人類が太陽系という狭い世界から足を出し、銀河系全体に版図を伸ばしてから数百年。大小さまざまな恒星系国家が地球連邦から独立し、それぞれの新しい名前と文化を形成していた。
地球から一番早く独立を果たした、シリウス恒星系連合政府は、独立からた
ったの五十年で地球連邦に軍事力で肩を並べた。そして、銀河系の二大軍事国家の片割れとして、長い間、銀河系全土にその名を知らしめていた。
その二国間が戦争状態に陥り、それに呼応するように、銀河系全土の覇権を狙う国家が戦争に参加し、すでに六年が経とうとしていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:04:08
35257文字
会話率:55%
ある日、ゲーム内のイベントで世界が崩壊した。
それにリンクするようにリアル世界まで徐々におかしくなって
人々はじわじわ追い詰められていく。
そんななか。なぜか俺は
妹にそっくりで異世界からやってきた巫女、リオに手を取られ
クラス一の美少女
、亜里須を巻き込んで。
崩壊したはずのゲームの世界へと転移し逃げ込んだ。
現地では強力な能力を持つ仲間達と共に
パーティを組むことになったのは良いけれど。
残念なことに異世界ハーレムなんてものには程遠く。
でも、そんなことより。
なぁ、リオ。救世主って、何したら良いんだ?
※毎週土日早朝、投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 05:00:00
893704文字
会話率:32%
ある日、現実世界で電車に轢かれそうになった達観有輝(たつみ あるき)は、どこかの部屋で目を覚ますのだった。
そこに一人の女性(少女と言ってもいいぐらいの)がいて、死にそうになったので、この場所に移したという。移した理由は、ここで有輝が死
ぬと、ある異世界が完全に崩壊するというシュミレーションの結果が出たからだ。
有輝はこの時は何を言っているのか理解できなかったが、一人の女性イルアーナ=レイスリによって現実世界に戻さず、異世界へと連れて行くことを強制させられるのだ。イルアーナを異世界行きの道連れにしようとするが失敗するが、イルアーナの上司による辞令で、有輝とイルアーナは異世界フォングラ(この世界において、「幸せの世界」)に転移させられるのだった。
そこから、有輝とイルアーナのファングラを崩壊から救う旅が始まるのだった。
だけど、二人は知らなかった。このファングラの世界の救済のための関数シュミレーションで、変数にはもう一つの存在があった。それは、有輝の気になっている現実世界の少女三勢成璃(みせ なるり)が異世界ファングラで有輝と再会することであった。そのタイミングが重要なのだ。
どうして、成璃と有輝の会うタイミングが重要なのか、どうしてファングラは滅びようとしているのか。その謎を知る時、異世界救済のための行動が起こるのだ。
勇者、英雄? そんなものは周りが決めた存在にすぎない。ただ、抗い、掴むことに必死にもがいただけだ。
さあ、このシュミレーションはそのまま運命の掌のように成功するのか。
今、ここに異世界救済物語が始まる。
2022年12月1日から同様の作品がカクヨムでも投稿されます。
小説家なろうで、『水晶』を投稿中。こちらの方もよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:10:00
469714文字
会話率:11%
「事あるごとにきみがしゃしゃり出たのが、すべての元凶だ。それどころか、きみは皇妃という立場を利用し、皇帝であるおれを蔑ろにした。そして、このデイトン帝国をわがものにしようとしたのだ」
デイトン帝国の皇妃ユア・ダックワースは、レディと遊んでば
かりで皇帝としての責務を果たさない夫から事実上の追放を言い渡される前、自分から皇宮の森にひきこもってしまった。以降、彼女は五年以上皇宮の森の中でサバイバル生活を送っている。初冬のある日、彼女は森で隣国ダルトリー王国の将軍ロバート・ドナルドソンに出会う。彼女が皇宮の森にひきこもっている間にデイトン帝国はダルトリー王国に占領されていたのだ。彼女はとっくの昔に廃妃され、その存在を忘れられていた。彼女は、五年前にデイトン帝国の未来を予測していただけに自責の念に駆られ、自分も断罪して欲しいとロバートに懇願する。ロバートは、そんな潔いユアに興味を抱き、というよりかは一目惚れする。そして、彼女に契約結婚をもちかける。これまで通り、自由気ままにすごしていいという条件を付けて。彼女は、迷った後に契約結婚の提案を受けることにする。彼女は、祖国の人々への罪滅ぼしと自分を拾ってくれたロバートの為に全力で才覚をふるおう、と決意したのである。が、うまくいくはずはない。ダルトリー王国に腰を落ち着けた彼女を待ち受けていたのは、数々の敵と問題の数々だった。しかし、彼女はあらゆる困難や障害をものともせず、ダルトリー王国と祖国に大変革をもたらす。それとは別に、これまで元夫にでさえ顧みてもらえなかった彼女にモテ期が到来することに。はたして、契約夫婦の彼女とロバートに愛や恋の転機は訪れるのか?
「ひきこもりサバイバル元皇妃」が、占領国や祖国でその才能を全力で振るう。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※タイトルは変更になる可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:00:00
110665文字
会話率:31%
かの第一次欧羅大戦を鉄十字帝国が勝利してから25年あまり。
敗戦国である連合魔術王国は鉄十字帝国に対し経済的な妨害を続けたのちに世界恐慌まで引き起こした。
それでもなおも妨害を止めない英国に対し、鉄十字帝国は遂に連合魔術王国への直接攻撃を
敢行する。
それに投入されたのは、意思を持つ新型の人型歩行戦車。二号歩行戦車。
後に鉄英戦争と呼ばれるそれは、只の二国勢力間の争いだけで終わるものだと思われていた。
だがそれさえも、赤く染まった東の大国の暴走による惨憺たる世界大戦の、ほんの前触れにしか過ぎなかった………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:24:53
11309文字
会話率:45%
ジョナァスティップ・インザルギーニの物語
生涯で、一度だけしか呼ばれなかった名前があった。
これは、名もなき男の物語。
奴らは、闇に隠れて、我々からすべてを奪おうと企んでいる。
世界が邪悪に満たされたとき、恋人たちは引き裂かれた。
失
われた愛を取り戻すべく、本当の自分に出会う旅をはじめよう。
その名を呼んではならない!
その名を呼べば、死ぬ。
だが、思い出せ。
その名に真実が込められている。
すべてを白日にさらけ出せ。
そのとき、君は再びナスティに出会えるだろう。
「ジョナァスティップ・インザルギーニの物語」にようこそ!
世界は大きく、北の帝国シグレナス、南の王国ヴェルザンディ、二国間にある大海に浮かぶ孤島国家セイシュリアに分かれています。
特定の人物たちは霊骸鎧(オーラ・アーマー)と呼ばれる存在に変身します。
霊骸鎧は、それぞれが個性的な能力を持っています。
ストーリーは五部に分かれています。
主人公の成長とともに舞台と時代が変わっていきます。
さらに、五部それぞれに外伝が付されており、主人公以外の人物が主人公となって、主人公と協力、あるいは敵対していきます。
本伝は時系列に進んでいきますが、外伝は必ずしも時系列には進みません。
ストーリーは、主人公がヒロインに会い、別れ、もう一度再会するまでとなっています。
“彼”は何を見て、何を感じて生きていくのでしょうか?
どうぞ、“彼”の物語を見守ってあげてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 19:00:00
1072866文字
会話率:26%
二つの敵対する国があった。
魔道具を取り入れ、民達の生活の向上に重きを置く西マギーア。
魔力を重んじ、魔道具を邪道とする東マギーア。
この二つの国はかつてマギーア王国という一つの国だった。しかし、五十年前に起こった王家に生まれた双子の王子の
争いによって分断されてしまった。
西マギーアのサフィーラ公爵家に生まれたエヴリンは、大陸屈指の大国であるソルセルリウム帝国の魔法学園に留学した。
そんな中、エヴリンは東マギーアから留学に来たルビウス公爵令息ギルバートと出会い、授業でペアを組むことになる。
祖国西マギーアでは、東マギーアは悪い国だとずっと教わって来たエヴリン。
当然のことながら、東マギーアの人間であるギルバートに警戒心を抱く。
しかし、ギルバートは優しく紳士的で、おまけに西マギーアの人間であるエヴリンに敵対心や警戒心を持っていなかった。
それを意外に思ったエヴリンは、ギルバートと話をしてみることにした。
お互いの国ことなど、話をするうちにエヴリンはどうして全く見たこともないのに東マギーアのことを警戒していたのだろうと疑問を持つようになる。
更に、授業でトラブルに巻き込まれ、ギルバートと二人で森を彷徨うことになった。
その時に触れたギルバートの優しさ、真っ直ぐさに、いつの間にかエヴリンは彼に惹かれるようになった。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 12:00:00
91141文字
会話率:36%
昔、二つの国が戦争を起こした。
戦いのために、一人の魔法使いが招集された。その魔法使いは一国を亡ぼす力を持っていたとされる。
しかし、その力を恐れ、魔法使いは石化の魔法により封印される。
長い時が流れ、蔵に保管された石像が目を覚ます。
しか
し、石像だった魔法使いは最弱になっていた。選ばれた者だけがなれた魔法使いは、皆なることができ、習得が困難な魔法は、基本魔法になって当たり前になっていた。しかも、争っていた二国も既に亡んでおり、新たな国が統治をしていた。
そんな時代の変化にカルチャーショックを受けながら、蔵の管理人と共に彼女の失われた歴史を探る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 21:46:59
3960文字
会話率:48%
長らくいがみ合っていた獣人の国との国交回復のため、政略結婚の花嫁として嫁いだフェリシア。式を挙げたその日、結婚相手である狼の獣人アルノシュトから「俺は貴方を愛せない」とはっきり告げられる。
これはただの政略結婚なのだから互いに恋愛感情は
必要なく、ただ二国の親交の一助となれればよい。愛されることは望まない。しかし仕事仲間として良好な関係を築きたい。
そう納得して異国の風習に戸惑いつつもアルノシュトと暮らしていたフェリシアだったが、ようやく親しくなってきたと思ったら突然アルノシュトの様子が変わった。フェリシアを前にして赤くなったり、落ち着きがなくなったりするのである。
……何故だろう。旦那の様子が最近、おかしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 10:03:01
137227文字
会話率:50%
いつも親の都合に振り回される高校生、四十九院十二国。
親都合の転校先で出会った高校生、内藤すず。
いつも無表情の四十九院家の無雇メイド、鈴谷冬子。
この三人が一夏で大きな心情の変化を迎える。
自由に生きることを目標にする三人が社会とどう向き
合うのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-30 10:52:11
42184文字
会話率:27%
「悪いが、君を愛することはない」
フェリシア・リズ・デュヴィラール王女は結婚式後の初夜に、夫の第一王子オリヴァー・ローゼクラインからそう言われた。
この結婚はいわゆる政略結婚の一環でなされたもので、二国間の友好の証として王女と王子の結婚が
おこなわれた。
結婚から半年、オリヴァーの戦地入りが決まる。
そして、無事に一年後に彼は帰還した。
フェリシアの秘密を持って──。
※「短編」をベースに連載しておりますが、短編のみ、連載のみでも大丈夫なようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 11:53:11
19976文字
会話率:39%
「悪いが、君を愛することはない」
フェリシア・リズ・デュヴィラール王女は結婚式後の初夜に、夫の第一王子オリヴァー・ローゼクラインからそう言われた。
この結婚はいわゆる政略結婚の一環でなされたもので、二国間の友好の証として王女と王子の結婚がお
こなわれた。
結婚から半年、オリヴァーの戦地入りが決まる。
そして無事に一年後に彼は帰還した。
フェリシアの秘密を持って──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:33:22
4120文字
会話率:42%
「死神よ、おまえの首は私のものだ。他の誰にも取られるな」
東のアルフェド王国と西のコーングレイス王国。長い間、隣り合う二国は争いつづけてきた。
その争いの中、アルフェドの死神と恐れられる男とコーングレイスの魔女と恐れられる女は出会
い、互いに好敵手として死闘をくり返していく。
しかし思い掛けぬことから二人の距離が近づいていき、やがて運命の転換が訪れる──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 23:03:17
115087文字
会話率:36%
主に四つの大国がひしめき合う世界は、まさに戦乱の世となりつつあった。大国の一つ、ウィルダスの技術成長が四国の均衡を破ったのである。
ウィルダスの侵攻を危惧した二国は速やかに同盟を結び、化学兵器の開発を急ぐ中、残されたもう一つの大国、ク
ロノスは前例のない策をとる。
それは、人間の中に宿った超人的な能力を引き出し、人間を兵器として運用するという無謀極まりないものであった。
クロノス第一学園に入学したレン・サバシアとエリ・リオネルによる、激動の日々が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 22:35:14
10651文字
会話率:55%
二つの大国に挟まれた領地の跡取りであるアルフォンス・ホワイトは、類い稀なる魔法の才能を持つ少年であった。いや、魔法だけでなく、知略に剣術、槍術、馬術、徒手空拳、エトセトラおよそ軍事に関わるものなら、ほぼ全てマスタークラスで敵無し。まさに、こ
の世界においてたった一発しかない核弾頭のような存在であった。加えて、ホワイト家は特殊な家柄故に、二国から陰謀の魔の手が忍びよる。
これは、少年アルフォンス・ホワイトが、真相を求めるため玉座を目指す戦記ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 01:27:51
1361文字
会話率:49%
休息の洋館で、治癒士が死んだ。
人を癒す力を持つ治癒士を抱えるグレフィリア。
人を呪う力を持つ呪与士を抱えるオーディルー。
二国の争いは長く、この先も決着はつかないまま永遠に争い続けるものと思われた。
No.19が死ぬまでは。
【ハイファンタジー×ミステリー×歪んだ愛】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 13:38:39
314232文字
会話率:45%
これは、二人が「くたばれ」とささやくに至るまでの物語――
神話に登場する神々が顕現し、世界中の国や人々がその争いに巻き込まれてから五十八年。神に選ばれた人間《真神-スピーラー-》と人工的に作られ異能を得た《偽神-ジャンク-》、そして力を持
たない一般人とで分かれた地球の状況は様変わりした。
かつて日本と呼ばれた国、東瀛《とうえい》。かつて中国と呼ばれた国、天朝《てんちょう》。
二つの勢力が交じり合う島国『香魎《こうりょう》』にて殺し屋を営む《偽神-ジャンク-》の男女・黎とニオは、それぞれ現在と過去に傷を持ちながら鬱屈とした日々を過ごしていた。
だが、ある日より『香魎《こうりょう》』内俗区にて何者かによる無差別殺人が発生。それはニオの過去に関係する《偽神-ジャンク-》の仕業で……。
日本神話と中国神話、二国の神と文化をバックに綴られるノワール・伝奇風小説。
和風×殺し屋バディ×中華風――異能ありの伝奇系小説、開幕。
※カクヨムでも掲載中(カクヨムの方が1話早いです)
※毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 17:10:00
13193文字
会話率:48%
VRMMORPG「ヒマラ・オンライン」のフィールドは、そのタイトル名ともなっている霊峰ヒマラ山を中心に、十二のエリアが円状に配置されている。
その十二のエリアにはいわゆる十二支があてがわれており、一番から順にネの国、ウシの国、トラの国…
…というように名付けられ、それぞれの動物にちなんだエリア設定がなされている。
例えばネの国のエリアではプレイヤーの敵として出現するエネミーの多くがネズミ型のモンスターとして設定されており、エリア内の環境も平原や地下水道といったネズミの生息しやすいフィールドが多くを占めている。そのようなかたちに沿って、それぞれのエリアの特色が定められているのだ。
さて、ヒマラ・オンラインでは探検や戦闘だけではなく、クラフトとよばれる生産や商売、経営に関するコンテンツも用意されている。そして、それらクラフト勢、クラフターたちに用意されたコンテンツの中で大きなものに、国像の修復、と呼ばれるものがある。
これは、各エリアに存在する国の象徴である巨像を、多くのプレイヤーが資材や技術を持ち寄ることで修復してゆくというものだ。修復による貢献度に従って報酬が与えられ、完全修復が叶った暁には、たとえ1ポイントであっても貢献度を持つプレイヤーすべてに膨大な報酬が分配されるとされている。が、サービスが開始されて二年、いまだ国像の完全修復に至った国は一国もない。
これは、巨像修復に関わるそれぞれの国のプレイヤーたちを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
9932文字
会話率:12%
中華王朝の次期宰相候補として期待される、若手官僚の楽永音。
彼女の遠い先祖である楽毅は、戦国時代の中国大陸で燕の国に仕えた忠勇たる武将として知られている。
そんな偉人の血を今日に伝える楽永音が主君への忠誠心を新たにしたのは、台湾出身の彼女に
とっては冬にも感じられる程に冷え込んだ晩秋の北京の空で見た十二国の星芒だった。
(※本作品は武 頼庵様御主催の24冬企画『冬の星座(と)の物語』企画と第6回なろうラジオ大賞の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:12:31
1000文字
会話率:26%
心石を持つ狼人の国シルヴァと、心臓を持つ人間の国エストリン。二国の四年に渡る戦争は、エストリンの落城で終結した。冬の始まり、エストリンの現王弟アルトは、父王と従者を殺したシルヴァの公子レノウへの復讐を誓うも、土壇場で剣を取り落とす。過去の
記憶による躊躇を捨てる時間を与えるため、レノウは幼い頃約束した街への旅を提案する。
戦争の記憶に疲弊し、真実を隠したままの死を待望するレノウと、愛故に己の知る過去の姿を探すアルト。旅路を進むに連れ、噛み合わぬ対話に各々の選択への疑念が深まってゆく。
初投稿です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:03:41
28160文字
会話率:28%
故郷を失ったメリッサ・アルトナーは、秋の国の大聖女として出世する。その後、冬の大国に実りをもたらすよう命じられ、一時的に他国でも秋魔法が使えるように婚姻契約(白い結婚)を結ぶことに。
しかし過去の国々では酷い扱いを受け続け、また「
国の危機だからメリッサを派遣しろ」と言い出す二国の要請にげんなりしていた。そんなメリッサのことを慮った秋の女神フィーラと、冬の女神オリーブの協力の下、ロッカ国に逃がされ、そこである問題を解決してほしいと頼まれる。
垂れたウサギ耳の聖獣族の国で、そこでヴォルフという青年と出会う。メリッサを歓迎するが周囲に人はおらず、あまり期待されていないと落ち込んだがヴォルフ以外の国民全てが氷漬けされていることを知り、原因を探るため二人で協力し合う。
少しずつ心を開いてくのだが、ヴォルフには秘密にしていることがあるらしく──?
旧タイトル)【短編】閉ざされた冬の国に嫁いだ幸薄令嬢は偽りの婚姻を望む
文字数が大幅に増えたので、リメイク扱いにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 07:24:17
32341文字
会話率:48%