彼の物語は推理と恋愛が交錯した物語、と呼ぶことが出来るでしょう。市立羽場高校二年五組出席番号九番の彼は無風部という部活に入り、様々な謎を解決し、多種多様な人間関係を作っていきました。そんな彼の物語は、一年の春休みに一区切りつきました。そして
二年生に進学した彼は、初対面の後輩に彼の高校生活を話してほしいと頼まれ、その通りに語り始めます。
これは彼の人生の軌跡で、これは彼の心中の吐露で、これは彼の記憶の整理で、これは彼の謎の解決。
今日も風は吹いていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 21:34:52
601714文字
会話率:55%
終業式が終わったあと、気がつけば異世界に転移していた。
ドラゴン、魔方陣、不思議な生物。
唯一知ったものがあるとするならば、お互い苦手であり、特別な同級生。
苦手と特別は両立する。けれど互いに向ける特別という感情の名前はわからないけど
……。
何も知らない人たちからすれば大なり小なり異質と思われてしまうような二人。
二人が互いの目的のために手を組み、元の世界に帰ることを目標に協力する。
本当に、利害だけで手を組んだのかは二人にすらわからない。
お互いに抱えるものを吐露する日はくるのか?
弱音を吐けるようになるのか?
苦手以外の、特別な感情とは?
凹凸コンビの異世界ファンタジー。はじまります。
タグに恋愛とはあるものの、恋愛要素が出てくるのはもう少し後だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 21:28:38
563884文字
会話率:44%
「深層心理発露時嘔吐宝石症」という奇病に罹り、本音を口にするたび宝石を吐くようになった朝日。言いたくても言えないでいたことを全て吐露すれば病気は治るらしい。友人の泉はその経過を見守るが、なかなか完治しない朝日が一体何を言わないでいるのか気に
なってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 03:47:56
3686文字
会話率:54%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 23:07:10
306161文字
会話率:41%
田之上司は二十一年ぶりに幼馴染でありプロ野球選手として一流の活躍を見せた福井雄太郎からキャッチボールに誘われる。
あまり乗り気ではないが、一緒にキャッチボールをする事になる。
プロの身体能力や技術に驚かされる中、これまで雄太郎とのキャッ
チボールを避けてきた理由を吐露して……
真冬の苦く止まったままの青春の終わりとこれからをはじめる青春と壮年期にかかる野球小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 20:45:44
5394文字
会話率:33%
この文章を読んでいるということは、あなたはアレを見ましたか。
ありったけの呪詛をこめて創られたあの仮面を。
アレはどんな貌に見えましたか。苦しんでいましたか、笑っていましたか、それとも叫んでいましたか。
これから綴る文字列は真実の吐露。そし
て彼方へと撒き散らす呪いの言葉。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 14:19:04
13995文字
会話率:27%
ただの私の気持ちを吐露したものです。
普段誰にも見せないけど、ここでなら。と。
生きるのが辛い方、心の脆さを覗いてみたい方、など、暗くてもご興味がありましたら、読んでみてください。
最終更新:2024-12-10 22:28:49
1304文字
会話率:0%
御堂小春(みどうこはる)は学校では知らない者はいないほどの完璧美少女である。俺は部活が理由で昼休みに屋上に行くと、なぜかその完璧美少女が屋上の柵を蹴りながら本心を吐露する完璧美少女がいて、また、いつもとは違う、本性が垣間見えていて。俺は彼女
の秘密の共有者となってしまった。そして秘密を知ったことをきっかけに俺は御堂小春のことを徐々に知っていき—————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 15:57:21
33043文字
会話率:49%
【※ネタバレあらすじを最下部に記載してます】
「なんで、みんなみたいに悔しくないんだろう……」
高校時代、吹奏楽部の夏の大会で大きな挫折を味わった金海いちか。
もう楽器はやらないと決め、寂しい大学生活を送っていたある日、
ビッグバンドの甲
子園『ヤマノビックバンドジャズコンテスト』に誘われ、強く惹かれてしまう。
高校時代の後悔を晴らすため、意を決してビッグバンド部に飛び込んだいちかだったが、部は問題児多数&解散寸前で……
部の存続へ、そして、夢の大会出場へ。
独りぼっちだった少女は、新たな世界へ足を踏み入れる。
【ネタバレあらすじ】
高三の夏、金海いちかは吹奏楽部に退部届を出していた。
大会への熱についていけず、部長の美雪とも衝突していたからだ。
コンクールで惨敗するも悔しさを感じないいちかだったが、偶然目にした甲子園中継で、高校球児たちの全力で走る姿を見たことで、本気で走らなかったから悔しくないのだと悟り、後悔の涙を流す。
卒業後は音楽と縁を切ったいちかだったが、大学生ビッグバンドの祭典「ヤマノビッグバンドジャズコンテスト」で青春をジャズに捧げる学生たちに出会い衝撃を受ける。
勢い余って母校のジャズ部を訪れるが、そこは廃部寸前の不良の巣窟だった。
いちかは部員集めに奔走しつつ、ヤマノ出場を夢に見るようになる。
その過程で、部長の翠がイップスにより表舞台から去った元天才ピアニストだと知る。
いちかは翠の弟の碧音と共に彼女の治癒のために動き始める。トラウマ的存在の美雪の入部も勝ち取り、状況は上向く。
しかし、部員の士気の低さに焦ったいちかの行動で翠は再びイップスを発症。部は崩壊する。
全てを諦めた碧音が楽器を橋から捨てる瞬間を目撃し、自責の念に駆られたいちかは楽器を回収するため冬の川に飛び込む。仲間を蔑ろにしていた自分に気づきながら、意識を失う。
目を覚ますといちかは病院のベッドの上だった。見舞いに来た部員たちに川で気づいた思いを吐露する。
再始動した部はなんとか予選を通過。夢の本選で翠はイップスを克服し、部は会心の演奏をする。
演奏後、観客の女子高生がいちかに声をかける。彼女もまた全力を出さなかった過去を悔い、泣いていた。
いちかは彼女を励ましつつ、いつの間にか今の自分は過去の自分が憧れていた存在になれていたのだと悟る。いちかの目には涙が溢れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:53:26
146135文字
会話率:33%
自由な文体で、感じたことを、思いのままに。
最終更新:2024-12-01 15:30:00
200文字
会話率:0%
「ねえ、そろそろ七夕でしょ」
友人の沙良に唐突に突きつけられた提案は、どこか横暴なところがあり、なかば無理矢理に手渡されたのは短冊。
若林智也は、そのせいで気の重い日々が待ち構えていた。
高校生にもなって七夕なんて……。
日々を重ねるごとに急かす沙良。
無邪気な圧力に耐えながらも、気恥ずかしさを隠せない智也は、願いを書くことに躊躇してしまう。
誰かに相談するわけにもいかないなか、思いがけない人物に、智也はその不満を吐露してしまう。
氷姫。
クラスでも目立たず、冷めた反応でしかない愛未と話すことになった。
陰口の印象と違い、普通に喋れることに自分でも困惑していく智也。
彼女に惹かれているのか、正直智也にもわからない。
それでも、拒んでいたはずの願いが、微かに浮かんでいった。
夢なら覚めないでほしい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 14:40:18
58691文字
会話率:33%
玉藻は妖一派でも有名な黒天衆の若頭。父に命じられ向かった先は妖の糧となる呪いが大量に封じられた封印の地。その守護者たる姫乃と相対するが辛酸を舐めさせられた挙句、姫乃の恥ずかしい場所に刻まれた封印術で力を失い小児化してしまう。
元に戻るべ
く姫乃と同じ学校に通い画策する玉藻。
が、姫乃には拒絶され、兄を名乗る弥七には邪魔され、幼馴染である桜子にはなつかれるハメに。
そんな折、使命に準ずる姫乃の不遇な状況を知る。なぜか放っておけない自分に葛藤しつつ、学校内で蔓延するお呪いが原因であることを突き止めた玉藻は、黒幕の弥七と相対。
他の一派の妖に憑依されていた彼を停めるべく、玉藻は桜子と奮闘。姫乃の協力もあり事態は収束。姫乃との距離も縮まっていくかにみえたが、どうにも嚙み合わない物言いに衝突してしまい思い悩む。
そんな時、父への経過報告の最中、かつて姫乃と出会っていた事実が明らかに。立場を重んじた父によって記憶を消されていたことを知り、横暴さに怒りを覚えた玉藻は反旗を翻すも、逆に捕らえられてしまう。
そこに水戸家より叱責覚悟の姫乃が救援に訪れ、黒天衆相手に大暴れ。
しかし、父の強烈な一撃が迫り、玉藻は姫乃を庇い瀕死の重傷を負う。
意識の薄れる中、予期せず姫乃から禁術(キス)を施された玉藻は元の姿を取り戻し、封印されていた以上の力が付与され、父を圧倒。言い分を認めさせる。
闘いを終え、父が提案してくる。それは大妖怪である自分を封じることでそれまでの行動に大義を持たせ、姫乃の負うべき責を免れるというものだった。困惑する玉藻だったが、不器用な優しさを吐露され提案を受領する。
元の姿と二代目の立場を手にした玉藻は姫乃との別れを名残惜しむも、それも束の間、あろうことか小児に戻ってしまう。禁術は不完全な代物だったのだ。再び禁術を迫る玉藻、恥じらい逃げる姫乃。彼女の心の絶対領域などまったくもって知る由もない玉藻の、珍妙な日々は続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 04:35:48
130256文字
会話率:42%
実家へ帰省した主人公が、日付変更間近の公園で待ち合わせたのは、少し歳の離れた少女。数ヶ月ぶりに再開した彼女は、昔と変わらない無邪気な笑顔を浮かべながらも、どこか違う雰囲気を漂わせていた。
月明かりと星空の下、二人は他愛もない話を交わし、
「星座にならなくとも、ふとした瞬間に誰かに思い出されるような人生を送りたい」と隣の少女は吐露する。星座が好きな彼女の言葉は、主人公の心の中で輝き続けている。彼女との思い出がかけがえのないものに変わっていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 23:00:00
4860文字
会話率:43%
社会人7年目の俺は同期と初めての宅飲みをすることになった。
最終更新:2024-11-01 23:02:49
11252文字
会話率:66%
満月の夜、湖面に月光が神秘的な輝きを投げかける中、洋館に住むミルは窓辺で過去の愛を思い返していた。彼の心には、ユリカとの思い出が鮮やかに蘇ってくる。二人はかつて、この湖畔で運命的に出会い、言葉を超えた深い絆で結ばれた。月光の夜、幻想的な湖面
で永遠の契りを交わし、現世の束縛から解放された二人の魂は、時間を超えて共に在り続ける。しかし、今宵も再び姿を現したユリカは、ミルに不安を吐露し、愛が永遠に続くかどうかを問う。ミルは穏やかな微笑みで彼女を包み込み、二人の愛が月光よりも永遠であると誓う。やがて二人は光に包まれ、月の世界へと溶けていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:51:53
3576文字
会話率:23%
鹿島正健は、ある夜、隣家の美しきシングルマザー・久保田摩耶の爆殺事件に巻き込まれた。摩耶は死に際に「よしみち」と言い遺し、警察は、鹿島を容疑者だと疑う始末。そこで、鹿島は、事件の真相を突き止めようと、独自調査を開始する。
まず、鹿島は、
葬儀場で会った摩耶の婚約者の吉村や、摩耶のインドネシア人上司のルクマンに接近した。その結果、入院中の摩耶の息子光司の手術費用の出所が不明な点や、摩耶の遺品の手帳に急逝した有名弁護士葛海の名が異常なほどに書き残されていた点、摩耶の死亡と同時期にインドネシア政府から発表された新潮汐発電計画と摩耶が大きく関わっている点などが判明し、鹿島は、腑に落ちぬ胸騒ぎに心を乱した。
鹿島の調査で、ルクマンが故国での研究者トップの地位を擲ち、日本に亡命した過去を知る。また、摩耶の死亡日に、同大使館員のヤジドの葬儀があり、鹿島は、インドネシア大使館の張り込みを始める。命を狙われる危険に遭いつつも、怪しい大使館員を尾行して、その男が足繫く通うバーを発見。
また、葛海の関係者の勝沼からは、葛海と麻耶の死を繋ぐ証拠〝アナンタボガ〟や謎のサイト《ランダ》の存在を得、ルクマンからは、亡命後もインドネシア諜報員の襲撃を受けたと告白された。
更に、バー潜入調査中に見掛けた心理カウンセラー沢木雅知に違和感を覚えた鹿島は、沢木が摩耶・葛海・ヤジドの死と深く関わりがあると睨んだ。吉村によれば、摩耶は、元夫の牧瀬との復縁で悩み、牧瀬が自殺した後、沢木の許に通院していたという。
鹿島は、牧瀬の過去を探るべく、牧瀬の故郷福岡へ飛んだ。当時は、暴力団の抗争事件が勃発、仲裁者の牧瀬は、暴力団に殺されたともいう。更に、鹿島は、大学時代の摩耶が谷口という家の女児を事故死させた事実を掴む。事故後も、新生児失踪事件や轢き逃げ事故などの不幸が谷口家を襲っていたとも。総合的に考えて、東京での事件は、福岡の一連の事件が原因となって引き起こされたと、鹿島は考えた。
谷口家の菩提寺に赴いた鹿島は、牧瀬の妹と邂逅。実は、牧瀬は、〝アナンタボガ〟に繋がる元傭兵であり、親友に殺されたと吐露。鹿島が事件の真相に辿り着こうとしたその時、何発もの銃弾が、突然、鹿島に襲い掛かった。
果たして、鹿島は、真犯人の魔の手から逃れ、一連の事件を解明することができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 15:42:45
164086文字
会話率:29%
魔法も銃も人外も、巨大なる鉄機兵も存在する世界。セズウィック。
転生の律が損なわれ、異世界転生者による託宣がままならない世界でも。生き物は争い。子を産み、育て。教えに集い、教えを守り、たくましく旺盛に生きていた。
そんなある日。マナ
ギ・ペファイストの祖父は、託宣を孫に吐露した。
帰りたい。帰ってコンビニに行きたい。そう漏らしてしまった。
マナギはいつしか青年となり、それでも祖父の託宣を忘れていなかった。
相棒である無口なイケメン神官、クリス。
恋人未満、友達以上。魔法使いのレーナ。
推定外国人、言葉が全く通じない。今日も特別翻訳のツッコミが冴えわたる、タロッキ。
今日もいじわる、明日もいじわる。馬のグリン。
好奇心と欲望、ロマンを求め続け、旅の果てに、本当にどんなモノにでもなってしまう者たち。
自らの昏む死すら時に欲する、欲深くて、欲深くて、欲深い者たち。
冒険者。彼らは冒険の旅に出る。手始めにざまぁしやがった貴族共に、中指おっ立てて、ざまぁしてひっかき回してから。
勘違いすることと。夢は、よく似ている。
勘違いするからこそ、夢は始まるとも言える。
勘違いは時に、愚者へと立ち返る道となる。
勘違いから始まる彼らにとっての異世界、こちらの世界を夢見る異世界ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:46:18
30699文字
会話率:54%
武田晴信(はるのぶ)とは、武田信玄の出家前の本名です。拙著では信玄の前半生を対象にしており、晴信の名でとおしています。
欲望のためなら手段を選ばない極悪非道の人間、あるいは悩み事一つない完全無欠のスーパーヒーローとして描かれることの多い
信玄ですが、ここでは気弱で心根のやさしい人間が、戦国時代を生きぬくためには非情にならざるをえない苦悩を書きます。
物語は、前世の記憶をもつ現代人が、当時の自分、武田晴信について紙に書き残そうとして始まります。そのため、主人公は「私」という人称代名詞で語ります。また、カタカナ言葉も地の文で使用しています。
武田晴信には禰々(ねね)という妹がいました。禰々は十六という若さで死にます。死因ははっきりしていません。自ら命を断ったのかもしれません。十六というのは数え年であって、現代なら中学三年生くらいの女の子です。
晴信は妹の嫁ぎ先を侵掠し、夫を殺し、子供を禰々から引き離しました。
晴信が禰々に対して、どのような気持ちでいたのか、それを伝える文書はありません。感情を他人に吐露することはなくとも、慚愧の念で自分を責めていたのではなかったか。
▼武田信玄のイメージを180度ひっくり返す気概です。史実や逸話に基づいていますが、根本的な間違いがあれば、ご指摘いただけるとありがたいです。お気軽にどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:15:55
116164文字
会話率:15%
人生諦めた男、彼の嘆き。風俗に通いまくった男の最後の希望は…。
最終更新:2024-09-12 07:27:13
4300文字
会話率:13%
いつも通りの日常に溶け込む、なんてことない喫茶店。
そこでは日夜、軍人たちが思想を吐露しているとかいないとか。
世界の常識は最も簡単に変貌する。
複雑多岐な裏側は、解き明かすべきであろうか。
_議論は、好きですか?_
最終更新:2024-08-24 00:00:00
6571文字
会話率:17%