アノン侯爵家夫人であるシルビアは、幼馴染であるクリスティンと結婚している。かつて夫は、同じ幼馴染である王太子妃フェリシアと恋仲だった。その恋が破れて、仕方なく結婚したのが私…。だけどもう手の届かない存在になったフェリシアを忘れて、きっと私を
愛してくれるようになるはず!そう思い続けて三年、変わらず彼女を愛し続けている夫に私の心はズタズタ…もう限界!
もう楽になりたいわ…そう思った私は、偶然起こった事故を利用して『私』という存在を消すことに成功する。この先は自分の好きに生きていきたい…そう心に誓ったのに、過去の自分がどこまでも追い掛けてくる。果たして、その先にあるものとは?
R対象話には、『*』マークをつけます。お気を付け下さい。R15がどの程度までなのかよく分からないのですが、際どくない程度にそういう表現があると思っていただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 09:00:00
167034文字
会話率:34%
お盆の初日、大学の友人との飲み会の帰り道、律子は終電ギリギリの電車に乗り込んだ。酔っ払った頭で各停電車に揺られていると、普段は気にも留めない小さな駅の『野三谷駅』が、『飲み屋駅』に変わっていた。「なにこれウケる」と思わずホームに降りた律子は
、駅の端が赤ちょうちんが並ぶ飲み屋街になっていることに気づく。ふらふらと吸い寄せられるように屋台が並ぶ方へ足を進めると、そこにいたのは律子が小さい頃に亡くなったおじいちゃんだった。おじいちゃんはお盆の初日だというのに、なんでこんなところで酔っ払ってるんだ。自身も酔っ払いのテンションで、律子はおじいちゃんを家まで引っ張っていった。
生前は酔うと手がつけられなくなっていたおじいちゃんは、いまだに律子の家に大きな爪痕を残している。夫婦とは。家族とは。完璧ではない、愛の形とは。お盆の期間限定のちょっとした非日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:50:00
25800文字
会話率:35%
小国の王女、ミルカは帝国に国を守ってもらうために冷酷皇帝と呼ばれるアシュレイと結婚した。
アシュレイは彼女を愛することはなく、ミルカも己の境遇を受け入れた。
二人は夫婦とは名ばかりで、その関係は冷え切っていた――はずだった。
最終更新:2024-07-01 20:02:30
17299文字
会話率:40%
Q輔さんの『僕の日記』にあった、「夫婦とは」というテーマで書きました。
最終更新:2024-04-03 18:28:35
1261文字
会話率:3%
【シリーズもの】【一話完結型】
ダン!!!殴られた壁から振動の余波が伝わる。
メリハリのある豊かな身体を持つ側妃が拳を壁にめり込ませていた。…素手で。側妃は居丈高な態度でこう言った。「わたくしを、誰だとお思い?」
権力と物理で周りを黙らせる
系側妃の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 11:27:16
13369文字
会話率:22%
夫婦とは互いに支え合って互いを尊重するとやら言われているが、
今も昔も変わらない政略結婚であったり、デキ婚であったり別に否定することではないが、
婚約を自らの意思で望んでいない状況下に置かれて婚約を余儀なくされる人が一定数いる。
本文ではそ
んなお互いに愛を本心から誓っていない夫婦の話を書いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 01:15:23
1998文字
会話率:20%
うだつが上がらない入社4年の会社員、蟹山永盛は、ある日突然、上司である京極課長から結婚を迫られる。
彼女もいないし、このままでは独身一直線の永盛は、なし崩し的に承諾するが、京極課長にしても、この結婚はあくまで「形」だけだと念を押される。
かくして入籍し、課長のマンションへと引っ越してきた永盛だったが、そこにあったのは、夫婦とは思えない、愛情のカケラもない、実にドライな、まるでシェアハウスのような暮らしだった。
そんなとき、これまでの通勤ルートが変わったことで、駅ピアノを見つける。
ストレス発散のために弾いてみる永盛だったが、そこで同じくピアノを弾いていたアリサと出会うことで、人生が別の方向へと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 17:00:00
101400文字
会話率:35%
三年の交際を経て、結婚した彼女との日々を重ねていく。
そして、君に話したいことがある。
*****
短編「貴方に伝えたいこと 」の夫編です。
これだけでも読めますが、先に妻編を読んで頂けると良いかと思います。
最終更新:2022-11-24 16:44:41
4212文字
会話率:10%
夫婦とはを書いてみました
最終更新:2022-04-25 19:59:47
294文字
会話率:0%
全身が痛い。
何故なのか分からない。
近くに誰か居る。
一体誰だ? ーー俺だった。俺、スカラグだ。
じゃあこの身体は誰のものなんだ?
全8話。毎朝6時更新。
ゆるふわ設定。ご都合主義。
最終更新:2022-03-17 06:00:00
31173文字
会話率:51%
暇になった日曜日、
メールで梨花と遊ぶ事になる。
食事に行く事になるが、パフェを食べたいと
お店に入り。
そこで出会ったお姉さんは悩みがあった?
最終更新:2022-02-28 18:59:51
2871文字
会話率:14%
北海道にスケッチ旅行に行きたくても、経済的に無理かなと思っていた多恵さん。そこに大樹さんの教室の教授夫人が多恵さんの画を買ってくれることに。年が教授よりもかなり上の為か世間に妻を公にしない教授に心を残して、ありがたく北海道、大雪山に旅立つ多
恵さん。先ずは旭岳、そこで不倫に悩む若い女性と知り合う。そこに新たな幽霊を加えて杉山君と良介君が現われる。妻依存症の彼のために探す事を約束する多恵さん。不倫に悩む女性も多恵さんと話す事などで何とか心の整理がつき始めた。其の彼女に恋する良介君。ホテルや次の黒岳でも彼の妻らしい人物に会うがみんなはずれ。スケッチだけは幽霊さん達のお陰でスムースに捗る。聞けば夫の幽霊さんは妻が恋しくて泣き出しそうとか。そこに現れた女性に尋ねると、今まで彼女と板と言う。やっと今の彼女の顔と居場所が分かり、杉山君たちの力を借りて夫に妻を引き合わせられた。
次の日、最後に向かう青い池。そこで見た光景に多恵さんはあるひらめきを得る。其の後も滝や牧場で大いにスケッチの収穫を得る。良介君の片思いを見届ける為に、杉山君も一緒に北海道に残るよう
に言い残して北海道を後にする多恵さん。多恵さんはお土産と描いてきたスケッチを直接渡したいと教授宅にお邪魔した。そして青い池で撮ってきた写真を見せて、教授にある一大決心を促すのであった。そして、秋晴れの日に・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 16:44:41
49590文字
会話率:53%
結婚式をする準備を始めようとしていたのに、婚約者のアンドリューは私と婚約破棄したいという。
そして王太子が介入してきて、婚約は破棄。
王太子の信頼を失ったアンドリューは処分されてしまう。
たしかに王太子夫婦とは友人なんだけど、自分たちの外遊
までに結婚しろと無茶を言う。
仕事仲間のダリウスに告白されて。
婚約破棄から、あっという間に結婚しちゃう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 20:00:00
14025文字
会話率:32%
両親が海外に転勤し、高校生の悠人(僕)はひとりで家に残る。家事のために家政婦が来たが、若い女性で、幼馴染の栞里だった。同居して二人での暮らしが始まった。
悠人が通う学校では、クラスメートの由佳が悠人を慕っており、栞里が悠人の家に住んでいるこ
とを知って行動を起こす。
栞里の妹の詩衿と悠人は恋人の関係であったが、詩衿は病気で他界している。詩衿との思い出を引きずる悠人は、栞里と由佳との交友の中で決意し、詩衿との思い出と決別することを決めた。
詩衿の一周忌の行いの中で栞里と夫婦を演じる機会があり、栞里との関係を模索するために、その後も夫婦とは何かをふたりで探すことにした。
詩衿との出来事を元にして小説を書いていた悠人は、詩衿が亡くなったことを元にした小説を栞里と由佳に見せて意見を聞く。由佳の決心を聞いて、悠人は由佳を手放すことができず、由佳と恋人として付き合うことにした。
栞里と夫婦として、由佳と恋人として付き合うことにした悠人は、春休みが過ぎて高校3年生になり学校に通う。
――この時点から2章が始まります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 02:00:00
125679文字
会話率:65%
カサンドラ症候群を患った和音。
彼女のつぶやきの物語です。
最終更新:2019-11-23 17:36:45
2179文字
会話率:7%
記念日を利用しよう。
きっかけを利用しよう。
きっとー。
嫌がられない。
勇気を出そう。
最終更新:2018-09-17 14:12:06
2045文字
会話率:40%
仕事先でのパーティーで、たまたま出会った男女。
2人とも他愛もない話をし気が合い、メールアドレス交換をした。
男性は女性に好意を持っているようだった。
男性と女性の考え方は違っていたが、違うからこそ惹かれる何かがあった。
メールでのやりと
りでなく、男女の関係を前提で逢うことになっていく。
女性も男性も、お互いを見つめ、自分をも見つめて「愛とは」や「ぬくもり」とは何かを知っていく。
彼には過去があった。
それに苦しんでいた彼は、結局、女性に甘えてしまっていたのだと後悔することになる。
自分は今のままで良いのか? 愛してるからこそ傷つけないために・・・。
*主人公が2人、脇役の出番は僅かです。メールにしても会話にしても2人のみですので、あえて「」(かっこ)は使用していません。読者様の想像で、どちらの台詞なのか捉えて頂ければ幸いです。
*恋愛要素が強いですが、女性の視点で男性について、嫁の立場について、など社会的な「女性の役割・立場」というものをメッセージとして入れているつもりです。
*4~5年前に書いたものを加筆・修正しての重複投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 00:00:00
31140文字
会話率:14%
夫婦とは一体なんだろう。私は、巧にかかってきた電話に溜息をついた。結婚式へ誘われたことが面白くない私は、心の中では止めてほしいと思っていても承諾してしまう。通じ合えるのが夫婦だと思っていた私はやるせない気持ちを消化するためトイレへ籠るよう
になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 17:47:40
4767文字
会話率:30%
下神葉月(シモガミ ハヅキ)は以前頻繁に通っていたが1ヶ月ほど訪れていなかった雑貨屋に行くことにした。
そこの店主夫婦とはプライベートな相談も出来る程の親密な付き合いがあったが、久々に訪れたそこは1ヶ月前とはどこかしら違う雰囲気を醸し
出していた。
店主夫婦もその娘まで存在しなかったことになっている。
どれが正しいのか。
そして、僕はどこに居るのだろうか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-09 18:39:42
8080文字
会話率:17%
夫の浮気により、壊れていく夫婦。
互いに誓いあい、その証として交わした指輪。
どんなに輝いていても、私達はーー
彼を信じたい。だけど、本当に信じられるのかしら?
愛とは何?夫婦とは……?
最終更新:2014-07-05 06:59:30
4485文字
会話率:25%