ぼくの少年時代の思い出と、おもろいコメンテーターの
お話を融合させて、
皆様へお届けします♪
最終更新:2024-09-29 14:30:22
2356文字
会話率:3%
……助かった。安堵と嬉しさに体が震え、おれは思わず涙をこぼしそうになった。ヘリだ、救援のヘリが来たのだ!
おれは立ち上がり、ヘリを視界に捉えながら、まばたきを繰り返した。ああ、夢じゃない。向こうも確実にこちらの存在に気がついている。いや
、当たり前だ。石で作ったこのSOSの文字が、あの距離で見えないなら馬鹿もいいとこだ。
社会学者であるおれは、テレビやネット番組のコメンテーターをメインの仕事の他に執筆や講演会で全国を飛び回っていた。しかし、船で移動中に難破し、この孤島に流れ着いた。どうせすぐ助かるだろうと思っていたので、正確な日数は数えてはないが、数ヶ月経ったことは間違いない。
そう考えると、おれのような著名人が行方不明になったのだから、もっと早く見つけるべきだ。何をしていたんだ。と思うが、ここは抑えることにしよう。今は――と、どういうわけだ。ヘリが遠ざかっていく……。燃料切れ間近だったのだろうか。なんて無能なんだ。いや、しかし、見つかったことは間違いない。助かることに変わりはないのだ。
おれはそう考え、再び浜辺に腰を下ろした。それから待つこと二時間。思ったとおり、再びヘリがやってきた。
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最終更新:2024-06-16 11:00:00
3569文字
会話率:43%
ある日突然、世界中の人間が俺になった。
俺とは俺だ。もはや名前なんて意味はない。なぜならみんな俺だからだ。名前とは区別するためのものだろう? みーんな俺だ。呼ぶにしても『おい、お前』や『ねえ、そこの君』だ。でもそう言っている奴も言われて
いる奴も俺なのだ。
女も子供も老人も全員俺。髪、顔、体。外見が俺と同じになったのだ。
理由はわからない。宇宙人か神様の仕業か、はたまた入浴剤を風呂に入れるようにように別次元の俺という成分がこの世界に零れ落ち、俺色に染まったのか。テレビの中で、そんなような説を宣い、頭を悩ませているどこかのお偉い学者様も俺。コメンテーターもアナウンサーも、俺、俺、俺。
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最終更新:2024-04-09 16:00:00
1514文字
会話率:0%
闇バイト。俺がやっていたことが世間じゃそう呼ばれているってことを知ったのは、つい昨日の夕方のことだった。
小汚ねぇラーメン屋にあったテレビのニュースだ。逮捕だの報酬は支払われないだの使い捨てだの気分が悪くなるようなことばかり、偉そうなク
ソコメンテーター様が言ってやがった。
知るかよって話だ。仕方ないだろう。ニュースなんて見ようと思わなきゃ見ないんだから。見合わない報酬に釣られて警察にとっ捕まって馬鹿呼ばわりされるそいつらも、そうだったんだろう。
そう、俺も奴らと同じだ。もう引き返せないところまできちまった。始めはただの運び屋。品を受け取って渡してって出前と同じ感覚。だが報酬は桁違いだ。何を運んでいるか知ろうとはしなかった。中身は見るなとのお達しだからだ。ああ、俺にしては、けっこう真面目に頑張ったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 11:00:00
2616文字
会話率:72%
「今朝のニュースです。一週間前行方不明だった△△市のAさんが、
□□山の崖下の渓流で遺体となって発見されました。」
「遭難ですか?□□山は△△市とはそう離れていない場所ですよね。
しかも当日の天気は晴れており、地元の人が迷うような所でもな
いらしいじゃないですか?」
朝のニュース番組でアナウンサーが状況を読み上げ、コメンテーターが訝しげに尋ねる。
「とても痛ましい状態だったそうで、全身打撲で顔が半壊していたそうです。」
「崖から転落したのでしょうか?」
「それが……第一発見者や鑑識が言うには被害者は笑っていたそうです。
被害者の近くには折り紙の鶴がなぜか置かれていたそうです。」
「それは自殺にしても軽くホラーですね……」
「現在、警察が当日の被害者の動向や事件事故両面において捜査しており——」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 17:18:19
2655文字
会話率:32%
リバーススーパーチャット。
略してリバスパ。
ライブ配信は視聴者が配信者に投げ銭する時代から、配信者が視聴者のコメントに投げ銭をし承認欲求を満たす時代になった。
リバスパをする配信者をリバスパ配信者と呼び、リバスパで稼ぐ視聴者をリバ
スパコメンテーターと呼んだ。
主人公の平井智は中学生のリバスパコメンテーター。
ちょっとビターなインターネットの日常コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 23:05:58
5682文字
会話率:28%
EARTHANIMAの入社1年目の新人なぎ配属された課は窓際部署の人間課コメンテーター係。彼女の新法令発言責任令が上司に採用されて彼女の仕事が大きく動き始める。彼女が求める人間像の理想は発言したことの完全遂行。
この考えは正解なのかそれとも
理想なのか?彼女の考えた新法令に狂わされる人間。彼女は人間を好きになれるのか。法令がもたらす未来とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 23:25:45
3874文字
会話率:0%
テレビ番組スタッフのアリモンドは、番組内で有識者の討論を行うよう指示され、先輩のマツデンに相談したが…
最終更新:2022-03-30 18:40:48
4671文字
会話率:99%
20〷年ある国の首都で国際スポーツの祭典が開かれる。人類がウイルスの脅威に晒された中での大会、直前に運営に関わった数人が過去に暴言や行っていた不祥事で辞任。周りでは中止の声が多数上がるがすでに賽は投げられている。
アスリートや大会運営者は出
来る事を心がける。感染症対策は優に及ばず医療体制選手の管理その他だ。相変わらず外から意見を言うマスコミや理想主義者とコメンテーターは代案も無く今からでも辞めるべきとか始まったら仕方なくやるのは違うとか自分に実害がないから言いたい放題で民衆を煽る
検証や批判は大会が終わってからするべきであろう、今は大会関係者やアスリートの健康管理と感染症対策に絞り大会が無事終える事を最優先にしてスポーツの素晴らしさを世界に伝えるべきだろう。・・・
その世界に鉄槌が下されそして人間がどんな進化を遂げたの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 01:00:00
4801文字
会話率:23%
ロウファンタジー
母なるガイヤ(地球)の聖なる魔法。白魔術10の予言。アンドロメダ星人リン・ケイ・トロンは、山口洋子として地球人に転生する。聖なる白魔術の予言を解読するために地球に転生してきた。魔法を取得して、予言を解読して、この地球を救
う真実と空想が入り混じった、あなたの人生が変わる物語である。魔術の習得のレッスンが記載されている。本物の魔導書である。
エピローグ
2021年3月1日 まさしく現代だ。神奈川県伊勢原市。伊勢参りで有名、いや、ここは白山という山の伊勢神宮の名前の知名度からの、遠く伊勢参りができない近場の伊勢参りだ。ここにアンドロメダ星雲から転生してきた。女性の物語。アンドロメダ星雲といえは、200万光年地球から離れているが、アンドロメダ星人が地球に転生するのに、距離は関係ない。
さて、もう一人主役である登場人物がいる。物語の途中で魔導書を解説するコメンテーターだ。この物語を語る人物、私だ。当年66歳霊感があり、白魔術を使える。本物の魔術師だ。UFOの搭乗も経験がある。名前は明かすわけにはない。実在人物がばれて大変なことになるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 05:35:33
5022文字
会話率:41%
平日の朝食を終えて、仕事用の服に着替えようとクローク部屋に入っていると、慌てたように妻が呼びかけてくる。見ると、ずっとテレビ画面に見入ったままだ。送還後の空港のロビーで、警察に連行されていく映像だ。男女混在の5人の中にその人物を見つけ、自
分でも確認するように指さしながら私に押し示す。「ほらっ、ほらっ、この黄色いキャップの男の人、あの人に間違いないよ。保護猫の猫カフェで説明してくれたひとだよふーん、|篠田優希《しのだゆうき》って名前だったんだ」
「わたしたち夫婦にとって、ユウナがわが子であることは何ら変わらない。そのことだけは揺るがない真実です」養親のアメリカ人夫婦は、インタビュアーに対してそのことだけを淡々と繰り返していた。アシスタントの女性アナウンサーは放送事故と思われないよう、あの事件のとき3歳だったユウナちゃんは成長して5歳になっています。日本語も日本人であったことも知らずに、現在のご両親の愛情に包まれ幸せに過ごしていたそうです、と手元のメモを読みあげた。
シルバーヘアーのコメンテーターが「今回のことの不可思議さ、奇妙さは兎も角も、まずは良かった。虐待されて死んでしまったと皆んなが思っていたあの3歳の女の子が生きていて、幸せに暮らしていたんだから」といった。
三歳のときのその女の子の写真がアップになる。ただただ「愛おしい」しか浮かんでこないその幼い顔をみつめていると、事件のやるせなさ切なさがフラッシュバックされる。あのとき、なんでこんな非情さが本当の現実として目の前に現れてこなければならないのかと、誰もが沈痛な想いにとらわれた。殺されたものが無垢であればあるほど、やり場のない気持ちはどこか別の場所におけずに自分の処へ戻ってくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 08:20:22
4207文字
会話率:50%
某国のとある喫茶店。エドワードは戦時を思い起こしながらテレビを見ている。テレビでは戦時を知る者たちが、コメンテーターとして出演しており、その中にはエドワードが知る人物もいる。そんなとき、戦友である研究者マナが店内に飛び込んでくる。マナには何
か思惑があるようだが……。
nanaで投稿していた「AI搭載戦闘機シリーズ」の後日談的な話となります、ベガは出てきませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 16:26:43
8644文字
会話率:0%
2030年、世界は侵略され始めた。宇宙から来たと名乗る謎の生命体、後にプルクと名付けられたそれらが、南極を拠点として全地球人に向けて宣戦布告を始めたのだ。見た目を人間に擬態し、人々の生活に浸透しては内側から崩壊へと繋げる彼らの手口により、
この世界は荒廃の一途を辿った。
この星はプルクの物になる、そう吹聴するコメンテーターに同意の声が寄せられる程に、人々は恐れ、慄き、そして隣人への疑心暗鬼を高めていった。
しかし人間もそこまで無抵抗ではない。非常事態宣言が出された後、当時の首相は国民に対して地下避難を要請した。そして全ての日本人が地下へ避難したところで、自衛隊とプルクとの戦闘が始まった。そしてそれは、未だに継続している。懐かしい故郷も歴史的建造物も見ることなく、日本人は地下で暮らし続けている。
野口凛桜は、対プルクの戦闘員として大いに期待を集める防衛学校の学生だ。足腰の悪くした姉、凛姫の我儘に振り回されながらもこの国を守ってきた。ある日彼女が緊急で地上の任務を終えた後、野口家にとある少年が訪れて……
宜しければ感想のほどよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 10:33:04
93270文字
会話率:63%
ボクがニュースを好きだけど嫌いな理由を淡々と述べる話。洗脳的なニュースは嫌い。キャスターやコメンテーターが意見を押し付けてくるのはやめて欲しい……かも?
最終更新:2019-09-20 17:24:13
1405文字
会話率:0%
元不良教師を持ち上げるメディア。
そういうことについて、自分なりに短編小説形式で書いてみた。
最終更新:2018-06-14 00:09:58
2846文字
会話率:23%
昨今の報道やらコメンテーターっていうこは、実はこんな有様なのでは?
最終更新:2018-06-06 21:10:50
312文字
会話率:73%
常に辛口なコメントで世間から注目を浴びていた元アナウンサーでコメンテーターの蒲田麗子。
彼女のとある一日がその後の生活を一変させた――。
これはきっと何処にでも、誰にでも起こりうる物語。
最終更新:2018-01-21 13:22:33
2505文字
会話率:18%
新たな道
自分の才能に氣づく主人公の
出発。
最終更新:2018-01-06 15:00:00
6663文字
会話率:33%
あなたは自分の子供が殺されたときどうしますか?逆に誰かを殺したときはどうしますか?
「私は少年法は必要だと考える! 」と、二人の息子がいる私は、コメンテーターとして番組ではっきり断言していた。
しかし、ある日長男が亡くなった。
しか
も、その後すぐに次男は…。
私は少年法は何なのかと考え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 20:22:21
716文字
会話率:0%
ネコがニュースキャスター、犬がコメンテーターのニュース。
最終更新:2014-01-14 20:25:18
4009文字
会話率:61%
タレントになるために突破しなければならない超難問テストが、いま明らかにされる。今回は「整形手術」「張り紙」「婚活会場」「退路を断つ」「メタボのたぬき」との6本立て超短編集。
最終更新:2010-07-24 21:11:36
775文字
会話率:95%
この番組は、全国のみな皆さま方がたからお寄せ頂いた日記を元に、わたくし、吉田角栄と、コメンテーターの合わせて2人で、いろいろなコメントをしていくというものです。
最終更新:2009-03-10 18:17:37
4236文字
会話率:39%