「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:05:00
381575文字
会話率:47%
ここは、天国。神様、天使、青い鳥、住民が今日も幸せそうに暮らしています。
けれど天使たちは、流行にのってばかりで真面目に仕事をしてくれません。
そんな流行にのる天使たちや、それを叱る神様、天使たちに振り回される青い鳥の物語です。
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最終更新:2024-08-03 20:10:42
8428文字
会話率:52%
アンドロイドの普及が飛躍的に進んだ近未来に、独身のサラリーマン『響 恭平』の元にやって来たアンドロイドの『アミィ』。
アミィは表裏のない素直な性格で、やや気弱で真面目すぎるところはあっても、主人に与えられたメイドとしての役割を果たすた
めに日々奮闘する。
しかし、そんな意気込みとは裏腹に、アミィはなぜか失敗ばかり。恭平はアミィが気楽に仕事に臨めるようにと、そんなアミィを強く叱ることはなかったが、そんな恭平の気遣いは、生真面目な性格のアミィには逆効果だった。
そして、申し訳なさが臨界点まで達したアミィは、ついに恭平に対して思いの丈を爆発させてしまう。そんなアミィを見て、恭平は自分の配慮がいかに軽薄だったのかを痛感する。
それをきっかけとなって、恭平にメイドの主人としての自覚が芽生え、結果としてお互いを再認識することとなり、心機一転、改めて主人とメイドとしての共同生活をスタートさせる。
そんななか、とあるいざこざが引き金となり、アミィの中でこれまでとは全く違う、もうひとりのアミィが目を覚ます。
そのアミィは大胆不敵にして徹底したリアリスト。卓越した戦闘技術と相手の精神を揺さぶる話術を操り、筋が通らない事柄を見逃せない義侠心で目の前の障害を粉砕する。
時には温厚で控えめ、時には好戦的で現実主義というアンバランスな性格を一つの身体に宿したアミィは、様々な人間やアンドロイドと触れ合いながら、やがては主人とメイドという枠を越え、恭平と共に道ならぬ険しい恋路を歩んでいく。
そして、その恋路のあらゆる箇所に横たわる二人目のアミィの出生の謎をきっかけに、恭平達は世間を揺るがす大事件へと巻き込まれ、立ち向かい、出会いと別れを繰り返す。
その事件の裏に幾度も登場する二人の男と一人の女。その三人の因縁はあらゆる事象を巻き込みながら交錯し、やがて二人目のアミィの存在そのものへと集約されていく。
この物語は、人工知能が進化を重ねた未来に於いて起こるであろう、人間と人工知能の共存によって生じる正の側面と負の側面を、二人の愛を通じて描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 07:52:41
93396文字
会話率:45%
前進するために、時には自分を叱る必要がある。
キーワード:
最終更新:2024-07-20 22:25:54
310文字
会話率:0%
帝宮の医務室に勤める看護師・ユリハのもとへ、切羽詰まった様子の騎士たちが飛び込んできた
「助けてください! マクリーン団長が薬を盛られました!」
どうやらユリハの想い人である騎士団長が、うっかり媚薬を盛られてしまったらしい
「本当に小
さくて……かわいいな、きみは」
「い、いけませんわ」
「ああ、叱る声もたまらない──」
いろいろだだ漏れで様子がおかしいヒーローに翻弄されて、ヒロインがひたすら大変なことになる話
╶╶╶╶╶
直接的な描写はありませんが、念の為R15表記
別名義で他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 02:50:08
6480文字
会話率:32%
君が君である限り、私たちは協力を惜しまないよ。
そう、あの方は仰った。
でも裏を返せば『君じゃ無くなれば見捨てる』という事でもある。
『私は頑張り続けなきゃいけないの』
『落ちぶれたら、そりゃ叱るだろうよ。でも』
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
定期的に神様の性格書かなきゃ悶える質をしてるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 07:33:19
842文字
会話率:57%
言いなり王子の続編。なんでこんな生徒会メンバーを選んだんだと責任者を出せという感想をもらったので責任者の話。
最終更新:2024-03-13 19:17:07
1853文字
会話率:53%
21歳にして人気俳優となった増田葵は裏でホストもやっていたことが世間にバレてしまい、それによって彼は芸能界から干されてしまう。しかし、世間が彼の存在を忘れてもなお、32歳の柏田美由紀は彼を推し続けた。全部何とかなると言う葵を真正面に叱る責任
感の強い美由紀。日曜日の午後10時から始まる年の差恋愛に悩む全ての人に向けた恋愛小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 10:27:39
9931文字
会話率:46%
ある男が、父からお金をもらって家を飛び出し、放蕩の限りを尽くした後、無一文になって家に返ってきた。父は叱るどころか、歓迎して帰還の宴まで開いた。この放蕩息子の兄は、弟の不在中、父を助け勤勉に働いていたのだから、喜ぶ父の姿を見て面白くない。父
は「死んだと思って諦めていた息子が帰ってきたのだ、それだけでめでたい事ではないか」と言う。
この有名な聖書のたとえ話『放蕩息子の帰還』 【ルカによる福音書 第15章11節~32節】には、実は語られていない物語があったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 00:12:38
9914文字
会話率:60%
貴族学校に通う平民。
礼儀のなってないそれらに苦言・叱責を行っていた王子の婚約者。
貴族からすれば当然のこと。
身分の境目を崩すわけにはいかない。
だというのに。
王子はそれを聞き入れない。
それどころか婚約者の令嬢を叱る始
末。
この国、これからどうなるの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 21:00:00
8469文字
会話率:16%
俺を叱る会社の上司が次々と襲撃される。その嫌疑が俺に向いてしまいいたたまれない。
犯人を捕まえてやろうと、次の襲撃されるであろう人を追いかけると──。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 08:00:00
1492文字
会話率:6%
「きゃー!」
五年前に紆余曲折あって王族となったメレラ家。その屋敷では、毎日、少女の叫び声が響いていた。
「リーナ! あなた、またスカートの裾を踏んだの⁉︎」
メイドとして働くリーナを叱る、使用人のリーダー、エリーゼの怒声もまた毎
日聞こえている。
他の使用人たちは日常茶飯事のこのやり取りに関わろうともしないが、すらりと背の高い男がひとり、リーナに手を差し伸べた。
「大丈夫かい? リーナ」
「ヘンリさま、私は大丈夫です。王子の手を煩わせて申し訳ございません」
「転んだ拍子に腰元のリボンが解けたみたいだね。ほら、おいで。僕が結んであげる」
彼は王子でありながら、その綺麗な指で、リーナのリボンを結んでやる。
彼女が自分で結んだリボンは縦向きになって不恰好だというのに、彼が結ぶとまるで絵に描いたように美しいリボンになる。
二人の様子を遠目で見ていたエリーゼは、眉間に皺を寄せて呟いた。
「はあ、王子に世話されるメイドなんてみっともない……」
なにも上手くいかないけれども何事にも一生懸命なリーナ。
器用ながらも彼女にどうアプローチしたら良いか分からずにいるヘンリ。
二人は互いに違うベクトルで“不器用”でありながら、ゆっくりとその関係性を変化させていく、のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 21:29:53
25798文字
会話率:31%
妹のデイジーは、全てを奪って行く。愛する婚約者も、例外ではなかった。
「私ね、キール様の子を妊娠したみたいなの」
妹は、私の婚約者との子を妊娠した。両親は妹を叱るどころか二人の婚約を祝福した。
だけど、妹は勘違いをしている。
彼を愛してはいたけど、信じてはいなかった。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
アルファポリス様にも投稿しています。
視点が何回か変わります。読みにくかったらすみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 14:18:18
25641文字
会話率:40%
既に思い出になりつつある、少し前まで経験していた事。
人と接することで考えさせられたこと綴る。
体験したことを吐露するエッセイです。
最終更新:2022-11-03 15:54:36
2520文字
会話率:0%
メルダ侯爵家の長女マリアは聡明で性格の良い令嬢だったが、両親は飛び抜けて美しい妹のリィナばかりを贔屓する。両親に甘やかされて育ったリィナはマリアの物を横取りするのが好きで、ついに婚約者の第二王子まで掠奪されてしまった。そんな自分勝手な妹を
叱ることもしない両親に嫌気がさしたマリアは祖父の元へ家出する。
家出先で運命の相手を見つけたマリアは結婚の許しを得るため侯爵家へ帰還するが、侯爵家では相変わらずリィナが我儘放題している。
しかし、そんなリィナにも破滅の時は迫っていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 11:24:46
20478文字
会話率:48%
近所に住む大好きなおじいちゃんとおばあちゃん!
そんな2人が大好きな私は、2人の家によく遊びに行く。
私が行くと何かが起こる毎日。そんな私を叱るおばあちゃんから私を庇ってくれるおじいちゃん。
でも、おじいちゃんは、全然フォローが下手くそ。
おじいちゃん!庇ってくれるのはありがたいけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 20:00:00
1480文字
会話率:16%
最近負けグセがついている。大塚 歩美はそう思った。七歳の従妹と三歳の従弟にどうしても勝てない。産まれたばかりの弟と妹にも歯が立たない。あまりに可愛すぎて全く勝てる気がしない。
しかし、これではいけない。自分の夢は子供に携わる仕事。できれ
ば小学校の先生か保育士さん。時には叱ることだって必要な仕事。可愛さに負けてばかりじゃ駄目だ。ここは心を鬼にして──
「あゆゆ、だっこ! だっこ!」
「こんなん勝てるかああああああああっ!!」
子供好きの義父の影響か、はたまた元からの素養か、どんどん子供に弱くなっていく彼女は、はたして勝利を掴むことができるのか?
のんびりしてるように見えてタフなママ。顔は怖いのに気は優しい義父。ちょっぴり怖い魔女叔母さんに、頼りなく見える糸目の叔父さん。恋に多忙な親友に、最近何故だか僧侶みたいな男友達。
そして若くして亡くなったパパに瓜二つの、時々見かける謎の美女。
「おじさんは勝てない」で描かれなかった部分を歩美ちゃん視点で綴る、ほんのり不思議な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 07:15:09
359415文字
会話率:58%
転移?・・・じゃいい王女になれば誰か愛してくれますか?悩める孤独な新妻はある日小説の世界に転移する。控えめな彼女は『悪役王女』としてそこに居た。
憧れの婚約者リリアや騎士のダミアンは自分を睨む。王太子も自分に叱る。
そんな逆境を変えようとロ
ザリーヌは汚名返上に力を注ぐ事となる。
設定ゆるゆるですが随時補正しますです。
ヴァロリア王国
王太子 フィリップ・ヴァロン
王太子の婚約者 リリア・スチュアート
第二王子 アンリー・ヴァロン
王女(王妃の連れ子) ロザリーヌ・ヴァロン
王子の従兄弟 ロイス・オルジアン
騎士 ダミアン・アンドレ
騎士団長 マシュー
メイド キャシー(キャサリン・ウッド)
南の隣国パルル 王太子 ガエル・ナムール
南の隣国パルル 第二王子 シモン・ナムール
さやかになったロザリーヌの近況は章分けして掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 20:15:09
104770文字
会話率:51%
【最終話まで執筆済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は
妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
最終話まで執筆済み、推敲済みです。完結保証。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:31:08
14572文字
会話率:40%
愚痴の多い知耶は十年来の友から「性格悪い(笑)」と言われてしまった。
従姉妹に冷たく接していたのは嫉妬があったのは認めるけれど、出来の悪い妹に厳しく言ってしまう程度のことだったはず。
高校卒業も近付いていたある日、従姉妹と一緒に異世界へと召
還されてしまった。
従姉妹が聖女だったことからおそらく自分は巻き込まれ召還だろう。
もしかしてこれは自分がざまぁされてしまう悪役の立場なのでは!?と心配してみれば、知耶の異世界での役割は、従姉妹のお説教係だった。
聖女を叱ることで嫌われる知耶の嫌われ異世界生活はどうなるのか。
世話役に付いたイケメン騎士様は愚痴聞き係にすることにしたのできっと恋愛には発展しない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 02:19:49
36554文字
会話率:6%