消滅の運命を受け入れていた私が、はっと意識を取り戻した時に見たのは奴隷を運ぶ馬車の中だった。しかも転倒したのか事故ったのか、私以外馬車の中に生存者がいないという凄惨な状況。
そこから必死に這いだした私が見たのは、弔いの曲を奏でる青い髪の楽師
。行くあても頼るあても何もない私に楽師は手を差し伸べて、そして私達は親子になったのだ。そこから月日は流れて、父はその音楽の腕前が王様のハレムでも噂に登るほどとなり、何とハレムに招待される事に。そしてそこで誰もを感動させた父に、王様はなんでも褒美をやると言ったのだが……王様に父が願った事それは「娘に良い恋人を紹介してほしい!!」という何とも衝撃的なお願いだった。それを聞いた王様は大爆笑して、近衛兵の中から呼び出されたのは一人の大柄な男の人。彼を紹介してくれるというのだが、私はその人の事を知っていた。
彼は、そう、彼は。
私が過去をさかのぼり運命を覆し、消滅するその時までずっと愛して愛し抜いた夫その人、だったのだから……
覆された運命の中でも出会った二人の物語がここに開幕!!
なおこのお話はエーダという主人公のその後でもありますが、前作を読まなくても問題のないように話を進めていく計画を立てております!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 17:00:00
168241文字
会話率:44%
育ての親を恋い慕う息子と、たゆたうように生きる義父の決定的な夜の話。事後描写があります。サブロー様&沙月乃様の「一日一花BL企画」参加作品です。6月15日の花「カーネーション」担当。花言葉は「愛を信じる」「欲望」「心の悲しみ」です。
最終更新:2020-06-15 00:01:58
7307文字
会話率:43%
浜田ジョー、『TOP OF YOKOSUKA』の支配人
そして、横須賀の夜を仕切る男。
彼に似合うもの――
それは、流行らないデカい米車と、タキシードと。
心を覆う、夜の闇――
だけど、そんな男にも、弱みはある・・・
*『ネイビーブルー』の
サイドストーリーです。先にそちらを読まれることをお勧め致します。また、この主人公の浜田ジョーの若かりし頃のお話が、『TOP OF YOKOSUKA』で描かれています。宜しかったらそちらもどうぞ。
*このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は全て存在いたしません。なお、舞台となる横須賀は完全に想像の街ですのでご了承ください。
*『魔法のiらんど』に投稿中の作品に、加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 17:00:00
12060文字
会話率:26%
師匠は弟子を我が子のように可愛がる…そんな義理親子でも深い絆と愛がある。
最終更新:2014-12-22 03:20:43
1398文字
会話率:25%
姉の義理の息子をひきとることになった酒場の女主人チャニ。子ども嫌いでいやいや引き受けた彼女だったが息子のサジャは予想外に大人しい子で・・・。 一話一話の長さがまちまちで大概はとても短いです。
最終更新:2013-07-25 06:00:00
12628文字
会話率:26%
突然引き合わされた小娘様は、8つ年下の【義母】。押し付けられた小娘様に振り回される義息の子育て日記。基本ほのぼの、時々陰湿、たまには粘着。義母と義息の愛と戦いの日々。2011/12/20完結致しました。
最終更新:2011-12-20 08:31:55
266975文字
会話率:35%
向島少年の義理の親であるマッド軍曹が、ある日とんでもない爆発で右足を折ってしまった。さあどうする向島くん。さあどうなるマッド軍曹の運命――。
この作品は、ズレた発明を好む義理親子の温かい愛情の物語なのである。
最終更新:2011-08-12 00:42:42
1758文字
会話率:42%
彼女が綴る季節は、愛しいあの人への恋文。めぐらない季節を願って、彼女は日記を綴り続けた。[切ない・年の差・義理親子]
最終更新:2010-11-18 20:27:05
6043文字
会話率:32%