砂漠を渡る運び屋・秋良に拾われた記憶喪失の少女、はるか。
二人の前に現れた老人の手により、はるかの秘められた力が明らかになる。己が定めを知らされたはるかは、真実を知るための旅を決意する。
二つの月を有する双月界に住まう様々な種族や勢
力が、各々の信ずるもののために戦う異聞伝奇譚。
カタカナワードを使用しないという縛りで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 19:49:14
323997文字
会話率:26%
〈全78話一日2話更新予定、ネトコン12参加、宝島社様希望〉
東の果て、山女が棲まう遥野郷安是の里では、女は恋をすると光る。だが、かすみは十八になっても光らず、〝かすのみ〟扱いをされていた。
今日も今日とてかすみは黒ヒョウビの実を採りに神域
である黒沼へ向かう。夜の山は危険であり、人の領域ではない。事実、一年前の秋祭の晩、里を抜け出したかすみは物の怪と出会っていたのだ。
里への恨み、母への憎しみ、夫への思慕が燃え上がる──長編炎情官能伝奇譚──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:10:00
269630文字
会話率:21%
在るはずのないモノが、自然に溶け込む。
在るモノを侵食し、この世に軋みを生まれさせる。
この世にないモノを「視る」ことができる少年――無空志遠は、そうした「この世ならざるモノ」を視ながらも、社会から爪はじきにされないために見て見ぬフリをする
日々を過ごしていた。
そんな彼に、かの者は言う。
「視えているね? 君」
この世ならざるモノに言われたその一言に、何気なく応じた一言で、少年の日々は様変わりしていく。
日常と非日常が交差する伝奇譚。始まる――――。
次回更新日は、6月20日木曜日、21:00~22:00の予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 22:00:00
3641文字
会話率:40%
昨日が壊れ、明日が死に、今日が滅びようと進む1999年東京特別政令指定域【古瓦】。別の歴史を歩む大日本帝国は空前の千年祭を前に沸き。数度の戦乱を経て復興へと歩み出そうとしていた。しかし、黎明の闇夜に乗じて湧き出す変異無貌の物の怪達が騒乱を混
沌へと向かわせていく。
神に懇願する狂人、人々に指を伸ばす化物、滅びゆく神々。
今、謎と怪異を退ける者達の戦いが始まる。
異境推理伝奇譚此処に開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
62304文字
会話率:45%
今よりもう少しだけ神々が人界に及ぼす力が強かった時代の物語。
主人公はとあるクニの大王の子として生まれた少女。クニと言っても上下の明確な身分差などない時代。皆からは「おひいさま」と呼ばれ親しまれてきました。
ある日、天空に怪しく耀く尾
を引く星が現れます。この星はマガツホシと呼ばれ、国を亡ぼす災厄が現れる予兆だとされています。
大王は周辺のムラから有力者を集め合議した結果、一人の贄を出すことで災厄を鎮めようと考えました。
その贄となったのは一人の少女。主人公の親友でした。
神代記ではその物語の核となる二柱の神を描いた短編です。人間出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 21:00:00
164970文字
会話率:31%
今よりもう少しだけ神々が人界に及ぼす力が強かった時代の物語。
主人公はとあるクニの大王の子として生まれた少女。クニと言っても上下の明確な身分差などない時代。皆からは「おひいさま」と呼ばれ親しまれてきました。
ある日、天空に怪しく耀く尾
を引く星が現れます。この星はマガツホシと呼ばれ、国を亡ぼす災厄の大神が現れる予兆だとされています。
大王は周辺のムラからオトナたちを集め合議した結果、一人の贄を出すことでこの災厄を鎮めようと考えました。
その贄となったのは一人の少女。主人公の親友でした。
神々の都合に振り回されながらもひたむきに生きていく少女の友情と冒険の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 22:00:00
283856文字
会話率:19%
2300年、全ての世界線が一つになり、凡ゆる枝分かれした可能性が剪定された世界。
学生達自身に自分の運命と未来を決める事を理想と掲げる楽園の名を冠する学園都市エデンにて、秤桜子(はかりさくらこ)が邁進する!
これは運命を切り拓く物語。
未
来×神秘の真説伝奇譚開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 12:30:48
138787文字
会話率:36%
生まれた時から類稀な霊能力がある虚空帝は守護霊・座敷童の葛葉、白面金毛九尾の狐から空狐となったタマと共に妖怪退治を生業としていた。
様々な事情で人の世界で生活する妖怪達、その中には人を襲うモノもいれば、人に好意を寄せるモノもいた。
帝、タマ
、葛葉は様々な妖怪達と出会い、戦い、そして三人は想う。
『妖怪、精霊、神そして人・・・・・・共に歩む事はできないのだろうか?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 18:00:00
38653文字
会話率:43%
十年前のある日の事。突然「お主、気に入った! 我の嫁になれ!」と白面金毛九尾の狐のタマに嫁認定された虚空帝。 十年後、二人は数々の妖怪退治をするようになるが、ひょんな事からアパートを追い出されてしまい、タマの所で世話になるも世間を騒がす事件
をきっかけに二人は再びお互いの認識を認め合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 12:00:00
26947文字
会話率:45%
こことは似た別の場所、ちょっと不思議な風景広がる隠れ里。
このお話は現世からそんな隠れ里に偶然迷い込んだ青年のとても短な伝奇譚です。
多分5、6分もかかりませんので暇潰しにでもいかがですか?
最終更新:2019-10-07 06:00:00
6119文字
会話率:16%
電車に揺られるあの人も、休憩中のあの人も、きっと知らない噂がある。
なんてことない街角で、ふらりと消える人がいる。
あるはずのない路地裏が、こちらへどうぞと手を招く。
そこで待ち受けるのは鬼か蛇か。
兎角誰にもわからない。
運
が悪けりゃそこで死に、良けりゃ晴れて異能の者。
誰しも異能の力を手に入れる可能性のある現代で、あの人にも、あの人にも、貴方にも訪れるかもしれない伝奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 19:50:49
28420文字
会話率:31%
貴族優遇の悪政の果て、国は歪み、民草が絶望する時代が続いた。
そんな時代を終わらせるために、立ち上がったのは一人の若武士娘。名を丑若丸。
魔法の弓を操るエルフ弓兵・ヨーチェと、無敵要塞とも言える頑強な巨体を誇る荒法師・弁堅を仲間として、丑若
丸は悪政者の打倒を目指す。
民草を救いそして護るため、戦う武士達の和風伝奇譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 16:29:37
10641文字
会話率:30%
寛永十年、大雪吹き荒ぶ笠置山にて一人の少年が倒れているのを通りすがった男が発見する。
男は少年を死なせまいと自身の屋敷に運び入れ、看病に徹した。
数ヶ月の歳月を経て、少年は目を覚ますが、男に礼を述べることなく、命を助けたことに憤激したの
であった。
少年はあの日、倒れていたのではなく死のうとしたのであった。
死を渇望する少年を、男、柳生十兵衛三厳は改心させることが出来るのか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 00:40:31
19156文字
会話率:29%
不城は降魔の一族である。
人の世で悪行の限りを尽くす妖を退治してきた彼等は他の降魔一族とは違い、極限まで鍛えられた武術と鍛え上げた鋼の肉体で敵を屠ってきた。
そんな不城家に天稟の才を授かった子が産まれる。
その者の名は秋夜。
少年
は残酷な運命に翻弄されながら、生きる意味を見出すことが出来るか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 00:00:00
40868文字
会話率:39%
月代毘売は天上界を治する王の娘である。
世話役の女官が地上界について彼是と話してしまった事で、毘売は何時しか地上界に憧憬の念を抱いてしまう。
だが、天上界に住む人間が地上界にそのような感情を抱くのは禁忌であった。
最終更新:2016-04-10 13:21:33
20417文字
会話率:45%
病院を退院したばかりの吉村千歳に知らされたのは、「同級生の失踪」だった。
2週間前、通り魔事件に巻き込まれた人間が次々に行方不明になっているのだという。唯一、行方不明になっていないのは入院中だった吉村千歳、そしてこん睡状態が続いていたもう一
人の友人だけだった。
帰宅途中奇妙な男に出会い、通り魔事件について問われた千歳は、半ば強引にその事件の全容解明に協力することとなる。
タイムリミットは、10日後の新月の夜まで。それまでに「事件の根幹」を見出し、解決しなければ失踪した同級生の命はおろか、千歳自身の命も消え失せるという。
「生」への興味があまりない少女と青年の伝奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 23:15:32
4490文字
会話率:46%
源平争乱は終わりを告げ、世は鎌倉政権の時代に移り変わった。
まだ騒乱の種を残しながらも、時代は移り変わる年代。 これは、その時代の京の、少女と神様のお話。
注意
それなりに時代背景を取り込んだだけのフィクションです。
また、E☆エブリス
タにおいて同一の作者がのんびりと書いた短編のそれっぽい長編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 23:37:15
54865文字
会話率:46%
──六百年近く経つ今も謎に包まれている、このガーフィールド伝説の大本とも言えるガーフィールド辺境伯邸の怪事が起こる前夜、邸内に於いてガーフィールド辺境伯の私室から唸り声とも付かぬ魂切るかのような奇怪な叫び声が聞こえた、と言う使用人の証言が記
録として残っている。またこの怪事と関係しているのかは判らないが、一人の使用人の行方がわからなくなっていると言う記述もあるが、これは市井の噂話の域を出ない事から信憑性に関しては疑わしいと思われる――
「中世期イングランド王国の習俗から見るガーフィールド伝説」(2002、弥栄正秀著)
時は百年戦争、フランスとイングランドが骨肉相食む泥沼の戦争をしていた頃、歴史から隠された一幕があった。
イングランド貴族ガーフィールド辺境伯家――譜代の貴族では無い成り上がりであったものの、戦功著しく武名により一時期は辺境伯として叛乱分子渦巻くスコットランドを統治した偉大な貴族家であった。
だが、その名誉アル家は或る一夜を境に忽然とあらゆる歴史から姿を消し、一部の地域で曰く付きの胡散臭い伝承として語られるに留まる事となる。
惨劇の館、呪われし一族――伝承でのみ語られるガーフィールド辺境伯家とは何だったのか。
夏のホラー2013に参加しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 17:25:58
64951文字
会話率:62%
高校二年生の葛城乙矢はある日、学校で話題になっていた怪談に巻き込まれる事になった。
姉の紹介により、心霊現象に詳しいという『幻想堂』の店主、士道紅蓮と会った。
『幻想堂』の住人、この世の物とは思えない程の美形、士道紅蓮と太陽の様な金髪
の少女、玉藻の二人の手により怪談事件は収束した。
事件は終わり、乙矢はツマラナいと感じる日常に戻るかと思われたが、学校の後輩、小野寺菖蒲と出会い、再び『幻想堂』に赴いた。
鮮やかに菖蒲の問題も解決され、彼女達は紅蓮に弟子入りする事となった。
繰り返される退屈な日常から抜け出し、葛城乙矢は様々な問題に挑む!
色々な問題、過去を抱えた規格外、人外の仲間達と出会い、様々な神話・伝説・伝承の存在をなぎ倒し彼等は成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-21 17:49:45
89031文字
会話率:34%