天正十五年(1587年)正月、桜島の異常な光に包まれた薩摩半島は、島津家ごと西暦1453年の黒海沿岸に転移してしまう。
島津家の十字の紋を見たビザンツ帝国と戦争中のオスマン帝国皇帝メフメト2世は、謎のキリスト教徒を屈服させるべく、薩摩の地に
踏み入る。
オスマン軍を迎え撃つは、島津家四男・家久。
一方、オスマン帝国によって滅亡の危機に瀕していたビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、起死回生の一手として島津家との同盟を申し出る。
だがそれは、島津家に「ローマ帝国再興」を大義名分としたヨーロッパ征服のお墨付きを与えるものであった。
ビザンツ帝国に臣従し、皇帝を傀儡として神輿に担いだ島津家は、中断された九州平定の憂さを晴らすかの如くヨーロッパ、アナトリア、ロシア、北アフリカで猛威を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:00:00
519720文字
会話率:20%
平成の時代では農家をやっていた俺は第六天魔王波旬=他化自在天により戦国時代の島津義久として転生した……らしい。
俺がなぜ薩摩島津に生まれ変わったははっきり分からないが、薩摩島津での天下取りを夢見たっていいよな。
なんとか奮闘してみようじゃな
いか。
そんなお話です。
なお、官位ではなく諱で読んだり、公儀ではなく幕府とよんだり後奈良天皇という本来当時では行われない記述などをしているのはわかりやすさを優先している故です。
中途半端に当時の呼称なども混じっていますがそのあたりご了承ください
プロローグを多少変更しました。
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/
この作品のオリジナル掲載サイト:日本の小説家になろう
著者:水源
著者に対して許可なき転載を禁じます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 01:04:14
493267文字
会話率:27%
薩摩の戦国武将、島津義弘。
朝鮮出兵では鬼島津と呼ばれ、関が原では戦場を決死の思いで横切った島津の退き口。島津四兄弟の中で最も武勇に優れた男を隣国日向国の伊東家の触手が忍び寄る。この窮地に猛将義弘はどんな手を打つのか――。
最終更新:2015-04-26 12:00:00
23097文字
会話率:50%
交通事故で死んだ俺は、戦国時代に転生する。
父親への反発と、見に迫る危機から逃げるように仕官した先の大名家。
そこで待っていたのは、胃薬必須の人外魔境だった。
「盛敦どん、種子島買(こ)てきて」
「いや、家貧乏ですからね!
?そんな金無いからね!!!」
「盛敦どん、釣りに行く(いっ)どー!」
「待って!あんたが行っちゃ駄目だってば!!!」
「あげん田舎もんに振る尻尾は持ち合わせてなか」
「待って!戦力差!!考えて!!!」
「盛敦どん。おいはそげん影か薄いっちゃろか。」
「………。」
「何か言っちくいやんね。」
「ちっと、大陸に行こかいねー」
「止めて!多方面からの苦情が怖いの!!!連載出来なくなっちゃうのおおおおお!」
日本の南端で、男の悲鳴がこだまする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-09 04:16:52
15836文字
会話率:39%
戦国時代の九州に、南端の地から後に天下を揺るがすことになった島津四兄弟、次男義弘、末弟家久等の活躍を、他の九州の武将等の活躍とともに描いてみたいと思います。
最終更新:2010-06-01 17:46:47
292082文字
会話率:41%