あたしの名前はサラ、地方都市にある小さな宿屋で働く労働者、齢18歳のうら若き乙女である。
ほんのちょっぴり童顔で、乙女というよりは少女にしか見えないのがちょっとした悩み。
あとはごく普通のどこにでもいる娘、というのは世を忍ぶ仮の姿で、実は殺
し屋をやっている。
まあ、あたしがやれるのは隙を突き、急所を突くの二点だけなんだけど。そこそこ需要があるのが割りと謎。
ある日あたし指名で大物殺しの依頼が舞い込んできた。
勿論断ることなどできずターゲットを始末しようとしたが、さすが大物だった、任務は失敗。
自爆とも言える最後の手段を使っても状況は打開できず。
しかも、その手段のせいで、拗らせアホ男と結婚しなければならない羽目になってしまった。
どう考えてもおかしいでしょ。なんでそうなるの。
任務失敗からの逃走で組織からも追われ、拗らせた男には滅茶苦茶嫌そうな顔で結婚をせがまれたこの状況。
せっかく組織という戒めと、殺しという忌々しい職業から逃れられそうなんだもの、こうなりゃ絶対に逃げ切ってやる!
結婚? 逃げ切れるんだったら甘んじて飲み込んでやるわ。たとえ生理的に無理目な相手だとしてもね!
殺し屋を生業にする少女にしか見えない女サラが、徹底的に手段を選ばないという捨て身戦法で、必死に平穏無事な生き方を手に入れようとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 17:32:00
332653文字
会話率:43%
就活中の元OL, 影丸純恋(かげまる・すみれ)(29)は目が覚めると人外のような美貌を持つルードクロヴェリア公爵の一人娘、マルルーシェに生まれ変わっていた。公爵令嬢だなんて当たりくじを引いたと喜んだのも束の間、公爵の様子が大分おかしい。彼は
幼女に「お前は私の観察対象だ」と言い、自身を魔王の息子だと明かす。女神信仰が篤い国で悪魔の娘だとバレたら、良くて国外追放、悪くて魔女狩り。平穏な人生を生きるためにLove&Peaceの精神を培ってもらい、娘をただの人間だと認定してもらいたい! モンペならぬモンスターファーザーに翻弄されつつ、人間は尊い&娘は可愛いをインプットさせていると、ようやく公爵はマルルーシェをただの人間だと認めてくれたのだが……。「隔世遺伝が気になるな。一年以内に婿を取れ」って、なんでそうなるの!◆不憫な悪魔の公爵令嬢が平和に生きるために奔走しつつ婚活に励む話。◆タグにご注意ください。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 17:59:48
45352文字
会話率:32%
☆2024/3/13
カクヨム様にて、週間異世界ファンタジーランキングと週間総合ランキングで表紙入り(10位以内)です!
目覚めたら、妹に無理やりプレイさせられた乙女ゲーム、「ルーナ・クロニクル」のモブに転生した俺。
名前は
、シド・フォン・グランディ。
準男爵の三男。典型的な底辺貴族だ。
「アリシア、平民のゴミはさっさと退学しなさい!」
「おいっ! 人をゴミ扱いするんじゃねぇ!」
ヒロインのアリシアを、悪役令嬢のファルネーゼがいじめていたシーンにちょうど転生する。
前日、会社の上司にパワハラされていた俺は、ついむしゃくしゃしてファルネーゼにブチキレてしまい……
「助けてくれてありがとうございます。その……明日の午後、空いてますか?」
「えっ? 俺に言ってる?」
イケメンの攻略対象を差し置いて、ヒロインが俺に迫ってきて……
「グランディ、決闘だ。俺たちが勝ったら、二度とアリシア近づくな……っ!」
「おいおい。なんでそうなるんだよ……」
攻略対象の王子殿下に、決闘を挑まれて。
「クソ……っ! 準男爵ごときに負けるわけにはいかない……」
「かなり手加減してるんだが……」
モブの俺が決闘に勝ってしまって——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 20:36:39
46334文字
会話率:37%
「うっ!まっず‼︎」
一国の女王であったフェリシアが、口の中にとんでもない不味さを感じて目を覚ますと、そこは百年後の世界だった。自らが治めていた国はなくなり、居城は寂れ、そこには彼女だけが取り残されていた。
彼女を氷の目覚めさせてく
れた青年--レンは、彼女を助けるために自分の家に連れて行ってくれたのだが……。
「それで?その者が、お前が言っていた結婚相手か?」
ポカンとした顔の二人が顔を見合わせる。
「旅から帰ったら婚約者を連れてくると言ったのはお前だろ?」
「……、あー。言った、かも」
「言ったの⁉︎」
「んー……。フェリシア、結婚して?」
「なんでそうなるのよ!おかしいでしょ‼︎っていうか、こっちは貴方が帝国の皇子ってさっき知ったばかりなのよ‼︎」
レンの適当な発言でひとまず婚約し生活し始めた二人。
レンはなぜあの場所にいたのか?
目覚めたフェリシアにもまだ問題があり……。
旅に出ていた帝国皇子と聖なる国の元女王が織りなす、お互い幸せになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 07:30:52
132425文字
会話率:51%
隣国からの短期留学生、金髪の美人は、彼の元カノなの? 二人の親密な関係に嫉妬していたのに、突然、隣国の王子が現れたら、なんでそうなるの?
最終更新:2023-10-02 12:00:00
3136文字
会話率:40%
1999年
俺は自棄のようなものを起こしていた。
で、なんでそうなるのん?
最終更新:2023-03-31 00:00:00
2655文字
会話率:46%
神よりスキルを授かる成人の儀式を受けた侯爵家嫡男のライゼルは、父や双子の弟を超えるスキルだけではなく多くのスキルを授かった。しかしなぜか周囲には理解されず家から勘当されてしまう。
これが新発見のスキルや認知度が低いスキルならば話は分かる
のだが、
ライゼル「【剣王】ってすごいスキルですよね? 私はそれを授かりました」
父「【剣王】は素晴らしいスキルだ。だが、お前が授かったスキルは【剣王】ではないか」
ライゼル「なんでそうなるんじゃ、ボケぇぇえええ!」
これは自分のスキルが認知されなかった少年が英雄になる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 12:00:00
26135文字
会話率:33%
壊れたオルゴールみたいに、同じこと何度も言いたくないんですが……
言いたくないんだけどなぁ。
だからもー、これで最後にしたいわと思うよ
最終更新:2022-07-17 00:49:23
1477文字
会話率:0%
男爵令嬢の私には恋人がいる。伯爵家のアルマーだ。しかしなんとかれには婚約者がいるという。聞いてない!これでは婚約者である侯爵令嬢テレーザの怒りを買ってしまうだろう。私はあせってアルマーと別れることにした。「別れましょうアルマー様」「どうして
突然?」「浮気は良くないので」そんな私に彼は言う。「浮気じゃない。これは自由恋愛だよ。テレーザも怒らないよ。君は学園にいるときだけの彼女だし」……はい?「つまり弄んだんですか?」「なんでそうなるんだい?」え?私がおかしいの?
カクヨムとアルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 12:24:27
5077文字
会話率:53%
後輩の女の子からの告白を断ったら、後輩の身体から電撃が出るようになった。何を言ってるのか分からないと思うが、事実だ。
「これじゃあまるで、私ピカチ……」
「それ以上はよせ!」
「……じゃあ、私と付き合ってくださいよ」
「なんでそうなる?
」
「せ、せんぱいが付き合ってくれたら絶対に治ると思うんですっ!」
「ま、待て! 他にも方法が――!」
フラれた後輩の身体から電撃が出ることから始まる、青春電撃ラブコメ。
――青春は電撃のように青く、一瞬で過ぎ去っていくものだから。
カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 23:08:06
33300文字
会話率:46%
S級ダンジョンを攻略するためにギルドから派遣された特S級魔道士のケイン。
しかしパーティーは前任者を『無能』と断じて追放したばかりの曲者揃いだった。
慌ててギルドに契約破棄を訴えたものの、上層部の意向で却下されてしまう。
仕方な
くダンジョンダイブを行ったが、当然ながら連携はバラバラ。
案の定、ケインは囮としてダンジョンに取り残されてしまう――が、しかし。
逃げ去ったパーティーはトラップで全滅し、
唯一、実家の公爵家から『転生のお守り』を持たされていたパーティーリーダーの聖騎士エル・カーディナルだけが生き残った。
ただし、デメリットの『性別逆転の呪い』により、金髪巨乳の女騎士として。
意識を取り戻し、現状を把握した聖騎士エルからこう伝えられた。
「せっ、責任を取れ! そうでないと、お前を殺す!」
「責任ってなんだよ」
「私と結婚しろ!」
「なんでそうなるんだよ!?」
どうやらお家の事情で、女は成人したら結婚、男は伝説の英雄にならなければいけないらしい。
ケインは相手が元男だと分かりつつも、その容姿に惹かれて責任を取る羽目になった――までが前日談。
結婚式を終えたケインとエルは、初めてのFランクダンジョンに挑むことになる。
「……おい、待て! 女は結婚しておしとやかに暮らすんじゃなかったのか!?」
「私は|聖騎士《クルセイダー》だ! 女である前に世界を救う使命がある! いくぞぉぉぉ――!」
「バカ! 剣もまともに振るえない癖にスライムに突っ込むなぁぁぁ――――!」
『くっ、服が溶け……!? くっ、殺せ!』
「うぉおおおおおおお――!」
ケインはエルを助けるため、全身全霊での介護……ではなく、サポーターとしての人生を送る羽目になった。
……この物語は、特S級魔道士とくっ殺系女騎士が巻き起こす、ハイファンタジーラブコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:02:15
12319文字
会話率:48%
鳥谷部オウカ:高校二年、男子。フツメン。そこそこモテる。
花野木アスカ:高校二年、女子。美少女。めっちゃモテる。オウカに限り下ネタOK。
二人は家もお隣同士の、幼稚園からの幼馴染である。
「ねぇ、オウカ」
「なんだ、アスカ」
「私
、今日告白された」
「マジで? 誰にさ?」
「サッカー部の野田先輩。主将やってる」
「なに、告白って? お前の靴を隠したのは実は俺なんだとか言われたの?」
「なんでそうなるのよ。愛の告白よ。好きだって言われたの」
「愛してるじゃなくて好きなら、好意の告白では?」
「あげ足とらないでよ。どうしよっかなって。付き合おうかな?」
「好きなの?」
「別に好きじゃないけど、男子と付き合ったこと無いし」
「なら止めとけば? 評判悪いよあの先輩」
「どう悪いの?」
「……イケメン」
「それ良い評判じゃないの?」
「あとはほら、サッカーが上手いとか」
「それも誉め言葉じゃん」
「……」
「嫌なの? 私が先輩と付き合うの?」
「……別に」
「そう、じゃあ付き合うの止めるわ」
「……俺は別に」
「あーあー、いつになったらオウカは幼馴染離れしてくれるのかしらねー」
「……アスカこそ、いつになったら放課後に直で俺の部屋来るの止めるんだよ」
「来なかったら、寂しい癖に」
「そっちこそ」
……これは、どう見ても付き合ってるのに付き合ってないと言い張る幼馴染男女の、傍から見たらイチャついているだけの日常会話を、ただただ記す物語である。
※カクヨム様にも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 12:01:36
122393文字
会話率:98%
これは本当に私の身に起きた出来事です。
一切の偽りはないため、嘘だと中傷されたり、なんでそうなるのと問われてもそうだったんだからとしか答えようが無いため、誹謗中傷はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
P.S.呪われても私は一
切の責任を負いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 00:07:21
961文字
会話率:10%
「勇者の安息あずかる宿屋が、弱くて務まるとでも?」
魔物の群れに追われた少女勇者・ナナカが逃げ込んだ宿屋。
そこで出会った相手は、剣も魔法も使えない……しかし世界でも指折りの実力を持った、規格外の宿屋主人だった!
変わり者の宿屋主人・
クラギ。彼はその卓越した技能と接客で、あらゆる事件を解決していく。魔物を狩りに行ったかと思えば襲ってきた魔導師を撃退し、世界最強パーティの一員を下し……そんな噂は徐々に広がる、のだが。
「……これもナナカ様の功績ということにしてもよろしいですか?」
「なんでそうなるのっ!?」
目立たず騒がずのんびりと。
勇者の陰で活躍する、変な宿屋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 16:45:25
70692文字
会話率:44%
俺は、学園の一位になる。
そう決めて学園に入ったが、違うそうじゃない。
なんでそうなるんだ、なんて事になるかもしれない。
事実未来はわからないのだ。
だが、目標に向けて走り続けるだけである。
最終更新:2018-12-07 00:42:24
564文字
会話率:0%
トランスジェンダーの友達に女性がお泊まり要請
最終更新:2017-08-23 17:37:19
207文字
会話率:0%
以前、タバコを吸っていた時に、友達から教えてもらったおまじない。
おまじないって大人になってから考えると「なんでそうなるの?」っていうものが多いけど、
純粋に信じる想いってのは大切だと思う。
ただこれは、ダメなパターンだと思うけど。
最終更新:2017-02-02 17:37:38
547文字
会話率:8%
國與女大学囲碁部の顧問である佐藤は、文化部棟の戸締り確認をしている際に、見てはいけないものを「百人一首部」で見てしまった。それは、日本を牛耳る伊集院財閥の一人娘、伊集院静の着替え途中の姿であった。
『肌を見せて良いのは夫だけ』というしきた
りがある伊集院家。伊集院静の父である伊集院龍三は、結婚を佐藤に迫る。もしくは東京湾に沈むか……。
そんなピンチに追い込まれた佐藤に救いの手を差し出したのは、伊集院静だった。「まだ、学生の身分でありますので、結婚は如何なものかと……。まずは、婚約者からお願い致します」
「え? なんでそうなる~」
五十鈴スミレ様の『決められた婚約者企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 00:00:32
31060文字
会話率:38%
前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気が付いたパトリシア。
え、なんでそうなるの? もしかして、これってハードモード!?
悪役令嬢という役柄ですが、自分の欲望を叶えるべく頑張ります!
最終更新:2016-02-25 00:00:00
8131文字
会話率:24%
性悪野郎VS神様軍団
俺、赤金姫矢(あかがね・ひめや偽名)は学校にもバイトにも行かないぷらぷら男子、暇さえあれば大人の男の人にご飯を奢ってもらってラッキー!!みたいな、結構悪い子。そんなラッキーでいけない俺の前にそいつは現れた。
「
ねえ、そんなに暇なら、そのラッキーな人生、アンラッキーに変えてみる?」
なんでそうなるわけ…。
この物語は、ちょっとせこいやり方でラッキーを手にした5人の男の子(おじさん含めて)がめちゃくちゃ怖~い神様軍団と戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 08:06:48
5315文字
会話率:44%