白銀の空を背景にした、最後の冬の物語。
ダムに沈むこととなった三郷温泉郷の、最後の冬。
青年、音無霧夜は、ほの暗い意志を抱えて、最後に残った温泉宿『白神荘』にやってきた。
しかしそれを遮るかのように、霧夜の前に、土地神と名乗る少女が現
れる―――
最後の故郷を見送る少女達の想い。それらが絡まる、最後の冬の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:00:00
184887文字
会話率:47%
『成仏師』
それが私の仕事だ。
成仏師とは名前の通り、この世に未練がある死者を成仏させることが仕事だ。
死者を相手にしているのだから、もちろん私は“彼等”のことが視える。
最終更新:2024-08-04 19:00:00
1159文字
会話率:10%
主人公は東雲いつき 15歳
彼はこの世に未練を残して死んでしまい、成仏できない人たちを成仏させる仕事、成仏師をしている。
その方法は単純で1日4時間だけ死体を蘇生して、未練を断つ手伝いをするというもの。
そんな彼は美少女の死体と同居し
ている。
彼女は泉みずき 15歳
彼女も未練を残して死んでしまったのだ。
けれども彼女の未練が何なのか、本人すらわからない。
いつきとみずきの未練探しの物語が始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 07:39:35
10207文字
会話率:21%
女性の手も握ったことのない信心深い仏師が、美しき聖女に転生!?
鎌倉時代の仏師(仏像職人)が、異世界に聖女オーロラとなって転生します。
仏像のぶの字もないような世界に、国を守護する聖女として転生した主人公は戸惑いながらも、戦乱な世とは違う平
穏な日々を満喫します。
しかしその世界にも救いを求める人々がいて、彼(聖女)は人々のために何かできないかと悩み始める・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 11:26:59
84790文字
会話率:26%
公爵令嬢のドゥアリーは悪役令嬢に転生した不安から、仏像を彫って彫って彫りまくる。そうすれば心が落ち着くと思ったのだが、いつしか四年の歳月が流れ、二十人もの弟子を抱える巨匠となっていた。
自分が悪役令嬢であることを忘れて仏像に夢中になっていた
ドゥアリー。ある日王太子タツィオに婚約破棄を告げられて絶体絶命に陥る……。
かと思いきや、弟子のベルトがドゥアリーを守るために反論を開始した!
(カクヨムなどにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 08:33:23
13941文字
会話率:48%
瀬田は仏師である。飯田地方の展示即売会に誘われて仏の彫刻展示会を見に行く。そこで安曇ちかという不思議な美女に出会う。彼女をモデルに観音像を彫ることを決意する。制作のため、彼女の家に一泊する。
彼女の住まいは飯田地方の山奥、風越山の麓の白
山社奥宮の西側にある。山深い茅葺きの田の字型の粗末な住まいだが、瀬田は、妙に懐かしい気分になる。
安曇ちかは酒を買ってくると言って、家を留守にする。奥の部屋を覗かぬようにと言い残す。好奇心に負けた瀬田は部屋の中を見てしまう。そこの床下に3体の白骨死体があった。びっくりして部屋を飛び出した瀬田が見た物は荒れ立てた家と、鬼と化した安曇ちかであった。
鬼と化したちかは瀬田を五助と呼び、彼を殺そうとする。瀬田は必死に何故殺されるのかその理由を問う。瀬田の意識は過去生に飛ぶ。
瀬田の前世は新潟県糸魚川市、姫川の本流近くにあった梶谷村の五助だった。安曇ちかの棲む白山社奥宮を中心とした上下部落に塩の行商に行くのを、生業としていた。
ちかは下部落に住み、両親と3人暮らし。狩猟を生業とし、五助と婚約していた。
その年の3日間の秋祭りが終わる日、神の嫁取り神事(神への生け贄行事)として、安曇ちかのに家の屋根に白羽の矢が立った。これは翌年の秋祭りにちかが神の嫁になる(殺される)事を意味し、家から出る事を禁じられる。
その事を知った五助は早朝に安曇ちかを家から連れ出して、村の総代に駆け込む。
「神の嫁は家を出た。もはや神の嫁ではない」五助は昔からの言い伝えを声高に主張する。その上で白羽の矢を射たのは上部落の旦那衆からわいろを貰った神主だと暴露する。
しかし、総代の家に駆けつけた行商の親方が五助を叱りつける。いつまでもその事を言い張ると、お前の家族は梶谷村から追放され、お前はこの部落の者に殺されると諭す。
五助は愛する安曇ちかの前でちかは家を出ていないと主張する。ちかは家に閉じ込められ、来年の秋祭りを待たず、家の中の穴倉に生き埋めにされる。
その事実を知った五助は各地を放浪して仏様を彫り、ちかの霊安かれと、祈りの生涯を送る。
自分の前世の事実を知った瀬田は、鬼と化した安曇ちかに殺してくれと願う。そしてちかの霊が慰められるようにと、死の直前まで念仏を唱える。瀬田の首を絞める鬼のちかの眼から涙が流れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 10:02:40
31370文字
会話率:8%
女房を亡くしたばかりの、とある仏師の昔話です。
あまりの悲しみに仕事も手につかない有様でしたが、そんなある日、男は琵琶の音色を山の中で聴きます。
こんな山の中で誰が、と不思議に思いながら音を辿っていくと、女房との思い出の桜の木へと辿り
着き――――。
なお、本作は『マグネット!』様でも公開しています。
https://www.magnet-novels.com/novels/51713
また、作品の盗用、無断転載、無断翻訳は固く禁じます。
上記ページ以外で見かけた場合は通報のご協力の程、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 21:12:40
9214文字
会話率:37%
夢に導かれ孤高の仏像を彫り上げた名もない仏師の半生。
最終更新:2018-03-29 20:07:10
24728文字
会話率:45%
夢灯と言う語り屋が語りだす
愚かな話。
哀れな男
絵仏師良秀…
この男の末路とは?
最終更新:2016-06-22 23:51:21
1596文字
会話率:22%
幽霊邸で出会った人外青年と祓い屋少女のホラーコメディ開幕!!
桐ヶ崎 珠代(きりがさき たまよ)、彼女の家系は先祖の代から迷える魂を呼び寄せ浄化させる、成仏師の役目を持ち合わせていた。
一族の中でも特に高い霊力を持って生まれた彼女は、幼
き頃から人ならざるものに魅入られ、付け入られる危険と常に背中合わせで生きてきた。
そんな彼女を守るため、母である桐ヶ崎 柯夜(かよ)は幼い彼女に強力な守護の咒(まじない)を掛け続ける…
しかし、大きな力には代償が付き物…
その咒にも、やはり大きな代償があった。
後に珠代は新しい力と引き換えに、古き力を…大切なものを失うこととなるのだが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 16:00:30
19524文字
会話率:33%
この物語は『仏師の酒』にリンクしていますので、そちらを読んでからのほうが、より楽しめると思います。
ある冬のこと。ふいに籠目小学校に巻き起こった「トイレの花子さん」の噂。詩織の夢の中に現れる謎の少女と、「花子さん」の関係とは・・?
最終更新:2015-04-27 06:00:00
56775文字
会話率:32%
戦後の混乱期、日本各地を流浪する仏師がいた。仏像は造らず、鳳凰の像を造り続ける彼の目的は?
最終更新:2015-04-13 16:19:15
13365文字
会話率:25%
入内した娘が帝の寵愛を受け御子を授かるよう左大臣は当代一の仏師興膳に歓喜天像の制作を依頼した。しかし依頼を受けた興膳は自分の若き弟子栄蓮に代わりに仏像を彫るよう命じた。
最終更新:2014-02-23 09:12:08
8837文字
会話率:38%
毎回のごとくこれは私の通う学校の文芸部誌に載ったことがあります。
若くして亡くなり、「除霊師」もとい「成仏師」になった咲実は、ある少女と出会う。
最終更新:2012-07-10 05:00:00
7388文字
会話率:59%