少年は守るべきものを得て大人になる。少女は愛を知り大人になる。
英雄の子供達の成長を描いた青春群像劇。
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファン
タジー世界。
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大陸最強の超大国バレンシュテット帝国の第二王子アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット(愛称アレク)は、周囲から優秀な兄である皇太子ジークフリートと常に比較される日々にうんざりしながら、悪戯を繰り返して母親である皇妃ナナイの手を焼かせていた。
ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍士官学校平民組へ入学することとなった。
本編のヒロイン、ルイーゼ・エスターライヒは、準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。
貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出されていた。
ルイーゼは、自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っており、その命により、片想いしているアレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の皇子二人を軸に進んでいきます。
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:02:30
1338099文字
会話率:38%
おじさんは臭い、汚い、ウルサイ。 最初に口にした者は、軽いジョークのつもりだっただろう。 しかし、それが事実に変わるのにそれほど時間は掛からなかった。
実の娘はもちろん、妻でさえ夫の身に付けていた物は、鼻を摘んで指先だけで持つようになっ
た。 テレビでは、おじさん達の臭いを消す洗剤のコマーシャルが当たり前に流された。
父親をバカにしていた息子達は、次は自分の順番だと気付くことは無かった、自分が父親と同じ歳になるまで。
おじさんの犯罪者はいた、しかし全ての犯罪者がおじさんだった訳ではない。 人の気分を損ねることは、年齢性別に関係なく誰にでもある。 しかし、おじさんは気分を損ねる全ての原因とされた。
ハラスメントの誕生である。
おじさん達の地位は落ち、肩身が狭い中で暮らし続けることになった。 だが、それでも満足しない者たちがいた。 ブサイクに話しかけられると気分が悪い、デブは視界に入ると気持ちが悪い、そう言い出した。
言葉はやがて条例となり、法律となった。 新迷惑防止法が制定された。
世の中から必要無いとされたオジサン達は、それでもしぶとく生きていた。 そんな時、他の惑星から来訪者が現れた。 彼女達はおじさん達を見ても、臭いとも汚いとも言わなかった。
おじさん達は、自らの意志で彼女達の惑星への移住を決めた。 おじさん達は必要ないと言われ続けた地球から、銀河へと生活の場を移したのだ。 おじさん達は銀河で輝く星となるのか、それとも星屑となって消えるのか。
これは、そんな時代に生きていた一人のおじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 13:21:08
135303文字
会話率:45%
「アリエス・アルハード! 国の宝である聖女ケミィへの暴行罪により、貴様を追放する! 当然、婚約も破棄させてもらうぞ!」
「本当に甘いな、義姉さんは。研究ばかりで周囲をおろそかにしてきたツケだ」
公爵令嬢アリエス・アルハードは、王太子の婚
約者として幼少期から厳しい教育を受けてきた。
勤勉で聡明なうえ、これまで例のない『回復魔法』を初めて習得し、その才能で国に尽くしてきた彼女。
姉に対して異様に冷たい義弟バンと、浮気性のクズ王太子、実の娘を駒としか思っていない両親など。
身内との人間関係以外はおおむね順調であったその人生は、突然の追放宣言により終わりを告げる……。
しかし!
「じゃあ、行くか。義姉さん」
「復讐するなら付き合うけど」
「義姉さんの魔法は、通常とは全く次元が違う……何にでも活用できるだろ?」
あんなに冷たかった義弟が……どういうこと!?
一体なんの思惑が……!?
(これは、神様がくれた千載一遇のチャンスだ……!一緒に国を出たら義姉さん、いやアリエスと……)
悪女認定された鈍感な少女とツンデレ義弟、すれ違いながらの復讐劇が開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 23:29:35
45804文字
会話率:44%
老冒険者エドガー・コルナンは”聖杯の淑女”と呼ばれる少女を探す依頼を完了した時、依頼主に裏切られ、彼女もろとも殺されかけた。
九死に一生を得た彼は、彼を助けた”聖杯の淑女”からとある依頼を受ける。
”とある学院に生徒として潜入し、筆頭
となれ”
はぁ? オレはジジイだぞ。どうやって学校の生徒なんかになるんだ。
すると彼女は聖杯の力を使い、彼を子供にしてしまった。
コルナンはカスミと名を変えてラカン魔法学院の筆頭となろうとするも、彼の魔力筋力までも若い頃のまま弱体化してしまっていた。
こうなったら経験で何とかやっていくしかない!
子供に戻ったジジイ冒険者の学園奮闘コメディー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 10:10:05
64376文字
会話率:45%
公爵家の後妻となった元庶民の女、ゲルダ。
彼女は自身の実の娘であるマリーの地位を上げ、公爵と前妻の一人娘であるイレイナの地位を下げる事を企んでいた。
その第一歩として、ゲルダはイレイナの主食を数日放置してカチコチに固まったパンに差し替えるこ
とにしたのだが……?
「数日放置しても焼きたてを保つ技術を発明したわ。せっかく数日置くのなら本気出して美味しいパンにしなくちゃいけないでしょう?」
「美味しくしちゃ意味ないわよね!? 不味くするために数日置くんでしょ!?」
イレイナの扱いを悪くすると宣言したけどその手法が完全にズレている母、ゲルダ!
そしていじめっ子義妹の素質はあるけど母がぶっ飛びすぎてツッコミをするしかない娘、マリー!
これは本来ならよくいるクソ家族になるはずの二人が織りなす、だいぶズレた虐げ計画の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:51:49
9034文字
会話率:50%
『王国の盾』シルト・グランツ公爵の一人娘であるモイラ・グランツは『王国の英雄』アドム・ベスティエ辺境伯の嫡男との婚姻を父から言い渡される。
獣化の特質魔法を使う野蛮人だと噂されている野獣英雄の息子なんかに嫁ぎたくないと泣くモイラに、父の
後妻である義母が「自分の実の娘を身代わりとして嫁に出す」と提案した。
母に捨てられるように身代わりとして辺境へと送られた少女は運命の出会いを果たし、そして知らなかった真実を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 18:00:00
131131文字
会話率:38%
神への信仰が強い家庭で生まれた神近勇気は日ごろから神への信仰というものに対して辟易していた。
9歳の誕生日、神に対しての信仰を祝う行事の儀式として執り行われた誕生日に嫌な気持ちを抱きながらいつもの誕生日と思っていたら、両親から初めての誕生日
プレゼントをもらう。
両親が奇妙な行動や言葉が何を意味するのかその時はすぐ察しがつかなかったが、数分後にはその意味が理解してしまう。
それは妙な怪物の来訪者という形で。
その怪物はどこから入ったのか父の身体を乗っ取り、母を殺した。
神近勇気もまた殺されそうになったところへ、父の同僚で会った武蔵元康の助けによって勇気は一命をとりとめ、新たな人生を得ることとなる。
数年後、勇気はあの時助けてくれた父の同僚の養子となり、その実の娘である武蔵雪菜と共に現実世界に蔓延る怪物退治をする生活を送りながら密かに復讐心をたぎらせ、両親を殺した存在を探す人生を始めていた。
悲劇から始まる復讐にかられた少年の怪物退治の現代ファンタジーここに開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 16:29:36
117291文字
会話率:49%
消滅の運命を受け入れていた私が、はっと意識を取り戻した時に見たのは奴隷を運ぶ馬車の中だった。しかも転倒したのか事故ったのか、私以外馬車の中に生存者がいないという凄惨な状況。
そこから必死に這いだした私が見たのは、弔いの曲を奏でる青い髪の楽師
。行くあても頼るあても何もない私に楽師は手を差し伸べて、そして私達は親子になったのだ。そこから月日は流れて、父はその音楽の腕前が王様のハレムでも噂に登るほどとなり、何とハレムに招待される事に。そしてそこで誰もを感動させた父に、王様はなんでも褒美をやると言ったのだが……王様に父が願った事それは「娘に良い恋人を紹介してほしい!!」という何とも衝撃的なお願いだった。それを聞いた王様は大爆笑して、近衛兵の中から呼び出されたのは一人の大柄な男の人。彼を紹介してくれるというのだが、私はその人の事を知っていた。
彼は、そう、彼は。
私が過去をさかのぼり運命を覆し、消滅するその時までずっと愛して愛し抜いた夫その人、だったのだから……
覆された運命の中でも出会った二人の物語がここに開幕!!
なおこのお話はエーダという主人公のその後でもありますが、前作を読まなくても問題のないように話を進めていく計画を立てております!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 17:00:00
168241文字
会話率:44%
聡美には秘密がある。優しい夫と可愛らしい娘が居るのに、学生時代から付き合っている大介とずっとダブル不倫を続けている事だ。そして愛娘である真奈は実は夫伸彦の実の娘ではなく、不倫相手である大介との子供であった。平然と不倫と托卵を行う女が迎える末
路とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:40:08
6626文字
会話率:32%
国の最高権力者である公爵の実の娘であるサンサーラ。彼女は美しくも壮麗でなにひとつ申し分のない娘に思えたのだが。ぢひとつ、くしゃみの仕方が壮絶に過ぎたのである。その為、政略の為に予定されていた他国の王子との婚姻も実現できるかあやしくなってしま
い・・・。困った公爵は、おしとやかで荘厳なるくしゃみの仕方を娘に指導しようとするのだが。サンサーラは王子のことが好きになれないものだから、ますますくしゃみを激しくする演技をし・・・。サンサーラの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 15:50:34
709文字
会話率:43%
両親亡き後、叔母夫婦の元で育ったアイリ。両親が遺した財産をいいように使われたり、叔母夫婦の実の娘とは天と地ほどの待遇で労働力にされたが、本人はたくましく育っている。いけ好かない村長のドラ息子との結婚を控え、幼馴染との再会を目指して逃亡を計画
中のところ、侯爵様の使者が、次期侯爵の跡継ぎとの結婚話を持ち掛けてきた! 支度金に目の眩んだ叔母夫婦に売られるように侯爵家へ送られたアイリを待っていた結婚相手は、どう見ても少年! 犯罪です! 「私はショタコンじゃない!」と心の中で絶叫するアイリの明日はどっちだ!
※他サイトにも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 06:00:00
141868文字
会話率:56%
運よく再婚した!しかも侯爵様!と思っていたのも数日。そのあとは実の娘からもいびられる。私が触れたものは‘汚らわしい・汚い’認定をされるようで、使用人からも無視され、私はとうとう屋敷を追い出され敷地内の小屋での暮らしを余儀なくされる。
という
話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 08:20:00
3446文字
会話率:34%
これは、明治、大正、昭和、平成と、四つの時代を駆け抜けた一人の女の物語である。戦争と時代に翻弄されながらも、只管に己の人生を生き抜いた女の物語である。戦争で夫を奪われ、実の娘とも離れざるを得ず、鬼として生きる事を決めた。彼女は、再び愛され
る事を覚えても尚、拭い切れない心の葛藤を抱えながら生きる。誰にも心の内を語らない、そんな彼女が、死の直前まで抱き続けた想いとは一体何だったのか。その想いは次女へ、そして孫娘へと受け継がれ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 00:00:00
32111文字
会話率:42%
「リリア、お前は要らない子だ」
「リリア、可愛いミリスの為に死んでくれ」
「リリア、お前が死んでも誰も悲しまないさ」
リリア
リリア
リリア
何度も名前を呼ばれた。
何度呼ばれても、けして目が合うことは無かった。
何度話しか
けられても、彼らが見つめる視線の先はただ一人。
血の繋がらない、義理の妹ミリス。
父も母も兄も弟も。
誰も彼もが彼女を愛した。
実の娘である、妹である私ではなく。
真っ赤な他人のミリスを。
そして私は彼女の身代わりに死ぬのだ。
何度も何度も何度だって。苦しめられて殺されて。
そして、何度死んでも過去に戻る。繰り返される苦しみ、死の恐怖。私はけしてそこから逃れられない。
だけど、もういい、と思うの。
どうせ繰り返すならば、同じように生きなくて良いと思うの。
どうして貴方達だけ好き勝手生きてるの? どうして幸せになることが許されるの?
そんなこと、許さない。私が許さない。
もう何度目か数える事もしなかった時間の戻りを経て──私はようやく家族に告げる事が出来た。
最初で最後の贈り物。私から贈る、大切な言葉。
「お父様、お母様、兄弟にミリス」
みんなみんな
「死んでください」
どうぞ受け取ってくださいませ。
※アルファにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 00:00:00
69299文字
会話率:39%
突然お父様に弟と結婚しないかと聞かれる。
弟結婚は出来ませんよと答えると、私は実の娘ではないと言われてしまう。
弟達は早くから私と血の繋がりがないことを知っていて、知らなかったのは私だけだった。
弟に唇が触れそうなほど近い距離で逃げないとキ
スするぞと言われるが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 17:00:00
8590文字
会話率:44%
大陸中央に広大な領土を抱える大国ベルヘルツニア帝国の第3皇女として生まれたカーナは母である第2皇妃と質素ながらも幸せな生活を送っていたが皇宮の権力闘争に巻き込まれ母と引き離され
5歳の時に辺境の北部に帝都から追放される。
しかし追放された
先の北部は。帝都の貴族の印象とは逆に技術が進み世界最大の軍事力を有する場所だった。
追放されてから6年後、カーナは隣国であるファーレン王国との戦争の最前線であるヴェスター要塞で育てられていた。
ヴェスター要塞は世界最大の軍隊である帝国北部軍の本拠地であったため北部軍の兵士たちからは実の娘のように愛され、支持されていた。
カーナ自身も北部軍を家族のように慕っていた。
そんな中帝都の皇宮がカーナを政治の道具にするため帰還するよう命令する。
しかし、カーナはあの時のように無力ではなかった。
今、カーナは世界最大の技術力、財力、軍事力と有する北部の支持を受けて帝都に帰還するのだった。
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初作品になり表現不足のところもあると思いますが日々勉強しながら読者様のも受けながら作品とともに成長せていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 16:46:17
270115文字
会話率:50%
全てが終わったと思ったが、実は、この噂話は終わっていなかった。亜美もやはり土田によって殺されてしまった。最愛だった亜美を失った島田は、この噂話の犠牲者達は、全てこの病院に関する者が運命で繋がっていた事を死んだ伊藤院長の妻である冬子から聞かさ
れる。その運命のおおもとは、この「伊藤病院」の前身である、曰く付きであった「ナタロシス病院」から始まっていた。冬子の父である前伊藤院長が小さなナタロシス病院を買い取り、伊藤病院に改名し始めた病院だった。前院長は終末思想に傾倒していて、実の娘である冬子からも変わり者に映っていた。よもや、それがこの運命にたくさんの者が巻き込まれ死んだことを知り、心を痛める。そして、前院長から始まった運命は、その血の繋がりがあり実子である冬子によって終わらせなければならなかった。このナタロシス病院の名前の意味、前院長の企み、そして、それらをどのように完全に終わらせるには?それには、まだ、あとひとり……。
結末となります。最後まで読んでいただければ大変うれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:00:00
13863文字
会話率:52%
チュスル家に生まれたニャオルは優れた治癒魔法の才能を持っていたが、継母と義理の姉からは虐げられる毎日が続いていた。
継母は連れ子である実の娘を次の『聖女』にするため、ニャオルを利用していたのだった。
あるときニャオルは大けがを負った伯
爵の傷を治療する。
それをきっかけに、真の『聖女』はニャオルの方であるという噂が立ち始めるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 11:02:11
9372文字
会話率:37%
義姉は王家とこの国に殺された。
冤罪に末に毒杯だ。公爵令嬢である義姉上に対してこの仕打ち。笑顔の王太子夫妻が憎い。嘘の供述をした連中を許さない。我が子可愛さに隠蔽した国王。実の娘を信じなかった義父。
全ての復讐を終えたミゲルは義姉の墓前で報
告をした直後に世界が歪む。目を覚ますとそこには亡くなった義姉の姿があった。過去に巻き戻った事を知ったミゲルは今度こそ義姉を守るために行動する。
巻き戻った世界は同じようで違う。その違いは吉とでるか凶とでるか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 12:00:00
137060文字
会話率:40%
イストワード王国の屋台骨を支える貴族であるファーレンス公爵家。その公爵夫人であるエレイン・ファーレンスは、悪逆の限りを尽くした上に、国家乗っ取りまで企んだ結果、最終的に自らの実の娘の手によってその命を奪われ、死亡した。死の間際にやっと、その
高い鼻っ柱は折れ、心からの後悔をしたのだが全ては後の祭り。公爵家自体も滅び、その悪名は時間と共に忘れられる……そうなるはずだった。しかし、気づけばエレインは意識を取り戻していた。しかも、なんと出産中ではないか。そんな場面で自分の状況を理解しようと思索を深めようとしても無駄であると即座に気付いた彼女は、とりあえず出産してから色々考えよう、と目の前の命と向きあうことにしたのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 21:00:00
530445文字
会話率:33%