初恋相手である皇太子クレイグと結婚したルシエンヌは、命がけで妊娠出産に臨む。
医師からは出産後すぐに子と離れなければ生き延びることはできないと言われ、体力魔力が回復するまでの間、泣く泣く愛する我が子から離れることを承諾した。
それでも
愛する我が子――息子のレオルドをこの手で抱きしめ、その成長を見守るためにと苦しい療養期間を耐え抜いていたルシエンヌの許に、クレイグの恋人とされるクロディーヌが訪れ、「あの子を産んでくれて、ありがとう。おかげで私は苦しまずに母親になれたわ」と告げる。
その後、クロディーヌの悪意ある言葉を信じたクレイグによって、ルシエンヌを心身ともに酷く傷つけられてしまった。
しかし、ルシエンヌは愛する我が子を取り戻すため、体力魔力が回復するまで耐え抜き、皇宮へ――息子であるレオルドの許へ会いに向かったのだった。
※完結まで毎日更新予定です。カクヨム様でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 18:00:00
161278文字
会話率:30%
NICUで働いている秋元早和は、小学生の頃に風邪をこじらせ、左耳の聴力と、左の腎臓の機能を失った。
ある日、高校時代の同級生だった涼子の赤ちゃんが、NICUにやってきた。
涼子は子宮頸がんの手術を受けるために、妊娠8ヵ月になるのを待っ
て、子供を出産し、出産後数日で、母子共に亡くなった。
結婚や出産に、希望が見えなくなってきた早和は、NICUにいる事が、だんだんと辛くなってくる。
亡くなった涼子は、早和の前に時々現れ、何もかも失ったのは、早和のせいだと責め続ける。
早和の体をくれないのなら、大切な人を奪っていくと、涼子は言った。
6年目の医師の澤口奏は、人と距離を置こうとする早和に、少しずつ近づいて、心を開こうとしていた。奏自身も、家族との距離に悩んでいた。
少しずつ打ち解けていった2人の前に、涼子が現れる。
NICUを辞め、養護学校へ就職した早和は、そこで出会う子供達と、想像もつかない毎日を送っていた。世間の常識にとらわれず、自分らしく生きる事を教えてる教師達に囲まれながら、だんだんと、自分の気持ちに、向き合える様になってきた。
奏と離れてから3ヵ月。生徒の付き添いで病院を訪れた時、小児科医として、外来に勤務してた奏と再会する。
奏に対して素直になれない早和は、奏が会いに来ると言った日の夕方、同僚の凌に一緒にいてほしいと頼む。
玄関で凌を待っていた早和を見た奏は、体調が悪そうな早和を病院へ行くように説得する。
秋から冬にかけての景色は、どこにでもある日常を色付ける。
大学の前にある銀杏並木に吹く風が、またひとつの出会いを運んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 00:28:51
57304文字
会話率:65%
連載「皇后の愛と憎しみとそれは 全てはその日の為に」
連載「アフェルキア大公子妃物語」の登場人物
アフェルキア公国のエリザベート・ディア・ハドルヌス侯爵夫人の回顧録
ハドルヌス侯爵夫人の夫が病の為生涯を閉じようとしたその日夫婦は今まで語ら
なかった結婚生活について互いに労わりすきたためにすれ違う結婚観。
しかし人生の終わりを迎えた侯爵が心から真実を語り夫婦は互いに理解し合い夫は旅立った。
運命に導かれるように亡くなった親友の婚約者と結婚した侯爵夫人が親友が姉の罠に落ち意図しない妊娠、出産後自殺する。その真実を探り親友の無念と遺恨を晴らそうとフェレイデン帝国皇后陛下と奮起し宮廷で紛争した日々を綴る貴婦人の半生を本人の回顧録風に短編小説にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 07:10:33
10910文字
会話率:10%
妊娠中、出産後のワンオペ育児中、夫から冷たい言葉を投げられた女性は……。
最終更新:2023-06-19 00:15:24
1031文字
会話率:19%
第2王子ロベールの母は伯爵家出身、王子を出産後、すぐに亡くなった。
妾の王子と揶揄されるロベールだが、ある日、学園の騎士科の学生から、難民キャンプで人斬りをしようと誘われる。
難民の少女を斬るように、促されるが、ロベールは決断する。
その
決断により、事態は急変することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:29:43
7006文字
会話率:54%
出産後、子供が保育園へ通えるようになるまでってタイヘン!!
里帰りもしていないあたしは24時間新生児に付きっきり
唯一の自分の時間
それは、入浴時間〜♪
でも、テレビとかで怪談話を見た夜は、なるべく1人で入浴したくないなぁ
いろいろ想像して
怖いんだもん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 14:19:54
592文字
会話率:8%
いつから前世の記憶があったのか。
そもそも自我を認識したのがいつだったのか。
そういう細かいところは覚えていないけれども。
「海の中って意外に暗いよねぇ。かと言って、水中で火を灯すことなんてできないし。LEDが恋しいなぁ」と。
住み慣れ
た薄暗い海底と、見たこともないはずの陸上の、しかもかなり進んだ文明の街の明るさをいつものように比べて。ぼんやり揺れる海藻を眺めながら暇を潰す自分の記憶に違和感を覚えたのは、6人目となる末の娘を出産後、母が儚く泡となり消えてしまって5年も経ってからだった。
童話「人魚姫」の世界に転生したっぽい多分元地球人な人魚姫が、あがいてみたり楽しんでみたりするお話。
注意!!実際は違いますが、本人の勘違いによりガールズラブ的な妄想があります。
注意!!超亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 17:29:58
69319文字
会話率:21%
普通の会社員建川太一28歳、妻の出産後めでたく退院を迎える日、病院から出るとそこは異世界
、全く何も分からない世界で彼らは無事に子育てをできるのだろうか。
笑いあり!涙あり?異世界子育て奮闘記が始まる。
最終更新:2021-04-05 00:34:03
12770文字
会話率:53%
吸血鬼さんは現実社会で生きていくために鈴木大介さんの戸籍を入手しました。
でも、鈴木さんには未入籍ですが、恋人と赤ちゃんがいたのです。鈴木さんの彼女は出産後に死んでしまったのでどんな人か謎だけど、吸血鬼の元にやってきた赤ちゃん。
大変
です、世話なんて無理です!
そうだ!面倒見のよいケット・シーを呼んで世話をしてもらいましょう!
だって、吸血鬼ですよ?日光イヤ、流水イヤ、ミルクを作るにも人肌?何それ皮膚のこと?子育て無理です!無謀です。
でも頑張ります、たぶん。赤ちゃん死なないでね☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 11:20:04
9356文字
会話率:35%
最初の席替えで隣になったのは、神社の巫女、多賀那美子だった。
彼女には「呪いがある」という噂があった。
そんな彼女から「話がしたい」と声を掛けられ、家に招かれた。
そこでは「呪い」についてほんの少し教えてくれた。
「那岐君と私が、今こう
して居るのは天命なんだよ」
そう言われた那岐は、流れに任せる事にした。
天命で引き合った2人は・・・恋をした。
2人の仲は順調に進み、那岐と那美子は結婚し、子を授かった。
しかし、出産後に那美子の意識がなくなった。
その時、那岐の頭には「呪い」がよぎった。
那美子を失いたくない那岐は、自らの身を削りかねない禁忌に手を出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 17:39:56
183803文字
会話率:64%
出産後の女性の社会復帰は厳しい。
とくに、いまだそういったことに現代日本の社会の理解は少ない。
それでも働きたい女性の一人であるミズキは、子供を理由に面接に落ち続けていた。
そんな時、ポケットティッシュを配っている少年と出会う。
ポケットテ
ィッシュには求人広告がついていた。
怪しいその広告に食いつく程度には、ミズキは疲れていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 23:05:32
4535文字
会話率:21%
長岡更紗さまの<パパママ誕生企画>参加作品です。
作者は女の子をひとり、自然分娩で出産しています。
助産師さんからは、安産(?)のお墨付きをいただきました。
これはその妊娠、出産、出産後のことをまとめた、記録に近いお話です。
その時の出来事
も気持ちも曖昧な所が多々ありまして、育児日記などを参考に過去の記憶をたどり、自分が覚えていることをそのまま書いたとりとめのない内容です。
一部出産シーンやその他細かな描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
妊娠と出産のひとつの参考例にしていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 07:00:00
9154文字
会話率:3%
Rewriteの朱音ルートエンディング後を中心にしたオリジナル設定のお話です。原作の設定とかなりかけ離れている部分がありますので、ご了承下さい。
※十二章、十九章、二十四章、二十九章、三十四章、三十四・五章、三十五章はR18指定です。(ム
ーンライトノベルズ・女性向けサイトに掲載されています)
≪第一部 誕生編≫
朱音と結婚し、幸せに暮らしていた瑚太朗。
妊娠した朱音がある日、空間の亀裂の穴に落ちてしまう。
瑚太朗が助けるが、朱音は早産し、出産後に死亡。
生まれた娘を「篝」と名づけ、慈しんで育てる。
篝は異常速度で過成長を続ける。
やがて篝に辛い宿命が背負わされていることに気づく瑚太朗。
篝を救うため、瑚太朗が取った手段とは――。
≪第二部 Moon編≫
Moon世界によみがえった瑚太朗が、すべての記憶をたぐり寄せる。
彼女を守りたい――。その想いをすべて賭け、自らの運命と向き合う時。
瑚太朗が最後に掴み取った真実とは――。
この物語は悲恋です。
ハッピーエンドはありません。お含みおき下さい。
Moon世界の設定は原作を大幅に改変する予定です。
あくまでオリジナル展開のRewriteということでご理解の程お願いします。
最終話までを書き上げました。
最後は38章で終わりとなります。
どうぞそれまでお付き合いいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 18:00:00
108277文字
会話率:23%
僕には秘密がある。それを知っている人は特別な1人を除いて他にはいない。
裏野ハイツの106号室に僕は住んでいる。とても古い二階建てのアパートだ。家賃49000円と安く1kでトイレとお風呂は別れている。窓の外にはベランダがあり、ベランダ越
しには植えられた何本かの木々が見える。僕がここに住みだしたのは6年前、研修を終えて今の職場に就職してからだ。もうここに住みだして7年目になる。ここを選んだのは単に職場に自転車で行けるからというのが一番の理由だ。
僕は、医師をしており脳血管外科の専門医だ。ストレートに国立の医学部に受かり、そのまま医師になった。
家系的にも代々医師の家系で、僕は医師になることが当たり前だと思っていた。
僕には、肉親は1人もいない。母は僕を出産後、間もなく亡くなった。父は、僕が中学1年生の冬に突然亡くなった。僕が13歳の頃に。もともと一人っ子の僕には父が亡くなったことで家族を失ったことになった。祖母は父を出産後に亡くなり、祖父も父が10代の頃に亡くなったと聞いている。
僕の住んでいたお家は大きな立派な家だったけど僕1人では大き過ぎて住みにくい家だった。
僕は、大学から1人暮らしで実家は空き家になっている。今は、病院に近いこの裏野ハイツに住んでいる。もう何年も実家には帰っていない。
アパートの僕の部屋には毎日、女性が訪れる。彼女は窓をすり抜けて僕の狭い部屋に入ってくる。
窓の上のカーテンレールにかけてある風鈴が
─「チリンチリン」
と鳴れば、それは彼女が僕の部屋に入ってくる合図だ。
そんな彼女が僕の秘密を知っている人だ。
そう彼女が、僕と唯一秘密を共有してる人だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 23:00:00
12328文字
会話率:0%
子供を出産後、実家に帰った妻恵ちゃんの代わりにお兄ちゃんの世話を頼まれ
一ヶ月だけ慕っていた兄との生活を書いて行きます
最終更新:2016-01-26 17:45:42
10639文字
会話率:0%
能力者。それは何万人に一人の確率で生まれる怪物に与えられる名。
出産後すぐに“検査”を行い、能力者だった場合は日本近辺にある隔離島プリズンに送られ、普通の人間には道徳上出来ないような“実験”を繰り返されて一生を過ごす。
そんなある日、能力者
の白井はいつも通りの“実験”の後自室に帰ると、紅い眼をしたローブの男と出逢った。
「こことは違う世界に行きたいか?」
ローブの男の質問に、白井は迷うことなく答えた。
「行きたい」
その瞬間世界に漆黒が広がり、白井は倒れる。
次に目を覚ました白井が居たのは見覚えのない草原だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 17:44:12
2423文字
会話率:44%
私は信じたかった。これは悪い夢を見ているだけなのだと――。
夫の決定的な浮気に妻が決意する話。
※以前ブログにて公開した話を加筆修正したものです。
最終更新:2012-11-13 02:28:59
3062文字
会話率:7%
老舗の料亭に嫁いだ阿佐美は、長女の出産後、周囲から跡取りの男の子を生む期待をかけられていたが、生まれてきたのはまたしても女児であった。
阿佐美が入院した病院には、偶然古い友人の平沢聡子が看護婦として働いていた。
阿佐美が次女を出産した日の夜
。たまたま病院の前に生まれたばかりの男の赤ん坊が捨てられるという事件が起こる。それを知った阿佐美は、咄嗟に自分の産んだ赤ん坊とその子を取り替えてくれるよう聡子に頼む。聡子はそんなことできない、と断るが、阿佐美は「あなたには私の頼みを断ることはできないはずだ」と言い出す。
実は聡子には、過去に一度だけ、阿佐美の夫である信也と間違いをおかしたという負い目があった。結局聡子は阿佐美に言われるまま、誰にも気付かれることなく赤ん坊を交換する。跡取りを生んだということで、阿佐美は結婚以来初めて誇らしさを感じる。その分、娘の亜紀に対する関心は薄れ、亜紀は寂しさの中で成長する。
一方聡子は、養護施設に預けられた阿佐美の娘、友美の成長を影で見守り続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-24 18:53:37
75274文字
会話率:45%