ローワン王国の女王クリステルは眠れず酒を呷っていた。
このところずっと眠れない。
目立たず生きてきたはずなのに王位争いで大切な人を兄に殺されたため、兄を殺して女王の座に就いた。
苛烈な女王として生きてきて二十年余り。
そんな女王の寝室に死
神がやって来た。
どうやら女王は三カ月後に死ぬらしい。そう告げる死神の外見は、女王が王女だった頃に愛した彼の姿をしていた。
※悲恋です。残酷シーンあり。短めの約2万9千字で全9話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 21:00:00
31908文字
会話率:47%
貧乏子爵令嬢ペネロペ・ドーソンは高貴な人物から取引を持ち掛けられる。それは第二王子の婚約者である公爵令嬢の身代わりを務めろというものだった。
第一王子の横暴さはペネロペも聞いたことがある。
それを見かねた第二王子は王太子の座を狙うため密か
に行動を開始するが、婚約者は病弱でなかなか社交がこなせない。そのための身代わりだった。
報酬につられて引き受けたペネロペは髪を染め、令嬢教育を施されてから身代わりとして表舞台に立つ。
これはペネロペが経験した、ある天使についての思い出と恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 21:00:00
33784文字
会話率:39%
死んだ母との約束で王女ルナマリアは王位を狙っていた。
しかし、国王に溺愛される異母弟との王位継承権争いに負け他国に嫁がされることになる。
軟禁され自殺しようとするルナマリアの元にやってきたのは、一年前に死んだはずの護衛騎士アラリック・ラドフ
ォードだった。
※氷雨そら先生の「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 21:00:00
10288文字
会話率:35%
◆かつて守れなかった主のために――最凶令嬢が贈る、時を超えた報復劇!
全てを失った世界で、ようやく見つけた幸せ。それすらも、この手からこぼれ落ちていく……。
魔塔すらも恐れる残虐非道な魔法使い、『白い悪魔』として名を馳せるシア。
敬愛す
る主君、第一王子クロヴィスが王位争いの刃に倒れたその瞬間、彼女は禁忌に手を染め時を巻き戻す。
そして過去に舞い戻った彼女は、経験と知識を総動員して惨殺される未来から家族を救い。アルトヴァイゼン公爵家の娘、アーテミシア・フエゴ・ベルデとしてクロヴィスを王位へと導いていくのだが。
「例えその先の未来に、私が存在しなくても……」
禁忌を破ったその先で、シアを待ち受ける代償とは、果たして――!?
◆一章までは毎日更新! 二章からは不定期更新です。
◆面白かったらぜひ評価やブックマークをお願いします。感想などもいただければ大変励みになります♪
*カクヨムにも同時掲載していますが、なろう版が最新です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 18:49:51
281830文字
会話率:36%
「王女を守るのが私の生きる価値だ」
麗しき銀髪の騎士アトレーユは、命を賭してロヴァンス王国の王女キャルメを守っていた。誰もが見惚れる美貌の青年騎士――しかしその真の姿はティアンナという一人の女性であった。彼女は男装の騎士としてキャルメ王
女とともに、隣国ラーデルスへと向かう。
王女の婚約者候補であるノルアード王太子と、彼を守る騎士団長ラスティグとの出会い。複雑に絡み合うラーデルスの王位争いに、アトレーユとキャルメは巻き込まれていく。
女性であることを隠しながら、騎士として王女を守り続けるアトレーユ。そして彼女に絶大な信頼を寄せるキャルメ王女。二人の親密な様子は、ノルアードとラスティグの目にはまるで恋人同士のように映って……
男装騎士がヒロインの硬派な騎士物語です。アクション好きな作者がガチで書いているので、戦闘シーンが多め。甘さ控えめですが、アクションや陰謀ものが好きな人は刺さるかも。どうぞ薔薇騎士物語の世界をお楽しみください。
※地道に自作の挿絵を挿入していってます(不要な方は非表示でお願いします)
※小説・挿絵のどちらについても無断転載は禁止いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:10:00
712377文字
会話率:30%
大人気ゲーム「剣と魔法のファンタジー」の悪役王子に転生した俺。
王族という血統でありながら、何も努力しない怠惰な第一王子。
中盤で主人公に暗殺されるざまぁ対象。
俺はそんな破滅的な運命を変える為に、魔法を極めて強くなる。
そんで推しの
為に暗躍してたら、主人公がキレて来たんだが?
「お前なんかにヒロインと王位は渡さないぞ!?」
「俺は別に王位はいらないぞ? 推しの為に暗躍中だ」
「ふざけんな! 原作をぶっ壊しやがって、殺してやる」
「申し訳ないが、もう俺は主人公より強いぞ?」
なんか主人公が俺を殺そうとしてくる件。もう俺は主人公より強いけどな~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:09:56
39193文字
会話率:29%
レオパール王国の三男、ラウレール・ベスティア・レオパールは七種の精霊と契約したという強者だった。それが王位争いにも影響しそうになった時、ラウレールは侍女ローラを連れ死んだふりをして、王城を逃げ出すことにした。彼も目的はただ一つ、自由気ままに
おもむくままに生きていきたいのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 17:39:10
53294文字
会話率:75%
今宵の舞踏会は、聖女シルヴィアが二人の王子のどちらに薔薇を捧げるのかで盛り上がっていた。
薔薇を捧げるのは求婚の証。彼女が選んだ王子が、王位争いの勝者となるだろうと人々は囁き交わす。
しかし、シルヴィアは薔薇を持ったまま、自信満々な第一王
子も、気取った第二王子も素通りしてしまう。
彼女が薔薇を捧げたのは、呪われ大公と恐れられ、蔑まれるマテウスだった。
拒絶されるも、シルヴィアはめげない。
壁ドンで追い詰めると、強引に薔薇を握らせて宣言する。
「わたくし、絶対にあなたさまを幸せにしてみせますわ! 絶対に、絶対にです!」
ぐいぐい押していくシルヴィアと、たじたじなマテウス。
二人のラブコメディが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 07:14:12
126294文字
会話率:41%
フィオレント王国の元王子エリオスは、幼少期からマノが常人の12分の1しかない異端の存在として育った。
5歳の頃、エリオスは王位継承権を持つがゆえに、ある陰謀によって命を狙われる。表向きには、エリオスは命を落としたとされたが、実際には忠
実な従者ヴァルグの手によって静かにフィオレントを離れ、小国ノルヴィアへと逃れることになる。13年もの間、エリオスはその身を隠し、少ないマノを補うために知識を深め、影の中で生き続けた。
そんな彼のもとに届いたのは、フィオレント王の崩御と、兄ドレイガルの即位の報せだった。エリオスは、この知らせにより、母が危険に晒されている可能性を感じ取り、静かだった日常が一変する。影に隠れていた過去を捨て、再び表舞台に立つことを決意する。
しかし、エリオスの持つマノは未だにわずかであり、過酷な運命と大きな力に立ち向かうには限界がある。それでも、知略を武器に、エリオスは再びフィオレントへと向かう。彼は母を救い、かつての自分を追いやった運命にどう立ち向かうのか。
少ないマノを持ちながらも、過去の陰謀に抗い、新たな未来を切り開く影の王子エリオス。失われた過去と揺れる未来に挑む、壮大なファンタジーが今、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 03:57:22
7836文字
会話率:36%
『白蓮の帝』
白鳳麒が生を受けたのは、泰水の辺境にある小さな村であった。その年、泰水は干ばつに見舞われ、作物は枯れ、蝗が襲来し、疫病が蔓延した。白鳳麒の家族は貧しく、彼が十七の時、両親と長兄は飢饉と病で命を落とした。
白鳳麒は生き延びる
ため、近くの寺に身を寄せた。しかし、寺もまた飢饉の影響を受け、わずか二ヶ月で食糧が尽きてしまった。彼は托鉢の旅に出ることを余儀なくされた。
三年の放浪の末、白鳳麒は寺に戻った。その頃、泰水の各地で反乱の火の手が上がっていた。寺は反乱軍に通じているという疑いをかけられ、兵士たちによって焼き払われてしまった。
焼け跡に立つ白鳳麒の前に、一羽の赤い鳥が舞い降りた。鳥は彼に語りかけた。「汝の運命は白に染まっている。白の旗の下に身を投じよ」と。
白鳳麒は赤い鳥の言葉に従い、白巾軍の一派に加わった。そこで彼は才覚を発揮し、軍の中で頭角を現していった。
ある夜、白鳳麒の夢に老賢者が現れ、こう告げた。「汝は天命を受けし者なり。泰水を統べる者となるであろう」
夢の啓示を受けた白鳳麒は、独立した勢力を築き上げていった。彼は応天と呼ばれる地を本拠地と定め、そこから勢力を拡大していった。
白鳳麒は三つの大きな戦いを経て、泰水の覇権を手中に収めた。鄱陽湖の戦いでは、火を操る妖術を使って敵軍を焼き尽くした。蘇州の戦いでは、長き包囲戦の末に敵将を自刃に追い込んだ。そして最後の戦いでは、北方の異民族の軍勢を撃退し、泰水全土を統一した。
統一後、白鳳麒は自らを皇帝と称し、国号を大鳳と定めた。彼は荒廃した農村を立て直すため、流民を故郷へ戻し、新たな田地を開拓させた。また、農民の教化のため『六諭』を発布し、民に生業に励むことや孝行を説いた。
しかし、白鳳麒の治世は平穏ではなかった。彼は常に謀反の影に怯え、多くの功臣や知識人を粛清していった。「胡藍の獄」と呼ばれる大規模な粛清では、数万人もの人々が処刑されたという。
ある日、白鳳麒の前に再び赤い鳥が現れた。鳥はこう告げた。「汝の治世も終わりに近づいている。次なる者に道を譲る時が来た」
その言葉通り、白鳳麒は間もなく崩御した。彼の孫が後を継いだが、わずか一年後には白鳳麒の四男との間で王位争いが勃発した。
こうして白鳳麒の時代は幕を閉じ、泰水は再び動乱の時代を迎えることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 08:12:33
76688文字
会話率:46%
ホストクラブで推し活をする毎日の女、夕風月夜(ゆうかぜ つきよ)はホストに入れ込みすぎて自殺してしまう。そう、彼女は地雷系少女だったのだ。
そして、来世でも推し活する事を誓った彼女はライトノベルでよく見る異世界に転生してしまう。
が、転
生先は病弱虚弱の幼女で!?しかも地位が一番低い農奴の娘に転生してしまう!?
推し活したいのにこんな体で、こんな何も無い時代じゃ推し活できないじゃないのよー!!
そんな嘆きと共に絶対に推し活する!と言う決意を新たに生活を始める月夜だった。が、え?白薔薇の騎士団に入団?え??神殿の巫女になれ?え??領主の養子になって政略結婚しろ?えええ!?王族の養子になって王位争いをしろ?!
そんなはちゃめちゃな異世界ライフでも、私が一番にするのは!推し活だかんね!これは絶対絶対譲らないから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 15:09:02
4757文字
会話率:26%
古代の中国では、最も冷酷な末子のソンジンジ王子がいかにして、家の名誉を挽回し、兄を帝位に就けるかという問題に取り組むことになった。
その為に、彼は宮内省の権力者である李亮を脅迫する。
李亮が秘密を隠したいのであれば、娘の結婚を認めなければな
らなかった。これは、かつて暴君であった皇帝の家の、落ち目の子を再び帝位に就ける政治的な支援になると、世間に広く知らしめることができた。
だが、李亮にもまた、策がひとつふたつあった。
彼が愛する娘のメイワンを守るために、代わりに、もうひとりの娘であるメイシンを犠牲にする。
メイシンもまた、数年前に別の男に汚され、家にとって不名誉な過去を持っているのだった。
メイシンはこのように、恐怖とともに名を轟く男──ソンジンジと結婚させられたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 00:52:10
32326文字
会話率:43%
とある世界のその世界唯一の神、オースティング・ガーバナー。
周りには己の世話をする者のみ、いつも同じような日々に退屈した神は、神の世界、神界を降り、地上に転生することを決意。
時を経て、数人の世話係とともに、地上に転生。
フォレスト王国第五
王女フォレスト・マーヴィリーとしての生を楽しんでいた。
寝て、起きて、食って、王女としての最低限の教育を受け、寝て、起きて食って………という怠惰な日々を送っていたガーバナー。
が、ある時、王位争いにマーヴィリーの双子の妹、第六王女、フォレスト・アマイラが巻き込まれたことにより、アマイラも王位争いに参加することに。
アマイラが王位を逃すと、マーヴェリーも怠惰な日々を送ることができなくなる事に気が付き、アマイラの補佐をし始める―――
……これは、怠惰に過ごしたい神が、怠惰な日常を取り戻すために本気を出す…………かもしれない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:00:00
51962文字
会話率:24%
ある日突然別の世界へと来てしまった少女。
彼女は世界を総べる女王となる姫として自分の世界から異世界へと喚ばれてしまった。
しかし彼女が現れた時、その世界には既に別の少女が姫として喚ばれた後だった。
一人目の姫は『壱の姫』として姫と優遇される
。
しかし二人目の姫『弐の姫』は王位争いの元だと冷遇される。
姫として喚ばれたはずなのに、嫌悪され、否定され、拒絶される少女。
それでも少女は女王となる為に前へ進んでいく。
この世界での大切な友人達に貰った『蓮姫』という名を名乗って。
世界に否定された『弐の姫』が女王となる為に、不死身の従者と共に茨の道を進んでいく。
携帯小説アプリ モバスペbookでも連載しており、こちらでも少しづつ掲載させて頂きます。
モバスペファンタジーランキング1位、総合ランキング最高2位ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 13:57:09
2012574文字
会話率:42%
アナトリア王国の第三王子であるアークは、現在8歳。その日、現王ヘンドリックの弟で、叔父であるブライアンの反逆により命を狙われたが、従者である魔法使いのサジュームの転移魔法により、命からがら住まいの離宮から逃げたのだった。
そばにいた近衛騎士
のガイウスも、ともに転移しており、3人で王都外れの森を夜どおし駆けて逃げていたところ、彼らは女の子の赤ん坊を拾う。
その女の子こそ、現代日本で「橋田美羽」として生きた記憶を持ち、転生によって、たぐいまれな魔力を備えていた。
王家の王位争いで命を狙われるアーク王子は、反逆者のブライアンに復讐する日まで生き延びることを誓う。彼らはその日まで、サジュームとガイウス、そして女の赤ん坊と一つの家族のように寄り添い生きていく。
*時系列では、現在投稿中の「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫《アナトリア王国転生後日譚Ⅰ》」の前にあたります。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫 序章」として掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:00:00
15866文字
会話率:37%
高校に入学したばかりのサイラ(アニメ・ゲーム好きの妄想癖アリ)が目を覚ましたのは深い森の中だった。
ツノの生えたオオカミ(?)との遭遇で、そこが異世界だとすぐに気づくが――。
神様は? 召喚士は?
異世界に飛ばされた理由がさっぱりわから
ない。
寄ってくるのは動物ばかりで、人間がいない! 情報が入ってこない!
その動物たちが妙に人懐っこいので、どうやらこれが授けられたチートスキルらしい――が、サイラの装備は寝起きのパジャマ一枚+下着のパンツ。
動物たちが食べ物を貢いでくれるので、ひもじい思いはしなくてすむのだが――
いつまでこのサバイバル生活にたえなくちゃいけないの!?
そして、待ちに待ってイベント発生。ついにイケメン王子様の登場!
え? でも、なんか期待していたのと違う気がするんですけど?
なかなか期待通りにはいかない異世界で、召還された理由を探すファンタジー×コメディ。
いつも明るく前向き、この異世界生活を楽しもうとする女の子のハピエンストーリーです。
*感嘆符(!、?)のないサブタイトルは主人公以外の視点で、シリアスな話が多めです。
*恋愛要素は後半になります。
*時間不定ですが、毎日更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 09:47:53
124834文字
会話率:35%
代々国王に仕えるバスリー伯爵家には類まれな記憶力を持つ者が生まれる。伯爵令嬢ラーニャ・バスリーもまた、多くの書物を暗誦し他者の言葉を一言一句違わず覚えてしまう。
国王が病に伏せ、七人の王子たちが王位をめぐって争い始めようというときに、ラ
ーニャは父の命で第四王子カミルの侍女となることが決まった。
「残念だけど、俺は君を信頼してない」
そう言ってラーニャを殺すことさえ厭わないと脅すカミル。
「私は父に言われて来ただけです」
叛意はないと言いつつも、父の真意がわからないラーニャ。
不安と猜疑心の中でふたりは、事件に巻き込まれながら少しずつ互いを知り、距離を近づけていく。
「もう俺のそばにいちゃダメだ」
「なぜです?バスリーの力はきっとお役に」
だが王位争いは次第に激しさを増し……。
◇他サイトでも掲載します(タイトル「ラーニャ・バスリーは忘却を知らない」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 11:07:31
144473文字
会話率:52%
主人公「モル」は北の辺境で農家を統べる子爵家の令嬢。
農家で重宝される水の魔法も土の魔法を使うことは出来ない無能な令嬢だった。
毎日を怠惰に過ごしていたモルの元に王都から一人の男が現れる。
「王位争いが済んだ済んだばかりだと言うの
に王がとんでもない爆弾を持っていたのです」
王は男色家だったのだ。
「モル様あなたの魅了の目で王妃になりませんか」
モルは魔法を使うことは出来なかったが、モルには強い魔力を持った瞳がある。
その瞳を見た者は絶対にモルの事を好きになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
4150文字
会話率:35%
新たな王が戴冠したことを祝う花火の音が、ここまで聞こえる。城におめでたい雰囲気が漂う中、ベロニカは薄暗い牢に鎖で繋がれていた。このまま朽ちていくかと思われたが、そうではないと力強い深緑色の瞳が物語っている。「許さない。たとえこの身が怨霊にな
ったとしても、絶対に復讐してみせる」ベロニカから国を奪った叔父も、ベロニカの恋心を弄んだ婚約者も、ベロニカを罠にはめた従妹も。――そうして非業の死を遂げた女王ベロニカは、己の戴冠式の日に遡るのだった。(アルファポリスさんにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 07:00:00
143316文字
会話率:28%
私は王国の王女として生まれたが、前世は英雄だった。王位争いで殺されかけて、前世の親友に助けられて思い出したのだ。親友は女性となった私に求婚をしてくれてーー。
最終更新:2022-12-13 07:00:00
5144文字
会話率:19%
王国の王女として生まれたシオンジュは王位争いの渦中にあった。4人の兄たちとの関係は最悪で、婚約者は浮気を繰り返し、そのため友人のディーヌと城を出る決意をするが……。
最終更新:2022-07-07 07:00:00
7291文字
会話率:34%
「あっちに逃げたぞ!。」
「あのネクロマンサーめ!。見つけたら必ず殺せ。」
聖王国騎士団に追われ、姫様と森の中を走っていた。
マークは姫を誘拐し、殺害しようとした罪を被せられていた。
二世紀も昔、7人の英雄、剣士、魔法使い、武
闘家、盗賊、聖女、勇者、そして死霊使いが魔王を倒した。
しかし、魔王戦が激化する中、死霊使いだけがその力を使い、勇者たちの死霊で魔王を倒し生き残った。
そして、時は流れ二百年後、魔王戦唯一生き残り、死霊使いはマークという弟子を取った。
マークは王国の魔王討伐の報酬で閑古鳥の鳴く雑貨屋兼葬儀屋で師匠とゆったりと暮す毎日をおくっていた。
しかし、魔王の復活の兆しと共に、王国騎士団に思い出も財産も全て焼き払われてしまった。
元の生活を取り戻したい死霊使いが王位争いや新たなる魔王戦に巻き込まれて行く。
マークは魔王を倒すため、死霊の勇者たちが守る七つのオーブを集めることができるのか?。
姫と死霊たちとの英雄伝が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 09:47:24
3177文字
会話率:57%
第二王子ルイスに使える優秀な密偵サリアを突然の解雇が襲う。王位争いに敗れ、追放されゆくルイスにもはや密偵は必要なくなった。ショックで前世OLの記憶がよみがえろうと、そんなことはどうでもいい! 必死に同行許可を求めるが、断られてしまったサリア
は勘違いから一流の料理人を目指すことを決意する。料理に興味のないサリアは無事ルイスの元へ再就職出来るのか……主大好き密偵の勘違いから始まる転職物語。
アルファポリス、ベリーズカフェでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 22:22:20
75257文字
会話率:41%