江戸時代に、オートバイはなかった。でもヤンキー(不良)はいた。
“奴(やっこ)”、“傾き者(かぶきもの)”などと呼ばれた彼らは、現代のそれよりも遥かに悪質であった。
そんな彼らに、冷めた目を向ける男がいた。浅野長矩(あさの・ながのり
)という大名だ。
のちに“ある大事件”を起こして、彼は有名になる。
「一番ヤバいやつは、ヤバそうに見えない」
そして江戸時代にも、“承認欲求モンスター”はいる。
――――これはそういう物語。
※全2話(前・後編)の予定です。
※話の都合上、史実をガン無視しています。真に受けないでください。
※特定の個人・団体等とも無関係です。ご了承くださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:19:08
3572文字
会話率:46%
「お前を愛することはない!」と私に言ったのは、御年8歳のイケショタ王子様。
王子様には、婚約者の伯爵令嬢が2歳年上で自分より大きくて地味な見た目だったのがショックだったようだ。
そんな王子に
「殿下に結婚したい人があらわれるまで、私を婚約
者にしてください」
と言った私は、実は転生者。
前世では持ち得なかった地位と財力と魔法と「王子の婚約者」という権力を楽しませていただきますわ!
前・後編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 00:42:02
9654文字
会話率:48%
「LIFE ~100人のヒロシ~」
あらすじ
青年がふと静かに目覚めると
そこは、冷たい白い部屋だった。
老人が一人いた。
青年の名は油木ヒロシ。
老人の名も油木ヒロシ。
この場所は一体……?
アイデア満載の
ダークな心理小説の新機軸!
前・後編でお届け致します。
(この小説は、小説家になろう、星空文庫、カクヨム、ノベルアッププラスにて掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 08:31:25
3862文字
会話率:57%
「君を愛する事は出来ない――――が、心はともかく、君のお腹は満足させよう、絶対に!」
『人形令嬢』アリーシャは困惑した。それはもう大いに戸惑った。
何故なら、夫となるべき男がそんな事をのたまったからだ。
無機質・無表情・無感情
。心を持たぬ芸術品とあれ、と育てられ、社交界では見世物として畏怖される自分だ。
女として愛されることなど初めから期待していない。これは政略結婚。男女間の恋愛感情などそこに在り得る筈が無い……のに。そも、この旦那様が恋するのは人でなく食べ物だった。もう一度言う、食べ物だった!
『美食伯』セシル・シュトラウス伯爵。彼は、美味しい物を食する事に己の全てをかける、稀代の変人貴族だったのだ!
「我が血、我が肉と為すこの世の食材全てに、私は敬意を捧げている。それ、すなわち愛だ」
――どうしよう、どうしよう。この伯爵様は変な人だ。もの凄くおかしい人だ!
そうして始まった結婚生活は不可思議そのもの。
見たことも無い料理をたらふく食べさせられ、その薀蓄を語られ、嬉々としてアリーシャに構う伯爵に振り回される。
けれど、そんな日々が『人形』の凍てついた心に確かな変化をもたらして――
これは心を持たぬ人形として躾けられた令嬢が、食べる愉しみと生きる悦びに目覚め、幸せを知る物語。
※前・後編合わせて二編の短編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 12:07:12
73861文字
会話率:32%
「私は『真実の愛』に目覚めた! 君との婚約を破棄する!」
――最愛の王太子のその言葉を、少女は絶望と共に耳にした。
元平民の男爵令嬢・レジーナ。彼女は自身の持つ異能を使って王太子を誘惑、王妃の座を掠め取ろうと目論む。失敗して元々、バレ
たら養い親と共に破滅する。そんなギャンブルに身を投じた少女は、入学式のその日に、標的であるラグナ・エルドナーク王太子に接触。稀代の愚鈍、馬鹿王子と悪名高い彼を魅了しようとする。しかし噂とは違い、王太子は誠実で優しく、まるで物語に出てくる王子様のような立派な貴公子であった。
いつしかレジーナは、自身の策謀すら忘れて王太子に惹かれてゆき、恋に落ちる。
『レジーナを幸せにしたい』それを一心に願うラグナの想いに、少女は己の心の醜さと浅ましさを自覚するが……
※レジーナ視点の前・後編と、王太子ラグナ視点の前・後編、合わせて全四編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 18:07:50
61049文字
会話率:37%
周囲に海と山しかない研修所で2週間ほど過ごさねばならなくなった新入社員の「私」は、外出禁止令が出ている中、決死隊を募り楽園を目指して夜の闇の中へ駆け出した。
前・後編の2部構成。
最終更新:2022-06-05 22:45:20
2326文字
会話率:31%
連作短編ですが、各話はそれぞれ(+あるときは料理解説)で完結しています。お好きなところからどうぞ。
お品書き
漁港の町、印寿真洲に、Kitchen Dagonという洋食屋があります――
隣町の史料館で働く安奈は、ある梅雨の日、印寿真洲
を訪れる。宝冠の謎を解くことはできるのか……「D is for Dagon」(+料理解説Ⅰ)
Kitchen Dagonの孫娘ろびんと、民宿エラ萬の娘の芽春は幼なじみで大親友。の、はずなんだけど……「なかなおりサンデー」(+料理解説Ⅱ)
印寿真洲の素封家、上糸家のひとり娘、明日名さんにはいくつかの秘密(と黒歴史?)が……「ロブスターロールをもう一度」(+料理解説Ⅲ)
安奈と阿弥陀寺先生が海坂徳育大学に行ったり印寿真洲に来たり。「みご」って何? 食べれるの? ……「秋颱風」(+料理解説Ⅳ)
町はもうすぐハロウィン。だけど芽春の様子がおかしくて……。黒幕は魔女? 吸血鬼? それとも……「魔女の部屋の夢 (前・後編)」(+料理解説Ⅴ)
毎年この季節になると、グランマは三日ほど店を空けて、旅に出る……「薄くれなゐの秋の実に」
ドリームランドのお風呂事情、バハーナ食べ歩き、シャンタク鳥卵百珍……「探しものは、なんですか」
自転車旅行で印寿真洲を訪れた少年。彼が八年前にキッチン・ダゴンで食べたのは……「ハルの海」
近所に住む少年、魚くんに頼まれて、ろびんと芽春は夕暮れの小学校に……「さよなら、サマー・コーン・チャウダー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 01:23:31
133903文字
会話率:40%
善神<パリャード>と邪神<ハーオス>の二神がせめぎ合う異世界。商人ライドンは、急ぎの仕事のため、馬車を仕立てて州都に向かう。馬車に同乗することになったのは、パリャードの巫女になる儀式をうけるために州都に向かう少女ルチアと、旅芸人サーシャ。
ところが、護衛として雇った冒険者パーティ「新月の影」が裏切る。他の護衛たちを殺し、馬車を乗っ取った「新月の影」。なぜこんなことをと聞くライドンに、「新月の影」は、我々は邪神<ハーオス>のしもべで、邪神の御心のままに暴虐をふるうのだと答える。主人公たちがまさに蹂躙されんとしたとき、そこに現れたのはーー。(前・後編の二回で完結です) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 06:00:00
12590文字
会話率:34%
とある国の王太子キース・インベルが想い人と結ばれるために婚約者に濡れ衣を着せて処刑し、婚約者の両親や反対した家臣たちも処刑された。そこから天変地異と怪奇現象が起こる。そこからキース・インベルは不幸続きになり、ついには国を追い出されてしまう、
そこから元婚約者の死霊が襲い掛かるのであった。※前・後編の全2話でお送りします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 17:00:00
8244文字
会話率:60%
日本終了までのカウントダウン始まる。
9年前の3.11直後に書いた物語をリメイク。
9年後の今、この物語が現実にならなかったことに、感謝の気持ちを込めて。
なお、作品中の誤字脱字は演出です。
最終更新:2020-03-09 20:00:00
15421文字
会話率:15%
1999年7の月。東京上空に、大魔王が現れた。
召喚サークルから次第に姿を現す大魔王。しかし、その途中で彼の上半身がつっかえてしまう。
突如出現し、静止した巨大な下半身に困惑する人々。
大魔王は無事に降臨を終え、地球を征服することができるの
か。
※前・後編の全2話、およそ1万字の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 20:35:43
10326文字
会話率:55%
どうやら俺は、シンデレラの世界に転生してしまったらしい。
前・後編にて完結予定。
⇒ すみません、収まりませんでした。
前・中・後編にて完結予定です。
最終更新:2019-10-31 18:26:06
9420文字
会話率:22%
15歳の私は今、王都に向かう寄合い馬車に乗っている。同じく15歳のカイと一緒に……。私はリーゼ。15年前、産まれたての赤子だった私は地方都市にある孤児院の前に捨てられた。底冷えのする真冬の早朝だったそうだ。孤児院の院長が泣き声に気付くのが
、あと少し遅ければ私は凍死していた。15歳になり成人した私は孤児院を出て自立しなくてはならない。私は思い切って王都に行って仕事を探すことにした。そして「兵士になる」と言う同い年のカイも王都に行くことになった。喧嘩っ早くてぶっきらぼうなカイは、皆に敬遠されて孤児院の中で浮いた存在だった。私も、いつも仏頂面であまり喋らないカイが苦手だった。
* 短編として仕上げた作品ですが、長くて読みづらいので前・後編の2話に分けました。2話同日(1時間差)アップ予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 13:00:00
22666文字
会話率:53%
姫と用心棒の逃亡劇となります。
その前・後編合わせた完全版です。
前回、前編だけで投稿してしまったので、その続きとなります。
最終更新:2019-03-11 07:58:30
21226文字
会話率:29%
コンビニでアルバイトをしている僕っ子の主人公♀が、乙女ゲームの世界に転生して悪役令嬢の弟♂に転生してしまうタイトル通りのお話。長くなってしまったので前・後編に分けました。実際にコンビニで働いている僕っ子フォロワさんと「異世界転生したいねー」
「僕、じゃあ弟になるよ」なんて話から生まれた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 15:00:00
18905文字
会話率:65%
「おまえ追放されたんだろ?俺たちとパーティ組まないか?」
これの聖女視点バージョン。
先に「おまえ略ないか?」の方を読んでから読んでください。
執筆中おしゃべりしまくって文字数が増えすぎて前・後編に分けることになったとか
最終更新:2018-07-30 12:51:36
5447文字
会話率:45%
小学5年生の木下蓮は、ある日、幼なじみであり同級生の天原ちとせから「自分の世界へ帰る」という衝撃的な告白を受けた。そして本当に光に呑み込まれかけた彼女に手を伸ばしてしまった蓮は、彼女が神として存在している異世界へついて行ってしまう。元の世界
へ戻るため町へと下りるが、自称神さまであるはずの彼女は、その世界の言葉すら分からない状態だった。だが、突然と蓮だけが言葉を理解できるようになり―――前・後編の話になります。
※子供が暴力を受けるシーンがあります、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 21:34:51
42822文字
会話率:36%
アンデルセンの童話「人魚姫」を、クトゥルフ神話風のゴシックホラーにアレンジしました!前・後編の2回連載です。
最終更新:2015-04-23 05:00:00
20836文字
会話率:14%
「サンタクロースを説得しにいく」のスピンオフ。サンタ見習いの高校生のお話。1人称で書いてみました。
最終更新:2013-12-25 10:00:00
408文字
会話率:0%
ふたりは生まれた時からのお隣さん。ずっといっしょで、それが当たり前なんだと信じて疑わなかったのは幼い日のこと。成長したふたりのまわりは少しずつ騒がしくなって、永遠に続くはずもなかったと気付いた幼馴染みとの関係にどうしたらよいのかと悩んだ結果
、出した結論。※短編のつもりで書きましたが長くなったので前・後編にわけました。後編は近日アップします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-28 04:25:03
21158文字
会話率:47%