北方の王国「ノルディア」を治める王国では、厳しい冬が終わりを告げようとしていた。だがその静かな日常を引き裂くように、神聖都市が堕落したという報せが届く。その影響は王国にも波及し、新興宗教の台頭とともに国の安定が揺らぎ始めていた。そんな中、神
聖都市に拠点を置くエリオン司祭から王に一通の密書が届く。そこには「天啓の加護を持つ者」が間もなく生まれると記され、その命を悪の勢力から守るよう訴えていた。
王はこの使命を国の未来を左右するものと判断し、第三王子エドラン・カインに命を下す。かつて冒険者としての経験を持つ彼は、この任務を果たすため、信頼する仲間とともにこの使命に立ち向かうのだった。
※王道の読みやすいファンタジーを描ければなと思っています。
※俺TUEE!は大好物なのですが、ここでは控えめにする予定です。
※スキルとかも大好物なので、ちょっとづつ混ぜていく予定です。
※異世界ですが、転生系ではないです。
よろしくお願いいたします。mm折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:42:48
27561文字
会話率:47%
《裏側》という異世界が現実世界と隣り合わせに存在している少しずれた現代日本。北国の田舎の小都市、朝州市ではデブリと呼ばれる怪物たちが大量に発生する異常現象が起きていた。仕事が出来ない系会社員三好はデブリの駆除業者古津鹿と共にその騒動に巻き込
まれていく。神々を騙る怪物たちさとさくれた大人と日本刀女子の現代バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:00:00
112158文字
会話率:51%
街骸を埋め尽くす新都市とは、名ばかりの虚構である。それは、骸の上に成り立つ消費都市。ただ売り切れるまでの寸分の栄華。それを知らぬは住む人のみか。
由とせぬは覇権を狙う東国か、はたまた南下政策をとる北国か。西国の荒野に木霊するは遠い馬蹄の
響き。南海より来たるは荒くれる海風に洗われた褐色の蛮者達。
それでも、翡翠の園で竜は謳う。我が地は此処に。我が空は此処に。
竜の娶る番いはだれかれか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 20:20:17
770文字
会話率:0%
世界は絶えずある化物の脅威に怯えていた。
化物の名はニビル。
人の数に応じてその脅威の度合いが上がってゆく不可思議な化物に、世界のどの国も都市や街の人口を一定に抑える事で対応を余儀なくされていた。
ただひとつ、聖ブルドスタイン王国を
除いて。
さる英雄王の手によって建国されたその国は、各国が首都でさえ十万に人口を抑えている中、人口三百万を超える超巨大都市『聖王都アルトゥリア』を有する大国として、英雄の死後二百余年の経った今でさえ世界の頂点に君臨している。
何故ブルドスタインだけが人口の増加に伴うニビルの脅威に怯える事無くその国力を伸ばす事が出来るのか?
アルトゥリアの人々は口々に答える 『それはトライアンフがいるからさ』 と。
王国直轄対ニビル戦特殊部隊トライアンフ。
神鉄の巨人を有する彼等は王国の守護者として人々を日々ニビルの脅威より守り続けているのだ。
そのブルドスタインの北国境に位置する極寒の街アシベリから一人の青年将校がゼノス・エッカートが王都へとやって来た。
僻地から首都へ、一見栄転にも見える彼の手には降格と出向、二通の辞令書。
軍人から役人へ。
不可解な左遷辞令と共に、駅を降りる彼の目に止まるフリップボード。
「おいでませアルトゥリア!」
青年ゼノスの運命の歯車が回り出す――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 20:09:21
52159文字
会話率:43%
初冬。
女子高校生の私は、彼に逢う為、学校帰りに彼の職場が在る街の中心部へとやって来た。
それは、彼と二人で初雪が降る街を並んで歩きたいからだった。
私のその思いは、もう直ぐ叶えられそうだった・・・。
最終更新:2021-11-16 01:14:17
28052文字
会話率:23%
【 私にしか見えない彼は、アイヌの置き土産。急に店が繁盛していく 】
舞の仕事は『ガーデナー』公園の花々を管理する園芸職人。自立した人生を目指す日々。
ある日、父が突然、ガーデンカフェを経営すると言い出した。
男手ひとつで育ててくれた父
を放っておけない舞は仕事を辞め、都市札幌から羊ばかりの士別市へ。父の店にあるメドウガーデンの手入れをすることになる。
しかし父のカフェ経営は綱渡り状態が続き閉店しそう……
二年目の夏、舞の目の前に、黒髪が虹色に光るミステリアスな男性が現れる。
なのに彼が見えるのは舞だけのようで?
しかも会うたびに、不思議と店が繁盛していく
この人は幽霊? 森の精霊? それとも
繁盛すればトラブルもつきもの。 庭で不思議なことが巻き起こる
徐々にカムイの真相へと近づいていきます。
※アイヌの叙事詩 神様の物語を伝えるカムイ・ユーカラの内容については、専門の書籍を参照にしている部分もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 22:00:00
207510文字
会話率:45%
北国の地方都市。そこにある政府機関のバイオ研究所で、深夜、派遣の警備員が殺害される。
全身の血液が抜かれるといった変死だった。
警察の捜査中、バイオ研究所付近の集落で、第二、第三の同様な事件が発生した。
未知なるモノが姿を現す。
住民は避難を余儀なくされ、その地域はパニック状態になった。
人類は存亡の危機に直面する。
生息地域を広げようとする未知なるモノ。
それを阻止しようとする人類。
未知なるモノと人類の終わりなき戦いが続く。
最後、意外な結末が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 05:29:22
30545文字
会話率:42%
北国ノースレインとの戦いで勝利し、《金獅子》と称された若き軍人ジリオール・アルベルトは、辺境の城砦都市に長官として赴任した。彼には、なによりも捜し求めるものがあった。隣国ミドルウッドの流血の革命児ジャック・ブラックバード。四年前から生死の分
からぬ友を探す彼の前に現われたのは――――ちょっと変わったシスターだった。シリアスからのラブコメ?風味。さらっと終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 22:56:12
17223文字
会話率:40%
日本の北国、北海道
北海道の中心部、札幌より車で二時間のとある地方都市
間違っても都会ではなく、どちらかといえば田舎だが、さりとてド田舎というほど田舎でもない
そんな微妙な立ち位置の地方都市の端っこ、隣家よりも牧場が近い一軒家で一人
暮らしをする、とある中堅アラサーラノベ作家(独身)
雷鳴轟くある冬の嵐の日、落雷と共に彼の前に現れたのは、角と翼と尻尾のある、一人の美少女だった―――
短編「田舎暮らしのラノベ作家はドラゴン娘とラーメンを啜る」の連載版です。
書き溜めてから連続投稿する方針でいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 23:54:12
57503文字
会話率:38%