誰にも愛されなかった公爵令嬢レティシアは、王子の正妃になることだけを人生の全てと信じて生きてきた。
だが、平民出身の子爵令嬢に王子の心が奪われたとき、彼女の全てが崩れた。
嫉妬と憎しみに突き動かされ、悪事を働いた代償は──婚約破棄、勘当、
そして砂漠への追放。
命の灯が消えかけたその時、彼女は思い出す。「前世」の記憶を。現代日本で生きていた、ごく平凡な一人の女性だったことを。
異国の商隊に拾われたレティシアは、放浪の王子カイと出会い、知識と力で生き直す。
彼は実は隣国の第三王子。自由に生きる彼の隣で、レティシアは“愛されるため”ではなく“自分の人生を取り戻す”ために、歩き出す。
全てを失った少女が、今度こそ自分の手でつかむ──運命の再生と逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:00:00
116944文字
会話率:31%
【書籍: 2巻が先日の2月15日発売しましたー!!!】【コミカライズも連載中】
絶世の美女と謳われる妹マリエッタと比較され、『地味姫』と揶揄されて育った公爵家の長女セレンは、婚約者たちが「マリエッタを正妃にすべき」と話しているのを聞いてしま
い、自ら婚約を破棄するために動こうと決意。
『氷の魔術師団長』ヴィオルから借り受けた使い魔の黒猫とともに、円満な婚約破棄を目指します。
◆セレンとヴィオル、双方の視点がでてきます。
◆エブリスタ様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:10:00
1206261文字
会話率:51%
「守りたい人が出来た。私はその人を正妃にしたい」
幼い頃から想いを寄せていたラドネラリア王国の王太子であり、婚約者のアルバートから婚約解消を言い渡されたリュセラーデ侯爵令嬢のベアトリス。
想い人である婚約者から次々と紡ぎ出される言葉にベア
トリスは傷付き、涙が枯れるまで泣いた。
だがその一週間後、婚約解消の申し出は突然ひっくり返った。
「ベアトリス。昨日までの私はどうかしていた。だから、婚約解消の話しをなかったことにして欲しい。この通りだ!!」
深く傷つけられたベアトリスにとって、それは簡単に許せることではない。だけど、長年の恋心は中々消えてくれず、ベアトリスは戸惑う。
そんな中、これまでとは違いアルバートが少しずつ変わり始める。
「ベアトリスが私に不信感を抱く気持ちは分かる。だから、私は君の信頼を取り戻すために変わる努力をしているところだ。少しずつでいい。私を許してくれないだろうか?」
婚約者のその言葉に、すぐには無理でも彼を信じてみても良いのかもしれない。ベアトリスはアルバートに対してそんな風に思い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:10:00
77992文字
会話率:45%
18歳の王の血を引く男児は、召喚の儀によって自らの妃となる聖女を呼び出す王国で、二人の王子が儀式に臨んだ。
正妃の息子で、横暴でわがままな性格の第一王子レオナルトと、側妃の息子で第一王子に虐げられる第二王子のエリオット。
召喚の儀は無事に済
み、二人の聖女が召喚されたが、そのうち一人は体中にまがまがしい刺青を施した異世界の少女だった。
第一王子に敬遠された刺青の聖女の手を取ったエリオットは、彼女と親交を深めていく中で彼女の力が王国の問題を解決できることに気が付き行動を開始する。
そして二人は図らずも王位継承争いに巻き込まれてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:42:52
185940文字
会話率:38%
百年に一度、異世界から召喚される『聖女』の力で繁栄してきた帝国・エルグリンド。
聖女は皇帝の正妃となり、国を導くという。
当代の聖女の伴侶となる定めの皇太子・ヴィクトール。彼の下に現れた『聖女』は、異世界の『少年』ーー如月香澄だった。
最終更新:2025-06-01 17:52:13
13143文字
会話率:45%
ウィルヤーク王国の第3王女ユリヤは父王と愛妾との子であって、正妃を母に持つ兄や姉とは、一線を引いた扱いを受け、肩身の狭い思いをしていた。そんな中、潮干狩りをすることが唯一の楽しみ。この日も、いつものように海岸へと貝を拾いに行ったのだが、そこ
で奇跡のような出逢いがある。
コメディです。伝説の◯◯というお題で書いたものです。お読みいただければ幸いです。
エブリさんにも投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 13:18:22
5650文字
会話率:45%
異世界なんてあるわけがないと思ってた。そんなのファンタジーにすぎないって。
『異世界? なにそれおいしいの? 異世界だのなんだの、そんな現実離れした架空の話なんて知らんがな』
そう小馬鹿にしていた世界へどうやら転移させられたっぽい。多種
多様なコスプレをした連中に囲まれて物々しい雰囲気。
早々に前言撤回するわ。異世界はある、おそらくきっと。だってここ多分、異世界だわ──。
「名はなんという」
「人に名前を尋ねる時、まず自分から名乗れって教わってません?」
私の終わりかけてた人生が、新たに始まる──。
「正室とは正妃になるということだな」
「せいひ……?」
「正妻のことだ」
「?」
「妻と言えば分かるか?」
「誰の」
「俺の」
「え?」
「ん?」
「妻?」
「ああ。側妃ではなく正妃だ」
・・・なんてこったい。
かくかくしかじかで絶対的な君主として存在する皇帝 ガノルド・ラフマトスホユールの正妃になることになった佐々木美織ことレディア・ウィンテルシア。
「皇帝なんでしょ!? 一番偉いんだよね!? なんとかなるでしょ、紙切れ1枚くらい……ね? ガ ノ ル ド 様♡」
「どうした、目が痛むのか?」
「ウインクだよ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 22:17:04
90196文字
会話率:63%
ファデット(愛称ファデ)は筆頭公爵メルローズ家の令嬢。
現在、貴族高等学院二年生。
聡明だがお人好しなのが高位貴族令嬢らしくない。
なおかつ彼女の最大の欠点はイケメン顔フェチ。
ファデは幼い時に出会った金髪碧眼イケメン小公子。
第一王子ア
ルフォンス(通称アル)に一目惚れ。
めでたく王家と公爵家の決定でアル王子の婚約者となった。
だが、ある日突然アル王子から「愛する女を王太子妃にしたい、ファデ、君には悪いが側妃になってくれないか」と懇願される。
愛する初恋の君の正妃として結婚できると信じていたファデは大ショック。
「なぜ自分が側妃なのか」と訊ねたら、アル殿下はとんでもないことを仰った!
※ イケメンだけが取り柄のクソ王子をざまあする作品です。溺愛弟王子も登場。最後はめでたくハッピーエンドです。
※ 春のチャレンジ2025「学校」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:30:00
38489文字
会話率:31%
「リヴィア オーガスト公爵令嬢 お前は私の側妃に、メリッサ ロンゴ男爵令嬢を正妃とする。」
アナトーリ王太子は理不尽な話を残酷な笑みを浮かべながら勝ち誇った態度で、婚約者のリヴィア公爵令嬢と、一つ年下のアンドレイ第2王子、メリッサ男爵令嬢
の3人を前にして言った。モドーネ王国は長子が絶対に嫡嗣となる、碑母から生まれたアナトーリは、あえて身分の低いメリッサを公爵令嬢の上にして、自分の王太子としての権力に酔っていた。しかし、リヴィア公爵令嬢はこれを簡単に了承し、しかも国母の立場も譲るかの様に、メリッサから子供が生まれるまでは、白い結婚にして欲しいと言う。それが国家の為だと。アナトーリとメリッサは喜ぶが、それは破滅への導きだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:00:00
4914文字
会話率:23%
アンテの執務中の真っ昼間に武術訓練所の方で星降りが起きた。
幼い、ジェト王子と右大臣のやんちゃ娘が星降りを起こしていた。
急遽週に一度の逢瀬を設定され、二人は逢瀬を交わすこととなる。
屋敷に居場所のなかったシェリティは正妃ミズキの元で少女
としての道を歩き始める。
幼い恋人達に試練が訪れる。果たして星は二人をどの道へ連れて行くのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 18:59:40
18473文字
会話率:51%
幸せな恋人達に星が降るという言い伝えのある国での恋物語。シリーズ2。
恋人でも何でもないのに正妃付き女官シュリンと大臣ユリアスの間に突然脈絡もなく星ふりが起こる。あれよあれよとユリアスの屋敷に追いやられ家事にいそしむことになるシュリン。屋敷
はいいけどユリアスなんてと思っているが……。果たして恋人になるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 22:10:47
17505文字
会話率:53%
冤罪で断罪された侯爵令嬢レナリアは、「転生者であること」を理由に国外追放の処分を受ける。失意の中、彼女を拾ったのは、なんと魔王――しかも、かつてのクラスメイトだった!?「今度は俺が君を守る番だ」と言う彼に導かれ、レナリアは“魔王の正妃”とし
て王都へと舞い戻る。聖女に仕立て上げられた本当の悪女、王太子の裏切り、王宮の陰謀……すべてを暴く復讐劇が、いま始まる。これは、契約結婚から始まる本物の愛と逆転劇の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 19:10:00
9771文字
会話率:46%
隣国の大貴族から嫁いで来た“菫の妃”は初夜に「君を愛することはない」と夫である王に言い放たれる。王と正妃のあいだに子が出来ないために急造された後宮では、“菫の妃”と同様に、花の名前を与えられながらも主たる王に愛でられることのない女たちがしの
ぎを削っていた。また後宮ではどうにかして王の子――特に男児――を孕まんと数多のよからぬ策謀が渦巻いている始末。
……これは三〇〇年続いた王朝が滅びるに至る、黄昏どきの話。
※西洋っぽい固有名詞がちょこっと出てくる異世界の国がメイン舞台ですが、日本的なホラーです。それ以外にも色々と和洋中いいとこ取りでごっちゃにしています。人死にがあり、犬も死にます。また、生殖にかかわるセンシティブな描写や、差別的な用語が出てきます。ひとによってはざまぁ要素ありと感じられるかも。
※他投稿サイトにも掲載。
※全10話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 00:00:00
16473文字
会話率:1%
「なんだ、その態度は!」
「えーっと……何の話でしたっけ?」
婚約破棄された後の話し合いをしている時に前世を思い出したアリシャ。婚約者の第一王子が寵愛を与えている令嬢を虐げたという理由で婚約破棄をされ、セーリオ帝国との平和協定のために人質と
して嫁ぐことになってしまった。わざわざ皇帝陛下がお迎えに来てくれることになったがアリシャは帝国のハーレムで上手くやっていけるのか……?
※8話で完結予定※
【注意】一夫多妻エンドです。正妃になるのは帝国貴族の女性です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 06:49:20
89179文字
会話率:54%
リマーディル国の王妃エリー。
彼女は孤児として教会で育った。だが遠く王族の血を引いていたため、リトワース公爵の養女となり11歳で国王の正妃となる。
そのとき国王は遠征の途にあり、彼女は夫の姿を知らぬままだった。
五年が過ぎて国王はいまだ帰
らない。
その春、夫を待ちながら処女王妃として暮らすエリーに悲劇の報せが届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 22:24:59
98979文字
会話率:35%
レヴァーゼ王国の側妃の子として生まれたウエンディ。その一週間後に生まれた正妃の子に国中が喜び、ウエンディの存在は忘れられた。
前世、雪乃としての記憶が蘇らなければ、生きることを諦めていただろう。
そうして16年が経った頃、連合国から優秀な王
女を王子妃として寄越せと命じられた王は、ふと思い出す。そういえばうちには、可愛い王女たちの他に、もう一人王女がいた──。これは、要求された王女の身代わりにされた忘れられた末娘が、自分を売った祖国をぶっつぶし最後に華々しく死んでやろうともくろむ物語。
全9話、完結まで執筆済み、順次公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 12:29:11
61701文字
会話率:23%
防衛大学を卒業後、順調に陸上自衛官としてのキャリアを積み重ねていた庸介。
訓練中に死んだはずが、気が付くと中華世界の女性の身体に乗り移っていた。
戸惑いながらも後宮で過ごすことになったが、身体の持ち主は病で死にかけた病弱な皇太子正妃候補ら
しい。
彼女の身体を借りて生きることになった以上、彼女の願いを叶えてやりたいと考えた庸介。
彼女の願いは、後宮の主、皇太子である龍明の命を守ることだった。
バディ? BL?
ジャンル不明、異色な後宮もの開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 12:10:00
122426文字
会話率:28%
貧しい村で育った少女・玲珑(れいろう)は、ある日、皇宮の貢女として召し上げられる。
「低き身分の娘など、どうせ宮廷の底で朽ちるだけ」と笑う貴族たち。
だが彼らの思惑とは裏腹に、玲珑は冷徹無慈悲と恐れられる皇帝・洛煜(らくいく)に見初められ、
正妃にまで上り詰める。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-12 09:00:00
5125文字
会話率:35%
最愛の側妃に裏切られた王は、正妃のもとを訪れる。
聖母のようだと言われる正妃は、そんな王を慰めようと言葉をかけた。
最終更新:2025-02-28 21:51:12
2004文字
会話率:27%
小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 08:20:32
323686文字
会話率:45%
ざまぁは添えるだけ、でも蛇足情報を見たらすっきりしない!!!
ご都合主義のハッピー…?エンド。
またはヤンデレくんの悪役令嬢強奪事件。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2025-02-16 22:47:33
3089文字
会話率:53%
病気で短い人生に幕を下ろした天道凛音。なんの因果か、記憶を持ったまま異世界で第二の生を受ける。どうやら自分は大国の姫として生まれたらしい。しかし、その直後血飛沫と悲鳴が全てを塗り潰す。…腹違いの兄が、第一王子で王太子の兄と、父王と、正妃であ
る母、姉姫二人を殺し回ったのだ。どうやら他の王族も同様に殺し回ったらしい。そうして無理矢理王位についた兄は、しかし私のことは殺さなかった。「気紛れだ。命は助けてやるよ。…その代わり、俺を楽しませろ」そう一言言って、優しく頭を撫でた後、どこかに行ってしまう兄。多分即位を宣言するのだろう。うわぁ。修羅場じゃん。ということで、生き残るために兄に媚を売りたいと思います。え?復讐?王位継承?なにそれおいしいの?私は兄王様に溺愛されてどこかいいところに嫁いで幸せになるのよ!目指せ兄王様攻略!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 00:33:01
97485文字
会話率:73%
ハーレムに入ったのはいいけど王太子殿下が私の元にばかり渡られるので逆に困る
最終更新:2020-02-01 23:58:16
2172文字
会話率:72%