これは、とある星の物語。
少年少女老若男女。多くの者が意志を貫く物語。
この星に革命を起こそうと動いた、黄金の王率いる軍勢。
不殺を貫いた少年の意思の敗北と新たな門出。
多くの者達の尽力。
あらゆる要素が交わり彼らを退け一年と半年が経ち
、新たな物語が産声を上げる。
裏社会の怪物に異世界からの侵略者。
彼らを退けたこの世界の前に最強の敵たちが立ちふさがる。
それを前にしたウルアーデの運命とは
twitterのURLはこちら
https://twitter.com/urerued折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 00:34:35
4510391文字
会話率:47%
ぽやんぽやんのお腹が嫌で(男主人公)が痩せ薬を飲んだら
大量の食事がとれなくなり、食事は一日(ナッツ一袋)
筋トレと剣術の過酷なメニューをさせられ
1年たつ間にシックスパックの腹筋になった
彼は岸高隆史という
仕事をすればいい
加減、よく間違う、聞き違い、勘違い、製品を製作させれば
間違い製作、仕事場なのに遊ぶ、奇声を上げる
こんな男にシックスパックの腹筋必要か?
と上司は思った
そこで仕事意識改善薬をプロテイン系飲料と言って飲ませた
こんな男でもすでに結婚しているが3年目に妻「矢智代」が気づいた
くれるといった「愛」も「可愛がり」も「優しさも」セックスの時だけ
彼女は愛のない生活に絶望しそうになった
そこで異世界通販から「1000年後までに明らかになる愛」を
一つ一つ向上させていく薬」を購入した
「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・縁覚・菩薩」まで
ナビが強制指導する薬を隆史にミルク入りコーヒーに入れて飲ませた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 20:43:49
13839文字
会話率:26%
この学校は、まるで“労働者養成工場”みたいだった。
制服、時間割、黒髪校則。受け身で知識を詰め込むだけの毎日。自分で考える力を奪われて、ただ「良い大学・良い会社」に収まることが“正解”だと信じ込まされる。そんな空気に違和感を抱いた高校生
・ユウキは、仲間たちと共に「学校そのもののあり方」に疑問を投げかける。
掲げたスローガンは“生徒ファースト”。生徒が自分の人生を自分で選べるように――そのために学校を変えるべきだと訴え始めた。だが、その先には、生徒会による情報操作、教職員とOBによる見えない力の支配、さらには外部の教育コンサルが押し付けてくる「誰のためでもないグローバル施策」など、さまざまな壁が立ちはだかる。
やがて改革グループは内部で対立し、選挙では不正が疑われる事態に。彼らは“語るだけの正義”を超えて、“自分の武器”――英語、動画編集、プログラミングなどで静かに社会と接続し始める。
これは、制度を変える物語ではない。
与えられる教育に疑問を持ち、やがて“自分で選び、自分で学び、自分で生きる”ために行動する若者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 08:00:00
16721文字
会話率:36%
心臓の病で世を去った男がいた。
自分の死を目の当たりにする最中、彼は不可思議な光景を目にする。
炎の熱さ、鳴り響く轟音と悲鳴。
倒れた身重の女。産声を上げない赤子。
落胆する周囲の人間達。
目の前の光景に手を伸ばすも空を切り、彼は心の中で声
を上げる。
生きろ。こんなのはあんまりだ。何かが足りないのならば俺が代わりになる。
そして運命のいたずらは、その心の声に奇跡を起こした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:43:51
344864文字
会話率:35%
本音ってそうでしょ?
ある日、静かな民家で起きた一件の死亡事故。
交わされたのは、数年ぶりの再会と一杯の薬草茶――。
その死をきっかけに、“正義”の言葉がSNSを駆けめぐる。
声を上げる者、黙らされる者、そして次に狙われる者。
拡散さ
れる怒り、記号化される悲しみ、踏みにじられる祈り。
AI生成小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:15:18
8751文字
会話率:16%
この世界は魔法や神や精霊が当たり前に存在する。神や精霊、上位種が世界の均衡を保ち、人々がそれらを敬うことでそれぞれ繁栄を築いてきた。その中で逸脱してる女主人公「森の魔女 アイリス」は日々無価値な日常を繰り返していた。ありふれた日々は退屈だと
不機嫌な声を上げる。契約獣のエクリプセとイルシオンは主人の困り果てた気分屋に呆れていた。その時、森がざわめく。異変を察知したアイリスと契約獣たちは異変の元凶の元へ向かえば、一人男が剣を構えていたが、魔女たちと目が合えば剣を地に突き立て、深く膝をつく。
「もし、貴殿が魔女であれば、どうか俺に力を貸してほしい」
___これは、一国の王子と一人の魔女が数々の事件を解決する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:04:51
1481文字
会話率:17%
冒険者、時に便利屋と称される彼らは魔物と戦い、遺跡を調査し、犬猫を探し、どぶをさらう。多感な子供は魔王と戦う冒険者の物語に心を惹かれ憧れるが、多くの者は街中で犬猫を追いかける冒険者の姿を見て憧れを失っていく。
ショウリュウの都に住むロロ
とその幼馴染の瑞葉も幼い頃から冒険者への憧れを持っていた。他の子と違うのはその憧れを冒険者になれる年齢まで持ち続けたことだろう。
冒険者の始まりの宿、志吹の宿で彼らは高らかに声を上げる。
「かっこいい冒険者になる!!」
ロロと瑞葉が冒険者の先達と共に自らが目指すかっこいい冒険者を目指し奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-01 22:05:28
656049文字
会話率:59%
貴族令嬢、アリス・テオナードには、勇者の血筋である婚約者の王子が居た。
しかしその王子、ライオネルは異世界から召喚された聖女のユウにあっという間に魅了されてしまった。その他にも、貴族令息達と過分なスキンシップを取る聖女のユウに一言申そうと、
貴族令嬢の誇りを持ってアリスは立ち向かう。
しかし元々アリスを好んでいなかったライオネルに厭われ、地面に突き飛ばされるアリス。その瞬間、前世の記憶を取り戻し──自分には唯一無二の夫が居ることを思い出した。
そのことを思い出したのだから、もうライオネルの存在などどうでもよくなるアリス。前世の夫を探そうと意気込んでいると、アリスの部屋の窓が叩かれる。何事かと窓の外を見れば、魔王となった前世の夫の姿が見え、アリスは驚きの声を上げるのだった。
*
時は過ぎ、ライオネル達一行が魔王城へと辿り着く。
魔王と対峙したライオネルだったが、突然見知らぬ美女がそこへと入ってくる。その正体は、かつて疎んできた女であるはずのアリスが美しく変化した姿だった──。
前世の夫が魔王になってたので、嫌なことしてきた王子とかその側近とかムカつくタイプの聖女をボコボコにしてもらう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 21:31:55
9530文字
会話率:39%
平和で充実した毎日だと思っていた蘭丸に突然のトラブルが起きた。そして、頑張って付き合えた彼女にもフラれてしまう。絶望に落ちた蘭丸は、まともに考えることができず、全てが終わったと感じ、死を選択する。そんな蘭丸の前に突然神と名乗る男が現れ、言っ
た「君を英雄にしてあげよう、望むなら愛と欲望にまみれたハーレムを手に入れることだってできる」と。そして神はある使命を蘭丸に与え、異世界へと送った。
そこで蘭丸を待っていたのは、公開処刑の現場だった。歓喜の声を上げる観衆の先には、手足を結ばれ、兵士に頭を踏みつけられ殺されそうになっている人の姿が。蘭丸は驚きと共にこの世界、そしてこの世界の人々に震えが起こるほどの恐怖を感じた。なぜなら、殺されそうになっているのは自分と歳の変わらない美しい少女だったからだーー。
絶望の淵から向かう異世界は夢の世界か?
それともさらなる絶望なのかーー。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 14:22:05
58910文字
会話率:62%
ヴァルディア帝国では、剣の力を重んじる強者たちが数多く存在し、その中でも「シル・ウィングス」と呼ばれる最強の冒険者コンビ、レイとセラは誰もが憧れる存在だった。彼らはまだ16歳でありながら、すでにSS級冒険者として名を馳せている。しかし、その
強さと名声に疲れた二人は、日々の冒険を少し退屈に感じていた。
ある日、ギルドで素材を換金していると、帰宅後、待っていたのは父・アランと母・セレナからの突然の提案だった。「学園に通ってもらう」という話を聞いたレイは驚き、思わず声を上げる。冒険者として活動し続けているうちに、周りに同年代の友達が少ないことを心配していた両親は、学園での生活を提案したのだ。
レイとセラは、最初はその意味がわからず戸惑うが、次第に学園に行くことを決める。しかし、そこには予想以上の試練が待ち受けていた。特に学園の試験は、たった2日後に控えており、倍率200倍という驚くべき競争率を乗り越えなければならない。
それでも、二人は両親の気持ちを理解し、冒険者としての誇りを持ちながらも、新しい挑戦に向かって歩み始める。強さだけではなく、仲間や新しい経験を通じて、これからどんな成長を遂げていくのか。物語は、冒険者としての人生だけでなく、若者たちの友情や絆の大切さを描きながら進んでいく。
※自分の妄想書いてるだけの超駄文です。それでもいいよ、という方はお楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 18:37:26
17618文字
会話率:64%
【できれば最後の※まで確認下さいm(_ _)m】
「よってフローネ=アンカスの斬首刑を決行する!」
「嫌ぁぁぁー!」
――ガシャーン!
私の短い人生は、こうしてギロチンに首を刈られて終わった。
の、はずだったのに……。
「嫌ぁぁ
ぁー! どうしてですのー!」
死んで生まれ変わった私は、新たな体で野太く悲痛な叫び声を上げる。
「こんな……こんな薄毛斜め七三分けの、全てがたるんだオッサンに生まれ変わるなんてぇぇぇ!
うっ、おぇっ、くっせえですわぁぁぁ!」
これは女伯爵だった私が、あらぬ冤罪にかけられて処刑された悲劇。
かーらーのー。
悲劇と喜劇な臭い転生による領地発展物語。
※(中身はともかく)薄毛七三分けの、お腹でっぷりオジサンが、令嬢言葉でキャアキャアと騒いでは泣き叫びます。
令嬢言葉で誤魔化そうとしていますが、臭い話と消臭対策ばかりです。
嫌な気持ちになられそうな方、自衛して下さいm(_ _)m
※ある雨続きの日、作者は朝っぱらから奇襲をかけられた。
敵①玄関の子供靴臭
敵②洗濯物の生乾き臭
敵③子供部屋の雄臭
ブチッときて「臭い」「消臭」と検索→「加齢臭」のワードに、自分も年齢的に……ヒィ〜!? と、疑惑に駆られて生まれた作品です。
ちなみに加齢臭に性別はない模様。
とにかくあの日は深刻な激臭攻撃に「くっせえですわぁぁぁ!!」とお上品(?)に叫び、気持ちを紛らわせたくて仕方なかった。
やった……いや、マジで(余計、脱力した……何しとんよ、自分……)。
※なので完全に家で発生した激臭達への恨みと、勢いと、調べた予防対策を元に作成しています。
ただし効果は補償していませんし、臭いは感じ方も含めて個人差があるものとご理解下さい。
※カクヨムにて投稿中の新作です。
目標の10万文字が見えてきたので、こちらにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 12:20:00
176629文字
会話率:24%
『あいつを殺そう』『彼女を守るためだ、仕方ない』『これで彼女と一緒になれる』…
その日、王太子の婚約者だった公爵令嬢が遺体で発見された。彼女が死んで落胆する者、困る者、歓声を上げる者、周囲の反応は様々だった。やがて彼らはそれぞれの結末を辿る
ことになる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 22:00:00
7472文字
会話率:38%
親に捨てられ、施設で15年間育てられてきた少女、「先導 綾女《センドウアヤメ》」。
暗い性格で引っ込み思案、だけど身長は175cmと長身であるため、中学生時代は「木偶の嬢」や「八尺様」とあだ名がつけられ虐められてきた。
鬱屈とした毎日の
中、彼女のストレス発散方法はカラオケで目一杯歌い──シャウトする事だった。
大好きなラウド系ロックバンドの曲を、長年練習し続けてきたおかげで出せるようになったデスボイスで叫びまくる中、そんな彼女の歌う姿を見て突然入ってきた同じクラスのギャル 、
「春野 琴音《ハルノコトネ》」。
「すごいっ! 先導さんってcoldrain歌えるんだっ!」
「WHaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!???」
唐突に入ってきた彼女は綾女の手を取り感嘆の声を上げる。
対する綾女はホイッスルのような絶叫をあげるが、そんな彼女の事などお構いなしに、底抜けに明るいラウド系陽ギャルが綾女に告げる。
「ねぇっ、先導さん。うちと一緒に、バンドしない?」
「えぇっ!? 私がバンドを!?」
心の底から湧き上がるような激情、轟音。
それをかき鳴らすのは──4人の女子高生。
「普通」とはかけ離れた女子高生4人が、界隈を賑わせるバンドとして名を馳せてゆく、青春「ラウド系」バンド物語!
──────────────────────
アニメやマンガ、ラノベ等で「ガールズバンドもの」は数あれど、「ガールズラウドロックバンドもの」って一つも無くね???
そこにずっと引っかかっていて、いてもたってもいられずに書いちゃいました。
初めて書くジャンル(※音楽+青春もの)という事もあって執筆に時間がかかっていますが、何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
※次更新は2025年1月1日。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 02:30:00
73532文字
会話率:34%
私は演技が得意じゃない。気持ちが乗らないと愛情表現も苦手である。
だから何時も気持ちがあがる曲を掛けて行動に移す。
仄暗い愛の曲を流されたら、もう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項
2
執筆の時間だァァァァァァ!!
ははははは。噛み付きな?
そんな気分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 20:45:59
797文字
会話率:18%
動けないのを良いことに、此奴は私に馬乗りになって、穴を開けた。
声を上げる事さえ叶わないままに、私は傷を抑えて悶え続ける。それを隣で嗤い続ける。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
こんな夢を見たんですよ。
『だから麻酔しろって(#゜Д゜)』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 22:10:02
765文字
会話率:58%
ルーカス・フォン・ベルヴェデーレは、古くから続く名家の誇り高き後継者であった。彼は令嬢セレナ・フォン・アルマスとの婚約によって両家の絆を結んでいたが、次第に彼の胸に燃え上がる、他に寄せる不義理の情念に抗えなくなってしまう。
ある華麗な宮廷
の宴において、ルーカスは堂々と、かつての誓いを打ち破り、婚約を破棄する決意を宣言する。
これにセレナは、自らの意志と誇りを貫くため、デュエルで決着をつけようと声を上げる。ルーカスもまた、己の誇りと情念を山札に託し、デュエルに応じたのだった。
二人の宿命のデュエルは、意思、誇り、そして個々の情念と情熱が激突する壮絶な戦いとなり、最終的に運命は、たった一つの結末へと二人を導くだろう――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 20:22:04
4454文字
会話率:45%
ビルの窓から眺める風景。
真正面に見える街路樹の枝は、夏には力強い青々とした葉をつけ、秋には淡い黄色い葉になります。冬は葉の代わりに霜や雪で化粧をして、そして春には、淡いピンクの花びらをつけます。
それは、こんなコンクリートの建物が並
ぶ都会の中でも、四季を感じられ、情緒があります。
東京という土地は、周りの街並も慌ただしく姿を変え、形を変えてとしていくけど、この事務所はコンクリートや配線が剥き出しで、昔の姿のまま、時間が止まっているようにも感じます。
あくまでも、原色の赤いソファを除いてですが。
そう、ここは、アルクィン拝み屋探偵事務所です。
所長と、職員が二人だけの、総本山からすれば小さな小さな祓い屋です。
わたしは窓から外を眺め、彼女に色んなことを教えていきます。
「あれ見て、渡り鳥だよ。あの方向は臨海の方に飛んでいくのね。まだ少し寒いから、夏に成ったら見に行こうね。それより、八重洲口の桜がもうすぐだから、先にそっちを見に行こうね」
そう言うと、彼女は心なしか喜んでいる様子でした。
わたしは鼻歌を交えながら、その窓から、変わりゆく街並みを眺めていました。
そこで足音が聞こえ、わたしは慌てて彼女を消します。
古びれた音を立てて扉があき、所長が戻って来ました。
「おい、今、あれを出していただろ!」
そう怒り声を上げる所長の脇をすり抜け、わたしは逃げていく。
所長は長い黒髪をなびかせながら、追ってきました。
必死に逃げる、わたしの名は、折坂………、うわっ、捕まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:17:47
44417文字
会話率:26%
貴族と王権による少数が多数を圧倒していた時代は終わりを告げた。
そんな時代の波はこの世界に唯一ある大陸の国にも波及している。
それは西より始まり、東の端のハルーシュ王国にまで到達した。外縁部を走る山脈に守られるような形になる辺境の国。
こ
れはそんな辺境の国の更に辺境にある地、マニュート伯爵領。
西の大国ワーレック帝国との戦争で多大な功績を上げた英雄の子孫が統治するその地に英雄の子孫として産まれ、次期当主になる事が決定している少女イリアージュ・マニュート。
先見の明があり、一挙一足に意味がある。やる事は滅茶苦茶に見えてそれは周囲を助ける為にやっていた。
そんな噂が流れ、感謝されようとも彼女は普段の澄まし顔でやんわりと受け止め奢る事はない。
それがさらに彼女の名声を上げるのだが、何故か思い通りにならないイリアージュは今日も足掻く。
彼女が望むのは善行をやった事に感謝される事では無く、悪行を懼れられ憎まれる事だというのに。
そんな、どこか可笑しいイリアが迎えた王都貴族学園への入学、それがさらに大きな渦となって王国を揺らす――勿論、イリアの望む方向では無く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:00:00
29217文字
会話率:31%
教皇ロマンシス。歴代教皇の中でも八十九歳という最高齢で就任。
前任の教皇が急逝後、教皇選定の儀にて有力候補二名が不慮の死を遂げ、混乱に陥った教会で年功序列の精神に従い、選出された教皇。
元からの候補ではなく、支持者もおらず、穏健派
であることと健康であることから選ばれた。故に、就任直後はぽっと出教皇や漁夫の利教皇と揶揄されることもあった。
しかし、教皇就任後に教会内でも声を上げることなく、密やかにその資格を有していた聖者や聖女を見抜き、要職へと抜擢。
教皇ロマンシスの時代は歴代の教皇のどの時代よりも数多くの聖者、聖女の聖人が在籍し、世の安寧に尽力したと言われ、豊作の時代とされている。
また、教皇ロマンシスの口癖は「わしよりも教皇の座に相応しいものがおる」と、非常に謙虚な人柄であった。口の悪い子供に「徘徊老人」などと言われても、「よいよい、元気な子じゃのぅ」と笑って済ませるなど、穏やかな好々爺であったとも言われている。
その実態は……「わしゃ、さっさと隠居して子供達と戯れたいんじゃ~っ!?」という、ロマ爺の日常。
短編『わし、八十九歳。ぴっちぴちの新米教皇。もう辞めたい……』を連載してみました。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 21:17:11
68258文字
会話率:50%
道を歩いていたら、いきなり見知らぬ男にぐいっと強く腕を掴まれました。
「ああ、漸く見付けた。愛しい俺の番」
なにやら、どこぞの物語のようなことを宣のたまっています。正気で言っているのでしょうか?
「はあ? 勘違いではありませんか? 気
のせいとか」
そうでなければ――――
「違うっ!? 俺が番を間違うワケがない! 君から漂って来るいい匂いがその証拠だっ!」
男は、わたしの言葉を強く否定します。
「匂い、ですか……それこそ、勘違いでは? ほら、誰かからの移り香という可能性もあります」
否定はしたのですが、男はわたしのことを『番』だと言って聞きません。
「番という素晴らしい存在を感知できない憐れな種族。しかし、俺の番となったからには、そのような憐れさとは無縁だ。これから、たっぷり愛し合おう」
「お断りします」
この男の愛など、わたしは必要としていません。
そう断っても、彼は聞いてくれません。
だから――――実験を、してみることにしました。
一月後。もう一度彼と会うと、彼はわたしのことを『番』だとは認識していないようでした。
「貴様っ、俺の番であることを偽っていたのかっ!?」
そう怒声を上げる彼へ、わたしは告げました。
「あなたの『番』は埋葬されました」、と。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 08:15:37
11377文字
会話率:56%
ヴェラム王国兵団。多くの兵士が武具や魔法で己を誇示する世界に、失声の少女スティープルはわずか十二歳という若さで入団を許された。それはひとえに両親の遺した功績と恵まれた身体能力を評価されたためだと、彼女はそう思っていた……その日、王国の禁忌に
触れるまでは。自身の存在意義を知った時、彼女は生まれて初めての声を上げる。それは武具や魔法とは異なる、彼女だけの固有のチカラ……プレーン能力によるものだった。
(カクヨムにも投稿しています。バトル描写を含むためR15制限としています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:00:00
365142文字
会話率:50%
「追放する理由…それは、君に穢らわしい魔族の血が流れているからだよ」
「自称勇者パーティー」を追放された半魔のメルノア。
「もう人間は信じない」
失意の中彷徨う彼女は偶然、一人の赤ん坊の男の子と巡り会う。
捨てるわけにもいかず、安全なと
ころに預けようとしているうちに、赤ん坊に対して母性にも似た愛情が生まれ始めてしまう!
しかし、実はその赤ん坊は、メルノアたち魔族を滅ぼす使命を帯びた「本物の勇者」で……⁉
一人(?)の孤独な魔人が母親になる。歴史に残らない英雄譚が産声を上げる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 12:41:07
47636文字
会話率:47%