【あらすじ変更しました】オーバー・ロードとは世界最高クラスの職業である。就けば平民でさえ貴族の道が開ける。百年に一度、現れるかどうかの超レア職。主人公ユウトはオーバー・ロードを与えられて念願の冒険者としての道を突き進む……かに思われた。だが
、実際与えられた職業は老婆・ロード。老人専門のロード職で、効果が得られるのも老人だけ。オーバー・ロードと聞き間違えたユウトはあまりの落差にショックを受け、一生を介護職で終えるのかと肩を落とす。ユウトを憐れんだ父親は職業にピッタリな場所として僻地の庄屋の地位を買ってくれる。村は悲惨な状況に陥っている名も無き姥捨村。ユウトは姥捨て村の庄屋としての道を歩んでいく。しかし、老婆・ロードは介護職で留まるようなものではなかった。ユウトは国の情勢に翻弄されながらも、老婆・ロードの力を駆使して、愛着を持ち始めた姥捨村を守り、発展させるべく奔走する。さあ世界よ、刮目せよ。これが老婆・ロードに率いられた見捨てられた老人たちの力だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 06:10:00
331508文字
会話率:34%
息子は顔をぐちゃぐちゃに歪めながら、母親に懺悔した。
「母さん……! ほんとうにごめんなさい……!!」
「何を謝るんだい。あんたは、私の自慢の息子だよ。あんたいな息子が出来て、私は幸せだったよ」
何度も振り返りながら、小さくなっていく息
子の姿を、老婆は静かに見詰めながら呟いた。
「長く生き過ぎたんだ。これで良かったんだよ……」
※アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 12:56:44
4024文字
会話率:53%
「呪いにかかった司祭など役に立たん。出て行け!」
第六魔王討伐時に呪いを受けた光の司祭セロは、勇者バーバルからパーティーに相応しくないとして追放された。
いずれは賢者と目されていたセロだったが、呪いの持つ反転の効果で、光から闇へ、また賢
者から愚者へと変じつつあった。そんな折に、セロの婚約者である聖女クリーンは、かつて大陸に災厄をもたらした魔王こそ愚者ロキだったとして、セロを魔王認定してしまう。
結果、追放の上に婚約破棄の挙句、姥捨て山といわれる魔族の領地に強制転送されたセロは、そこで第六魔王の娘ルーシーと出会う。親の仇にもかかわらず、ルーシーから、抗い続けて戦うことを教えられたセロは――とりあえず、壊れた魔王城のリフォームと、トマト畑の世話をすることを誓ったのだった。
もちろん、セロは知らなかった。そんなまったりした生活が、いずれは勇者や他の魔王を打ち倒して、世界に覇を唱えることになるなど……
※トマト畑を育てるようなスローライフが始まるのはしばらくしてからです。それまでは、追放、婚約破棄から最初の敵撃破、そして勇者サイドといったふうにシリアスかつ「燃え」な展開が続きます。
※ステータスオープンや数値化はありませんが、便宜上、ステータス、スキル、アビリティといった術語は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 11:00:00
1423542文字
会話率:40%
戦争の只中。二人の女兵士は、姥捨て山と揶揄される湾岸基地で出会った。
戦記を笠に着せたただの百合だよ!!
最終更新:2024-03-11 20:00:00
20056文字
会話率:51%
。。。。。。。。。。
キーワード:
最終更新:2024-01-20 20:39:44
16172文字
会話率:28%
現在進行形の社会問題としての姥捨てをテーマにした習作。
最終更新:2023-12-15 16:57:41
1094文字
会話率:13%
大和物語をご存知ですか?平安時代前期の「姥捨て」を綴ったもの。この作品はそれを私流にアレンジしてみたものです…。
みなさんは講談を聞いたことがありますか?浪曲や落語とともに「語りもの」における日本の芸能を代表するものです。張り扇を打ち鳴らし
ながら「…さても五条の橋の上、牛若丸は跳び退いて…」などと名調子で語る講談は昔はとても人気があったのです。しかし戦後においては軍国主義を助長させたものなどとして敬遠され、また映画など他の娯楽に押されて、それこそいまは「姥捨て」のような塩梅となっている次第。しかし講談師や原作者の言霊と意がこもった講談は、その内容によっては深く胸にひびき、いつまでも心に残るものと、あいなるやも知れません。なくしてはならない日本の芸能に、お若い皆さん、ひとときでも親しんでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 13:39:28
18390文字
会話率:64%
姥捨て山に捨てられたお婆さんの話。
お婆さんが山で見つけた不思議な場所で若返ってしまい
自分を捨てた村人や家族に復讐する!?
最終更新:2023-04-28 21:22:33
1222文字
会話率:0%
ある時、異世界への扉が開いた。
その条件。
引き籠もりのまま30歳まで童貞を貫き、さらに30歳以降もニートを続けているとその扉は現れると言う。
ただし、極限まで困り果てた親の前にだが。
各地に発現する扉と、シンクロニシティ的にそれ
を使いこなす親達。
「あんた、日頃から異世界なら真人間になれるって豪語してるじゃないの、もう母さん面倒みきれないわ」
おおよそこんな感じで扉の向こうへ放り出される大量のニート達。
どこへ通じているのかも分からないその扉は、成人をとっくに過ぎても何もしない穀潰しに疲労困憊の親から『Negletc Gate』――――ニゲートと呼ばれ、とても重宝された。
親子逆転した現代の姥捨て山と化したニゲートの先。そこが天国か地獄か、送られたニート本人しか知る術はない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 06:12:50
12943文字
会話率:53%
無人島に姥捨て山を作った。ジジババの島の物語
最終更新:2022-06-20 21:22:51
3365文字
会話率:12%
暑い夏。
30年前、学生だった匠は、友人と百物語をはじめた。
ひんやりとした涼しさを求めた、若者のノリだった。
物語は進んで、100話目になったとき、オチケンがした実体験の話が、異常な内容だったのだ。
姥捨て山が、現在もまだ、行われていると
いう内容で、実は、オチケンも、それに参加したという。
しかし、その内容が、残酷極まりないもので、聞くに堪えず、みんなが話を止めさせた。
そして、30年後。
オチケンから電話が掛かってくる。
内容は、おばあちゃんが、亡くなったという。
匠は、忘れていた学生時代の姥捨て山の話を思い出していた。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 11:59:37
4540文字
会話率:6%
老いたエルフ達が捨てられる山に入ってしまった男の話。
最終更新:2020-07-21 03:38:33
557文字
会話率:36%
高齢者を火星に追い出そうとする近未来の話。「つづき」を記載。
最終更新:2019-08-18 16:00:00
28604文字
会話率:50%
民主主義は失敗した。老人の数の力を頼りに権力を握った老人政治家は私利私欲に目がくらみ公益より、私益を選んだ。年金は九十歳支給となり、日本全体は不満の渦に包まれる。暴動発生! その後、革命が起こり、若者と中年による軍事独裁政権が発足。敬老の日
が廃止され、若者の日が制定、政府は現役世代の負担を減らす為に超強権的処置の現代的姥捨て山政策を行う。金の為に老人を追う若者と逃げつつ若者に抵抗する老人。老人への負担に苦しむ日本の近未来小説。勝つのは老人、若者のどちらか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 06:23:19
24633文字
会話率:36%
物語の始まりは一人の青年のただ親を思う気持ちだった。純粋な思いから物語の歯車は狂っていく。当たり前だった平和な時間、穏やかな日常を取り戻すことがこんなにも苦しいなんて。年老いた者は要らないと切り捨てる世界に訪れるのは果たして幸福か、絶望か
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 04:55:40
6226文字
会話率:71%
息子は母を山に捨てる。
捨てられた母は息子を恨むことなく、次第に衰えていく。
最終更新:2019-01-31 14:39:12
954文字
会話率:0%
音子野島、通称姥捨て島。
金持ち専門の有料老人ホームがある離島で、歩は幼馴染の千尋と共に働いている。
過去のとある事情から、一生島を出ることがないと思いながら。
そんな中、宇宙から奴らが落ちてくる。
最終更新:2017-05-01 00:00:00
14078文字
会話率:39%
西暦205X年、日本政府は破綻する。
量子コンピュータが出した答えだった。
名探偵藤崎誠は姥捨て山を提言した。
その真意とは・・・
最終更新:2016-11-05 06:11:29
1294文字
会話率:6%
厳しい冬の日のひとりの老婆の話。
最終更新:2016-01-01 16:45:39
4033文字
会話率:8%
亡くなった友人の新盆の見舞いに行きたいという年老いた母親の頼みを聞いて、私は母を連れてその家を目指して出かけていった。そして・・・。
最終更新:2015-11-05 22:53:05
6570文字
会話率:17%