多くの宝石を産出する巌之国《いわおのくに》。
後宮に召された翡翠《ひすい》の方《かた》と呼ばれる宝石研磨士は、王の寵愛を受けるもほかの妾妃たちの嫉妬を買い、実家へ戻ることとなった。
消沈する彼女を励ます幼なじみの青年・礫の優しさは、やがて熱
を帯びていき――道ならぬ恋が生むものは何か。
和風後宮ロマンスです。
※ 本作は長岡更紗様主催「イセコイ冒頭ミュージアム」企画で冒頭一話のみ発表したものの連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 23:26:42
53345文字
会話率:43%
魔王討伐の為に召喚された聖女。天才美少女の名で知られた高校1年生の近藤絢香は、妾妃の産んだ第二王子ルドルフと、その婚約者の辺境伯の娘である女性騎士コーデリア、魔導士のサイドライト。騎士団長のドミット、教会から聖騎士ハリオットの6人+αで魔
王城を目指して辺境を進む。
辛い旅の末、魔王を討伐して城に帰ると、手のひらを返したもてなしと扱いを受け、王太子サイデッカーの婚約者としての地位を授かるも、裏切られる。怒りのままに、与えられた部屋に戻り、もらった服や宝石などを迷惑料としてインベントリに仕舞うと城から消えた。聖女が消えた後、表面上、城では混乱は起きなかった。
城を出たアヤカは教会の礼拝堂に行き、創造神アモルフィアの加護をもらい隣国ポートレート帝国の帝都の片隅で暮らし始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 09:41:28
19699文字
会話率:19%
第一皇子アレクの元を、ある日、第四皇女ヴィアトーラが訪れた。実はこの皇女、五年前に亡くなった寵妃の連れ子。
皇帝の血を引く弟と二人、宮殿でひっそりと隠れ暮らしてきたのに、昨日、急に皇帝がヴィアの元を訪れ、後宮入りを仄めかしてきたのだと言
う。
後宮に入りたくないヴィアは、それまでの病弱設定を捨て、弟込みでアレクに庇護を求める。
「どうかわたくしを、殿下の妾妃にして下さいませ(ただし、一生は嫌です!)」
美しい容姿に、庶民のたくましさを併せ持った皇女が、大国の皇子を振り回していく話。
本編は、34話で完結しました。いくつか、外伝を書き足しています。
今春に書籍化します。それに伴い、タイトルを変更しました。
なお、旧タイトル「寵妃の連れ子は、自国の第一皇子を振り回す」につきましては、シリーズ管理の方にそのまま残しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 11:00:00
392541文字
会話率:28%
「妾は、お前との婚約破棄を宣言する!」
私、王女エリザベスことリズは愛する婚約者に、そう言った。
はやりの婚約破棄ものを書いてみたくて書きました。ただ婚約破棄するのは王子様ではなくお姫様で婚約破棄した側の視点になります。
タイトルを一人
称にしたので一人称で書きました。主人公のリズ視点で、親しい人以外との会話での一人称は「妾」ですが、地の文(心の中)では「私」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 17:00:00
217099文字
会話率:34%
国王妃の私はありもしない冤罪で捕まった。国王陛下と妾妃の嘲笑う顔を見ながら死んでしまった私…。そして生まれ変わった私は、別人の…あれ?私、この人知っている。この子私の部下じゃない?あれ私ってもしかして過去に戻って来ているの?!どういうこと?
あれ、おまけにこの同僚ってもしかして?
なんとしても過去の自分を助けてあげなくちゃ!あいつらにざまぁ繰り出してギタギタに踏みつけてやるまで負けないよ!
【不定期更新です】
ざまぁが書きたくて設定もりもりになってますが、徐々に謎を消化していけたらいいなと思います。恋愛要素は前半薄目、後半に入れていく予定です。
感想等のお返事はネタバレになるのでお返ししませんがご理解頂けると幸いです。
【2020.4.12完結です】
沢山のブクマありがとうございました。<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 14:03:30
57999文字
会話率:41%
祖国を滅ぼした帝国の皇帝を殺しに男の住む後宮に妾妃として入内した元王女アイーシャ。
皇帝アウロスは暗殺に失敗したアイーシャをそのまま妾妃として後宮に住まわせるばかりか、自分の最期はアイーシャに殺させてやると約束する。
全てをなくしたアイ
ーシャと全てを奪ったアウロス。
2人はどの様な道を選ぶのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 00:39:31
8487文字
会話率:23%
イクパル帝国の第一皇子に嫁ぐことが決まっていたアンジャハティ姫は、けれどその未来に疑問を持っていた。妾妃も愛妾もたくさん召抱える第一皇子の妻となり、幸せを見つけることができるのかと。そんな折、「宴の席へ迎えに来た」と言う少年と出逢い……。
≪全10話完結≫
※アルファポリスさんにも投稿させていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 23:41:15
25431文字
会話率:42%
四年前、山原瑠璃子は当時十六歳の時に高校からの帰り道で異世界トリップし、紆余曲折を経てメイベル王国の王、マルセル・ヴィ・メイベルの寵妃となった。それから二年。マルセルの寵妃として名を馳せた瑠璃子は、マルセルの女癖の悪さにほとほと嫌気が差して
メイベルを出奔し、旅の一座に加わって一路東方の大国を目指していた。その道中で出会った謎めいた青年との邂逅が瑠璃子の人生を大きく左右する事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 00:00:00
181595文字
会話率:37%
前世、男。仕事のできる管理職、だったと思う。努力の結果の見せかけ精悍イケメン。本物のイケメンにコンプレックスを、線の細い王子様美青年にはトラウマを持っていた。38歳で、たぶん過労死。
現世、セイダロン王国第一王女リグレットノア。超絶美
少女。愛人の居るイース国王太子に自ら望んで嫁いだのは、後宮で趣味と実益を兼ねたアイドルユニットをプロデュースするためだ。
そんな充実(?)した日々の中、俺は前世の俺にそっくりな男を見つけた。この胸のときめきはいったい何なんだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-11 09:24:19
121543文字
会話率:43%
公爵家次男、ロアナは第一王子の婚約者。
「私の婚約者であり、公爵令息ともあろうお前が嫌がらせとは……」
婚約破棄、追放され平民身分にされた後で、商家の娘(美人)の婿として嫁ぐ。
そんなシナリオを思い描いていたら、予想外の方向に。
「
罰として婚約者から第八妾妃候補へと落とす事とする!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 23:00:16
3116文字
会話率:17%
ここは平和なヴァリウス王国の城下。冒険者ギルドに二人の不審人物が。一人はユイ。もう一人はナナシ。冒険者ギルドでトップの戦績をあげるSクラスの冒険者だ。二人とも普段から外套のフードを深くかぶり、風のように現れては魔物を殲滅して去ってゆく…そん
なクール(?)な二人が面識があることを知るものはほとんどおらず、まして彼らが国王とその妾妃であることを知るものは居ないのであった……
ラブコメと言うよりギャグコメディー(だといいなあ)
不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 17:02:18
12325文字
会話率:71%
高校を卒業したばかりの深谷 泉実(ふかや いずみ)は、気がつくと見知らぬ世界に降り立っていた。そこは数百年に一度、女神の使いが降臨する『西の大陸』だった。
王家に保護され、自分がその御(み)使いだと告げられる泉実。戸惑いながらも落ち着きを取
り戻した頃、隣国の王都軍が泉実の身柄の引き渡しを求め城に侵入してくる。
< ハイファンタジー / 他キーワード:天意 大国の王 騎士 妾妃 後宮 軍隊 >
※主人公は男子校出身です。1話あたり1600字前後と短めになっています。完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 15:14:10
148253文字
会話率:38%
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりを意味する。
庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになるのだ。
私は偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしい
と知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。
しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、少し普通じゃない?
※以前部誌で出したものを加筆修正しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 15:58:14
8959文字
会話率:29%
とある国に、死を待つ罪人を閉じ込めた塔があった。
ある日、そこに連れてこられた娘は、王の一番若い妾妃だった―。
他サイトで発表していたものです。こちらに引っ越しました。
2014/10/4
一部文章を変えました。
最終更新:2014-05-18 22:23:10
3159文字
会話率:11%
王妃さまに殺されそうな白雪姫
王子さまは姫を救うのでしょうか?
それとも…………?
この小説は白雪姫をベースにして書いた小説です。 中編でも全く王子が出ません!
最終更新:2013-12-28 14:20:11
703文字
会話率:29%
王妃さまに殺されそうな白雪姫
王子さまは姫を救うのでしょうか?
それとも…………?
この小説は白雪姫をベースにして書いた小説です。
前編では全く王子が出ません!
次回出します
……多分?
最終更新:2013-02-26 07:00:00
898文字
会話率:29%
「今度、正妃を娶ることになった」
夕方、いつものように部屋に訪れた王子は――そう告げた。
*三人称練習中です。
最終更新:2013-06-01 05:16:50
60689文字
会話率:23%
王都の一町娘が国王陛下に見初められて、今では王の寵愛深い妾妃へ。身分の違いという問題こそあるものの、見事にシンデレラ・ストーリーを駆け上がってみせた妾妃様。
ところがその二年後。二人の愛を嘲笑う様に、国王陛下の元へは隣国から由緒正しい血筋の
とても美しいお姫様が嫁がれました。その内起こる事だとは思ってはいたけれどこんなにも早いだなんて、と悲嘆にくれる妾妃様。慰めてくれる侍女達を遠ざけ、今にもその宝石の様な瞳から涙を零そうとしておりましたが――。
(前作【策士な王妃様】の続編。妾妃を主役にしたお話です。前作を先に読まれたほうが楽しめると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-27 10:00:00
4695文字
会話率:43%
第三皇妃ムセリは、故国を滅ぼされ、妾妃として召された娘であった。正式に皇帝の皇妃として迎えられるが、病を得て、再興した故国に戻りたいと、皇帝に願い出た。
最終更新:2009-08-28 04:37:34
6265文字
会話率:14%