恋心は奇跡であり、そして呪いだ。
恋はときとして人を鬼に変え、魂を縛り付ける———
極東の島国で妖の王を討ち取った青年トキは、そのとき自身もまた死に絶えたはずだった。気がつくとそこは、故郷より遥か西に位置する異国の地。持ち物はトキの仕えて
いた姫君の薙刀のみ。
ここに薙刀があるということはこの国に姫がいるはず。
そう信じて旅をすることとなる。
見知らぬ食べ物、言葉、人々。そして人ならざるモノたち。
魔術師関与の罪で教会に処刑されたエクソシストの父を持つ少女、魔術師疑いで力を封じられた元天才エクソシストとの出会い。そして、350年前の魔王討伐の伝説は彼の旅路をさらに加速させていく。
これは、故郷から遠く離れた異国で紡ぐ、大切なあなたのための物語。すべての追憶が手元に集まるとき、真実が明かされる。
霊術と魔法が織りなす、和風×西洋ファンタジー。
※再投稿です。カクヨムで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 18:51:59
46585文字
会話率:53%
この地域は七年に一度上流にある沼に棲む大蛇が暴れることになり、大きな水害に見舞われる。それを鎮めるためには娘を一人、大蛇の生け贄に差し出さねばならない。
今までは事故や病気で親を亡くした娘が選ばれてきたが、今回は適当な者がいなかった。
そんな中、この地域の治める豪族の娘榛名姫が自ら生け贄に名乗り出たのである。
と言うことになってはいるが、実は豪族の当主とその後妻、そして、その子どもたちが先妻の娘である榛名姫を疎んじて、自ら名乗り出たことにして、生け贄に決めたということはこの地域の者たちであれば誰もが知る公然の秘密であった。
それを知るこの地の民たちは姫を待つであろう過酷な運命を思い、憐れんだ。
しかし、榛名姫は単なる悲劇のヒロインになるつもりは全くなかったのである。
ありま氷炎様主催「第十回春節企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:00:00
2428文字
会話率:37%
【情報】本編はこちら:https://ncode.syosetu.com/n6557ie/
【注意】本編『殺人鬼転生』の外伝になります。本編を読んでいる前提なので、興味がある方は本編から読んで頂けると嬉しいです。形式は短編集。更新は不定期
の予定で、本編で書けなかった内容を補足したいと思っています。
【備考】次の内容を目指しています。
『ジャンル:異世界転生(転移)』
『全体構成:未定』
『コメディ/シリアス比率:50/50』
『投稿頻度:不定期』
『チート:なし』
『ハーレム:なし』
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 07:31:50
3427文字
会話率:21%
侵略と反乱によって国を追われた姫と従者のお話です。
とりあえず終わっています。
※この小説は「イセカイフドキ」様主催の共作企画「調」の参加作品です
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku
/2022_01_shirabe/kikaku.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 19:00:00
5238文字
会話率:46%
ただいま考え中です。
最終更新:2022-04-17 12:43:32
2510文字
会話率:69%
目が覚めると、リリーディアはすべての記憶を失っていた。目の前にいるのは、一人の美しい青年シルヴィオ。
「おはようございます。俺の姫」
彼が言うにはリリーディアはクラリネス王国の姫で、体が弱いため、王都を離れ、従者のシルヴィオとともに療養
中なのだという。
森の中の屋敷で二人きりの療養生活。
記憶は戻らないが、リリーディアはシルヴィオに大切に守られていた。
シルヴィオに惹かれていると自覚し始めたある日、リリーディアは彼の秘密を知ってしまう。
彼は本当は従者などではなく、とても力のある魔術師のようで……?
「あなたは、一体何者なの……?」
記憶を失くした姫と従者の偽りだらけの甘くて優しい生活は、とある出来事をきっかけに崩壊していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 20:17:04
91679文字
会話率:28%
姫と従者の身分違いの恋。
あらゆる思惑に翻弄されながら二人は未来を掴むことができるのかーー。
最終更新:2021-09-11 06:21:31
7713文字
会話率:20%
ある日唐突に現れた魔王に対抗するため、勇者召喚に挑む姫と従者のじい。
無事に召喚は成功するかに見えたのだが……
最終更新:2019-01-18 21:06:37
15005文字
会話率:51%
とある大学のヲタサーの姫キロ。そして、サークルメンバーは、まさかの1人きり。
お姫様と、お姫様じゃない方のグダグダな毎日。
最終更新:2017-07-21 12:00:00
29255文字
会話率:50%
來国の姫である白麗は、嵐の晩、王である兄、紅貴が死んでいるのを目の当たりにしてしまう。
王殺しで捕まったのは、白麗唯一の護衛人、洸樹。しかし、彼が犯人ではないと頑なに信じる白麗は、洸樹と共に宮廷から逃げること決意する。
大好きな兄の死――。
その真相に近づくとき、少女は何を選ぶのか。
※恋愛要素は少量。最初だけちょっとした残酷描写有。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 00:00:00
132518文字
会話率:36%
この国の話をしようと思う。おそらく多くの国がそうであるように、この国には神話がある。人は全て物語の登場人物に過ぎず、そこで紡がれる全ては神の遊戯でしかないというものである。膨大で壮大で、この二つの両手では、この短い命では、及びもつかないほど
の物語。この世で語られるそれは全て、神の意図したものだというのである。
つまり、これは物語の物語だ。同時に、僕とある姫様の物語でもある。世を支配する神を憎み、蔑み、反逆しようとする、世界で一番美しく、悲しい姫の物語である。この国の一介の記録師が愛する姫様と、一介の記録師が出くわした、物語のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 14:02:30
739文字
会話率:0%
父王の流した恐ろしく美しいという嘘の噂により大国ガイナに嫁ぐことになったナリ国の姫リュウジュ。
花嫁道中を刺客に襲われ、やっとの思いで王子の住む離宮にたどり着いたリュウジュに投げつけられた言葉は激しくリュウジュを拒否するものだった。
フォ
ンはこの夫婦の関係に憂鬱を感じていた。
「人間性のない非道な夫が妻を拒否しているわけではない」
「ユアン王子に他の女の影もない。ただ本当にリュウジュ様がお好みではないのだ」
「かえって質が悪い…」
上手く歩み寄れない夫婦とそれを見守る従者。
様々な出来事を通じて変化してゆく人々の心を描きます。
異世界でも現実世界でもなく架空の大陸の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 17:06:21
121481文字
会話率:48%
獣人はナリ国にのみ生まれてくる獣なのか人なのかわからない異様な姿をした人間である。
一年に一人か二人、ごく普通の人間の間に生まれてくる。
そしてその継続性はない。
獣人は力も強いが知恵もある。獣人が生まれてくるとその働きで家系が栄えるとも言
われている。
ナリの人たちは生まれてくる獣人を大切にしてきた。
その年、獣人は貧しい村の貧しい夫婦の間に生まれてきた。
村八分になっていた若い夫婦の許に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-17 15:10:45
4678文字
会話率:20%
姫と従者と鴉と(元)従者、そして王子の幼少期と彼らの恋愛事情が色々と絡み出す物語。
最終更新:2016-03-31 03:11:26
12720文字
会話率:37%
大公家が誕生してから1万年たち暇になりダラダラしているソフィー姫。メイドのシルビアからメイド情報を貰い、お城を散策することに、そこに先代大公のお祖父様が鉱山採掘をすると聞き、強引に鉱山採掘を請け負い。シルビアと共に飽きるまで掘る吸血姫と従者
のシルビアの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 13:05:45
10784文字
会話率:62%
手足のない姫と顔を持たぬ従者。
とある山あいの小国を舞台に、ふたりの異形が密かに育んだ小さな物語。
"Ather's Plot Plan 2"参加作であり、拙サイト「夜咄」でも同じ作品を公開中です。
企画についての詳細
はバナーのリンク先をご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 20:22:08
9407文字
会話率:42%
白い髪を持つ異端の姫が住む竹林を、征伐の名の下に皇子の手勢が取り囲んだ。
戦いが迫る中、姫の従者、清平は、主の生まれと己の生い立ちを回顧する。
和風世界での、白雪姫と小人の物語。
個人サイトに掲載している、『覆面作家企画5』参加作品『白雪
異聞』に加筆した、完全版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-18 19:27:14
9858文字
会話率:11%
戦姫と呼ばれた彼女とそれを支えた僕の物語。
最終更新:2013-06-21 02:52:32
3718文字
会話率:27%
「奪い合え、愚かな者たちよ。その頭上に血濡れの栄光を戴け」
落城する最後の夜で姫と従者が過ごす一時。同時に明かされる国にまつわる呪われた話。
……逃れられぬ、毒薔薇の意志。アズマ、お前だけは逃がしてやろう。
最終更新:2011-07-08 16:39:39
5663文字
会話率:23%
『桜姫伝承』それは鬼の里に語り継がれる悲恋の物語。
鬼の一族の筆頭、鈴鹿家の当主、鈴鹿灯哉。
彼らの日常を蝕むは、突如現れた妖、桜姫。
敵として立ちはだかる桜姫とその従者に、術もなく敗する灯哉とその仲間たち。
しかし、少しずつ伝承が明らかに
なるうち、
解き放たれる真の伝承。
そして桜姫と従者の秘密。
抗えぬ運命のもと、集結し、無駄だと知りながら、彼らは抗うことをやめはしない。
『真実』と【運命】に立ち向かう、
人ならざる者の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-03 11:29:58
1910文字
会話率:15%
《2012/10/9現在第4話-6まで修正完了。それ以降は読まないで下さいませ》古からの魂と意思を受け継ぎ、深海のようで、蒼穹(そうきゅう)のようで、強く、艶やかで、溶けるような青い瞳を持って生まれる――それこそが【青薔薇姫】の資格。『外に
出てはいけない』そう教えられたフツキは唯一の肉親である叔父が失踪し、一人屋敷で待っていた。しかしある日突然何者かに追われる羽目になり、外の世界へ飛び出した。そこで一人の青年から告げられたのはフツキが世界を護る為に生まれた青薔薇姫であるということ。青薔薇姫は一体何を護り、何を壊す?青薔薇姫を襲う彼等の目的と隠蔽された過去には何が?儚くも、美しい青薔薇姫と従者達の運命は?ダークで甘く、少し切ないゴシックファンタジーを今、貴方に。(魔法のiらんど様にて同時執筆開始)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-15 17:14:18
160918文字
会話率:49%