私は、ペリー提督からの依頼を受け、日本の植民地化を成し遂げるために、スパイとして彼の地に乗り込んだ。私はこの目的の妨げになると思われた、ある重要人物を消した。それが分水嶺になるはずだったが・・・
最終更新:2024-10-09 17:00:00
10296文字
会話率:18%
新々刀期の三大刀工の一人、大慶直胤(たいけいなおたね)。彼にはいわゆる『松代藩の荒試し』という不名誉な伝承が残されている。それを基に書かれた小説が拍車をかけて、ネットの普及で爆発的に拡散されて、『水心子正秀(すいしんしまさひで)の弟子で有
名なだけ、見た目が良いだけの駄刀』という誤解が広まってしまっている。
ところが近年、世界遺産になった『韮山反射炉』に彼が大きく関わっていたことが江川文庫の研究で明らかになった。
時は江戸時代末期、『松代藩の荒試し』が行われたのはペリー来航の嘉永6年。激動の時代に生きた彼を当時の人々はどう見ていたのか。荒試しにはどのような思惑が隠されていたのか。
別に刀に詳しいわけでもなく、日本史を専攻したわけでもない、古文書の読み方なんて知らないただのアラフォー主婦がググった程度の話ですが、それでも直胤の異常なバッシングに一石を投じることができたらいいなと思い、頑張って書いてみます。なんたって直胤は韮山反射炉や台場(洋式の海上砲台)築造・日本初の洋式帆船『ヘダ号』製作の責任者、『江川英龍様』の師匠だもん。私は江川様ファンである。
そしてこれが一番大切なことだが、私は直胤を上げて山浦真雄(「やまうらまさお」だが「さねお」とも呼ばれる)や清麿(きよまろ)を貶めたいわけでは決してない。
(登場人物については後ほど詳しく書きます。)
『真雄と清麿とそれから直胤、みんな違ってみんないい』と思っている。『推し』を褒めるために他の刀工や他担を攻撃するのはオタクのマナー違反だもん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 15:37:54
30838文字
会話率:4%
アロエってば、すごい!
最終更新:2023-04-28 12:00:00
351文字
会話率:0%
「おれは替え玉なんだ。だから、きみを愛することはない。もちろん、公の場では夫婦のふりをしなければならないし、体裁上は仲がいいように見せかける。どうせきみもここまで嫌々やって来たんだろう?一応、部屋は同じだけど、きみは続きの間を使うんだ。この
主寝室には入ってこないでくれ。そういうわけだから、当然きみに指一本触れるつもりもない。話をする気もない。まあ、条約が成立して調印が終るまでの辛抱だ。それまで、適当に好きなことをやってくれればいい。話は以上だ。さっさと向こうの部屋に行ってくれ」
それが初夜を迎えるはずの部屋で告げられた非情な言葉だった。
省略された婚儀、おざなりのパーティー。
カナーリ王国の王女クラウディア・デルネーリは、美貌と性格のよさで大陸中の国々で有名である。その彼女は、より強大なポリーニ帝国の皇太子ブルーノ・カッペリーニに嫁いだはず、だった。
が、皇太子であり夫であるはずの彼から、いきなりの替え玉宣言。
クラウディアは途方に暮れるはず、だったのだが……。
じつは、そのクラウディアも身代わりだった。
妹のアユコが、なかば母国の王宮から追いだされるようにして身代わりをさせられたのである。
が、アユコはへこたれなかった。自由を得たとかえって喜んだ。
天真爛漫なアユコ。不愛想で不器用な皇太子ブルーノ。身代わりと替え玉の奇妙な触れ合い、そして生じる誤解。
アユコの思惑をよそに、二人の関係は思わぬ方向へと進んで行く。
※全二十七話。ハッピーエンド確約です。かなりゆるゆる設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 22:30:44
43394文字
会話率:17%
貧農に生まれた少女ペリーヌ。流れ流されて王都で働いていたら、スパイにスカウトされ、敵国に潜入したらそこの若き公爵様にプロポーズされてしまう。何を言ってるか分からないと思うけど、私にも何が起こってるのか分からないわよ!
プロポーズから始まり
世界を巻き込んだ公爵様と少女の恋愛騒動記。
カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 09:39:33
358493文字
会話率:41%
もし江戸にペリーが来なかったら、というパラレルワールドを舞台に、よろず屋を営む2人の主人公が謎の怪物「妖魔」と戦う物語。
よくある質問
Q2年で6話って遅くない?
Aはい
最終更新:2021-06-05 08:27:48
89382文字
会話率:58%
生き物の成長を早める装置の開発をしていた14歳の少年、悠吏(ゆうり)。
研究に失敗し、代わりに出来たのはタイムマシンでした。
「あ、俺死ぬかも」
ペリー来航とか龍馬暗殺とか聞いてない。時代を変えるキッカケになったものを回収しないと帰れないと
かまじですか。かくなる上は機械工学にステータスを全振りした結果手に入れた、この貧弱な身体で現代に戻るため奔走するしかない。
うっかり過去にタイムスリップしてしまった、無表情でお喋りでとっても気ままな少し様子のおかしいゆるふわ少年が色んな時代をドタバタして、歴史上の偉人達と出会ったり現代の家族とまったりしたりする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 12:15:24
74606文字
会話率:42%
島国ヴィヴァルディには存在しないはずのサクラを見た瞬間、ペリーウィンクルは気付いてしまった。
この世界は、前世の自分がどハマりしていた箱庭系乙女ゲームで、自分がただのモブ子だということに。
しかし、前世は社畜、今世は望み通りのまったりラ
イフをエンジョイしていた彼女は、ただ神に感謝しただけだった。
ところが、ひょんなことから同じく前世社畜の転生者である悪役令嬢と知り合ってしまう。
転生して尚、まったりできないでいる彼女がかわいそうで、つい手を貸すことにしたけれど──。
保護者みたいな妖精に甘やかされつつ、庭師モブ子はハーブを駆使してお嬢様の婚約破棄を目指します!
※感想、レビュー大歓迎です。
※ポイント評価して頂ける場合は、下部に⭐︎がありますので、そちらからどうぞ!
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 17:10:12
137717文字
会話率:24%
幕末に吹き荒れる開国の嵐!!
ペリー率いる黒船の脅威を前に、『あの人』が姿を現す――!!
※本作は、『飲み書き祭り』企画作品です。
最終更新:2020-08-01 21:12:19
2699文字
会話率:42%
日露戦争は日本の勝利に終わった。だが戦費は国家予算の60倍にも及んだ。当時(1905)の政府歳入は4億円。戦費は20億、その5倍を費やしたのだ。もう一歩も兵士は動けなかった。砲弾も銃弾も燃料も底を突いていた。
大阪砲兵工廠の製造能力を越え
た戦闘消費が原因だった。
そのため砲弾は海外から買わねばならなかった。
海戦に必要な戦艦も全て外国製で、輸入が必要だった。
講和会議は極めて不利な条件で行われた。ロシアはその領土を1mmたりとも失っていない。ウラジオストクを攻撃すれば条件は変わったろう。だが戦闘継続はすでに不可能だったのだ。
日本が江戸時代に鎖国して、ペリー来航で開国した250年間。その250年に渡る技術停滞はあまりにも長かった。大政奉還から日露戦争に至るまでの37年間では取り返せなかった。国産技術がまだ実践に耐えるだけの水準に達していなかったのが原因だ。
明治政府の肝煎り、官営釜石製鉄所は操業から2年で廃業している。技術不足、燃料不足、粗悪なコークスが原因であった。
これを全部ひっくり返して、37年間で250年を取り戻す!
材料組織学を必死で学ぶサムライたち。
国産技術で戦艦、大砲、砲弾、奇想兵器を大量生産するのだ!
多段階熱間鍛造を必死で実践し、油冷処理に挑戦した。
日露戦争で日本はどこまで行けるのか、ニコライ二世の運命は変わるのか?物語はペリー来航の10年ほど前、アヘン戦争の頃の埼玉から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 08:00:00
166974文字
会話率:22%
自分のことを平凡だと思ってるけど実はイケメンハイスペリーマン35歳恋人無し は優良株だと思われるのに何故まだ独身なのか。
*すぐ読み終えられる短編です.
【注】過去の独白です。
【注】切ないです。
最終更新:2020-03-22 00:05:28
2362文字
会話率:7%
平穏な世界史の授業がついにあの!''世界開拓革命''時代に入ろうとしている。
元素を一つだけ操れる異常能力者達が繰り広げる、世界をかけた壮絶な戦い、、!!
世界政府の裏切り者である『カッペリーニ』
世界政府の最高兵達である『フェデリーニ』
彼らの死闘と、プライド、守るべき愛おしい者の為に非現実的で特異能力者同士の高度で洗練された戦い!!
この今世紀最大の革命をこの目に焼き付けよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 22:26:21
1279文字
会話率:35%
定年退職当日、老技術者 正則はいつも乗る地下鉄で家路につく、しかし途中巨大地震に遭遇しタイムスリップする。
落ちた先は幕末時代、彼は助けられた御先手組頭らとともに21世紀の先端技術を駆使し倒幕クーデター起こす、そして新政府を興すと江戸湾に
侵入してくるペリー艦隊を殲滅、やがて世界制覇に乗り出していく。
本小説は平成25年に一度投稿した小説の一部内容を編集したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 15:00:00
463061文字
会話率:19%
【あらすじ】
ちんちくりんの水魔法使いであり女冒険者であるペリータは、人の魔力を色で見る力を持っていた。
そんな彼女が出会ったのは、天使のような美しさの黄金の魔力を持つ奴隷であった。
ペリータはその奴隷エルシュを借金をして金貨50枚で
購入を即断する。
元貴族で騎士を目指していたエルシュは主人のペリータを姫のように慕い、ペリータはエルシュを愛玩する。
しかしその黄金の天使にはある秘密があって――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 00:00:00
190883文字
会話率:38%
嘉永六年、原子力空母を旗艦とするペリー艦隊が浦賀に来航。志士たちは尊王攘夷を叫び、カラシニコフ銃を手に動乱の京都に飛び込んでいく……。今も世界のどこかで繰り広げられている悲喜こもごもの大騒動。堂々、幕末に上陸。
最終更新:2018-09-07 20:23:11
45744文字
会話率:49%
江戸時代、日本はペリーによる開国ではなく、その後百年江戸時代を続けゆっくりと開国をしていった。
現代とは少し違う『現代』の物語。
*********************
日本史のIF小説とまでは言いませんが、時代は『今』ですが少
し違うところが、かなりあります。
なので、「あぁ、異世界ものかぁ」ぐらいの気持ちで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 00:00:00
4334文字
会話率:37%
※本作にて楽ノベ文庫賞をいただき、2018年5月3日にマイナビ出版より電子書籍として発売されました。
そのため、2018年5月12日より削除作業開始しています。
ショートスピンオフのみ掲載となります。
最終3117435pvユニーク2821
41ブクマ3606件評価9196pt
エクスグレイトペリーその裕福な国に、美しさを競い合うような王太子と妃。
その周辺で巻き起こるある贅沢ながらも日常の出来事。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 15:36:04
5630文字
会話率:19%
ある探偵事務所にハイネ・ペリーヌという探偵がいた。ハイネ・ペリーヌは、人がちょくちょく来るので、仕事はあった。だが、退屈していた。いつも一日で解決できるほど簡単で、もと足りないからだ。しかし、その物足りなさを解決してくれそうな奴が現れたが、
そう上手くはいかないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 19:04:31
367文字
会話率:47%
めんどりの名前はカペリーちゃん。彼女の卵はとても美味しいのだ。
世界で一番と言われる怪鳥の卵を食べるために、村娘ティルベルとカペリーちゃんは旅に出る!
最終更新:2018-03-12 23:09:03
1400文字
会話率:13%
江戸時代末期、英国の捕鯨船の船員が常陸・大津浜(現在の茨城県・大津町)に上陸した。この珍事に、周辺の各藩が対応に追われ、右往左往したという歴史的事実がある。さて、近隣の藩に、奥州・泉藩という譜代の藩がある。当時の藩主は有名な徳川四天王の一人
、本多忠勝の末裔である。この藩に二人の兄弟が居た。忍びの者であった。この兄弟を軸にして、大津浜異国人上陸事件への各藩の動きが顕在化する。ペリー提督率いる黒船来航の前に、この事件が勃発したことは知られていない。この物語はこの歴史的事件に焦点を当てて、若者の恋物語を絡めて、展開していく。さて、事件の結末はどうなったか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 20:00:00
56877文字
会話率:17%