俺は大阪府警察本部捜査一課長を最後に警察を勇退した。
警察官時代は「鬼泣かせ」や「閻魔」などの異名を持ち、捜査本部が担当する凶悪事件にあたってきた。
殺人犯や放火魔、裸社会で生きる者たちや、国家転覆を図ろうとする輩とも対峙したことがある。
頭の先から尾っぽの先まで警察という餡が詰まった俺が、第二の人生の職に選んだのは「笑い屋」だ。
笑い屋というのは、笑わせ屋とは違う。
依頼者を笑わせるのではなく、俺が笑うのだ。
つまり俺の笑顔を売っていて、俺の笑いが商品だ。
「スマイル0円」というのがあるが、あれの有料版ってところか。
そんなの需要があるのかと思うかもしれないが、テレビ番組で誘い笑いをしたり、お笑いショーの「サクラ」の依頼があったり、細々とやっている。
俺の顔を見たことがある奴なら、さらに疑問に思うだろう。
その顔で、笑って金がもらえるのかと。
確かに、俺の小学生時代のあだ名は「殺し屋」だったし、中学からは「組長」になった。
強面の王道を行っているといえばそうだろう。
年を重ね、それに名誉の負傷もあって、俺の顔には右の目元に4センチ程度の切り傷があり、眉間に深い堀もできた。
電車や飲食店では、俺の周りだけスペースができることも多い。
それでも依頼はやってくる。
息子の漫才を観て笑ってほしい。
夫の葬儀で笑ってほしい。
不倫の記者会見で笑ってほしい。
警察官時代には、笑いから最も遠いところにいた俺が、こんな依頼をどうするか。
いや、ちゃんと依頼を全うしないとおまんま食い上げだ。
まぁ、興味があったら読んでくれや。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 17:16:32
50001文字
会話率:24%
大前には、よく分からなかったが、要は、南部興信所もネットワークで繋がったのだ。
「今日から、用があるときは、南部興信所も画面越しに参加出来ることになった。俺も聞いたばかりやが。」と、画面を見ながら大前は言った。
画面の小柳が、「実は、南部興
信所の事件が、また闇バイトに関連しているようなので、大阪府警でもEITOに協力して貰い、事件を解決に向かうよう努力することになった。幸田君。事件の説明を。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 08:17:23
5037文字
会話率:15%
「投稿者は『アルフィーズジュニア』になっています。これ、挑戦状ですよね。大阪府警に。」
「ひゃあ。どぎついなあ。」
「え?あ、この難読漢字って、駅名のことだと小柳警視正に今教わりましたが。」
最終更新:2024-10-23 09:23:42
4910文字
会話率:20%
「コマンダー。銀行強盗です。芦屋銀行千日前店、芦屋銀行堂島店、芦屋銀行長吉長原店。それで、大阪府警を通じてEITOに出動要請です。」と、ヘレンが言った。
最終更新:2024-05-31 09:31:41
5448文字
会話率:19%
迷探偵が調査を受けた遺産相続問題から、故人の札事件や事業所の爆破事件、、そして、息子の爆破死などが絡んで、大阪府警や京都府警が介入してやくざ組織との闇金融が表面化した、そして、国税が絡んできて、故人の遺産相続が複雑になり、更に死んだ人間の復
讐という噂も出てきた複雑なサスペンスに発展。
そして、意外なに人間が表れて、故人の残した闇金融の部分を受け継ぎ、遺産相続で絡んだ、よく絡みの家族に対する復讐劇を行うハードボイル的な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 02:04:24
35626文字
会話率:7%
2001年、大阪。
大阪城公園でゴミ袋に入ったバラバラ死体が発見される。
そして、事件発生から約6時間後に十三で新たな死体が発見される。
刑事の赤城翠星と神結英樹はこの不可解な事件を追っていたが、死体は増える一方。
そして、お手上げ状態とな
った大阪府警はとある女性に事件の解決を依頼することになる。
彼女の名前は「阿室麗子」といい、かつて神戸で発生した連続爆破事件の犯人を追い詰めたという逸話を持っていた。鋭い推理力と頭脳から通称「神戸のホームズ」と呼ばれているが、彼女の本業は小説家であり、なおかつ小説は売れないという悩みを抱えていた。
管轄外の女性に事件の解決を依頼することに抵抗を感じていた赤城刑事だったが、仕方なく麗子が住む芦屋へと向かうことになった。
そこで麗子の書いた小説を読んだ赤城刑事は、その作風に衝撃を受けることになり、自ら推理を依頼することになる。
増える死体、混迷を極める容疑者、そして衝撃の犯人。
果たして、バラバラ殺人事件の犯人は誰なのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 16:26:44
39737文字
会話率:59%
【ようやく見つけた行方不明の重要参考人が歩いて行く先は・・・。刑事ものミステリー!】
■あらすじ
羽田警察署捜査一係の長田は、管内で起きた連続オヤジ狩り事件の捜査本部で捜査に当たっていた。最初は無差別に行われていた犯行だったが、あるときか
らある銀行員のみが狙われるようになった。またそれとは別に同じ警察署管内で殺人事件も起きていた。そんなとき、大阪府警から殺人事件担当の刑事がやってきた。被害者は同じ銀行の行員であった。そこから管内で起きるオヤジ狩りと連続殺人事件、そして大阪の殺人の三つの事件が繋がった。しかし犯人がまだ特定できていなかった。連続殺人で次に狙われる人物の行方を追うことになった。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ステキブンゲイ、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
・タイトルの「交差点」は「クロスロード」と読んで下さい、中二病みたいですが・・・(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 12:00:00
7361文字
会話率:38%
大阪府警刑事・坂本志郎はガンにかかっていた。医者に後一週間の命と宣告される。そんな折、大学時代の彼女、谷口康子の殺害された水死体が海から揚がる。事件の担当になった志郎は一週間以内で解決させようと躍起になるが何も証拠は見つからない。そんな状況
の中、朝起きると死神だと名乗る女が部屋にいた。死神だと言う女が頭がおかしいと思っていた志郎だが、死神の人間離れした能力を何度も見せられ、次第に女は死神だと認めるようになった。志郎と死神は一致団結して真犯人を探し出す事になる・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 08:26:42
149631文字
会話率:29%
これは、現在、ハイファンタジーのジャンルで連載中の『水無月蔵光の冒険譚』のスピンオフ作品です。
そのまま、読んで頂いても構いませんが、とりあえず第109話あたりまで読まないと意味がわからない部分があるかも…というか、それの方が話の面白さが伝
わるかもしれませんので、閲覧をお勧めします。
主人公は、元不良の宮離霧千陽子(くりむちよこ)、天才お笑い芸人だが、相手に恵まれず、今は年下で漫才作家希望のカリスマエージとコンビを組んでいる。
千陽子は現在、大阪の小さな芸能事務所に所属しているお笑い芸人であるが、ある日、知り合いの大阪府警の捜査一課の刑事黒山五郎から、昔の不良時代に顔見知りであった氷神が殺されたと教えてもらうところから物語は始まっていく。
普通ではない殺され方をしていた氷神を不審に思う黒山は、何故か捜査の帳場から外されていた。
氷神が殺された謎を追う、黒山と千陽子。
そして、もうすぐ迫る、関西コント大賞。
どんな展開があるのか?
転生前のハードボイルドな宮離霧千陽子のお話です。
もしかしたらゼリーよりもツッコミが鋭いかもです。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 07:26:32
64508文字
会話率:49%
大学を中退し、ビルメンテナンスの仕事で生計を立てていた俺は、気がつけば30歳になろうとしていた。
このままではいけないと、転職を模索するがいい仕事が見つかる訳がない。
いままで生きてきた中で、まさか自分が選ぶなどと想像したこともない職業
、警察官。
当たって砕けろの精神で、人生の逆転を目指す物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 21:09:16
1961文字
会話率:30%
大阪府警捜査一課警部紀ノ川警部とベテラン熊野刑事を中心真相を暴く。介護施設で働く青年が上司が薦めながら移動先に異動できなかったことに不審を持つ。このあとどんな展開になるかの第一話
最終更新:2019-06-24 21:26:21
912文字
会話率:12%
大阪府警の中年刑事が挑む殺人事件。おみや入り」かと思われたが・・
最終更新:2017-08-14 01:54:22
429文字
会話率:34%
大阪府警の轟警部の難題な事件のミステリー。
最終更新:2017-08-04 02:54:04
731文字
会話率:13%
2010年9月、東京都文京区湯島の取り壊し予定の廃ビルから、リクルートスーツを着た白骨死体が発見された。被害者は京都の大学生・小堀川陽子。遺体は死後一年が経過しており、殺害の痕跡があった事から捜査本部が設置された。が、捜査の結果、彼女は死
亡する直前に第一志望の企業の内定を突然辞退してなぜか再び就職活動をはじめ、その一環で東京に出てきた際に殺害されたらしいことが判明。さらに、京都府内の自宅からは被害者が謎の男性と一緒に写った写真と、学生には不釣り合いな三百万円の現金が発見される……。死亡当日に彼女が面接したという三企業を調べる警視庁、写真に写った謎の男を追う京都府警、彼女が突然内定辞退した企業に疑念を持つ大阪府警……。各々の県警がそれぞれの思惑で動く中、ひょんなことから名探偵・榊原恵一もこの事件の捜査に介入。事態は一気に衝撃的な結末へと向かっていく事となる……。女子大生を白骨に変えた「悪魔」を、榊原恵一が追い詰める!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 00:55:13
71199文字
会話率:64%
大阪府内で、遺体が遺棄されしかも火を点けて燃やされるという事件が三件発生し『大阪府内連続殺人遺棄・遺体焼損事件捜査本部』が大阪府警内に立ち上げられた。捜査にあたる重松猛男やその部下達は、同様の事件が府外でも複数件発生していることを突き止め、
事件は大規模な連続殺人遺棄事件へと発展していくが、被害者達の共通点が浮び上がらず犯人の目星はなかなか掴めない……。遺体を燃やす犯人の目的は一体何か? 重松達はどのように犯人を突き止めるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 10:09:36
114907文字
会話率:49%
2017年。大阪府天王寺区で、とある窃盗事件が発生する。間もなく犯人は盗んだ物品と共に大阪府警に取り抑えられる。持っていたバッグから地面へばら蒔かれたのは、警官達が聞いたこともなければ見たこともない謎の古書『日本國未来記』成るものだった。取
り抑えられた犯人はその場で意味深な言葉を叫び、直後に舌を噛み切って絶命。その動機などは解明さらぬまま事件は幕を閉じる。━━それから三日後。警視庁機動捜査隊に所属する刑事.宮野綾芽は、都内で突如多発し始めた傷害事件の更なる増発に備えて、同僚.高月龍介と警戒巡回に赴くが……
本作品は、エブリスタにて同作者が投稿しているものを重複投稿している小説です。無断連載の心配はございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-28 21:32:56
44422文字
会話率:37%
安西祥子、24歳。きつかった警察学校を無事卒業し、交番勤務を1年勤め、この程巡査長に昇任しました。南淀警察署生活安全課に配属され、心新に府民の安全で快適な生活の為に日夜頑張る所存です!
直属の上司は東京大学法学部を卒業し、警視庁を蹴って大
阪府警に入った変わりもんの36歳独身警部補の男。見た目はまあまあカッコいいけど、東京弁、違和感あるわ~。大阪暮らし長いねんから、はよ染まり~や~。
時にボケ、時にツッコミながら、東西の文化差をネタに恋愛もちょっと入れていく予定です。ちなみにがっつり警察小説ではありません。実際の地名や団体名が出てきますが、なんの関係もありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 16:20:22
28402文字
会話率:36%
大手建設会社社長の息子が殺害された。
府警では遺産をめぐっての殺人として被害者の異母兄をマークするが、彼は酒田に向かう特急いなほ13号の車内で毒物死してしまう。新潟県警は自殺と断定するが果たして本当に自殺なのか?それとも・・・
最終更新:2013-11-16 14:56:12
2585文字
会話率:40%
新大阪に到着したのぞみ265号の車内で若い女が死んでいるのが発見された。
東京から新大阪に到着する最終の新幹線で何が起きたのか?
最終更新:2013-09-15 12:08:02
4409文字
会話率:52%
大阪環状線沿線で次々と起こる殺人事件。
大阪府警捜査一課の中津警部が事件の謎に挑む。
最終更新:2013-08-15 10:26:50
4340文字
会話率:57%
誰もが茹だる様な暑さが支配する大阪、阿倍野の大通りで
一人の老婆が突然倒れ息を引き取った。
死因は水の多飲による『水中毒』
当初は単なる病死として処理されたが、
出世欲に駆られた署長の命を請け、捜査を開始した恵美須署刑事課強行犯係の刑事たち
は、
事件に隠された驚くべき事実を突き止める。
浪速の個性派デカ達が二人の女の愛憎劇に挑む
新感覚ヒューマン・サスペンス!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 23:40:15
39545文字
会話率:38%
大阪府警第2機動警ら隊は、住之江公園駅のすぐ近くに所在していた。
昨年配属された、才原 信 巡査。
パートナーの、吉原 保 巡査部長。
2人が乗車するパトカーが、今日も大阪の街を警らする・・・。
警察無線に力を入れて、臨場感が少しでも出る
ように考えています。
至らぬ点も多々あるとは存じますが、是非覗いていってほしいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-08 22:00:00
6348文字
会話率:31%
2010年2月14日バレンタインデーに東京都庁に知事宛の1通の速達郵便が届いた。
日曜日だったので、封書は翌日まで開封されなかった。
月曜日に知事室の女子職員の手で開かれた封筒の中から出てきたのは、東京都の水道に毒物を混入すると書かれた便
箋だった。
この女子職員は隣の独身男性社員にこの便箋を渡した。
これが東京都民をパニックに陥れた事件の始まりだった。
犯人の狙いは何だろう。
大金を狙っての犯行か?
それとも他の狙いが有るのか。
過去に大阪府警と食品各社を翻弄した「怪人21面相」が東京都と警視庁を相手にした新たな事件の始まりである。
事件の真相は作者にも予想出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-27 17:38:40
65103文字
会話率:14%