病弱で寝たきりの妹と、そんな妹を付きっ切りで介護する姉。
二人は元女神で、双子の姉妹だった。
そんな二人はお互いに恋愛感情を抱いているが、『今の関係が壊れるかもしれない』という恐怖と、『自分のせいで相手を苦しめている』という罪悪感から
、お互いあと一歩を踏み出せない。
それでもお互いは幸せで、充実した毎日を送っていた。
しかし、それは人間の手によって突然壊される。
かつて妹を助ける為に力を使い果たした姉と、そもそも病弱な妹は、為す術なく捕らえられてしまう。
ある実験の為に姉は感情を奪われ、妹は殺された後その魂を姉の中に入れられた。
しかし、妹は姉の中で生きていた。
「わたしの権能《夢幻》で創った世界で、今度こそ幸せに暮らそう」
そう語りかけてくる妹の声に、姉は感情を取り戻し――、―――、ある決断をして――、権能《破壊》を行使し、自分もろとも今のこの世界を破壊した。
ここは妹が権能《夢幻》で創り出した、『姉妹』と『家族』だけの為の夢の世界。
巨大な世界樹と大森林。その上には巨大な浮遊島がある、小さな世界のはずだった。
しかし、とある理由により一時的に権能が解除されたこの世界は、妹の意思とは無関係に広がり、一つの巨大な世界が出来上がってしまった。
更に、周辺国家が勝手に大森林を開拓し自国の領土とした挙句、姉の為に創造した幻獣たちまで殺される始末。他にも問題は山積みで……
「ねえ、わたしがお姉ちゃんと家族の為に創った世界で……なにしてるの……?」
その事実を妹が知った瞬間、周辺国家が滅びるまでのカウントダウンは始まった――
全ては『お姉ちゃん』と『家族』の為の世界を取り戻す為に――
『お姉ちゃん第一主義の妹』と『妹第一主義の姉』、そしてそんな姉妹を温かく見守る『家族たち』による、蹂躙冒険譚&百合系のんびりスローライフ!
そして『姉妹の恋』の行方は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:08:18
31484文字
会話率:48%
ある日、子爵令嬢リコヴェールの下に妹のグリエディナがやって来た。
彼女は幸せな結婚をして伯爵家に嫁いだはずだった。
「私の夫……カーズアルト様について相談したいことがあるんです……!
お姉様の婚約者だった頃はあんなに優しそうだったのに…
…! あの人は、あの人は……!」
病気だった妹に「ずるいずるい」とねだられ、リコヴェールは多くの物を奪われてきた。
婚約者もまた、妹が奪っていった人だった。
それなのに結婚生活に悩む妹は姉を頼ってやって来た。
姉が仕返しを計画していて、既にその企みの中にいることも知らずに。
リコヴェールが計画する恐るべき仕返しとは?
彼女が本当に望んでいたものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 11:40:00
16118文字
会話率:30%
とあるゲームの悪役令嬢…の妹は癇癪を起して苛立ちを隠さない姉に助言してしまう。
平民の女生徒に唾を付けられた王子様にこだわる必要はないのでは?と。
スペックが高すぎた悪役令嬢は妹の助言に「それもそうね」と思い動いてしまう。
秩序と規律のピラ
ミッドである「貴族」と言う統治方法に皹を入れる新しい概念を打ち出した
平民の女生徒の出現と王子との婚姻が原因で国の序列と秩序は乱れまくる。
そしてバタフライ効果のごとく世界は動いてしまうのであった。
優秀な悪役令嬢は切っ掛けさえあれば羽ばたくだけの力があるのだ。
そして羽ばたいてしまった結果「乙女ゲーム」の世界は崩壊するのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 20:00:00
41618文字
会話率:14%
「――つまりこれは、筋書きのある舞台のようなものなのね?」
恋愛シミュレーションゲーム【月光のリーベリウム】における『悪役令嬢』、アーデルハイド・フォン・ヴァンデルヴァーツは、ある日自分を待ち受ける運命を知った。
『主人公』たる異母
妹、レティシア・フォン・ヴァンデルヴァーツをいじめ抜き、そして最後には復讐され、断罪されるのが役所。
「私の『役』は……『いじわるな腹違いの姉にして、人の優しさを解さぬ高慢ちきなお嬢様』?」
未来は、ほんの些細なことで変わってしまう。
きっと、舞台をぶち壊すこともできる。
「よろしい。与えられた役を、演じ抜いてみせましょう」
けれどこれは舞台。
誰かが作った、誰かを幸福にするためのストーリー。
「あー、うちの妹可愛い……めっちゃかわ……はっ、いけない。いじめ抜かなきゃ……」
だからこれは、気の迷い。
台本の行間に記されず、台詞にして語られぬこともあるものだから。
「演じ抜きましょうとも。したくないことをするのには慣れている。そして今度は、自分の心までは裏切らずともよいのだから」
だからこれは、演者に許された裁量の範囲内。
この舞台をぶち壊しかねない素人どもに、未来を変えさせない。
「目標その一、【最後の舞踏会】。目標その二、【断頭台】。ありとあらゆる抵抗を排し、全てをあるべき未来へと」
目標その一、【最後の舞踏会】。
目標その二、【断頭台】。
「そのためにこれまでの全てがあったと言うなら、私の人生も、この血塗られた公爵家の歴史も、少しは報われるというもの」
善良な妹に幸福を。
非道な姉に報復を。
「私の妹に、幸福を贈る。誰にも、邪魔はさせない」
異母妹――自分の地位を脅かすかもしれない、"冷徹非情のヴァンデルヴァーツ"の当主にとっての『敵』を。
血を分けた妹を、本当は大好きな姉がいただけの話。
「お姉ちゃ……お姉様!」
でも、その妹も、姉(私)のことが大好きみたいで……。
目標達成の一番の障害になってるのどうしよう。
・あらすじ圧縮版
悪役令嬢のお姉ちゃんが、妹の幸せのためにゲームシナリオ通り断頭台エンドを目指す。
……でも、妹は姉妹百合エンドを目指しているかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:03:34
512634文字
会話率:21%
――― お姉さまが処刑された ―――
その一報を聞いたのは私が辺境から夜会へと参加し、取り押さえられた時だった。
最終更新:2024-03-30 15:03:53
1870文字
会話率:31%
可愛いがられる妹と可愛いがられない姉。ある日、妹は姉の婚約者が欲しいと言い出す。その結果……。
最終更新:2023-11-28 09:17:21
3365文字
会話率:27%
姉は妹を守り、導く。
妹は姉を信じ、頼る。
生まれた時から「そういうものだ」と教えられてきた姉妹。
他人になんと言われようと、お互いを信じ、思いやる。
それが当たり前だった姉妹は、異世界に行っても超絶仲良し。
2人揃えばチートで最強
、そんな姉妹が異世界で自由気ままに暮らす話。
麻木 蓮(あさぎ れん) 努力家。何があっても折れず、前を向き続ける姉。
麻木 華(あさぎ かな) 天才肌。生まれながらに何でもできる妹。
チート能力【可能性】
パッシブスキル。出来ないことが出来るようになる、やろうと思えばどんな無茶でもこなせてしまう能力。
麻木家、母の教え
『二卵性だけど双子だったから、2人合わせて蓮の華ね。世界のどんな嫌なこと、どんな悪いことにも負けずに、2人仲良く綺麗に咲けるようにって思いを込めて名付けたの』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
91701文字
会話率:56%
就職先で馴染めずすぐに退社し半ニート状態だった俺は自称高位生命体の手違いで殺された。
完全に相手側のミスだったということもあり転生を提案され、少しだけこれが異世界テンプレかと興奮するもその期待はあっけなく裏切られた。
転生先は俺の母親と父親
の子だったのだ。
女の子として生まれ変わった俺に歳の離れた妹はお姉ちゃんムーブをかまし、両親は一度俺を失っているからか天使だのなんだのと超甘やかす。元、友達や幼馴染からは姫扱い。もう一度卒業しているから学校には行かなくていいかとも思いきや、そうもいかずなんだかんだで第2の人生をエンジョイする1人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 20:16:46
13389文字
会話率:42%
親の再婚で姉妹になったアリーシェとマルレー。五歳まで男爵家で過ごしたものの以後はずっと平民暮らしだったアリーシェと、伯爵令嬢として育ったマルレーの関係は少しぎくしゃくしていた。そこへアイブリンガー家から婚約の話が来て、アリーシェが選ばれた。
三カ月差で姉となったアリーシェと妹マルレーを巡る婚約トラブル話。
話は2つ。
何話に分けるか迷い中。多分3話くらい。
後半は一気に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 15:00:00
25549文字
会話率:33%
軽井沢で頼まれた絵を届けに行った家で母を無くした赤ん坊とその母親の霊と出会う多恵さん。秋の気配を感じた彼女は11月に秋川渓谷に画家仲間5人と出かけることを計画。それを知った幽霊たちは6人と聞いて残念がるが、描く時はバラバラと云う事で付いて行
く事に。御岳山の傍を通過する時に昔の事を思い出す多恵さんと同じく昔の恋を語る三宅女史。多恵さんは秋川渓谷で幼児を助けようと溺れて死んだ誠と言う若者に遭遇し、その親たちが自分に代わって川を守る地蔵菩薩を作ると云う情報を周囲から聞き出し彼をその場から離れさせ、幽霊軍団に入れる。その後宿の近くの河原で地縛霊に近い自殺した女性の霊も何とか救い出して彼女も仲間に入れる、彼女は自分の妹が心配と言うので幽霊達に様子を探らせる事にする。翌日幽霊たちの事は気にかけつつ、滝の絵に心を打ち込む多恵さん。一人で滝の絵を描いている所に現れた幽霊達。妹は姉の死以来男性恐怖症になっていてそれを何とかしなくてはいけないようだ。お土産を買い、わが家へ戻った多恵さんを温かく迎える家族。そのあと妹をクリスマス会と同窓会を兼ねたものに誠の力で連れ出すことに成功した多恵さん、その後もあまり無理をせずそういった場所に連れ出すように指示し、いやいやながらも杉山君と六色沼を散策する事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 15:40:53
46903文字
会話率:57%
治癒魔法をもつ優秀な妹には素敵な婚約者がいました。でも実は突飛な治癒魔法を持つのは姉の方だったのです!!被害妄想のある妹は姉に虐められているといつも婚約者に泣いて相談。でもおかしいと思った婚約者が探りをいれると、実は姉の方が妹に冷遇されてい
る痕跡が……。
主人公は妹。悲劇のヒロインからの転落ヒロインを演じることで姉の魅力を引き立て、婚約者と破棄すること、───それが彼女の使命だった。
全ての集大成である学園パーティー。思い通りの展開で、彼女はいつも付き従ってきた護衛騎士と最後の語らいをする。もう婚約破棄が決まれば、護衛騎士は不必要。それに対して騎士とって行動は彼女の想像を上回ってしまった。しまったゆえのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 23:26:55
7973文字
会話率:26%
公爵家の令嬢アルテリアは狩猟を趣味としており、弓の名手として多くの人々に慕われていた。だが、婚約者の王子クロイツはそんな彼女に嫉妬し、顔を合わせるたびに嫌味ばかりを言ってくる。そんな日々にアルテリアはうんざりしながら、いずれクロイツが理解を
示してくれることを願っていた。しかし、半年ぶりに留学から帰ってきたところ、妹のモニカから予想外の事実を告げられる。「アルテ姉様がいないからって、王子がしつこく言い寄ってくるんですっ! 助けてくださいっ!」どうやらクロイツはモニカに手を出そうとしているらしい。さらに彼はアルテリアの悪い噂を流し、ありもしない罪を被せて婚約破棄を宣言するつもりだとか。「クロイツ、もう貴方には何も期待しない。そっちがその気なら、きっちり反撃させてもらうわ」これは、身勝手な王子を『狩猟令嬢』がやりこめる物語。※妹は姉を慕ういい子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 20:01:14
20590文字
会話率:27%
誰にも言えない義理の姉との共同生活が始まる──
そして義妹は姉の策略を止める為に動き出す!
義理の姉妹との物語が連載版として新たに始まります!
加筆修正を加えておりますので、短編版を読んで下さった皆様もぜひ最初から読んで頂けてますと幸い
です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 00:04:08
105204文字
会話率:46%
誰にも言えない義理の姉との共同生活が始まる──
そして義妹は姉の策略を止める為に動き出す!
最終更新:2022-05-03 22:02:25
5451文字
会話率:48%
アクソウ公爵家の長女シグナミア=アクソウは妹のフォーティック=アクソウに対し、エスティール第三王子との婚約を破棄すると宣言した。婚約破棄を王子にも伝えるため、姉妹はニゼイサン王国の首都サン・スウリへと、侍女、御者とともに馬車で向かった。
魔法都市でもある首都サン・スウリの王城に到着したシグナミア達は、イメケンのエルフにしか見えないようなエスティール王子と対面する。エスティールの態度に我慢ならなかったシグナミアは怒りに身を任せ、彼へと平手打ちをしてしまう。王族への反逆罪とみなされ、シグナミアは兵士達に捕らえられる。
広場では、シグナミアを処刑する準備がなされていた。集まる民衆の中に妹フォーティックの姿はない。王子はフォーティックがシグナミアを裏切ったと告げた。それでもシグナミアは、妹の裏切りはないと信じ続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 17:02:24
11732文字
会話率:46%
バカ真面目な主人公には幼馴染の双子がいた。
双子の妹は活発的なでガサツだが、面倒見のいい魅力的な女の子。
双子の姉は頭脳派で大人っぽいが、幼い頃から病を患っており、常に入院している。
そんな三人はお互いに恋をしていた。
──三角
関係。
妹は姉を思い、姉は妹思う。
なら主人公は何を思うか──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 16:56:39
3295文字
会話率:59%
ざまぁが思い付かないのでリハビリです。
分かる人には分かるネタで申し訳ない。
最終更新:2021-09-16 18:55:10
1080文字
会話率:7%
姉に支配されこきつかわれる妹です。
妹は姉に従うものという言葉を信じてきました。
しかし友達の姉の優しさをみてうちの姉が規格外と知ったのです。
姉に反抗しても毒舌でやり返され私は黙って耐えることにしました。
しかし私のほうが先に婚約者が決ま
って怒り狂う姉が私を婚約破棄させ、婚約者をとりあげたとき私は姉に復讐をすることに決めたのですが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 16:07:04
2156文字
会話率:42%
母親違いの五歳上の姉は国一番の美女、その妹はそばかすのクルクル髪。
外面のいい姉はいつもそんな妹を不細工、ぶつぶつ顔のすずめ頭と人のいない場所でいつもバカにしていた。
両親は姉が優しいいい子だと思っていたので、妹はこの姉の本性を誰にも言えず
にいた。
そして妹が王太子の婚約者に選ばれ激高した姉、半年後、姉の姦計により妹は姉をいじめた性悪妹とされ婚約破棄され、辺境に追放された。
そんな妹が姉にざまぁした方法とは?
自分の顔が一番だっていうお姉さまにふさわしい姿にしてさしあげましたのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 16:08:05
3186文字
会話率:50%
どうして妹は姉を? ある王国最大の醜聞。
王太子は、悪役令嬢と言われたある侯爵令嬢からの、自分宛の手紙を読んで真実を知る……。
最終更新:2021-04-21 20:02:02
2412文字
会話率:4%
ずるい妹系が流行っているので書きました。
妹視点。妹は姉が大好きですが、恋愛感情よりの敬愛です。もはや妄信的な。でもジャンルは一応恋愛。
若干GL+近親恋愛的な表現に感じられるかもなので、苦手な方はブラバ推奨。
最終更新:2021-08-16 12:00:00
3994文字
会話率:16%
ちょっと躾しなければならないので、呪いの品でこてんぱんにしよう(※重複投稿作品)珍しくハッピーエンド。ざまぁ途中まで。
最終更新:2021-07-07 23:00:00
4680文字
会話率:33%
双子のエリーとミリーは両親でも見分けがつかないほどそっくり。ある日、訪ねてきたミリーの婚約者を、入れ替わってミリーのフリをしたエリーが出迎えた。初めはほんの悪戯のつもりだった。しかし、エリーが自分の中にある感情に気がついたときには、既に引き
返せないところまで来てしまっていた。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 16:47:41
3965文字
会話率:22%