「君は小説に何を求める?」
最終更新:2024-05-20 19:50:06
4182文字
会話率:26%
わくわくするものを見に行こう。世界に色を取りもどすために。
キーワード:
最終更新:2024-03-07 07:08:22
9829文字
会話率:42%
「……俺が見る夢は基本的に誰かが死ぬんだよ。それも、大規模な事故を起こしてさ」主人公・泉野千景は夢の中で、明日誰かが死ぬ夢を何度も見てきた。その夢の終わりには必ず、彼の前に黄色のワンピースを着た女性が現れる。「ごめんなさい……お願い……お願
いします」そう告げる女性に同情し、事故を食い止める役目を担う千景だが、夢の話をすると美しい親友・一花悠李は寂しげな顔で、千景の行動をこれまで以上に、そして過保護なまでに気にしはじめる。次第に彼の視線に熱がこもっていると千景が感じ始める中、事故の夢は何度も繰り返される。「なあ……いつまでこんなことを続ければいいんだ」千景の問いに、彼女は曖昧な答えしか返さない。
事故を食い止めた先に何があるのか。
千景、悠李、少女、彼らの想いが交わる先に何があるのか。
現代の高校を舞台にした青春×恋愛×SF小説。
※pixivから加筆修正をして移動しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:55:09
33954文字
会話率:55%
人類が知性を得た代償か、地球は残された大地すら、砂と海が飲み込んでいく運命にあった。
地上より突き出た巨大な黒柱によって通信手段を阻まれるなか、人々は限られた土地でつつましく、されどたくましく生きていた。その黒柱は生活のいち風景となり、
いつしか<ジャミング・タワー>と呼ばれるようになる。
やがて人類は寄り添うように統一国家「地球連合」を樹立。黒柱の妨害を免れる独自の通信網<UCS>を整えることに成功する。
さらに半世紀あまりが経つと、次に人類は、宇宙へ逃げ場を求めた。人型を主とする巨大作業用重機<グスタフ>の普及がそれを後押ししたのである。
結果、循環型社会としては未成熟ながらも、地球と月の中継点に<レジデンス>と呼ばれる人工居住地が建設される。月への移民計画<プロジェクト・ノヴァ>が始動するのはこの頃だ。
こうして再び人類は、アポロ計画から実に一二三年の時を経て、有人の調査隊を月面へと送り込む。
久方ぶりに銀砂を踏んだ彼らの使命は、新天地に適したクレーターを探すことだ。
だが、彼らとの交信は即日、途絶える。
救援が向かうのに、そう時間はかからなかった。が、これも突如として消息を絶つ。
人々はいよいよ「よもや月になにかあるのか」と訝しんだ。ゆえに続く第三陣の装いは、さながら軍隊の様相を呈した。
そして彼らはようやく、宙域を漂っていたグスタフの残骸を発見する。
回収された行動記録器。それに残されていたものは、非常に奇妙な映像だった。
月面にそびえ立つ白い塔の下、一面を黒いなにかが埋め尽くし、蠢いている。
人影だ。
その、おぼろげで輪郭のはっきりしない人影が、耳をつんざくような奇声を上げながら駆け、機体に次々と群がってくる。搭乗者である男の悲鳴で締めくくられるそれを見て、学者らは首をひねった。
「――月面に人がいる?」
時は流れ、西暦二二〇〇年。
世界からつま弾きにされ、月の庇護なしでは国という体裁を保てない小国・日本。
威武神楽夜(いぶかぐや)は、その山中で弟・朔夜(さくや)とともに養父の帰りを待つ、黒髪赤眼の少女である。
なくした過去を求めるかの娘が、黄金の騎士と対した時――。
終焉への引金は引かれ、ひとりの少女の、そして人類の、夢の終わりがはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:05:06
794505文字
会話率:29%
庭師をしながら旅を続けるとある庭師にして、占星術師が、特定の感情の時に強い酒をやり、理性と夢想混沌として、辿り着いたかの土地にての、婦人との出会い。
最終更新:2023-09-22 21:41:48
1347文字
会話率:18%
何度目かも数えていない夢の世界。悪魔たちの世界で、同じ悪魔として過ごす1日を描いた、ヒトとは何かを問うヒューマンドラマ。
《あらすじ》
鮮やかさを忘れた世界での夢としての目覚め。身勝手で己のことしか考えられない悪魔たちが暮らす世界で、
同じ悪魔として夢が終わるまで生きなければならない。
阿久津聖人は28歳の私立中学の非常勤講師としての1日を過ごす。朝のニュースには、悪魔の所業が映し出される。外に出れば、好き勝手な振る舞いをする悪魔たちに心を乱される。いじめや差別、生と死、悪魔と人。何も変わらないと諦めていた聖人が、良いも悪いも心に受け止め、人とは何を持って人なのかを、悪魔の姿形で考えていく。夢の終わりに、彼が思うこととは一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 11:12:56
13152文字
会話率:19%
華族の娘として、政略結婚した主人公。ところが夫となる相手にはすでに身分違いの妾がいた。
結婚式の最中でありながら、お前を愛することはないと宣言されてしまう。結婚生活が始まり、妊娠した喜びを味わうも同時期に妾も妊娠していることがわかる。その
上、夫は出産の際にも妾のそばに付き添うことを選んだ。
怒りに燃える主人公は、出産時に亡くなった妾の娘を引き取って育てることに決める。さらに自分の娘と妾の娘を入れ換え、夫自らの手で、愛した女が命懸けで残した子どもを傷つけるように仕向けるのだった。
やがて主人公の企みは明るみに出るが……。
ざまぁされることになった不幸せな継母のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 20:14:35
7992文字
会話率:15%
超能力者として、ESP対策室に所属する僕は、不思議な夢を見る。
その夢の終わりに見た少女が、対策室の危機に現れ、圧倒的な力で敵を倒してしまう。
聞けば、彼女は異世界で魔王を打ち倒し、世界を救った英雄たる勇者とその仲間である賢者の娘だと
いう。
超エリートの血を引くサラブレッドであり、異世界で天才と評された少女は、その圧倒的な魔法でESP対策室のエースとなるのだが、僕だけは超能力で彼女の秘密を知ってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 00:00:00
14541文字
会話率:38%
月の砂漠をばくばくと、バクが歩いていきました。
おじさんは砂漠で夢を見つけ、それを叶えることは出来るでしょうか?
キーワード:
最終更新:2022-11-25 23:40:55
12473文字
会話率:30%
夢から覚めたい。
それでも夢は続く。
夢の終わりは幸せか?
それとも残酷な現実か?
俺は夢よりも過酷な現実を打開したい。
この世は不浄理だ。
それでも続く…
ヒキコモリが。
夢と現実?
区別はかんたん。
これからは勝ちに行く!
戦いだ。
戦
い?
まじもんのだ。
暴虐非道の不浄理。
それは繰り返されていた。
終わりを終わらす。
それは愛だ。
勝たなくてはいけない。
終わることなど許されないのだから。
始まりは終わる。
それでも終わることが許されないことがある。
ヒキコモリではない。
これは試練と悲劇と戦い…
そして負けてはいけない物語。
勝ちたいのだ…
命がけの邪悪に立ち向かう正義の、冒険譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 23:20:00
7255文字
会話率:34%
「やれやれ、ようやく終わったか・・・」
刀身に暗褐色の輝きを纏う剣に鮮血が滴り落ちていく。
「お疲れさまでした」
「おう、お疲れ」
ポタリ、ポタリと血が落ちていく。
それがいつしか食い込むほどに柄を握り締めている、彼の血に変わって
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 22:55:58
2926文字
会話率:56%
僕らには一人一人生きてきた物語がある。
悲しい物、美しい物、
それら全てがこの中に入る世界である。
最終更新:2022-01-30 21:11:26
645文字
会話率:0%
2人の王子の間で人生を翻弄されることになった、ある女性の回想録。
最終更新:2021-11-23 07:40:55
8412文字
会話率:15%
クソゲーと呼ばれている乙女ゲーム『ヤミノナカノヒカリ』。未だに攻略した者がいないとされるこのゲームをクリアしようと意気込むとあるプレイヤーは、ある日いつものようにこのゲームをプレイしてから眠ると、なぜか夢の中でゲームの主人公になっていた。
ゲームをなぞる様な日常、知らない会話、そして訪れる夢の終わり。
命をかけた攻略、してみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 21:01:01
13115文字
会話率:12%
満月の夜に「素敵な彼氏を見つけて、見返してやる」と願った、ある女性の話。目が覚めると、結婚していて、理想の生活があった。素敵な夫との生活に目が眩んだ女性の葛藤。
※初めての投稿です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
最終更新:2021-07-21 19:32:35
3605文字
会話率:8%
長い間見ていた夢があった。
情熱的で大きな夢のためになにかしていると言う意味じゃない。
夜、眠るときに見る夢の話。
その夢はファンタジーゲームのような世界観で、魔法を当然の事として扱う魔族とそうではない人間たちが住んでいる。
夢は覚めれば
終わるものだ。
けれどこの夢は次の日も続きから始まった。止めたゲームの続きからやり直すように。
ゲームとも普通の夢とも違ってこの夢には痛みもあるし、触覚もある。味もにおいも色彩も、現実世界にある感覚なら何でもあった。
この夢はいつごろから見始めたのか、記憶を遡ると不思議なことに生まれたころまで遡れる。そんなはずはない。だって普通の夢も見ていたはずだ。
けれど覚めてしまえばそれはたいしたことのない夢でしかない。
いいや、本当に昨日の夢は前の続きだったか?
結論から言えばそうだ。この夢はずっとずっと続いていた。それこそ生まれたときから。
ある日突然その夢の終わりが訪れた。それも思いがけない形によって。そう。
夢から目覚めなくなると言う、信じられない形で。
これは、ある世界の魔族と人間の真実の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 19:52:24
448986文字
会話率:47%
夢を見る全ての人へ夢の終わり方って人それぞれじゃないですか?
全ての人が眠り
夢を見る人見ない人
色がある人ない人
たくさんの出来事を夢で体験できます。
この主人公もその1人。
さてこの主人公
どんな夢を毎日見ているのでしょうか???
最終更新:2021-05-15 19:25:27
248文字
会話率:0%
貴族の家に転生したシュリアス。当代最高といわれる魔法技能と高い思考力を持つが、特に何がしたいわけでもない彼に、生きる意味を与えるのは姉や妹、メイドや婚約者。
魔領域からの侵攻も近いといわれる時代、魔法が戦力を決定づける世界で、彼は少しずつ成
長する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 16:44:13
14696文字
会話率:59%
夢の終わりは、貴方の横顔。
古いシネマ館で見た古い映画に、似た顔が、デジャブ。
亡くなった人が、向日葵の咲くころに訪問してきて、
チャカポコ切った張ったの大乱闘をしているお化けたちをよそ眼に
懐かしい逢瀬を楽しむ。
カキ氷は冷たすぎたかい。
君は、想いを遂げると、ふっと消えてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 10:34:50
645文字
会話率:0%
これは、誰にも語り継がれなかった後日談。
終わらなかった後日談の先にある物語。
歩き続けた者がいた。その人が辿り着いた、夢の終わり。
【注意】
・この作品は作者が投稿している別作品と世界観が繋がっています。
最終更新:2021-01-09 12:02:07
62751文字
会話率:54%