亡くなった友人へのこと
同じ病でのこと
最終更新:2024-08-06 03:26:51
3425文字
会話率:0%
私立大の文学部に通う折井透は、風変わりな喫茶店の常連客になった。初老のマスター、皆方は商売には無関心だが、不思議な術を使って邪悪な霊が憑いた通行人を客として招き寄せ、密かに除霊を行なっていた。
皆方との出会いをきっかけに、透は妖怪や霊を
見る能力を開花させてゆく。
大西由実という若いOLが店にやってきた。親友を列車事故で亡くしたという彼女には、夥しい数の邪霊が憑いていた。
由実は亡くなった友人とパワースポットだという神社に行ってきたと言う話だったが、皆方の調べでは、その神社でかつて密かに行なわれていた呪いの呪具である〈土鈴〉を偶然手にしたために、由実達は呪いを受けてしまったらしかった。
皆方と透は生き残った由実の呪いを解こうと準備を進めるのだが、時がたつにつれ、呪いをもたらしたものが単なる偶然ではなく、友人同士の心の奧に潜んでいた闇であることがあきらかになってゆくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 10:39:03
27696文字
会話率:57%
山岳部の友人が急に亡くなった。
まだ若いのに。
葬式に出席するとご遺族の方に一冊の日記を渡された。
彼女が山岳部時代に使っていたものらしい。
読んでみると――え?
「皆で最後に冬の奥穂高に登れたらいいな」とか書いてあるんですけど。
卒業間際
の時期に聞いた時はてっきり冗談だと思っていたんですけど。
社会人になってから山とは縁遠くなった。
30歳。
皆それぞれ社会の中での立ち位置が決まっている頃だ。
僕もちゃんと登る機会なんて無いと思っていたけれど。
もし再開するなら今しかないよね。
冬の奥穂高に登れるかどうかは分からないけどさ。
大学時代の思い出を振り返りながら、社会人が山に登る。
もう一度あの峰へ。
亡くなった友人の分まで。
これは登山を通して綴られる一人の青年のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:42:42
156407文字
会話率:11%
数年前に亡くなった友人。そんな彼女が幽霊になって現れたことで、止まっていた彼らの歯車が再び動き出す。
最終更新:2023-11-16 20:10:00
6796文字
会話率:32%
それはまるで、主人公のいなくなった後日談のように…。
暇を持て余した学生、三上四季はある時、亡くなった友人の実家にあった地下室を探索する。
そこには獣耳の少女が座っており…。
最終更新:2023-10-18 23:48:34
290461文字
会話率:58%
ちょっと有名だった友人の死。当時より、今の方が詳しく知ることが出来る。映像まで見れる。内容によっては残酷だな…と思ったのです。
最終更新:2022-12-20 22:00:34
1669文字
会話率:4%
桜居宏則は3年前に亡くなった友人の墓参りのためバイクを走らせていた。
しかしその途中で崖下の川に転落して濁流に飲み込まれてしまう。
どうにか川岸にたどり着いたものの辺りには家もなく、ずぶ濡れの身体に追い打ちをかけるように空からは雪が降り
はじめていた。
意識が朦朧とする中、ふらふらと彷徨っていると桜の巨木に行きつく。
夜、桜の花びらと雪――
幻想的な風景の中で宏則は黒髪の女性と出会う――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 23:28:12
101152文字
会話率:47%
自分と同じ画家の卵であった友人の死を、いまだ引きずっている男・御手洗。
彼のアトリエには、今日も彼女である蝶子の姿がある。亡くなった友人をきっかけにした二人の会話は、やがて変容を遂げていき――……。
カンバスに闇を描き続ける若き画家は、陽の
下の蝶か、それとも人工灯に集う蛾か。
※この作品はノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 21:31:46
4173文字
会話率:34%
国王の姪であるわたくしは幼い頃から好きだった相手と結婚した。とても幸せな毎日だったけど、ある日、夫の亡くなった友人の義妹がデビューにエスコートしてほしいと近づいてきた。
貴族ではない女性を参加できるはずのない夜会にエスコートするということ
は第二夫人として紹介することと変わらない。
その日から、徐々にわたくしの心は壊れていった――いいえ、元に戻っていった。
だってわたくしはいつだって彼と二人きりになりたかったんですもの。
◆注意事項◆
この作品は「ヤンデレ」の習作です。「ヤンデレ」を書くにあたり、夫婦して病んでいます。しかも、ややサイコパスかもしれません……。
読後感も悪いかもしれません。
少しでも気になるかたは閲覧しないようお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 20:00:00
31217文字
会話率:49%
「最期に愛せたのが君でよかった。」
すべてが滅びてしまった世界で、亡くなった友人である博士の「一番大切なモノ」を探しに行く主人公。そこで見つけたのは、次世代型アンドロイド「みらい」だった。終わった世界で、アンドロイドの持つ「感情」と人間
の感情が交錯する愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 02:27:04
4176文字
会話率:36%
亡くなった友人の隼人。僕と彼女は夕暮れと夜の間、晩間に浜辺で隼人をめぐって告白する。
軽いBLと軽い恋愛を含んだ短編です。
最終更新:2020-03-10 17:09:52
3414文字
会話率:63%
毎年恒例のかまくらでの鍋。
みんなで集まってワイワイとしていたが、今年からは無理そうだ。
アイツがいないから…。
ある日の事、いつものようにかまくらに入って皆でくつろいでいたら仲間が言った。誰かに見られてる…。それからだ、その話の流れであ
る事をしたらとんでもない事に。
yahoo!掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 09:51:44
4187文字
会話率:36%
死者の蘇りが信じられている。
私の故郷はそんな場所だ――。
幼い頃に亡くなった友人が目の前に現れ、それは確信に変わる。
最終更新:2018-02-23 19:31:35
6464文字
会話率:11%
他の場所にも
載せるかも知れない。
最終更新:2017-09-06 01:00:35
1709文字
会話率:11%
山で亡くなった友人の思い出の記録と、私(語り手)の生活について綴り、人間の生について考えていく。
最終更新:2017-01-08 18:23:49
911文字
会話率:0%
亡くなった友人の新盆の見舞いに行きたいという年老いた母親の頼みを聞いて、私は母を連れてその家を目指して出かけていった。そして・・・。
最終更新:2015-11-05 22:53:05
6570文字
会話率:17%
亡くなった友人を思い出し祈る友
最終更新:2014-08-06 20:22:04
210文字
会話率:0%
生命が活発になってゆく春。新しい季節を迎えた礼二に告げられたのは友人の死だった。十数年の時を過ごしてきた友との別れ。若くして人生を病気に断ち切られた友人とは対称的に、これからも生き続けていく自分。亡くなった友人の思いを胸に彼は高校生活を駆け
抜けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-16 23:22:21
1023文字
会話率:56%