流山にて近藤勇とともに投降した野村利三郎は、助命嘆願にやって来た相馬主計とともに捕らわれてしまう。近藤の死を知り、二人は会津へ向かった土方を追う―――一人は生きるために、もう一人は死ぬために。
箱館降伏までの野村利三郎と相馬主計のお話です。
メインは上記の二人ですが、土方歳三の北への転戦に沿って話が進みます。
沖田総司たちも登場し、最終的には明治期まで続きます。
本作品は個人サイトでは完結済みのものでBL要素を含みますが、全年齢に対応できるようにソフトに改変して掲載する予定です。苦手な方はご遠慮ください。また史実を参考にしたオリジナルのお話になりますので、関係各所とは関わりはございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 02:03:47
3337文字
会話率:33%
時は1935年。幾多の巨大豪華客船が大西洋で鎬を削っていた時代。
その恐竜的進化から取り残されていたはずの東アジアにおいても、満洲国皇帝溥儀の気紛れから、野心的な客船建造計画が始まった!
正気であれば即座に却下されるはずであったこの計
画は、日本の関係各所から強力な支持を取り付けてしまった結果、あれよあれよという間に既成事実化したのである。
新京から発つ超特急『あじあ』号をその身に納め、いつかは賓客を門司経由で東京へと運ぶ空前絶後の大型貨客船『文殊』。
オリンピック東京大会において満洲国の顔をなるはずだった彼女は、その威信をかけて大々的に運行……されることはあまりなく、対外情勢の悪化により遂には帝国海軍の軍艦として再就役することとなった。航空機運用能力と揚陸艦としての機能を兼ね備えた、革新的なる新型艦。それが改装航空母艦『天鷹』だ!
ただ色々と紆余曲折あったフネだからか、『天鷹』に乗り組むは海軍の問題児ばかり。
バンカラ精神溢れる単細胞が艦長なら、副長は女癖が最低最悪。主計長はタダ飯タダ酒が大好きなケチンボで、航海長はいつも遅刻。血気盛んに過ぎる飛行隊長などマシなくらいというあり様だ。軍機なんてお構いなしの素行不良で、挙句奇ッ怪な催しで食中毒ばかり起こす彼等には、海軍中から白い目が注がれている始末。
とはいえ米英との開戦が間近ともなれば、天下の聯合艦隊といえど貴重な戦力を遊ばせておく余裕などあるはずもない。
曲がりなりにも南方作戦の要として、マレー部隊に配属された『天鷹』。彼女の前に立ちはだかるは、新造航空母艦『インドミタブル』の増援を得た英極東艦隊。こんな軍艦で大丈夫か? 海の粗忽者の戦いが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:46:23
1373597文字
会話率:42%
本作は、となりの山田様の「進め別府造船」の二次創作作品です。
標的艦となって高知県沖に沈んだ戦艦「土佐」ですが、これが廃棄されていなければどうなったか…
数奇な運命から陸軍の特務艦に生まれ変わった戦艦「土佐」と、それを取り巻く「極めて普通」
の人たちの物語です。
淡々と進む本編と、別府造船総帥のトンデモアイデアと、真面目に戦争をやってる事務屋さんとの3つで構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:03:28
287448文字
会話率:37%
学徒出陣で徴兵された俺(横田庄吉)は、南方の戦略要衝である、ハルマヘラ島へ送られることになったが、乗っていた輸送船ごと異世界に飛ばされてしまう。
孤立し、補給が途絶した日本軍部隊は、現地自活(異世界スローライフ)を目指すが、、、
※全50
話、12万字程度の予定です。
※チートも魔法も魔剣も出て来ませんが、旧日本陸軍のマイナーな兵器は出て来ます。
※この物語は、(一部史実を下敷きにしていますが)フィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 22:00:00
119168文字
会話率:28%
寺社仏閣と町家が共存する奈良市で営まれる、老舗和菓子屋の四方黒庵。
この四方黒庵に中途採用で入社した湯屋賀谷弘恵は、今でこそ穏やかな事務仕事に勤しんでいるが、実は半年前まで銃弾飛び交う戦場に身を置いていたのだ。
大日本帝国陸軍女子特務戦隊の
主計准尉だった弘恵が、今日のような内地で穏やかな日々を送れているのは、彼女の元上官と四方黒庵の若女将の友情による物だった…
※ 本作品は、XI様御主催の「穏やか事務員さんの真実!!」企画の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 05:24:07
3403文字
会話率:18%
桜花の咲き誇る弥生の候。
穏やかな春の一時を愛しい人と共に過ごしたいと願うのは、民間人も軍人も同じ事だった。
大日本帝国陸軍女子特務戦隊に所属する女性軍人の園里香上級大尉も、その例外では無い。
婚約者である帝国海軍主計将校の北中振善光大尉を
伴い、里香は桜見物に繰り出した。
神社の境内に咲き誇る桜の美しさに、北中振善光大尉は思わず頬を綻ばせるが、彼との結納を控えた里香は、桜見物以外の目的を持っていた。
何故なら二人が詣でた神社は、戦死した里香の戦友達が眠る招魂の社だったからだ…
※ 本作品は、鳴田るな様御主催の「軍服ヒロイン企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 06:42:14
4999文字
会話率:24%
陸海軍合同で開催された、独身の若手将校向けの集団お見合い会。
海軍主計大尉である北中振善光は、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の園里香上級大尉と意気投合。
園里香上級大尉にリードされる形で、初デートという段取りになった。
岸和田市を舞台に繰り広げ
られる、若手士官同士のデートの行方は…
※本作品は、黒森 冬炎様御主催の「着こなせ!制服~お仕着せ企画」と、香月よう子様御主催の「夏の夜の恋物語企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 20:59:22
6109文字
会話率:29%
国家は滅びて終わりにはならない。
黒エルフ共和国は崩壊し、属国だった白、黒鱗国の再建も話題にあがる。
再建とはインフラと経済とそれを運用する政府の再構築。
利権うずまくなかに占領者である帝国軍主計課もまきこまれ、元捕虜で現地採用であるとかげ
人の半しっぽも否応なくまきこまれる。
その一方で占領した帝国軍団の交代の話があり、帝国軍の中でも動揺が走る。諸事手配する役目の主計課はもちろんその真っただ中。
主計のトップ、黒森屋中佐はにっこりいう
「さあ、楽しいお仕事の始まりです」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 08:25:27
38857文字
会話率:61%
さまざまな種族の集まった帝国軍の主計課は今日も忙しい。
そんななか、物資消費の増大を問題とみた黒森屋大尉は、部下の朝露に調査を命じた。
キーワード:
最終更新:2016-11-20 15:25:05
7865文字
会話率:62%
主計官ユノ。妖艶な佇まいが印象的な美女だが性格は生真面目で仕事ぶりは完璧。
大魔王城最強の彼女に、逆らってはいけない。
最終更新:2020-12-25 23:15:22
946文字
会話率:74%
ここは帝国海軍が誇る重巡洋艦「古鷹」のとある一室。
そして現在、ここでは主計科の長たる主計長が人生最大級の危機を迎えようとしていた。
すわ、緊急事態か、敵襲か。いいや、違う。「古鷹」主計長にとって目下最大の敵とは即ち──来週の、献立。
時は
昭和初期。世界情勢が徐々に悪化していく中で、軍艦勤務の者も日に日に緊張感が高まっていた。
そんな海の男のご飯事情を支えているのが、軍艦の衣糧を担当する主計科所属の将兵たちだ。それはここ、重巡「古鷹」も例外ではない。
「主計看護が兵隊ならば、蝶々も蜻蛉も鳥の内」
などという嘲笑にもめげず、自分たちがいなければみんなの仕事が回らないという矜持を胸に、今日も主計科は独楽鼠のように駆け回る。
──これはそんな主計科の長として奮闘する主計少佐のお話。
※時と場合によっては飯テロに分類される話ですので注意してください
※主計科とは経理を担当している部署です
※この物語は実在する帝国海軍の重巡「古鷹」とも史実の人物とも一切関係の無い話です。
※作中に登場する旧海軍に関するうんちく話についても「ふーん」程度に聞き流してください。
※アルファポリスでライト文芸大賞に出したものの転載です。(https://www.alphapolis.co.jp/novel/386660553/133360260)
参考資料
『海の男の艦隊料理─「海軍主計兵調理術教科書」復刻─』
『写真で見る海軍糧食史』
『海軍カレー伝説』
『海軍と酒』
『日本海軍がよくわかる辞典』
『海軍よもやま物語』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 12:55:45
182192文字
会話率:44%
北征新選組、箱舘戦争中の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
最終更新:2019-08-18 23:25:00
3290文字
会話率:34%
鹿島容子(かしま ようこ)の憧れは名将の名補佐官。古い言い方をすれば名参謀。いや、軍師なんていってしまってもいい。けれど鹿島は星系軍でも主計部秘書課。数字のエキスパートでも後方担当のジミ~な立場。鹿島は「また戦争があれば、私だって総軍司令
官の秘書官で!」などと不謹慎なことを妄想しつつ安穏とした日々を過ごしていたのであったが、そこへ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 07:44:42
1192508文字
会話率:38%
東條英機:陸軍大将、内閣総理大臣。
山口志郎:陸軍主計大佐、内閣総力戦研究所高等班班長。
山口吾朗:陸軍大尉、陸軍中野学校研究部。
山下泰文:陸軍中将、陸軍大臣。
土肥原賢二:陸軍大将。教育総監。
多田駿:陸軍大将、参謀総長。
栗林忠道
:陸軍少将、陸軍省軍務局長。
田中隆吉:陸軍少将、陸軍省兵務局長。
本間雅晴:陸軍中将、参謀次長。
吉田茂:駐米全権大使。日米交渉全権。
山藤重一:外務省外交官補、在米大使館書記補。
甘粕正彦:満州映画理事長。
星野直樹:内閣書記官長。
鮎川義介:満州重工業開発総裁。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 09:00:00
222522文字
会話率:78%
東條英機:陸軍大将。内閣総理大臣、陸軍大臣、内務大臣。
山口志郎:陸軍主計大佐。内閣総力戦研究所高等班班長。
山口吾朗:陸軍大尉。陸軍中野学校研究部。
土肥原賢二:陸軍大将。陸軍教育総監。航空本部の若手部員に扮した吾朗に洗脳される。洗脳が
解けた後、満洲国を使った陰謀を企む。
田中隆吉:陸軍少将。陸軍省兵務局長。国産抗生物質碧素第1号の実験に志願し、脳梅が完治する。斡旋した吾朗に心服、信服する。
中野正剛:衆議院議員。国務大臣。大臣就任にあたり、星野に説得されて東方会を解消する。酒も煙草もやらなかった筈が・・・。
松井石根:陸軍大将。日支交渉全権。
吉田茂 :駐米特命全権大使。日米交渉全権。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-15 09:00:00
186217文字
会話率:68%
東條英機:
思いもよらぬ組閣勅命に明治神宮で神頼み。神意により並行世界を探訪。
帰還して、日米戦阻止と帝国改革に邁進する。
内閣総理大臣、陸軍大臣、内務大臣。
山口志郎(仮名):
東条が跳ばされた最初の平成日本で、東條を救出・支援
。
東條が戦友と呼ぶ。
その後、東條と一緒に次の並行世界へ跳ばされる。
最後に、東條の昭和日本に来て、東條と共に働く。
陸軍予備高等主計(大佐)。内閣総力戦研究所高等班班長。
山口吾朗(仮名):
次の平成日本の住人。抗米義勇軍(ゲリラ)のコマンド。志郎の息子。
東条が命の恩人と呼ぶ。
スパイマスターにして洗脳の天才。
抗米義勇軍に参加した東条と志郎と共に戦う。
陸軍大尉。陸軍中野学校研究部。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 18:00:00
65716文字
会話率:75%
時代は人工知能が人類の脳を超越したことが確認されて以降、人口知能とロボットが人類の仕事を奪い去っていた。
そんななか、人類が宇宙開発、仮想世界を展開させていくときに翻弄される人たちの物語です。
初めて小説らしきものを書きます。 手探
りで始めてますので、ご意見や感想などいただけると励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 19:24:31
32666文字
会話率:20%
架空戦記創作大会2016冬 参加作品です。
最終更新:2016-02-01 00:00:00
3745文字
会話率:0%
明治十五年、かつて新撰組隊士として世をかけた四人は、再び京にて盃をともにしていた……。
※史実準拠でありますが、若干の脚色・独自解釈があります、読む際はこの点にご留意ください。
最終更新:2014-11-30 13:02:47
10206文字
会話率:33%
帝国ティル・ナ・ノーグの行った『救世主計画』によって、いくつもの命が〝造られた〟世界。失敗作(ロストナンバー)として棄てられ、人間として生きる者たちがいた。無法地帯の地下街、そこで生きる青年アーシュ。生きる目的と記憶を失い、掃除屋として日々
を過ごすアーシュは、ある日一人の少女と出会う。彼の物語の歯車はそこから再び動き出す――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-17 01:14:26
17810文字
会話率:28%