北の大地で、子狐の兄弟が立冬の日の出を見る話です。
最終更新:2024-11-01 16:39:32
472文字
会話率:60%
「私は、地位や名誉に興味なんてない。
ただ、愛する人と春を迎えたいだけ──」
初雪の降る日、余命宣告を受けた女は春の訪れを待たず死ぬ運命にあった。
しかし、子供を助けようとして車に轢かれ、気がつくと──そこは辺り一面分厚い雪に覆われた、
グランクレストと呼ばれる異世界の辺境地。
女は、その白い大地を治めるグランクレスト辺境伯の妻・アベリアになっていた。
「夫を持つ身でありながら、他の男と密通するなど言語道断。その首、明日にはグランクレストの雪海に沈むものと思え──」
直後、氷よりも冷たい顔をした夫から告げられたのは、死刑宣告!?
私ったら、夫を裏切って不倫していたらしい。
……ちょっと待って、何一つ覚えてないんですけどーー!!!
──冬が永遠に続くこの大地で、半龍半人の辺境伯と勇者の血を継ぐ娘の、春を迎える物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 16:04:32
23953文字
会話率:30%
冬の間だけ共にいられる雪の精霊ーー雪子と、青年による儚い恋愛譚。
【あらすじ】
子供は風の子、大人は火の子――。
初雪が降ってから、暦上での冬が終わるまで、それが、青年と雪の精霊が共に過ごせる制約期間だった。彼女と会えなくなる日に怯える青
年と、踏ん切りの付いている彼女の結末は、果たしてどこに向かうか。
pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 19:06:07
33909文字
会話率:48%
小学2年生の少年は、まだ雪を知らなかった。そんな彼に親代わりの様に少年を育ててきた祖父は、雪はいつか降るだろうと言う。その冬、数年ぶりの寒波に倒れた祖父は帰らぬ人となった。少年はひとり狼狽する。そんな少年の家に、祖父の古い友人を名のる老婦人
が訪ねてきた。時を越えてつながり続ける人達の愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 23:43:39
5934文字
会話率:50%
あの人の口癖は
もう、すっかり冬だね、だね。
キーワード:
最終更新:2023-11-15 01:03:13
216文字
会話率:0%
雪の降る窓辺で、初雪を見守るぬいぐるみたちの会話です。
❅この作品は「冬の童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2022-12-17 15:00:00
611文字
会話率:25%
清らかな冷気の漂う初雪の日、黒鴉の妖の眷族リースは小さな妖ナルテリシオと共に、遥か太古の妖に出会う。冬の夜の幻想に、リースは妖たちの想いを感じ取る。
※本作は完結済中編『夜を統べる黒鴉』の完結後の後日談的短編です。そちらを読まないと世界観
が分かりにくいです。ページの下部に本編へのリンクをご用意しております。
※感想、評価、レビュー大歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 20:13:30
6528文字
会話率:30%
ごく普通の中学二年生である天野 晴夜は、お隣さんであり同級生の青空 春香と共に登校し、その途中で年下の従妹である芙容 千秋とも一緒になり、そして学校では仲の良い年上のお姉さんにして担任教師である初雪 冬子の授業を受けるという少しだ
け変わった……しかし、特に何かあるわけでもない平穏な日常を彼女ら”幼なじみ”と共に送っていた。
だが、中学二年最期の終業式の日に転校生がやって来るという普通ならありえない出来事が起こった日から、晴夜と五人の”幼なじみ”の物語が動き出した……。
※次は冬編を書き終わってからの投稿なので期間はかなり空いての投稿になると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 22:07:34
155804文字
会話率:47%
初冬。
女子高校生の私は、彼に逢う為、学校帰りに彼の職場が在る街の中心部へとやって来た。
それは、彼と二人で初雪が降る街を並んで歩きたいからだった。
私のその思いは、もう直ぐ叶えられそうだった・・・。
最終更新:2021-11-16 01:14:17
28052文字
会話率:23%
今年初めての雪が降る。
思い出すのは一年前の今頃のバレンタイン。あなたに手渡した碧いセーターとチョコレート。
ふと振り返れば銀世界、点々と続くふたりの足跡……。
本作は、銘尾友朗さま主催『冬の煌めき企画』参加作品です。
最終更新:2021-02-09 07:34:49
407文字
会話率:0%
ふと振り返れば銀世界、点々と続くふたりの足跡……。
本作は、遙彼方さま主催「冬のあしあと」企画参加作品です。
最終更新:2020-01-03 17:40:27
232文字
会話率:0%
あなたを愛して世界は色と姿を変えて、私は女の歓びに自分の生まれた意味を知った……。
本作は、遥彼方さま主催「冬のあしあと」企画参加作品です。
最終更新:2019-12-24 07:38:24
213文字
会話率:0%
迷子になった冬の日
主人公・雪を助けたのは、恐ろしいお社様?
それとも・・・
冬の温かい物語
最終更新:2021-01-13 23:58:42
5398文字
会話率:46%
子供の頃、空から降る雪を見て、一度は考えたこと、思ったこと。
でも見つけられなかったこと。
最終更新:2021-01-10 23:09:21
1310文字
会話率:7%
ある冬の日、突然『セブンスコード』の力を手に入れた、7人の少年少女達。
その不可解な力を持つことによって、世界の命運を背負う事になった。
天使との戦いで記憶を失ってしまう初雪であったが、その記憶喪失を始めに、急速に真実が加速する。
最終更新:2020-12-30 13:56:30
12809文字
会話率:31%
夏夜の鬼、後日談。
要するに、食べ残しならぬ語り残し。
猛暑の厳しい夏は終わり、寒さの堪える冬が訪れた。
数々の事件から生還した『チリ君』は、その後遺症に戸惑いを覚えつつも、新しい日常を向かえていた。
そんなとき、彼の住まう夏臥美町にて
、またしても不穏な動きが見え始める。
巨大な黒猫の戯れ言。
敵意を持った水の音。
人々を悩ます夢の話。
大金を得た男の行方。
死んだはずの女の影。
出没する狐面の迷子。
そして、白髪の美女『ミキ』が町にやってきた、本当の目的。
残された時間はあとわずか。
『チリ君』は今一度、この流刑地のような世界に自分を誇る。
初雪が舞い、青目の鬼と出会う、ひとつ前の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 22:21:39
160017文字
会話率:31%
年長のそうたくんは、初雪が降るのを見つけました。雪を捕まえたそうたくんは日の当たらないところに隠してあげます。
次の日、公園に行ったそうたくんは「ゆき」と名乗る女の子と出会いました。
ふたりは一緒に遊ぶうちに仲良くなり、そして。
街
には雪が降りだしました。深く。ごうごうと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 00:13:56
5152文字
会話率:22%
「e子」氏の著書「世界は二人を愛してる」(91ページ)のつぶやきから生まれた小話。
最終更新:2020-08-24 19:00:56
2172文字
会話率:51%
母親同士が双子姉妹という、山田亜栗《あぐり》と川口桃夜《とうや》は、同い年のイトコ。
親の海外赴任で、幼少期を山田家で過ごした桃夜だが、中学入学を期に川口家に戻る。
それから、8年後の冬――。
既に社会人の亜栗が住むマンションの隣室に
、桃夜が引っ越してきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 01:00:00
7926文字
会話率:46%
秋の終わりのことでした。
村はずれの丘の上に一匹で残された子猫が、空を見上げてみると、白い糸をつけた沢山の光の粒が通り過ぎてゆくのが見えました。
村の人たちは、それを”雪迎え”と呼ぶのだそうです。
『”雪迎え”が通り過ぎた後には、初雪が降る
』それを教えてくれたのは、子猫の肩の上に下りてきた一匹のクモの子でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 04:55:40
2980文字
会話率:35%
雪の妖精さん。雪ん子。
初雪とともにやって来る雪ん子。その子はある日、とある家である物を見付けました。それは―――
「おむすびが食べたい!」
―――これはとある雪の日。雪ん子とある夫婦が手にした温かい『おくりもの』の話し。
最終更新:2019-12-20 00:28:44
4924文字
会話率:36%
男がゴミの日にゴミを出しに行く物語
最終更新:2019-12-15 11:36:46
1369文字
会話率:29%