産業革命によって富の裾野が広がり、芸術品・美術品が王侯貴族だけの独占物ではなくなった時代――
画家や彫刻家にとって、帝都の美術サロンで表彰されることは、無名から一挙にスターダムへ駆け上がれる格好の機会であるとともに、己の才能ひとつで食って
いくためには必須の、狭き門でもあった。
サロンで4年連続入選をはたし、気鋭の若手画家として名声を確立したエドゥアール=ソールフェは、画壇にとどまらず帝都社交界の新星となっていたが、仕事の依頼の取次ぎや自作の販売を、無名時代の自分に目をかけてくれたとある商家の令嬢に一任していた。
「青田買い上手」とやっかみ半分にいわれるその令嬢、シモーヌ=メナンシュだったが、若き貧乏画家に帝都での下宿を提供したことをいつまでも恩に着せるつもりはなく、どうして彼がいまだに仕事の仲介を一任してくれるのかわからず、むしろ困惑していた。
なにせエドゥアールときたら「彼女とはビジネスパートナーにすぎない」と、恋人あつかいしてくれないのだから……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:02:27
11044文字
会話率:49%
・詩と思想2024年8月号にて入選した作品です。
※2024年5月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願
いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 13:56:58
528文字
会話率:0%
・詩人会議2024年1月号に入選した作品です。
※2023年8月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願い
します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 18:30:51
333文字
会話率:0%
・詩人会議2023年11月号に入選した作品です。
※2023年7月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願
いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 18:39:46
312文字
会話率:0%
しがない特許事務所経営者の自叙伝。
コンテストに応募したら、入選にかすりもしなかったので、ここで公開。
全29話。少しずつ公開していくので、1月ほど、お付き合いください。
最終更新:2024-09-08 09:49:57
40265文字
会話率:20%
※十か月前に投稿した小説の再投稿です。岩手芸術祭の入選作です。このくらいの小説で入選になります。公募に興味のある方は読んでみてください。
高校生の心理を描いた文学小説です。
最終更新:2024-07-22 10:06:55
14919文字
会話率:17%
四神高校文芸部に在籍する少女青滝龍子。
コンテストで奨励賞を取るほどの実力がありますが、文芸部には同じコンテストで入選や佳作を取る凄い女性の先輩が三人もいます。
その先輩方はいずれも劣らぬ強烈な個性の持ち主たち。
圧倒される龍子。まあ自分は
自分だからと言い聞かせます。
ところが背後から声が。
「本当はそんなこと思ってないんだろう。おまえの創造力、想像力、表現力はあの三人に劣っていないはずだ。そして、おまえは俺の番だ。龍子」
声の主は四神の一人青龍。青龍に一方的に番と言われた龍子は青龍に乗せられ異世界に旅立つことになりますが。
ありま氷炎様主催の「第九回春節企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 08:10:00
90446文字
会話率:51%
ある日、とある小説投稿サイトが主催するコンテストに自信が書いた小説を投稿した彼女。趣味で書いていたものだが興味本位で応募したものがなんと入選を果たし書籍化が決定。完全に浮かれた彼女は高まる気持ちに流されるまま自分は「小説を書く才能がある」と
信じ込むようになる。そしてついに書籍が発売。だが、彼女の本はいつまでたっても売れることは無かった。その事実が受け止めきれない彼女はただ現実から目を背けることしか出来なかった。
そんな彼女の面白みもなんにもならないただのくだらない日常の一つである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:38:19
2037文字
会話率:33%
夏休みの家族旅行で訪れたコスモス畑の写真を、区民文化祭の写真コンテストに投稿した女子小学生。
幸いにして佳作に入選した彼女の写真だが、実は驚くべき秘密を捉えていたのだ…
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座いま
す。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 06:21:55
1000文字
会話率:42%
それはまるで、魔法のように。
以前「伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。
最終更新:2023-11-10 18:04:48
212文字
会話率:0%
かじかむ指で。
以前「伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。
最終更新:2023-11-10 18:00:52
217文字
会話率:0%
ちぐはぐなのも、また良い。
以前「伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。
最終更新:2023-11-10 17:57:59
214文字
会話率:0%
県立栃岡宮工業高校には、美術部とは一風異なったアート部というものが存在する。そこでは工業高校の技術を駆使してあらゆるアート作品が生み出されていた。
情報システム科に入学した堺と川西もひょんなことからアート部に入部することになるが、初めのう
ちはアートなんて全く知らずに悪戦苦闘。周囲のこれまた一風変わった先輩同期達に揉まれながらも、徐々に自分なりのアートを身に付けていく。
そして、夏のコンテストを迎えた二人。果たしてどんな作品を創り上げたのか、また、入選することはできたのか————。
そんな作品となっております。
書きながらストーリーを練っているため、投稿は不定期になると思いますが、ぜひ一読のほどよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 16:32:44
3410文字
会話率:55%
史上二頭目の無敗三冠馬、エイカンエンペラーに影響されて騎手となった青年、矢吹 遥。彼の特徴は、鞭を使わずに競走馬たちを上位入選させることだったが、なかなか一着に手が届かない日々を過ごしていた。
そんなある日、彼が所属する神 祐馬厩舎に、
小さな黒鹿毛の牡馬が入厩する。その馬の名はロッキーロード。人懐っこく大人しい性格だが、内には誰にも負けない闘争心を秘めていた。矢吹はロッキーとコンビを組むことになり、ともに調教やレースを重ねていくことになる。
そこで繰り広げられるのは、ライバルとの対決、競走馬たちとの交流、そして直面する、競馬という競技の厳しさ。茨の道を乗り越えた先で、矢吹とロッキーを待ち受ける運命とは――。
これは、一人と一頭が、〈ヒーロー〉になるための物語。
※この作品は小説・イラスト投稿サイト「pixiv」にも同時に連載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 00:00:00
159196文字
会話率:33%
「このままずっと……変われないのか?」
実力主義と有名なクランの加入選考に落ちたキルは失意に沈んでいた。
自分には実力などないと、否定された気分になり、生きることに絶望し、人生の目的も失ったキルは救いを望んでいた。ひたすらに力を追い求めて
きた自分を肯定してくれる存在が欲しかった。
──誰でもいい。誰か本当の俺を見つけてくれ! そして認めてくれ! そうでなければ、俺は自分の存在意義を見失ってしまう。
そんな彼の願いを聞き止めたのは、
「お前は私にとって価値がある。運が良かったな。私がお前を最大限利用してやる──!」
容姿端麗で可愛らしい少女。
しかし悍ましいほどに支配的な威圧感を放つロザリアという名の怪物令嬢だった。
「私は最強のクランを創る。そしてお前は私の手駒1号だ。喜べ、お前は私のお眼鏡に叶ったのだ」
最強のクランを創るという彼女の手駒として、キルは生きる決意を固めた。
「俺のことを利用したければ好きにしろ。お前が俺のことを手放せないくらいの活躍をしてやる!」
「ああ。その息だ。私のために動け──そしてお前を認めなかった愚か者共に示せ! お前の存在価値を!」
キルとロザリア。二人が歩むのは最強の反英雄クランを創る道。
真の実力主義クランとして、己の存在価値を世界に刻め!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 11:34:42
31702文字
会話率:34%
あるゼネコンのシステム開発現場で起きた怪現象——。それは、システム開発が佳境に入ったときに起きた。死者が生者にメッセージを伝えたいとき、死者はどのような形で現れるのか。
・・・
本作品は、竹書房マンスリーコンテスト2023年1月のお題『
花』に投稿した作品です!
ぜひとも入選したいコンテストなんですが、なかなか・・・、むずかしいですw
1000文字程度と短い作品です。ぜひお読み頂ければ幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 09:05:10
996文字
会話率:12%
「人のことをとやかく言う前に、自分の愚かさと不誠実さについて思うところはないのか。程度が知れるな。不愉快だ。早々に立ち去れ」。六年前、理不尽な理由から婚約破棄を突きつけられていたレナを助けてくれたのは、当時冷徹公爵と呼ばれていたシャルロア国
の第二王子クラウス・アデルバード公爵だった。
それから六年。生涯独身を決めていた二十二歳になったレナは、伯母から現実を突きつけられる。レナがいつまでも伯爵家に居座っていては十歳年下の弟アレックスの迷惑になるというのだ。しかし結婚するという選択肢が頭にないレナは、ならば職を得るべきだと、趣味だった絵を仕事にしようと美術館のコンテストに応募する。
大賞は逃したが佳作入選として美術館に展示されていた絵を年の離れた弟リシャールと見に来ていたクラウスは、リシャールがレナの絵に興味を持ったことに気づき、彼女を城に招く。六年前に助けてもらったときから憧れの人だったクラウスに呼び出されて緊張するレナに、クラウスはリシャールの絵の教師としてレナを雇いたいと言い出した。
城で働くことになったレナは、憧れがいつの間にか恋心に変化していることを自覚してドキドキするも、クラウスにはクラウスの思惑があり――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 21:00:00
74460文字
会話率:46%
主人公が体験する、何度目かの『盆』。
弟が精霊馬を作るのがいつものことであり、家族はこれを見ることを楽しみの一つとしていた。
しかし、主人公だけはそうではなく……?
第六十回ワイスレ杯入選作品 第二位
最終更新:2022-08-22 07:37:30
1637文字
会話率:44%
地球温暖化が進んでいた地球。ある日宇宙のどこかから異星人「熱食人ヒーティヴォア」がやってきたことで、地球は燃え尽きることなく今年も平凡な冬を満喫できている。
寒さに舌打ちするイマドキの平凡な高校生「ぼく」は、金魚鉢みたいなヘルメットの宇
宙服を着こんだ熱食人の「先輩」と映画を観に行くことに。
ファミレスで向かい合う高校生と、金魚鉢頭の宇宙人。
冷めたドリアと灼熱の焼き石が並ぶテーブル。
ちぐはぐな二人が交わすのは、映画の感想に、進路相談に、ルームシェアの話。
これは、いつか星の海の端っこで、地球が凍り付いた堅ゆで卵になってしまうまでの、長い長い先送りの物語。
すこしふしぎな光景をやんわりとお届けする、SF青春短編。
これは2021年に集英社Webマガジンコバルトで募集された「ディストピア飯小説賞」応募作でした。
最終選考には残りましたが、残念ながら入選ならずでした。
ほのぼのお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 17:48:32
10037文字
会話率:37%
蓑山町にある蓑山高校。この学校に通う俺は、いつもと変わらない日々を送っていた。
ある日、転校生として幼馴染と再会し、一層青春らしくなると思っていた。しかしある日、この学校が閉校になる可能性があるという噂を耳にしてしまう。それは、俺にとっ
てこの学校での写真部の余命宣告を意味していた。部員3人という少なさに過ぎないが、大事な青春の場。もし閉校が実際に起こるならば、最後は悔いの残らないよう終わらせる。だから、終わりまで部員たちと全力で楽しんで、写真展にも入選して見せる! そう誓ったのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 07:30:09
9585文字
会話率:52%
本企画は、ここまで意図的にTwitter創作界隈をお騒がせしたお詫びとして、スコッパー/レビュアーの本懐を果たすべく『シオカラ節 web小説大賞』と題しまして個人公募企画を開催させて頂いたものになります。
集まった募集作品、33作品の中か
ら大賞1作・佳作2作・入選5作を僭越ながら選出させて頂きました。
栄えある受賞作は、以下の作品です。
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・大賞
『剣士(無免許)と少女(元死体)と魔術師(魔人)と+1がクリア人数0人のダンジョンに挑む話』
tmtm 様
・佳作
『ウーアの住む駅』
竹尾 練治 様
『げらげら』
月島 真昼 様
・入選
『世界で一番美しい生き物〜サリエリの蛇とイヴ〜』
T・G・ヤンデルセン 様
『叫ぶ家と憂鬱な殺人鬼』(エブリスタ)
Tempp 様
『装甲戦士テラ〜異世界に堕ちた戦士は、誰が為に戦うのか〜』
朽縄咲良 様
『薬屋稼業(改訂版)』(カクヨム)
succeed1224 様
『わたしの世界に異世界転生してきたカモメのおじさんとロケットを作った夏休み』
平賀・仲田・香奈 様
※別段記載の無いものについては、『小説家になろう』投稿作品となります。
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もし宜しければ、次ページからの大賞・佳作受賞作品の選評と、受賞作につきましても是非ご覧くださいませ。
(尚、入選作品の選評につきましては各投稿サイトの感想欄に投稿しておりますので、ご興味がある方はそちらもご覧頂ければと存じます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 20:14:44
8986文字
会話率:5%
「これが、所謂『平凡な生活』なのか?」
幼い頃に両親を失い、ある暗殺者養成組織で育った、ティオゲネス=ウェザリー。
その組織は四年前に、CUIO(国際連邦捜査局)によって崩壊した。
組織から解放されたティオは、ようやく世間で言うと
ころの『平凡な日常』を営み始めた――筈だった。
しかし、その『日常』は、しばしば『トラブル突進&吸引体質(ティオ命名)』の少女・エレンによって崩されることになる。
エレンが持ち込む面倒事の尻拭いに奔走するティオの気の毒な日常、次なる事件は――?
中編~長編・一話完結シリーズ、巻き込まれ型・サスペンスアクション。
※本館サイト、エブリスタにも同じ作品を掲載しております。
※エブリスタ開催のジャンル応援企画『アウトロー』にて、佳作入選致しました!
応援、有難うございます!
©️和倉 眞吹2014- .
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557946文字
会話率:41%
エリノアは王の妃になった。愛する人を殺した男の妻に。
王家に生まれたエリノアは両親と祖父を早くに亡くし、王位を継いだ親族のギルフォードを頼りに育った。
庇護者を慕う心は成長するにつれて恋情へと変化していく。
しかしギルフォードは、王位を
狙う反乱軍との戦で殺されてしまった。
代わって王位についたのが反乱軍を率いてきたウォルター――彼がエリノアの今の夫だ。
エリノアは微笑みかける。愛する人を殺した男、自分を手段としてしか見ない夫に向かって。
自分の微笑みが、国の平和を証すものだと知っているから。
Webマガジンコバルト第182回短編小説新人賞の入選作を長編にリメイクした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 21:00:00
134147文字
会話率:42%
アリャ、モラッタ!ルー。
最終更新:2020-07-27 15:01:53
1373文字
会話率:18%