【小説情報】
三人称小説/1話あたり約2500文字/超長編 全100万字(予定)/硬筆文体
チート描写はありますが、異世界転生・転移作品ではありません。
長い物語になるのでゆっくりお付き合いください。
【あらすじ】
『惑星アナトリア』の文
明は、この星を侵略しようとする勢力『アニマ』と護ろうとする『四大精霊』との争いに巻き込まれ崩壊を見せた。
『四大精霊』に与し『アニマ』の尖兵『コラプス』の大軍を異空間に封じ込めた『ノイルフェール』と呼ばれたシナノは、全ての力を使い果たし、虚無の中に消え去ろうとしていた。
それを全力で救った風の大精霊ユーフェミアだが、彼女もまた力尽きてしまう。
それから5000年。『魔術」が貴族を中心に普及した世界は、歪な状態ながらも文明を取り戻した。
その中で生を受けたシェリルだが、彼女は捨て子であり実の両親を知らずに幼年期を孤児院で過ごしてきた。
頼れる者は自分だけ……そう言い聞かせ頑なに生きてきたシェリルは、努力の末『ホーリーウェル魔導学院』に入学する。貴族社会の縮図のような階級社会の中で、孤児院育ちのシェリルは、主席の座を守り続けていた。
そんな彼女の前に、オリハルコンの冒険者プレートを持つ、一人の男が現れた。
その男の名はシルヴェスター。彼は悠久の時を生きる、この世界で唯一の『賢者』の称号を持つ存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 07:02:49
128384文字
会話率:34%
宇宙の外からくる意思「ティアマト」をめぐって破滅を繰り返す人類の物語
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
はるか未来、氷河期による全球凍結から脱した地球。
そこは放射能汚染と謎の知的生命体『イシュタラ』の攻撃に晒される地獄の世界だった。
そんな
中、他守ショウはVRMMORPGの中の魔族キャラクターのまま現実世界で生きていく羽目に。
自分の意志とは無関係に色々な事に巻き込まれる中、様々な能力を持つ謎の美少女アナトと知り合い生きていく道を模索する。
一風変わったチートでダメな主人公が失敗しながら結果的にこの世界の謎を紐解いていく。そんな物語です。
主人公を置き去りにした脇役達の人間ドラマや美談、理不尽、ジレンマ、愛を楽しんで頂ければと思います。
ギャグ要素シリアス要素があります。残酷描写は殆どありませんが念の為。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:04:35
555727文字
会話率:46%
ケイ・ヴァルデスは、幼少期に伝説的な魔術師であった父、アラストル・ヴァルデスを謎の事故で失い、普通の大学生として静かな日々を送っていた。しかし、ある日、大学の図書館で偶然見つけた古書に記された「選ばれし者」の言葉がきっかけで、彼の運命は大き
く変わる。ケイは、父が遺した魔術の力を受け継ぐ者であり、その力はやがて目覚めることになるという。そして、リリス・アナトリスという女性が現れ、ケイにその力の覚醒を促す。リリスは父と深い関わりがあり、ケイの力が覚醒すると過去の謎が明らかになると告げる。ケイはその言葉を信じ、父親が最後に向かった遺跡へと向かう。そこで彼は、炎の力を覚醒させる試練に挑むこととなり、その力を制御できるかどうかが試される。覚醒した力には大きな代償が伴い、ケイは自らの運命と向き合いながら、過去の謎を解き明かしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 22:28:40
5344文字
会話率:21%
アナトリア・エーメレ・ユプラーシャは魔法使いの名門ユプラーシャ公爵家に生まれながら、魔力を持たない無能者だった。
無能者は貴族社会において恥であり、優しかった家族から虐げられることになるアナトリア。
そんな彼女は何故か、同じく魔法使いの
名門であるクラウディウス大公家の嫡男、ルキウス・アルプ・クラウディウスに見初められ、結婚することに。
どうしてルキウスは、無能者である自分を妻に――?
答えが分からぬまま始まる結婚生活だったが、ルキウスには放置され、愛のない日々を送ることに。
唯一の救いは屋敷の使用人たちが優しかったことだけ。
そんな愛のない生活は二年目にして、病に倒れたままアナトリアが亡くなることで終止符が打たれる。
しかし次に意識が戻ると、アナトリアは6歳の頃に時間が巻き戻っていた。
それだけでなく、無能者であるはずの彼女は、通常の魔法使いならば10歳で魔力に目覚めるところ、6歳ですでに魔力に目覚めていた。
他にも逆行前とは微妙に異なることがあって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 09:50:23
94666文字
会話率:44%
西と東の国の文化が混ざり合ったドラゴンの国
ドラフィール王国で唯一のドラゴンの解体師として働いていたアナトミアは、ある日、クビにされてしまう。
仕事が無くなったアナトミアは、アテもなく彷徨っていると、街の外でドラゴンに襲われている集団に
遭遇した。
仕事道具を持っていたアナトミアは、ドラゴンを瞬く間に解体して、彼らを助ける。
彼らは、後継者争いに敗れた王弟オアザと、その護衛だった。
一方、アナトミアをクビにした役人は焦っていた。
アナトミアの後任として雇った者たちが、誰もドラゴンを解体出来なかったのだ。
そんなことになっているなんて知りもせず、アナトミアは王弟と共に、旅立つのだった。
※カクヨムでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:20:00
550164文字
会話率:44%
(2024/4/11開始!)
とある街で冒険者をしている魔法剣士アナトは近隣のダンジョンを攻略する優秀なパーティの一員でしたが、ある日不調に陥り、パーティーから追放されてしまいます。
それまでは楽に倒せていたモンスターに苦戦し、パーティで
の連携も上手くいかなくなってしまったためです。それは戯神(ぎしん)という神様の"おしり"に潰されてしまったからでした。強き神の力が次元を超えて影響してしまったのでした。
そんな彼に道を示す自称美少女ミルティア。彼女は遊神(ゆうしん)という神様であり、アナトの状況を大笑いしつつともに旅に出ます。勝手に配信しながら……。
一方でアナトを追放したパーティーは上手くダンジョン探索ができなくなり、様々な不幸に見舞われてしまい、ついにはギルドからペナルティを課せられ、破滅してしまいます。
これは、不運な魔法剣士アナトが神様たちとダンジョンでワイワイしていたら超強くなり、神様の世界で人気者になってしまう物語です。
注)アナトは配信されていることを知らないので内密にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:04:01
117851文字
会話率:34%
中世アナトリアの田舎に住む青年、アトゥラタ。
ある一日の夜、父からとある紙切れを渡される。
それは、遠く離れた「光の町」へと青年を誘う、往復切符であった。
異郷の地で、青年は一人の小娘と出会う。
これから話すのは、果実のように甘く、香辛料
のようにピリリとした思い出の話―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 19:48:00
3460文字
会話率:30%
天正十五年(1587年)正月、桜島の異常な光に包まれた薩摩半島は、島津家ごと西暦1453年の黒海沿岸に転移してしまう。
島津家の十字の紋を見たビザンツ帝国と戦争中のオスマン帝国皇帝メフメト2世は、謎のキリスト教徒を屈服させるべく、薩摩の地に
踏み入る。
オスマン軍を迎え撃つは、島津家四男・家久。
一方、オスマン帝国によって滅亡の危機に瀕していたビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、起死回生の一手として島津家との同盟を申し出る。
だがそれは、島津家に「ローマ帝国再興」を大義名分としたヨーロッパ征服のお墨付きを与えるものであった。
ビザンツ帝国に臣従し、皇帝を傀儡として神輿に担いだ島津家は、中断された九州平定の憂さを晴らすかの如くヨーロッパ、アナトリア、ロシア、北アフリカで猛威を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:00:00
519720文字
会話率:20%
アナトリア王国の第三王子であるアークは、現在8歳。その日、現王ヘンドリックの弟で、叔父であるブライアンの反逆により命を狙われたが、従者である魔法使いのサジュームの転移魔法により、命からがら住まいの離宮から逃げたのだった。
そばにいた近衛騎士
のガイウスも、ともに転移しており、3人で王都外れの森を夜どおし駆けて逃げていたところ、彼らは女の子の赤ん坊を拾う。
その女の子こそ、現代日本で「橋田美羽」として生きた記憶を持ち、転生によって、たぐいまれな魔力を備えていた。
王家の王位争いで命を狙われるアーク王子は、反逆者のブライアンに復讐する日まで生き延びることを誓う。彼らはその日まで、サジュームとガイウス、そして女の赤ん坊と一つの家族のように寄り添い生きていく。
*時系列では、現在投稿中の「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫《アナトリア王国転生後日譚Ⅰ》」の前にあたります。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫 序章」として掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:00:00
15866文字
会話率:37%
アメリア・ペリクレス、11歳。一年前に、ペリクレス辺境伯に養女として迎え入れられた孤児の娘。実は、中身は現代日本でOLをしていた橋田美羽、32歳だった。
交通事故で死亡するも、気が付いた時には異世界に転生していた。
見知らぬ世界の片田舎で転
生していた美羽は、庶民として一から人生やり直すつもりが、なぜか王位継承の動乱に巻き込まれる。
魔法使いが権力者に使役される世界で、尋常でない魔力を持ってしまった美羽。
養い親で魔法使いのサジュームは、その美羽をアメリアの背後に見ることができた。転生を理解しないサジュームは、その力を精霊の力だと考えて、美羽を精霊だと思っている。そして、アメリアはその依り代だと思っている。
アメリアは心の奥底でサジュームを慕いながら、それを表に出せないジレンマに思い悩んでいく。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫(上)(下)」として掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 05:00:00
30045文字
会話率:26%
ロクシャーム王国の貴族一族「オーヴァスト家」の長女、ミシュエル。
彼女は継母であるティアモから日常的に虐待を受け日を過ごしていた。
そのせいで人生を諦めに近い形で過ごしていた。
そんなある日、第3王子・ケツァールとの婚姻が持ち上がり、婚約
する事となった。
しかし内気な態度がケツァールの気に障ったため即日で婚約破棄を言い渡され、ミシュエルは行き場を無くし、毒を服用して自殺を試みた。
しかし奇跡的に一命を取り止め、アナトという青年に拾われ療養する事となったのだが、ミシュエルは名前以外の記憶を失っていて………
記憶を失ったミシュエルがアナトとの出会いをキッカケに様々な事件を通して自分自身を知り、そして狂気に染まっていく、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:48:47
12396文字
会話率:37%
杉田玄白。
享年、享年八十三歳。
徳を積んだ功績により、異世界転生を果たす。
与えられたチート能力は二つ。
神によって作られた御神体、そして神器『解体新書(ターヘルアナトミア)』。
回復魔法という概念のない世界で、蘭学医の杉田玄白が神器を
武器に世界を癒す。
男であった自分の肉体を捨て、知識としてしか知らない女性の体を得て。
さまざまな困難も、蘭学医ならば大丈夫w
己の好奇心を満たすため二つのチート能力を駆使して、杉田玄白が異世界を探訪する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 10:00:00
169173文字
会話率:42%
『砂漠の賢者カエムワセト』で主人公のエジプト第四王子カエムワセト、の忠臣ライラのエピソードです。
ラムセス二世に新たな王子が産まれ、ぺル・ラムセスでは王子誕生の宴が開かれていました。ラムセスの遠縁にあたるライラも、その宴に招待されていたので
すが、ライラは貴族以上が集まる王宮の宴が嫌いでした。
大貴族の娘でありながらその華やかな人生を捨て軍人になったライラに、同じ貴族令嬢たちは非友好的でした。一方にライラは、打算ばかりでカエムワセトに近づこうとする貴族娘達が気に入りません。
ラムセス二世に尻を撫でられ、ラムセス二世の側室ビントアナトには泥棒猫呼ばわりされ、疲れ果てたライラはバルコニーに逃げて宴を抜ける機会を待ちます。
そこにやって来たのは、同じく宴会嫌いの王太子と、貴族の姫様達から逃げてきたカエムワセトでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 20:42:32
25284文字
会話率:28%
初デビューの短編です。
今後大幅な加筆修正する予定がございます。
ご了承ください。
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ベルディーン王国の公爵令嬢であるグレイス・アナトリアは王子であるレオーネという婚約者がいた。
学園に入学すると、レオーネが平民出身の男
爵令嬢とフローラ・ファルールと親密な様子を発見してしまう。
「僕たちは真実の愛に結ばれているんだ。早くこの関係が終われば良い」
レオーネからそのような言葉を聞いたグレイスはレオーネとの面会で「これ以上私にお時間を割かなくて結構ですわ」と言った後に市井での生活を始める事となる。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 01:34:56
7932文字
会話率:62%
ある世界で平和をもたらした全高15mの機械神…機鋼甲冑アナトは、神となった創造主に誘われ、創造主の故郷である地球へと転移する。しかし彼女が降り立った地球には、邪神の尖兵達が暴れ回っていたのだった。荒廃した世界を救う為、彼女は共に戦うパート
ナー達と出会い、共に戦い続ける。
○こちらはリンドバウム王国記の続編的な作品です。突然親しげにアナトに話しかけて来る神やら女神やらが出て来るわ、初登場の人物の名をアナトが知っていたりします。わけがわからない方はその後の展開を待って頂くか、待ちきれん!と云う人はリンドバウム本編か、辞典をお読みください。(尤も10月後半くらいまでリンドバウム本編でも未登場なキャラがこちらに出てますが…)
○更新時間は基本的に昼12:00になります。
第7話以降は暫く、リンドバウムの投稿がない日を中心に投下していきたいと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 10:00:00
122933文字
会話率:51%
リンドバウム王国記の辞典。
作者メモを他人が見たらどう捉えるのかを見たくて多少の加筆修正をし公表。
本編ネタバレを含むため要注意。筆者が辞典好きなためでもある。
本編にて設定変更などの変動があれば随時作成する予定。
☆投稿予定・更新・修
正のお報せ
○12/7 APPENDIX 2
○12/7 機鋼甲冑アナト A.D 2030 Encyclopedia12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 12:00:00
53392文字
会話率:1%
いつもの
津蛇慨シリーズ
ゴスロリ蟲使い いつもの
大抵 黒髪 紫 銀 金髪 どれか まれに白髪
黒眼 赤眼 紫眼 多い
カサブランカ四兄弟は
過去作から自身のオマージュ再使用
少しリメイクしてる
ティアナト・エスケ
ンス
キリー・バックボーン
フラックボックス 女 能力
黒邪龍
ジド・ブラゴール・ウィブンストン
ケティナ
アルン
ジャスミン
刀 春雨
三獄戦士
双月騎士
トライバル
四天王
カサブランカ五兄妹
ガレオ・レクタール
パゴス・ジェッテ パレオではない
ミストン・ステリアス
キリー・バックボーン
サナメ・アンブルビーボ
全員 本名別
組織の厨二政府の幹部の一人により
つけられた
キリーのみ別の政府上官
ネーミングださい
センス同じくらい
わりと、愛着 メンバー大事にしている
捨て駒ではない
カサブランカ
モーゼの十戒
モーセ
組織折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 07:29:11
10930文字
会話率:0%
水竜ウォーバイトに器として認められ、次の竜がいる中都市メリアナトレーへ行くために、冒険者の町小都市アリアドルへたどり着いたリーオ達は、とある事情によりしばらくの間アリアドルへ滞在することになった。そこで出会った冒険者の少女『キリサメ=イチカ
』にリーオは言い表しようのない違和感を感じて...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 18:00:00
313769文字
会話率:48%
契約によって、他者に魂を預ける代わりに不死身の肉体を手に入れた戦士、リンカー。
兵の損耗なく続くかに見えた二つの国の戦いは、リンカーをも殺す黒髪赤眼の兵士、『悪魔』の出現によって膠着状態に陥らされていた。
そんな中、不死身のリンカー、アナト
は、悪魔に背後から心臓を貫かれて命を落とした、はずだった。しかし、彼は悪魔にも殺すことのできない、本物の不死者であった...!
これは、不死身の少年が、世界から戦いを消し去るために奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 17:52:43
117033文字
会話率:30%
時は二世紀の終わり。
倭国の中原にある大国オオヤマトの王子タケノヒコは、優れた巫女であるというトヨと会うためアナトノ国を訪れた。
そこで見るトヨは、清明な光をまとって敵の大軍を押し返す不思議な力を持つ少女だった。
トヨは、やがて出会う仲間
たちとともに様々な戦いを経て、倭国を統べる女王として君臨する。
強き黄金色の国 前編では、そのはじまりの物語を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 22:31:49
100677文字
会話率:45%
パナス王国の王都エリックリンドは表向きは平和な都市であったが、10年前のクーデター未遂事件以降、シバースと呼称される特別な能力を持つ人々への迫害と弾圧が繰り返されている。
そんな状況を変えたいと願う一人のシバースの少女は、幼い頃に読ん
だ絵本の主人公『魔法少女エリエル・シバース』を名乗り街の平和を守るために活動をするが、その思いはいつも空回りばかりしていた。
一方、治安警察王都守護隊を失望の内に除隊し、自称何でも屋として怠惰な日々を送っていたクルーア・ジョイスは、謎の人物からの依頼を受け魔法少女の調査を開始するけれどなかなか思うようにいかない。
そんなある日、一つの事件を切っ掛けに10年前のテロ事件を首謀した組織『シバース教アナトミクス派』が、再び表舞台に現れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 01:06:58
324707文字
会話率:36%
森に囲まれた静かな村で、平穏な生活を送ってきた黒髪の少年――ニール・アナトラ。村から足を踏み出したこともなければ、外の世界に出てみたいと思ったこともない。家族との貧乏で平和な生活がずっと続けばいいと、ニールの念願はそんな生粋としたものだった
。
「――ユィディは?」
しかし、悪辣な運命はそんな念願を嘲笑うかのように蹂躙する。
平凡な人生が続くと思われた矢先に、妹が、帰ってこなくなった。村中を探しても見当たらない。そして、ニールを初めて外の世界へ引っ張り出したのは、妹と交わしたとある約束だった。
「ユィディの死をこの目で見ない限り、彼女は生き延びる」
これは、何の力も持たない軟弱の少年が、危険な冒険に出る物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 22:54:14
118596文字
会話率:21%