※最終話まで予約投稿しているので、サイトによっては読了時間や文字数が過大に表示されているかもしれません。1日2〜3話更新で、1話3、4000文字程度です。こころの一部をあげた作品なので、読んでもらえたら嬉しいです。
──……その五文字の
中に、彼は何かを隠していて、私は何かを見落としている。
物語の中のような錬金術師になることを夢見て、名門魔法学園に通う純真な少女、シェルタ。ひょんなことから騎士科の先輩である剣の天才、レクスと知り合い、彼が時折見せる寂し気な表情に惹かれていく。
「綺麗だとか、見え透いたお世辞はいーよ。魔法科の連中が見たら鼻で笑うようなもんでしょ。……言っとくけど、俺は騎士科で本分は剣だし、さっきのは気まぐれでやっただけだから。俺にとって魔法なんて、……何にも価値のあるものじゃ、ないし」
「え? ま、魔法、大好きなんじゃないんですか?」
「──、……なんで、」
やがて念願叶い、レクスの恋人になることができたシェルタ。夢心地な日々を過ごしていたけれど、どうして彼が自分を選んでくれたのか分からず、徐々に不安が降り積もっていく。
「レ、レクス先輩……ぁ、あい、してる」
「ふ、耳まで真っ赤。すげぇ可愛い、……俺のシェルタ」
レクスはシェルタにばかり言葉を求めるけれど、決して好きだとも、愛してるとも言ってはくれないし、触れようともしない。
彼からの言葉が欲しいと、作戦を立てたシェルタは奮闘する。けれどそんなシェルタに、彼の様子は徐々におかしくなって──……
「……シェルちゃんに、触んないで」
「嫌だ、シェルちゃん……言ってよ、いつもみたいに、お願いだから……っ」
たったの五文字を巡って、二人の想いはすれ違い、やがてその恋は思いもしない方向に転がり落ちていく。
「俺さ、ほんとの魔法使いには、なれなかったけど。……でも、俺だって、シェルちゃんのこと……ちゃんと、守れるよ。……だから」
叶った恋と、置いてきた夢と、その裏側の誰かの痛みの話。
恋と夢と謎が絡まる学園ファンタジーです。
以前途中まで投稿して、手直しのため引き下げたものになります。公開が済んでいた部分に関して変更はありません。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しています。どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 20:10:00
133402文字
会話率:31%
父を喪った瀧沢春佳は、母の涼子との二人暮らしとなったが、母の虐待を看過できなかった兄の冬夜に引き取られ、兄と暮らす事になる。
自分とはまったく出来の違う優秀な兄に憧れがあったはずなのに、春佳は冬夜に違和感を抱いていく。
これは、家族が抱える
秘密の話。
※ ラノベ向けではありません。暗くて重たい話です。
※ 読んでいて不快になる表現もあります(虐待関係)。
※ アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 18:30:00
34181文字
会話率:21%
平凡な高校生、旗山蒼生の運命は、数年ぶりに再会した美しい従姉妹たちとの共同生活を始めた瞬間、一変する。名門一糸学院の理事長の娘で、学院一の人気者である一糸陽葵との甘くも切ない日常が始まり、彼は周囲の注目を浴びることに。学園内では、陽葵を狙う
不良たちや、学院の権力争いが渦巻く中、蒼生は彼女を守り抜くことを決意する。
友情と恋愛が交錯し、蒼生と陽葵の関係は徐々に深まっていく。しかし、立ちはだかる数々の障害が、ふたりの心を揺さぶる。学園のヒーローに成長するため、蒼生は自らの信念を貫き、仲間とともに困難に立ち向かう。彼の青春は、無敵の勢いで駆け抜けていくのである。
※この小説はカクヨム、noteにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 18:00:00
26906文字
会話率:63%
ザックス王国の第一王女であるリナリアは、幼い頃、神様と呼ばれる者のいたずらで、異世界(現代日本)に飛ばされた過去がある。
ショックのためか、記憶をを失ってしまった彼女は、自分と瓜二つの少女として生きていた。
ある日、神様の気まぐれで元の世界
に戻され、神様と呼ばれる存在から、この国の姫(リナリア)であることを知らされる。
彼女は飛ばされた先の異世界(ザックス王国)で、隣国の第一王子ギルフォードと、騎士見習いのカイルを同時に好きになってしまう。(ここまでが【桜咲く国の姫君】のあらすじです)
悩んだ末、より強く惹かれているのはカイルの方だと気づいたリナリアは、旅先から戻ってきてくれるよう、彼に手紙を出す。
しかし、一週間経っても、彼からの返事はなかった。
不安に揺れる彼女の元に、数日後、カイルが〝行方不明〟との知らせが届き――。
注1)このお話は、リナリアがカイルを選んだ場合の〝カイルルート〟です。ギルは最初と最後、少ししか登場しませんので、その点ご留意の上お読みください。
注2)こちらは【桜咲く国の姫君】(『桜舞う国の訳あり身代わり姫』から、元のタイトルに戻しました)の続編です。前作を未読の方には意味が通じない部分がありますので、こちらから読まれる方はご注意ください。(一応、前書きに前作のあらすじは記載してあります)
注2)前作同様、個人出版(AmazonのKDP利用)していたもの(こちらは一巻のみ)の加筆修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 17:10:00
338691文字
会話率:23%
魔道具店を営むラヴェンダーには、ヘクターという同居人がいた。
二人に血の繋がりは無かったが、10年もの間本当の姉弟のようにお互いを思い合って暮らしていた。
しかし突然その温かい家庭が終わりを迎える。大切だからこそ、幸せを願って離れることを決
めるラヴェンダー。
離れていてもいつかは戻れると信じていたヘクター。
ラヴェンダーとヘクターの過去は、二人の関係を破綻させるのか修復させるのか。
これは不器用なラヴェンダーと、生真面目で腹黒いヘクターの切ないすれ違いストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 15:00:00
22083文字
会話率:37%
俺には、誰にも言えない秘密がある。
この作品は、カクヨムとアルファポリスにも掲載中。
最終更新:2024-10-08 14:45:01
4159文字
会話率:22%
長い歴史をもつバロット王国の由緒正しい公爵家の第二子として生まれたルシュカ・レルフィン。
実は彼女の前世は、"最恐の黒騎士"と呼ばれたクライヴ・アレントという青年だった!
前世で働き過ぎた反動か、今世では剣も握らず、「
働きたくないし結婚もしたくない!」とずっと屋敷に引きこもっていたルシュカ。
しかし16歳になったある日、王命によってクライヴの故郷であるローゼンス帝国の皇帝にほぼ人質同然の存在として嫁ぐことになってしまう。
「死ななければいいのよ、死ななければ!」
非情かつ残忍と定評のある皇帝の顔も名前も知らないまま、後宮でもダラダラと引きこもろうとするルシュカだったが、当然そんな簡単にいくはずもなく…
何やら前世の時の知り合いも次々現れて…!?
「何故、お前にアイツの姿が重なるんだ?」
(そりゃ俺自身だからだよ!)
「…き、気のせいでは?」
過去に大事な人を失った皇帝と絶対に正体をバラしたくない公爵令嬢による、ちょっとシリアスな異世界恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:00:00
49368文字
会話率:24%
『過去を乗り越え、未来を目指す物語――』
魔王シスルと勇者シトラスの戦いが相打ちに終わってから300年。
なんと魔王と勇者の二人は人界に暮らす双子、アザミとシトラの兄妹として転生してしまっていた――!?
しかし300年後の世界は魔界が
優勢。人界に転生してしまった双子はお互いの理念のために一応停戦し、共闘することを誓う。だがいつしかそれだけ、ただ協力するだけの関係だったはずの双子の間に不思議な感情が芽生えてきて......!?
魔王と勇者の双子が聖剣魔術学園という学校で出会う個性豊かな仲間たちと時に笑い、時に争いながら自分たちの居場所を守る物語。過去の因縁に決着を着け、より良い未来を選び取る物語。
兄と妹のイチャイチャ、学園もの、異世界戦闘もの、魔術ものが好きな人は必見!
聖剣魔術学園、王都で巻き起こる魔界との争いに双子と仲間たちが挑む、異世界学園ストーリ。
【現在連載中 双星と聖剣魔術学園〜王都祭編〜のあらすじ】
王都祭《フェスタ》、それは3年に一度開催される王都のお祭りだった。エナとの戦いでボロボロになった今年は開催を危ぶまれていたのだが、それでもトーチの強い思いで王都祭《フェスタ》を開催することが決まる。そしてなぜか、その実行委員長にアザミが選ばれた。
アザミの元に、実行委員に集まる女の子たち。その中色々ありながらも開催される王都祭《フェスタ》。
本番当日もエイドの婚約者が王都にやって来たり、アザミと一緒に祭りを回りたいシトラが暗躍したりとハチャメチャな王都祭《フェスタ》になって......!?
だがアザミは予感していた。きっとこの先大きな戦いが起こると。その嵐の前の静けさとなった王都祭《フェスタ》―――。ハーレム、ギャグ展開と前章のようなシリアスな戦闘シーンなど一切ない第9章王都祭《フェスタ》編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:14:14
6180777文字
会話率:44%
タバコの所持という濡れ衣で停学処分をくらった水瀬奏真は、家庭でも母親の愛人がのさばり家にもいられなかった。奏真の心の支えは学校の友達と幼馴染であり親友の直樹だったが、ちょうどその頃直樹は女子生徒に告白され付き合い始めたばかりだった。停学処分
のこともあり、親友の直樹ともギクシャクし、奏真はますます孤独に陥る。どこにも居場所がなくゲームセンターで時間を潰していると不良に絡まれてしまう。そこに密かに憧れていた先輩。瀧本が現れ、助けてもらった奏真はこれはチャンスとお近づきになるべく懐くようになる。構ってもらえ、可愛がってもらう日々。信頼、仲間。愛情を得た奏真は、今までとは違う環境に夢中になり、ますます直樹との距離が開いていく。離れてしまった奏真を寂しく感じ元気を失う直樹。付き合っていた彼女にも素っ気ない態度をとってしまう。そこで明らかになったのは、そもそもの発端である奏真の停学処分が仕組まれたものだったことを知り、直樹は仲直りを試み奏真の元へ走る。そこで目撃したのは瀧本と愛し合う奏真の姿だった。男同士のその光景に、直樹は衝撃と同時に奏真への感情が親友を越えたものだと初めて気がつく。素直になれない直樹と奏真を見守る瀧本。直樹は奏真と仲直りをするためにキャンプを計画する。ちゃんと話そうとするが、あろうことか奏真にキスをしてしまいフラれてしまう。自暴自棄になった直樹は街で出会った大人の男、玉木に寂しさを埋めてもらうのだがその男の正体はとんでもない奴だった。トラブルに巻き込まれ、様子がおかしくなっていく直樹に気付いた奏真が救いに行くが、返り討ちにあってしまう。複雑な人間模様と、儚く危うい青春ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:41:38
181298文字
会話率:43%
追いかけてくれる読者様が、他の何よりも楽しめ&得した気分になれるような
週1回、読者様をニヤッとさせたい、そんなラブコメを連載中です!
ただ今、最終章に突入中!
鈴屋さんの謎がついに明らかに!
オンラインRPGの冒険中にパーティが全滅
し、最寄りの街に死に戻りした俺。
気がつけばそこはモニター越しに見ていたはずの世界だった。
そして傍らには仲のいい1人のプレイヤー。
彼女の名前は鈴屋さん。
徹底したロールプレイで、男性プレイヤーから惜しみないサポートを受けてきた自称ネカマプレイヤーだ。
そのロールプレイがあまりに完璧すぎて、そのことを唯一知らされていたはずの俺まで、いつの間にか…
果たしてこの可憐すぎる鈴屋さんは
本当に「ネカマ」なのか。
それとも「ネカマ」を装った「女子」なのか。
ついでに俺達は元の世界に戻れるのか。
思わずニヤニヤしてしまうラブコメ日常!
ファンタジー×ニンジャの戦闘!
たまにやってくる切ない話!
3人のヒロインに翻弄されながら
時に笑い、時にシリアスに、時に切ない
ニンジャの俺と、サモナーの鈴屋さんによる
甘酸っぱさ120%のラブコメ異世界奮闘記
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このすばの楽しさ +
SAOアインクラッド編のキリアスのイチャコラ +
銀魂のネタ全開コメディ & たまにいい話や本編を長編の中に挟む手法
これらの融合を目指して書いております。
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第85部分で、最初のクライマックスと、ひと区切り。
第88部分で、3人目のヒロインが登場します。
※第134部分まで改稿完了。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:24:49
1186417文字
会話率:42%
エミリア・バートンは地方領主の令嬢だったが、父と兄がギャンブルで身を持ち崩したせいで没落、財産と家を失い一気に孤立無縁状態になる。
無責任な家族に代わり残務処理に追われる彼女の唯一の希望は、格安で買い取った田舎の家でのんびり暮らすこと。し
かし、お金がないため若い男性の使用人一人しか雇えない。しかも彼は、エミリアへの敵意を隠そうともしない。
実家を処分した後、荒れ果てた家にたどり着いたエミリアは新生活をスタートさせるが、今までの道理が通じず、ないもの尽くしの毎日に戸惑うばかり。おまけに若い男と二人きりで一つ屋根の下に暮らせば何も起こらないはずはなく……
これは、スローライフを送るまでに七転八倒しつつ、女主人と男下僕の禁断の恋を綴ったお話。
第22回書き出し祭り参加作品です。
他媒体にも同時掲載予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:10:00
19736文字
会話率:47%
魔法を使えるのは殆ど貴族に限られた世界において、公爵令嬢のリリアーナは、高位貴族にもかかわらず魔力が弱かった。そんな彼女は、平民出身ながら非常に稀な癒しの力を持つ聖女候補の少女に、許嫁だった王太子を取られ、公の場で婚約破棄を告げられてしまう
。復讐に燃えるリリアーナは、王太子と少女を葬ろうと企み、魔法薬作りの名手で学年主席のビクトールに「証拠の残らない毒薬」を作るように依頼した。彼は、平民の中でも最下層のスラム街から奨学金を得て魔法学校に入った特待生で、学校には内緒で法外な報酬と引き換えに違法な魔法薬を調合、闇ルートで販売していた。当然ビクトールは断るが、リリアーナはしつこく彼の元に通う。最初は憎悪しかなかった二人の関係性は、毎日のように顔を合わせるうち徐々に形を変えていくが、その一方で、身の回りで不可解な現象が起きるようになる。そしてある日、国を揺るがす事件が起こり、一見平穏だった日々は終わりを告げた。
*拙作の短編、中編を長編化したものです。設定だけ同じで中身は別物です。
*完結確約。全52話
*他サイトにも投稿。
*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 10:57:22
191353文字
会話率:54%
スラム街に建つ団地の中で盗みをしながら生活していた少年。
ある事件後、少年はひとりの男と契約を結んだ。
そして、男の命令に従い盗みをして暮らす中で、悲しい真実を知ることになる。
最終更新:2024-10-05 13:47:46
3822文字
会話率:23%
占い師と科学者が支配する小さな国にアスランは住んでいた。10歳の時、隣の大国カンカーラ国からジーベルという少女が転校してくる。
ジーベルは勉強もでき、運動神経も抜群の優秀な女の子だった。一方アスランは、勉強は苦手だったが、ものづくりに関し
ては右に出るものはいない、器用な少年だった。次第にジーベルに惹かれていくアスランだが、ジーベルはとある祭りで、空と海に信仰に近い憧れを持つようになる。
12歳になった2人は、その能力を認められアスランは王政の製造部隊へ入り、ジーベルは空の警備隊(疾風隊)の訓練生となった。
それぞれの道に進んでからは会えなくなってしまったふたり。3年後の15歳、再会を果たすのだが‥‥。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 13:12:34
77344文字
会話率:58%
「あなたのことが好き」
でもこの思いはきっと、きっと叶わない。
だってあなたは違う人を愛しているから。
女主人公ミナは親友であるリナリアの傍に居ながら、親友兄のヘリオスに恋心を抱く。しかしヘリオスには既に想い人がいて…。
あなたに切ない
恋愛ストーリーを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:00:00
5404文字
会話率:30%
ある悩みを抱えた人々を中心に、陰ながら噂になっている店がある。
訪れた者曰く、その店には客の欲しいものが必ず揃っている、という。
どうしても失くしたくなかった大切なものや、もう失ってしまったと思っていたかけがえのないものが、その店
では見つかるらしい。
アストノズヴォルド帝国の城下町・フォルトゥナの端の端。地図にも載らないミセリア地区の入り組んだ路地の奥。誂えたような行き止まりの先。
一見したところ、これといった特徴のないように見える二階建ての建物。
汚れのない灰白色の壁、落ち着いた光沢のある青銅で出来た円蓋状の屋根。薄暗い路地に不釣り合いなほど綺麗な装飾の看板が目を惹く。
『ミラージュ・ドゥ・シュヴァルツ』
店主は、透き通った白銀の髪に柘榴の瞳を持つ美しい女性。
そう、ここは人の心を守る魔導具店。
___今、物語が幕を開ける。
これは、ある一人の少女による、あいをいかして、あいをわすれて、あいをころす、そんなあいのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 01:39:16
109541文字
会話率:42%
◆かつて守れなかった主のために――最凶令嬢が贈る、時を超えた報復劇!
全てを失った世界で、ようやく見つけた幸せ。それすらも、この手からこぼれ落ちていく……。
魔塔すらも恐れる残虐非道な魔法使い、『白い悪魔』として名を馳せるシア。
敬愛す
る主君、第一王子クロヴィスが王位争いの刃に倒れたその瞬間、彼女は禁忌に手を染め時を巻き戻す。
そして過去に舞い戻った彼女は、経験と知識を総動員して惨殺される未来から家族を救い。アルトヴァイゼン公爵家の娘、アーテミシア・フエゴ・ベルデとしてクロヴィスを王位へと導いていくのだが。
「例えその先の未来に、私が存在しなくても……」
禁忌を破ったその先で、シアを待ち受ける代償とは、果たして――!?
◆一章までは毎日更新! 二章からは不定期更新です。
◆面白かったらぜひ評価やブックマークをお願いします。感想などもいただければ大変励みになります♪
*カクヨムにも同時掲載していますが、なろう版が最新です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:37:18
211016文字
会話率:36%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 03:50:00
1728276文字
会話率:44%
ミリは最後の聖戦で犠牲となった小さな村の、たったひとりの生き残りだった。
流れ着いた孤児院で、傷の残る体を酷使しながら懸命に生きるミリ。
孤児院の支援者であるイザクに、ミリは淡い恋心を抱いていって……。
遠い国の片隅で起きた哀し
い愛の物語。
:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
メリバなのでお気をつけください。
やるせないお話が好きな方におすすめします。
※berry's cafe でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 23:19:09
6835文字
会話率:31%
或る村の修道士が、謂れなき迫害を嘆き、庇い、同村の群衆に殺された。
哀れに思った神は、修道士の魂を癒すため籠にしまい込んだ。
やがて時は流れ、数百年を経て神は人間の紛い物の器を作った。
其処に彼の魂を押し込み、彼を世界へと送り出した。
「
神よ。私は何をすればよいのでしょうか」
彼に神は応えなかった。彼はそれ以上を神に尋ねることは無かった。
不思議な生きた花を冠する少女ベラ。
とある魔女に置いて行かれた布製のゴーレムヴィダル。
神に助力され人で無くなってしまった修道士が、彼らと共に世界を歩く話。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
村を断罪し簡単に滅ぼしてしまう“悪を射殺す宵の明星“とは?
神に、大地に、世界に“その命を捧げ続け姿を消した種族“とは?
使い道の無いゴーレムの生みの親“人間に忌み嫌われる“魔女とは?
修道士の行き着く先にあるものとは────
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
◆は挿絵有りのお話です。
*カクヨムにも同時掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 23:29:03
152350文字
会話率:40%
切ない青春恋愛小説ーー元カノからの突然のメッセージに僕ができることは…
共通テスト10日前、元カノの梨々香から届いた突然のメッセージ「私がもし不治の病に罹ったって言ったらどうする?」ーー僕は走り出した、ただ彼女に寄り添いたかった。
*2回目
の小説投稿です。至らぬ点などお気軽にお申し付けください。また、感想などお聞かせいただけますと筆者が大変喜びます。
カクヨム、Pixiv、アルファポリス、ノベルアップ+、小説家になろう、魔法のiらんど、野いちご、ノベマ!、ベリカフェ、ノベルバ、エブリスタに重複投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 16:30:00
3394文字
会話率:12%
「あのね。実は私、もう余命わずかなんだ」
クラゲの水槽を眺めながら、海月はそう言った。
打つ手なしと宣告され、最期の夏を過ごすために帰ってきた彼女。
残された時間を海月と過ごす、かけがえのない夏休み。
「……例大祭の日、私の演舞見に来て
ね。それから一緒に紙くらげを見ようね。約束!」
そして祭りの夜、夜空は数多の光に彩られる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 21:00:00
10950文字
会話率:58%
友人が亡くなった。残してくれたのはこの映像だけ。
何気ない日常がつなぐひとつの物語。
最終更新:2024-09-26 22:33:50
15084文字
会話率:29%