"アイ"は、ネットでのフォロワー数が徐々にのびはじめた謎のひと。そのアイのしんじつを探したくてアオイは、アイのストーカーのようになっていた。
コスプレ喫茶で、ブルーとして働く"アイ"は自称クズで、ネ
ットからは評判がよく、けれど、どこかでヒトとして、あきらめていた。
でも、"アイ"には、誰にもイッテいないことがあり、その時を待っていた。
アオイが、追う"アイ"のしんじつってなに!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 13:00:00
282375文字
会話率:52%
伯爵令嬢アレキサンドライト・セレスは婚約者に内緒で王宮で働いていた。まもなく勤務終了時間になるというところに、婚約者のユリウス・クローディア公爵子息が現れて……バレてしまいました。
特使に気に入られて王宮のアレコレに巻き込まれる目立たない令
嬢(自称)と、第二王子の側近『氷の公爵様』は無事に結婚まで辿りつけるのか?見届けて頂けると幸いです。
「婚約破棄?その言葉ずっと待ってました!〜婚約破棄された令嬢と氷の公爵様〜」の続編的位置付けです。もちろんそのままでもお楽しみ頂けます。
世界観の設定や人物像については、前作をご覧頂けるとより楽しめるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:33:18
213557文字
会話率:29%
【プリンセス・ロザリアンロード】という乙女ゲームの世界に転生したロザリアンヌ。
攻略対象の男達もゲーム内での攻略対象者だったから多少は熱を上げる事もできた(容姿と声は好みだった)が、現実には血筋が良いだけの王子と結ばれて一生窮屈な王城暮らし
とか、正義感が強いだけの脳筋近衛騎士候補や参謀タイプの賢者候補に、間違いなく亭主関白気取りそうな俺様英雄候補などと結ばれるなどまっぴらごめんだ。
だいたいがどいつもこいつも既に婚約者がいるというのに、主人公に現を抜かすなどもうその時点で私的にはあり得ない。
現実問題そんな誠実さに欠けた男と結ばれたとして、本当に幸せになれるのかって話だよ。
例え誰とも結ばれないトゥルーエンディングだったとしても、聖女となって一生世界の安寧を祈りながら教会で暮らすなどもっと嫌!!
もっともバットエンディングで魔法学校を追い出されるという方法もあるが、それは自分の人生に傷がつく様で我慢できない。
と言うか、在学中ステータスも上げずにダラダラと過ごして何が面白い。
ただでさえ短い青春時代を男に振られるために無駄にするなど考えたくもない。
折角転生できたのだから誰かに選ばれ縛られる人生ではなく、自分の思った通りに自由で気ままな人生を自分の手でつかみ取りたいと息巻いたが、あいにくロザリアンヌは主人公では無かった。
しかし折角だからゲームの知識は活用させて貰う。
10歳になったばかりのロザリアンヌは今日も一人密かに張り切り、ダンジョンへと足を運ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:10:00
664230文字
会話率:37%
オーランド大陸の小国であるロランド王国。子爵令嬢であるエディス=クルーズは、十歳の時に母親を病で亡くすが、その時に自分の前世が日本人の社畜OLだったことを思い出す。
エディスは母の死後、父が連れてきた後妻であるヨランダと、異母妹・リビーから
虐げられるが、頼りの父はヨランダとリビーに甘く、エディスに関心を示さず、味方は同じ母を持つ兄だけだった。
父や義母、異母妹に従うフリをしながら、こんな家からはとっととトンズラしてやると着々と準備を進め、ついに祖国を脱出!
実力主義の国、マドック帝国で文官として採用されるも、配属は何故か魔石獣のお世話係に。上司であるヒュー=ヘインズとの出会いをきっかけに、エディスの運命は思いもよらない方向に向かっていく──。
※「エブリスタ」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:10:00
115257文字
会話率:47%
フルダイブVRゲーム。それはきっとそう遠くない未来の技術である。そしてその時代に住む人々は今とそう変わらずにゲームを楽しんでいることだろう。
さて、皆さんはゲームをどこで購入するだろうか。ネットショップで注文だろうか。それともゲームシ
ョップで吟味するのだろうか。きっとそうやって皆さんは名作ゲームに出会ってこられたのだろう。
……しかし、方法はそれだけではない。
名作ゲームは時にどこかへ埋もれているものである。ほら、例えばそこに売られている福袋の中にも、きっと名作が眠っているはず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:00:00
371166文字
会話率:45%
国家に期待が持てなくなった高校生、渡辺慎二たちは国家独立を目指し、本来の目的を巧妙に隠しクラウドファンディング等で南房総の広大な土地を買い、法制度の穴をついて山林を開発していく。
全国で仲間を集い、着実にコミュニティを作っていき、ある程度形
になり独立を宣言する。その時、国が取る行動とは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:00:00
55094文字
会話率:31%
70歳で死ぬことが義務づけられた日本。
制度に疑問を抱く17歳の少年・ユウは、国家の隠された“延命の選別”に気づいてしまう。
その時、未来が揺らぎ始めた。
最終更新:2025-07-19 12:00:00
6747文字
会話率:21%
孤児院育ちの主人公『ナオ・ブルース』は孤児院を卒園する年齢に達し、同じ孤児院育ちの幼馴染との結婚を夢見て将来の進路をビジネス界で成り上がろうと決心する。
そのための必須ともいえる大学に挑戦するも失敗し、それを原因に?幼馴染から裏切られる
。
地元の名士の息子に幼馴染を寝取られ、あまりにひどい扱いを幼馴染から受け死のうと自殺の名所まで行くが、死にきれず、その場で大泣き。
その時に軍への募集広告を発見して、自殺ができないのなら、戦争で敵に殺してもらおうと軍への志願を決心。
なぜが只の兵卒として戦地に行くはずが、この国の軍事エリートを養成する学校に放り込まれ、彼の人生が一変する。
しかし、まだ、死ぬことを諦めない頑固者は士官養成校で中二病を発症し、どんどん拗らせていく。
そのためどんどん周りを巻き込んで騒ぎが大きくなっていく。
いったい今度どうなっていくのやら。
果てしない宇宙を舞台にずっこけ士官が大活躍するスペースオペラの始まり始まり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:33:07
1201336文字
会話率:26%
現実に絶望していた俺、牛久チー。
ブサイクで陰キャ、家庭も学校も地獄。
「もう終わりだ」と思ったその時――気づけば、異世界のイケメンの赤ちゃんに転生していた。
周囲は優しく、才能も環境も恵まれていて……これは勝ち組人生確定!?
――なんて
、そんなうまくいくわけがない。
中身はチー牛のまま。
人間関係のトラウマは消えず、人と話すだけで苦痛。
それでも幼馴染ヒロイン、同郷の天才魔法少女、そして一癖ある仲間たちと出会い、
少しずつ、「俺なりの青春」を取り戻していく。
異世界バトル、ちょっと甘い恋、だけど中身はチー牛のまま。
もしもチー牛が異世界のイケメンに転生したら、どうなるのか――。
完全に趣味で書いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:30:00
508886文字
会話率:43%
気が付くと、ゲームの登場人物アイリーンになっていた。
育成シミュレーションの恋愛パートでのライバル。つまりほぼモブだけど、ルートによっては死んでしまうキャラだ。しかも、その兄は妹の死に逆上し主人公カップルを惨殺するサイコパス。
もし、兄に自
分が本物の妹ではないとばれたらヤバい! 殺されるかもしれない。
その時から、お兄さまにだけはけしてバレないように。ゲームの中のアイリーンの行動をなぞる日が始まる。
果たして無事にお兄様を騙しとおせるのか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:23:45
11916文字
会話率:27%
諏訪湖の底から引き上げられた、戦国時代の巨大な石箱。
その蓋に刻まれていたのは、かの武田家の“風林火山”の紋章だった。
「――これは、武田信玄の石櫃なのか?」
調査チームが石箱を引き上げたその夜、未曾有の惨劇が始まる。
逃げ場のない湖畔
で、突如現れた得体の知れぬ怪物・“獄禍《ごっか》”。
この不死の悪魔に、警官も学者も建設作業員も次々に倒れていく。
誰もが絶望したその時――美人レポーターがブチ切れた。
B級パニック×異物系ホラー×不死相手とのバトル×戦国歴史ミステリー!
――今ここに、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:10:00
108853文字
会話率:23%
科学の力が、世界のかたちを少し変えた時代。
山間部に築かれた要塞都市に住む車椅子の少女、珠川 紅利(たまかわ あかり)は、下校途中に怪しげな事件に巻き込まれ誘拐されてしまう。
その時、彼女を救い出した少年、多々良 央介(たたら おうすけ)は
、“巨人”を作り出し、それを操って戦うヒーローだった!
央介と共に戦うのは、巨人の力を増幅制御する人造人間の佐介(さすけ)。
そして央介が作り出した圧倒的な力を持つ夢幻の巨人、ハガネ。
彼らは、要塞都市の軍と協力し、襲い来る謎の犯罪組織“ギガント”との戦いに挑む!
要塞都市の少年少女はヒーローとして、世界を変える力の使い方を覚え、成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:00:00
981863文字
会話率:22%
※過去に投稿した小説にバンダナコミック01企画向けの調整を施したものです。
SFガジェットと起承転結はそのままに食べきりサイズ。
とある特技を持つ少年、ビーイチは街角で大作戦を進行中だった!
それは彼が恋している少女、キサキへの告白のため
の一大計画。
しかし、その計画の舞台へ突然の強盗団の襲撃!
居合わせたキサキも、その強盗団の人質になってしまった……。
ビーイチは恋心と特技、偶然手に入れたヒーローアイテム『マッチボックス』を手に、強盗団へ立ち向かう!
配信して戦え! PVを稼げ! ヒーローロボット『ドローン・エース』!
その時、アイドルの『クイン・ビィ』は君に微笑む!
配信系ロボットアクション短編、お楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 20:40:58
9999文字
会話率:13%
とある特技を持つ少年、蜂谷 美一《ビーイチ》は街角で大作戦を進行中だった!
それは彼が恋している少女、貴崎 蜜花《キサキ》への告白のための一大計画。
しかし、その計画の舞台へ突然の強盗団が襲撃!
居合わせたキサキも、その強盗団の人質になっ
てしまった……。
普通の少年ビーイチは恋心と機転と特技、そして偶然手に入れたヒーローアイテム『マッチボックス』を手に、強盗団へ立ち向かう!
配信して戦え! そしてPVを集めろ! ヒーローロボット『ドローン・エース』!
その時、アイドルの『クイン・ビィ』は君に微笑む!
配信系ロボットアクション短編、お楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 23:00:00
15514文字
会話率:14%
あらすじ
空に巨大な大陸が浮かび、人々がプロペラ飛行機で大空を駆け巡る世界。
かつて空の覇者だったドラゴンは姿を消し、竜の背に乗って空を駆ける「竜騎士」もまた、歴史の教科書に名を残すだけの存在になっていた。
――ただ一人。
世界最後のド
ラゴン〝アズレル〟に乗る変わり者の少年、ルカを除いては。
『竜騎士なんて時代遅れだろ?』
そんな言葉を浴びながらも、ルカは竜騎士の誇りを胸に今日も空を飛ぶ。
彼の日常は荷物運びから空賊退治。そして互いに気になるくせに素直になれない〝空飛ぶ飛行機パイロット系幼なじみお姫様〟リゼットに朝から連れ出されたりと、休む暇もない。
だが人々はまだ知らない。
その時代遅れの少年こそが、この空で唯一無二の〝最強〟であることを。
そしてそんな竜騎士としてのルカの日々は、いくつもの空を越えた先で大きな世界の真実に飲み込まれていく――。
なぜドラゴンは人々の前から消えたのか?
飛行機を操る人類が、いまだに到達できない〝最果ての空〟の先に眠る真実とは?
これは飛行機が主役になった空の世界で、時代遅れになった最強竜騎士が繰り広げるハートフル無双・空のお仕事ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 10:37:02
85623文字
会話率:55%
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。
人類は敗北した。
99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。
覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った
者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。
たった一人を除いて。
愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。
けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。
そんな時に新たなスキルが覚醒した。
戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。
けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。
人類が滅びたことを嘆くような声。
この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。
声の主人は邪竜だった。
邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。
トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。
気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。
トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。
けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。
死んだのだ。
そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。
側には見覚えのない黒い卵。
友といたい。
そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。
次こそ人類を救えるかもしれない。
やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。
卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。
「ヒカリと一緒なら」
「トモナリと一緒なら」
「「きっと世界は救える」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 10:00:00
586395文字
会話率:37%
アリアの人生は常に谷底にいるようなものだった。
両親が亡くなり、叔父に引き取られた。
しかし親と叔父の都合からアリアは厄介者とされ冷遇された。
耐え忍んで生きてきたアリアだがなんと第二王子のお相手として見そめられた。
これまで不幸だった
分幸運が来るかと思われたがそれもまた楽ではなかった。
王族の生活は息苦しく、アリアには利益を狙う人か、アリアの足を引っ張ろうとする人しか周りにおらず、お相手である第二王子の態度も冷たかった。
そんな時に第二王子の浮気が発覚した。
いつか振り向いてくれる、王族にふさわしくと努力してきたアリアの心は折れた。
そのままなし崩しにアリアは離縁され、家に戻された。
しかしその時叔父が亡くなり、親の代わりに叔父が引き継いだ家門で家督争いが起きて家が無くなった。
家すら失ったアリアは平民としてひっそり暮らしだした。
もう生きていけるだけでもいい。
過度な期待はしない。
そう思って日々を生きていたアリアだったがある日彼女の元に兵士が押し寄せてきた。
王族の命を狙い、国家を転覆させようとした罪。
なぜなのかアリアは身に覚えのない罪によって逮捕されてしまうのであった。
そして処刑されたアリア。
けれどアリアの必死の抵抗に希望を見出した神様が世界を救ってほしいとアリアの時間を戻す。
世界を救う方法は指定されていない。
浮気者も、自分を冷遇した家も、全部ぶっ壊してやる。
世界は救って差し上げますわ。
ただし復讐もさせていただきます。
カクヨム、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 10:00:00
644856文字
会話率:31%
オススメポイント!
・俺ツエーを控え目に剣や魔法や糸でバトル!
・個性的な登場人物の笑えるやり取りやコメディ回。
・普段はそう見えなくても、決めるときには決めてくれる人々のバトルシーンやシリアスな展開。
・そして時には想いを寄せる相手との恋
愛模様。
・この世界には人間以外にもエルフやドワーフ、リザードマンに精霊や魔族、獣人やその土地独特の亜人種、天上には神々もいます。
・竜や巨人、植物型から水棲型など様々モンスターや魔族との戦い、果ては国同士の争いも予定。
・大陸の隅にある王国の首都の、そのまた外れにある教会から、やがて大陸全土やその外側にまで広がっていく物語を、アナタも是非ご覧になりませんか?
もし良ければこの機会に是非、一度読んでみてください。かなりの長編を予定しているので、じっくり物語を追いたい方や、その世界に長く浸りたい方にもオススメですヾ(*´∀`*)ノ
↓ここからがあらすじ。
どこにでもいる平凡な29歳、彼女いない歴=年齢の糸野紡(いとのつむぐ)は、仕事からの帰宅中に事故死した。
気がつくと神を名乗る女性がいて、行き先は選べないものの、どうやら異世界に生まれ変わらせてもらえるらしい。
しかし転生先ですぐに捨てられ孤児となり教会へ。祖母や姉のようなシスター、筋骨隆々な神父などに見守られながら育ち、ある事件をキッカケに皆を守る決心をして、バトルマニアな騎士や変態な治癒術士らに教えを受け、様々なことを経験しながら成長していく…。
生まれ変わって多少の変化はあれど、中身はありきたりな男が、頑張って大切な人たちを守り、共に生きていこうとする話です。
どの程度でチートと呼ばれるかは判断いたしかねますが、ある程度は努力の結果として強くなるものの、バランスに気をつけながら俺ツエーみたいなのは控え目に物語を進めていこうと思っております。(ただし訓練と成長の積み重ねで、ドンドン強くはなります)
それと第一部の途中までは糸使い関係ないじゃん!と、言いたくなるくらいに剣や魔法などで戦いますが、主人公の成長や人との出会いなどを描き、その後の物語の下地を作るために、第一部の進行はゆっくりです。
前・後書きは初投稿か少し後のものです。その時はこうだったんだなぁというのを感じていただきたく思い、また自分への戒めも込めて当時のまま残してありますので、話半分程度でご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:29:27
4023725文字
会話率:51%
「オレの命と引き換えに、妻と子供、そして家臣を頼む」
愛する夫は、28歳の若さで争いに敗れ死んでしまった。
生き残った主人公 シリは25歳。3人の娘の母でもある。
結婚前に兄から乱暴され、その時の子供が長女。次女と3女は夫との子供だ。
3人
の幼い娘と共に実家 シュドリー城に戻ることになった。
愛する夫、義父母、義息子を殺し、自分を乱暴した兄と暮らすことになる。
平和な暮らしをしていたのに、突然兄が死んでしまう。
没落しつつある実家を助けるために、甥に頼まれ再び政略結婚をする羽目になった。結婚相手は25歳年上、それも妾が3人もいる領主だった。恋愛対象になり得ない年上すぎる夫、妾達との付き合い、亡き夫への気持ちを隠しながら新婚生活が始まる。再び始まった争いに巻き込まれながらも、妃として奮闘し、子供を守り、籠城準備をする。全力で生き抜く女性の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:20:00
203400文字
会話率:25%
ある日、世界中を巻き込んだ大戦争が始まった。歴史と言う大河は、その時代に生きる人々に安息の人生を与えることを一切合切拒否することにしたのだ。
覇を競い合うあらゆる陣営の中でも、当初は陸軍大国で知られる帝国が際立って圧倒的だった。
行く先々で快進撃を続ける帝国軍の機甲部隊。
しかし、帝国と対峙した国の一つである連邦の広大な大地と根強い抵抗、極寒の冬の到来が帝国軍の快進撃を阻み、あっという間に終わるはずだった戦争は際限なく泥沼化して行き、終わりのない戦いへと姿を変えた。
そしてそれが、輝かしい栄光を手にするはずだった帝国の運命を変えつつあった。
これは、世界の片隅で精一杯その時代を生き抜いた人々の物語―――
※本作を読まれる方は、必ず以下の点をご留意ください
・この物語はフィクションです。第二次世界大戦がモチーフではありますが、政治的思想や民族的主義等を主張、支持するものではありません。
・特に戦車については、史実の戦車たちがあまりに魅力的すぎて、オリジナル戦車の設定を作ることが作者にはできませんでした。描写についてはリアリティより面白さを重視する場合もあります。様々な作品で実在の銃器が使われているのと同じ感触でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:46:07
495501文字
会話率:27%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:20:00
208987文字
会話率:36%
バレンシア王国の王都から南へ数十リーグ、小さな村「ロサーナ」には、今年も豊かな実りが約束されていた。アントニオはその村で農業を営む青年だった。親を数年前に病で失ってからは、たった一人で麦畑と向き合い、耕し、育ててきた。
でも、ひとりじゃな
い。アントニオには心に決めた婚約者、村娘のマーガレットがいた。
ところが、その日。黄金色に波打つ麦畑のそばの農道に、高級な馬車が止まった。
降り立ったのは、見たこともないような豪奢な服を着た男と……もうひとり。信じられないことに、マーガレットだった。
「……マーガレット?」
アントニオが呼びかけると、彼女は軽く鼻を鳴らして笑った。
「アン。わたし、結婚やめる」
「……え?」
「婚約、破棄するわ。ごめんね。でも、もう決めたの。わたし、サラゴサ男爵様と王都で暮らすの。あんな畑の土なんて、もう触りたくない」
耳を疑った。何を言ってるんだ、マーガレット。
「……マーガレット、そいつに騙されてるんだ。男爵が、村の娘と本気で付き合うわけない。王都に行ったって、どうせすぐ捨てられる。そんなの……遊びに決まってる!」
必死だった。怒りというより、彼女を守りたい一心だった。
だが、その時。
「貴様ぁ……!」
男爵が、鷹の羽をあしらった帽子を払って、アントニオを睨みつけた。その目には、蔑みと怒りがあった。
「このサラゴサ男爵の、真実の愛を……愚弄したな、平民が!」
男爵の号令で、背後に控えていた従者たちが動いた。ゴツい腕を持った男が二人、麦畑にズカズカと踏み入り、苗を蹴り倒していく。たわわに実り始めた麦の穂が、無惨に踏みつけられる。
「やめろ……やめてくれ!!」
アントニオが走り寄るが、男爵の手下が拳を振るう。
ゴッ。
強烈な衝撃が頬に走り、視界がぐらりと揺れた。そのまま地面に倒れ込み、泥の匂いが鼻を突いた。
「平民のくせに、俺様に説教だと? 身の程を知れ、田舎者が」
男爵の靴が、アントニオの顔すれすれで地を踏み鳴らした。
「行くぞ、マーガレット。こんな泥まみれの世界と関わっては、おまえの美しさが穢れる」
「うん、ありがとう、男爵様。……もう、こんな村に未練なんてないから」
ふたりは、夕陽に染まる麦畑を背に、馬車へと戻っていく。破壊された麦の中で、アントニオは地面にうずくまったまま、目を閉じるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:10:00
30582文字
会話率:35%
幼い頃に神隠しに会ったことのある、主人公のイケメン女子のマノン・ルロワ。
じつはその時に古の魔法使いに憑依されていたのだった……
そんな事など知らぬまま月日は流れ、十五歳になった頃にマノンの頭の中で憑依していた魔法使いパトリック・ロベ
ールが目を覚ます。
大怪我したときに暇つぶしに書いた、しょうもないギャグ小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:00:00
1490507文字
会話率:53%
高校生の中道龍我は、下校中に空から不審な物体が落ちる様子を目撃した。
裏山に落ちたその物体が気になり、現場まで向かうと、そこには一体のアンドロイドがあった。
アンドロイドは女性型で、頭部がツインのお団子ヘアーの形をしている。のっぺら
ぼうの顔に液晶画面の要領で目と口が簡易的に表示されていた。
「ふふふ……中々かわいいじゃないか……」
デフォルメされた表情に愛くるしさを感じ、龍我はニヤニヤと笑みを浮かべる。
その時、アンドロイドは上体を起こして、彼の方を向いた。
「はじめましてアル。ワタシの名前、シンマオというアル」
アンドロイドは、ステレオタイプの中国人のように話しかけてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 07:30:00
31905文字
会話率:45%