。不幸な行き違いを正すため、彼女はラファエル警部達と共にドイツへ向かう。
一方、ダンは、リュウガに依頼して、母を失ったために経営が立ち行かなくなったベトナム料理店の破産申立を進めていた。ところが、父親が一部の債権者に弁済をしてしまい、手続きに問題が生じる。リュウガは、九回二死のピンチから、逆転打を放てるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 00:31:30
36849文字
会話率:42%
*第2回ファミ通文庫大賞特別賞を受賞し、書籍版1巻が2021年9月30日に発売します!
*さらにコミカライズも決定! 電撃コミックレグルスにて書籍に先駆け2021年9月24日に月刊連載スタートです!
「兄に言われ、借金のカタとして参じまし
た。これからよろしくお願いいたします」
大学1年の夏、白木求の1人暮らしのアパートに突然押しかけてきたのは、彼の友人である宮前昴の妹、宮前朱莉だった。
求にとって朱莉は同じ高校の後輩にあたるが、高校時代殆ど話したことがなかった。
抱いていた印象も、学年を越えて話題にもなるどこか浮世離れした美少女という外見と、兄思いの良い子というフワッとしたものくらいしかない。
そんな朱莉が突然、兄・昴の借金のカタとして身を差し出してきた――それも、たかだか500円の借金の為に。
あまりに突飛な展開に戸惑う求だったが、そんな彼を強引に言いくるめ、着々と居候の準備を進めていく朱莉。
しかし、当然この借金のカタ云々には裏があった。
実は朱莉は以前から、求に対して特別な感情を抱いていて――
少し残念な一面も見え隠れする債務者の妹と、そんな彼女の好意に気が付かない兄の債権者との、奇妙な同居生活が始まる。
「これは本気で取り立てた方がいいな……」
「ふふふ、気長に行きましょう」
時には理路整然と、時には勢い任せに、時に空回りしながら、2人は少しずつ互いを理解し、距離を詰めていく。
これは、そんな2人を描いたひと夏の物語である。
※同タイトルの短編の連載版です
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 12:00:00
107844文字
会話率:56%
経営する会社が倒産しそうになり、夫の慎司は「偽装離婚」を妻の梨奈に持ちかける。財産分与をした後に倒産すれば、別れた妻に渡したぶんは債権者に差し押さえられないと言うのだが……
最終更新:2021-08-18 21:38:41
3732文字
会話率:56%
地方貴族ヴァルハラ領。そこの御用商人サクセスは、日本人の転生者だった。幼馴染の聖女に借金を取り立てるが、あまりにも悲惨な財政を見かねて、前世知識を生かして内政に協力する。領内格差、領地を狙う隣の領の領主、領を襲う災害などの危機を乗り越えて、
ついに魔法学園に入学した二人に、王国の王子や公爵令嬢が接近してきてー。御用商人と主人、債権者と債務者の立場逆転ラブストーリー。果たしてサクセスは、聖女を守り通すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 20:31:55
106248文字
会話率:52%
錬金術振興信用組合員のエドガーは、上層部に命じられ、ある田舎の村を訪れる。
その村には、〈天才〉と呼ばれた錬金術師が住んでいた。
組合から多額の融資を受けた〈天才〉が行方を晦ませたため、エドガーはその債権回収を任されていたが、債権者は幼
い少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 00:11:40
27393文字
会話率:41%
裁判所の競売にかかることになってしまった。自己破産はしたくない。自分はいいが息子に自己破産をさせる訳にはいかない。そのため自己破産ではなく個人民事再生にしたい。任意売却、競売と初めての事ばかりの中で振り回されながらも個人民事再生を目指してい
く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-27 17:38:24
13735文字
会話率:4%
転生した、と言う記憶はあるものの、前世の記憶は大抵薄らぼんやり。
そんな現状が何か寂しく思った俺は「今生は来世でも記憶に残るくらい派手な人生を送ろう」と決意したのだが……
18歳にして、何故か高額債務者の道を歩んでいた。
借金、それは俺
の首と姐御の手を繋ぐ魔法の鎖。
さっさと姐御に借金を返済し、自由を取り戻さなきゃ、派手な人生もクソも無い。
素敵な来世を目指し、借金返済系主人公は今日も汗水垂らして金策に喘ぐ。
高額債務者とその債権者、そして舌足らずな蜘蛛娘。
そんな3人組が気ままに冒険する、夢いっぱいのファンタジックコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 18:02:00
36394文字
会話率:37%
シュールナンセンス。ある日、突然ボクの大切なマシュマロの家を取り上げられた。
ブログより転載。
最終更新:2014-08-10 02:28:16
3946文字
会話率:60%
南条十四郎(なんじょう としろう)は家電量販店で働いていたが、長年の夢をあきらめきれずに自費出版で小説を出すことにした。
ところが、自費出版して小説を出す前に、出版社が潰れてしまったのだ。南条は焦った…。
債権者説明会で大ベストセラー作
家・御金持好(おかねもち このむ)先生と出会う。
そこで先生は小説家養成プログラムを作ってはどうかと提案して、混乱の渦中にあった説明会を丸くまとめてしまう。
南条はプログラムの第一期生として、物書きのノウハウを学ぶものの、芽が出ずじまいだった。
そこで御金持好先生に弟子入りをすることになった。そして、南条は「越前くらげ」というペンネームを与えられ、先生の元で下済み修行を続けることとなった…。
【2007年2月作】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 13:46:09
70387文字
会話率:29%