これは魔王に征服されたある国の王女の物語。
魔王軍に攻めこまれた国の王家一族は、亡命を企てたがうまく行かず、山奥の村に隠れ住んでいた。
しかし見つかってしまい、塔に幽閉されてしまい、そのまま数年が過ぎた。
このまま、世間から忘れられたまま、
塔の中で一生を過ごすと思っていたアリシア王女たちの前に、ある日突然、魔王が美女たちを連れて降臨した!
「アリシア王女は、母親に似て結構美人だ。将来、私のよき妻になれるやも知れない」
魔王はそう言って、アリシア王女を、彼女の|義姉《あね》で美女の誉れ高いルナレイラ王女とともに魔王城に連れて行くことを決めた。
魔王の力は絶大だ。その意思に背くことは即・死罪を意味する。
それに魔王の護衛のアマンダ魔王妃は、その存在だけで背筋が寒くなるほどの死神的女剣士だ。
魔王の“意向”を実行するためなら、武力行使も辞さないという怖い顔をしている
かくして、アリシア王女は、14歳で魔王城で暮らすことになった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:10:00
1433921文字
会話率:35%
貴族令嬢、アリス・テオナードには、勇者の血筋である婚約者の王子が居た。
しかしその王子、ライオネルは異世界から召喚された聖女のユウにあっという間に魅了されてしまった。その他にも、貴族令息達と過分なスキンシップを取る聖女のユウに一言申そうと、
貴族令嬢の誇りを持ってアリスは立ち向かう。
しかし元々アリスを好んでいなかったライオネルに厭われ、地面に突き飛ばされるアリス。その瞬間、前世の記憶を取り戻し──自分には唯一無二の夫が居ることを思い出した。
そのことを思い出したのだから、もうライオネルの存在などどうでもよくなるアリス。前世の夫を探そうと意気込んでいると、アリスの部屋の窓が叩かれる。何事かと窓の外を見れば、魔王となった前世の夫の姿が見え、アリスは驚きの声を上げるのだった。
*
時は過ぎ、ライオネル達一行が魔王城へと辿り着く。
魔王と対峙したライオネルだったが、突然見知らぬ美女がそこへと入ってくる。その正体は、かつて疎んできた女であるはずのアリスが美しく変化した姿だった──。
前世の夫が魔王になってたので、嫌なことしてきた王子とかその側近とかムカつくタイプの聖女をボコボコにしてもらう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 21:31:55
9530文字
会話率:39%
「セレナ、君とは婚約を解消することにした。聖女の力が目覚めない君と、これ以上婚約を続ける意味はない」
そう告げられた瞬間、セレナの運命は大きく狂った。幼い頃から聖女として魔族に立ち向かうことを宿命づけられた彼女だったが、突如としてその立
場を奪われ、すべてを失う。
しかし、絶望の果てで彼女を待っていたのは、魔王ルシリオンーー人間の敵とされる存在だった。
「お前はもう俺のものだーー愛しい魔王妃セレナよ」
圧倒的な力と威厳を持つ魔王は、なぜかセレナに執着し、彼女を溺愛する。魔族と人間、相容れぬはずの二つの世界で、セレナは自らの居場所を探し始める。
聖女として生きるか、それとも……
これは、一人の少女が運命に抗い、新たな未来を切り開く物語ーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 20:00:00
36733文字
会話率:33%
公爵令嬢セリアは、前世で勇者だった記憶を持つ。婚約破棄されて大喜びするも、追放された先で絶世の美貌を誇る魔王に求婚される。自由を満喫するはずが、なぜか最強の魔王妃に!? さらに転生した“元・魔王”まで現れ、三角関係&魔王対決が勃発!勇者だっ
た令嬢の運命やいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 17:33:20
12066文字
会話率:37%
魔法学園ではもうすぐ水泳の授業が始まるけれど、一年生のアシュリン(15歳)は泳げない。
だけど偶然、憧れのフィン先輩が泳ぎを教えてくれることになった。
フィン先輩もちょっとアシュリンのことが気になっている様子。
水泳の練習のために、二人
で学園のプールに忍び込んだところ――。
※『第6回 下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ』の応募作品です。コンテスト規定通り1000文字以下、テーマは『プール』を選びました。
シリーズから他の応募作品も辿れますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 10:56:36
999文字
会話率:31%
ずっと夢を見ていた。それは、とある女の子の夢。大事な女の子から助けを求められ、手を伸ばしたら世界は一変した。
二回もざまぁされちゃう悪役令嬢ユーリフィアン=ヒールとして過ごすことになった比留間(ひるま)優音(ゆあん)。このままだと中ボ
ス悪役魔王妃にまっしぐら!
元の世界には戻れない!?ここが本来いるべき場所!?ふざけんな!とキレながらも彼女の戦いが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:53:18
171348文字
会話率:61%
新生魔王のクレアニィス=エスケアゴードは不幸であった。通常聖なる剣でしか死なないはずの魔王妃(母)をお産によって亡くし、そのショックで先代魔王(父)も失った。
それでも従者の手伝いもあって立派に成長してると思ったら、宇宙からエイリアンが攻め
てきた!?
ええい妾以外に滅ぼされるなど許さん!見ておれ人間よ〜!
そう言って勇ましく出かけた新生魔王は、程なくして。鉄の牢にてべそをかくのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-19 20:51:12
10715文字
会話率:27%
異世界からの勇者は悪者を倒してくれる。
皆の幸せを守ってくれる。
だが、その彼らを誰が守ってくれるのか。ましてや、彼らが騙されていたとしたら。
幸運はいつでも彼らに訪れるわけではない。
それでも勇者は次々と召喚される。
「ああ、勇者(彼
ら)を救うのは勇者(私)しかいないのだ!」
そう気づいた勇者は剣をペンに持ち替えた。
図書館の片隅で、その本は勇者を待っている。
彼らを救うために。
そしてある日、一人の心優しい勇者が閉じられていた扉を開いた——
*この小説は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:15:47
368235文字
会話率:37%
「私は女神のリーア。よく来ましたね、勇者よ。」
高校の授業でサッカーをしていた俺、明日葉静羅は、いきなりそう告げられた。
女神は、当代の勇者が魔王と結婚して勇者の資格を失うため、精神力の弱い次代勇者の体に転移させて魔王を討伐させる目的で
、俺を異世界から召喚したようだと事情を説明してくれた。
女神は、人間のすることに介入はできないが、異世界からきた者に最低限のサポートをする義務があるからと、俺は女神から言葉や読み書きの能力と、相手に合わせた立ち居振る舞いを自動的に行うことができるオートーモードの能力を与えられて、勇者となるべく異世界へと旅立った。
……筈だったのだが、目が覚めると隣では魔王が寝ており、目覚めた魔王からは俺が魔王妃の称号を得たと告げられた。
相談の結果、公的に俺が魔王の嫁の振りしながら掠われた当代勇者の霊体を取り戻す手伝いをする代わりに、魔王は俺のレベル上げと新しい体を見つけるための協力をすることとなったのだが、問題は、俺が男であることを魔王に言い出せなかったこと、だけのはず。
キーワードのボーイズラブ、ガールズラブは、一応それらしきシーンが出てきたときに気分を害される方がいらっしゃるかもしれないので、予防線です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 06:00:00
822458文字
会話率:21%
不動産の営業社員だった男性は事故に遭い、命を落とした。
そして西洋の雰囲気が漂うどこか不思議な世界を救う勇者に転生し、前世とは大きく異なる生活を送るはずだった。しかし。
「おい勇者。・・・吾輩、妻に愛想をつかされて出て行かれてしまったん
だ。ちょっと相談に乗ってくれるか?」
「ええ、もちろんです。まずはどうしてこんなことになったのかお話しください」
何故だか勇者は世界ではなく、魔王と魔王の妻との仲を救おうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 18:35:29
18207文字
会話率:43%
この作品は、人族と魔族が二千年以上争いを続けた世界。両国で平和条約が結ばれた時代の魔族が建国した国ユートピア王国を舞台に、魔王城の地下にある最古の召喚陣に転移召喚された記憶喪失の少女カロン・クロウドが主人公の「忘却の少女は次代魔王候補のヒ
ロイン候補に言い寄られています」と、二千年前に魔族軍を指揮し、人族の軍と戦った魔王妃リリスの前世の記憶を持つ魔族の由緒ある血統貴族(魔将貴族)令嬢エリザヴェータ・シルバニアが主人公の「魔王妃だった転生悪役令嬢はいけ好かない婚約者の拾われ妹にときめいています」のふたつの物語の完全版のようなものです。
主にサブ女主人公であるエリザヴェータの物語を起点に現代の魔王の息子で次代魔王候補とされるゼノンの誕生日の日に、エリザヴェータとゼノンの婚約が貴族院から公言され、魔獣たちが棲むオルト山脈で魔獣たちが暴れ出し、麓の集落にいた民を襲う事件が起こり、現代の魔王ジュン・クロウドは魔王城の地下にある召喚陣を使い、生存者を召喚しますが、召喚されたのは新種の魔獣スライムに覆われた魔力を持たない記憶喪失の女主人公でした。ゼノンはそれを切り裂き、少女に手を差し出し、魔王は少女にカロンという名を与えて家族として少女を迎え入れました。先代魔王でゼノンの母親であるカエラがゼノンを庇って石化したまま元に戻らない事や魔族の国から魔法使いの国として変わった世界の歴史に触れ、何も持たなかった少女は成長し、ゼノンとエリザヴェータの婚約を快く思わないカロンは魔法学院で現代の聖女と称される隣国からの新入生の美少女タチアナ・シルフィーに白羽の矢を立て二人をくっつけようと奮闘しますが、なぜかカロンがタチアナから好かれしまい、カロンを気に入っているエリザヴェータは心穏やかじゃありません!
幼い頃、エリザヴェータに告白し、ゼノンをライバル視するエリザヴェータの従兄弟アレクサンドル・アカインも加わり複雑な恋愛相関図に……
二千年前の魔族と人族の戦いの因縁が複雑に絡んでゆく、喪失系無自覚女主人公の百合要素強めのハーレム展開魔法世界奮闘ファンタジー開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 09:37:19
78306文字
会話率:35%
死んだと思われている召喚勇者カーク・ル・マヒトは、やはり死んだと思われている王妃と魔王妃を連れて、旅をしていた。彼女らを守り、彼女らの復帰を助けるために。二人の美女に惚れられ、両手に花状態なのだが…彼の本音は…「年上ではなく」。
最終更新:2023-07-30 16:33:51
134220文字
会話率:56%
「魔王陛下、私はあなたを愛しません」
魔王城で迎えた初夜、勇気を振り絞ってベリンダは魔王セオにそう告げた。
元々人間の国で王子妃になるはずだったベリンダは、王子に冤罪をかけられた上で婚約破棄され、生贄のようにして魔国に嫁がされてきた。
不安と憤りと共にやって来た魔国の空は漆黒に染まり、おどろおどろしい。そして恐怖に身をすくませるベリンダを出迎えた魔王の周囲には大勢のサキュバスが。
それを見た途端、ベリンダはどうしようもなく腹が立った。妃としてやって来たのに、ハーレムを見せつけられるのなんてたまらない。だから殺されてもいいから愛さないと言ったのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 12:00:00
58000文字
会話率:28%
お待たせしました! 『魔王様、溺愛しすぎです!』の続編です。単独でもお読みいただけます。
「お生まれになりました! お嬢様です!!」
長い紆余曲折を経て結ばれた魔王ルシファーは、魔王妃リリスが産んだ愛娘に夢中になっていく。子育ては二度
目、余裕だと思ったのに予想外の事件ばかり起きて!?
シリアスなようでコメディな軽いドタバタ喜劇(?)です。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 07:00:00
816729文字
会話率:50%
魔法が使えない者は魔王になる資格なし! そう言われた訳でもないのに四天王の一人、宵闇のデュラハンは思い悩む。ひょっとして、これが五月病!? 膨大な雑務と魔王になれないジレンマにより遂にデュラハンは魔王城を離れ一人田舎へと帰省してしまう。しか
し、実家で待ち受けていたのは、何の変哲も雑務もない生ぬるい生活だった。そんなある日、一人の怪しくも美しい少女(?)が現れ事態は急変を遂げる。
壮大なファンタジーが今、壮大なドロドロ恋愛ものへと変貌を遂げる! いや、遂げない!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 19:53:41
14051文字
会話率:50%
魔族の王たる魔王様は成長しなくてよいのですか! 四天王の一人、宵闇のデュラハンは今日も余計なことを言い出す。自分が「いらんことしい」なのに気が付いていないのが痛い。しかし、魔王様は真っ向からそれに反論し、デュラハンこを成長していないと言って
馬鹿にする。そんな中、玉座の間では無限の魔力を密かに狙う者が現れ、欲と野望の泥沼をかき混ぜる。さらには、魔王様が頭を抱える!? 裏切りと陰謀のベールが今、はがされる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 21:49:14
15331文字
会話率:56%
もし、ラスボスである魔王が魔王城にいなければ、いったいどうなるというのか! 勇者は帰ってくるのをじっと待つのか!? つまり、魔王が引きこもりで魔王城から一歩も出ないのは、世のため人のため勇者一行のためなのだ。そんな苦しい言い訳を聞きながら四
天王の一人、宵闇のデュラハンはため息をついて頭を抱えていた。普段から玉座の間で暇を持て余している魔王様に外へ出るよう提案し、またしてもデュラハンは大きな過ちを犯してしまう。そんな中、人間たちは着実に魔王城の近くまで支配地を広めていた。魔王様とデュラハンはその危機にどう立ち向かうのか! 剣と魔法の世界に「チャリ」は許されるのか!? デュラハンと魔魔チャリは無事に魔王城に帰れるのか! 手に汗握るサイクリングでハンドルはネチャネチャになるのか?? 壮大なファンタジーが今、幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 21:38:06
16920文字
会話率:51%
三百年もの長きに渡り、夫の代わりに魔界を治めてきた魔王妃メラン。
ひたすら夫の目覚めを待ち続ける彼女だったが、ある日なんと勇者が一度に十三人も送り込まれてきたことで、魔界全域は戦場と化すことになった。
最終更新:2022-08-18 21:44:50
8850文字
会話率:36%
アルトバイエルン伯爵領にて〝英雄〟と呼ばれた魔族の主人公、シド・ヴェノムヴェインはある日その伯爵から解雇を言い渡され追い出されてしまう。
そして次の領地へと向かう道中にて一人の少女と出会うのだが、その少女は魔族にとってなくてはならない存在で
あった────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 22:30:27
35821文字
会話率:54%
魔王の角は、どんな味? 魔王は蟲の界で、ある存在と出会う―――。
魔王は不幸な事故で蟲の界に飛ばされた。そこで出会うのは其の界にたくさん居る蟲さん? それとも……。【カクヨム投稿有】
最終更新:2022-01-08 10:36:03
3605文字
会話率:53%
ある日突然異世界転移したアラサー主人公。
魔界に帰る魔王妃様の代わりに、一緒に暮らしだした子供達と温泉お宿開業をします!
重複投稿してます。
最終更新:2021-06-17 12:00:00
241858文字
会話率:26%
黒色が魔王の色として忌み嫌われる世界。
魔王を打ち倒すべく女神から召喚された聖女は、黒い髪と黒い瞳の持ち主であった。
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しばらく小説から離れていたのですが
、リハビリ的な感じで伝記的な感じのを書いてみた的な感じです。
今回は自分で描いたイラストも添えてみました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 20:00:00
7279文字
会話率:15%