近未来――女性出生率の急激な低下により、政府は“男性を女性へと身体的に転換させる制度”を導入した。
涼(りょう)は、家族を守るため、自らの意思を犠牲にして制度の適用を受けることを決意する。
「男として生きた過去」を胸に抱えながら、涼は親
友、悠真に支えられながら生きていく。
戸惑い、逃げ、隠してきた想い。
それでも、誰かに愛されたいと願った。
「お前が好きだ――性別なんて、関係ない」
幼なじみとのすれ違い、誤解、そして告白。
これは、望まぬ変化に抗いながらも、自分の人生を取り戻していくひとりの人間の物語。
“選ばされただけの未来”が、“愛される未来”に変わるまで。
涙の先に、ほんとうの幸せが待っている――。
※本作には、国家制度によって本人の意思に反して身体的性転換を強いられる描写が含まれます。
※差別や偏見を助長する意図は一切なく、登場人物の内面と愛のかたちを誠実に描くことを目的としています。
ご理解いただける方のみ、お読みいただければ幸いです。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:43:47
25158文字
会話率:19%
人は大切な人を
大切な物を
大切な事を
奪われて初めて気付く
そんな生き物だ。
ー2011年3月11日ー
中学3年の卒業式を明日に控えていたあの日
俺達の町を襲った大地震。
後に東日本大震災と呼ばれたその地震は、一瞬にして平凡だった俺
の人生から何もかもを奪って行った。
いくら後悔しても、あの幸せだった頃の時間は戻ってはこない。
なぁ、真奈。
お前は今どこにいるんだ?
お前に伝えたい言葉があるんだ。
俺、馬鹿だったからさ、失って初めて気付いたんだ。
俺はお前が好きだったんだって。
会いたい。
会いたいよ、真奈――
これは、東日本大震災を題材に、一人の中学生の男の子が歩んだ、10年間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:23:56
155923文字
会話率:50%
「知らないよ…!私はずっと、ずっと君のことが好きだったのに…!」
美紀が膝をつき、涙が床に落ちる。
俺は思い出す。中学の帰り道、恋愛映画を見た後に彼女が呟いた言葉。「遠距離なんて、私には無理だな」。それが頭に焼き付いてて、彼女を苦し
めたくないから別れを決めた。
でも彼女は、そんな俺の気持ちを無視して、4年間ずっと俺を待ってた。
「お前の気持ち考えて別れたつもりだった。お前が好きだったから、幸せになってほしかったんだ。」
「⁉何もわかってないよ…!告白してきた男、全部断って、君のことずっと待ってたのに…!」
そりゃそうだ。美紀は抜群に可愛い。ショートカットが似合う整った顔、華奢で儚い雰囲気。アイドルだって霞む透明感。男なら誰だって彼女に落ちる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:24:48
1505文字
会話率:48%
ライムフォレストの女性兵士、キリ・エヴァンスは、全ての精霊の加護を受けたこの国随一の槍術士だった。戦場では無双の強さを誇る一方恋愛には疎く「好き」という感情が何なのかまだ分からないでいた。
そんな彼女の前に、フロストウィルからの交換訓練兵
士、エルク・ヴァルターが現れる。彼は寡黙でぶっきらぼうだったが、初めてキリを見た瞬間、その姿に一目惚れした。エルクの視線に気付いたキリは食堂で彼に声を掛け、次第に距離を縮めていった。
エルクは槍の腕も立つ兵士だった。しかしキリとの模擬戦を何度も行ったが負け続けていた。しかし、彼女と親しくなるにつれ、エルクはどんどん強くなっていった。そして、国へ帰る2ヶ月前、ついにエルクはキリに勝利した。
驚いたキリは「自分に勝てるエルクも精霊の加護をがあるのでは?」と思い、彼を神殿へと連れて行った。するとエルクには地の精霊の加護があることが判明する。しかも、その加護は後天的に得たものであり、先天的に加護を持つ者よりも、より強い力を持つ可能性があると言われた。
精霊との繋がりを感じたエルクは、同時にキリとの繋がりも強く意識した。
そして、自分の想いを彼女へと告げる。
「……俺はお前が好きだ。」
キリは、彼の真剣な瞳を見つめながら、戸惑いを隠せなかった。
キリの鈍感さを知っていたエルクは、静かに微笑んだ。
「お前に"好き"の意味を教えるのは、俺だ。」
それからキリはエルクと共に「好き」という気持ちを探し始めた。それは、最初に彼と出会った頃から、ずっと心の奥にあったものだった。
だが、エルクの帰国の日が迫る中で、彼がいなくなることを考えたとき、キリの心は強く揺れた。
(……エルクがいなくなるのは、嫌だ。)
それに気付いたとき、キリは自分の進むべき道を選んだ。
「私、エルクと一緒にいたい。」
しかし全ての精霊の加護を持つキリは、ただの一兵士としてフロストウィルへ行くことはできなかった。 ライムフォレストの王宮は、彼女の存在を外交の武器として利用することを決めた。
「私は政治の道具としてフロストウィルへ向かうことになる。」
それでも、彼女の決意は変わらなかった。どんな立場であれ、エルクと共に生きる道を選ぶことに意味があると思った。
こうして、キリは祖国を離れ、エルクと共にフロストウィルへ向かうことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:00:00
194768文字
会話率:44%
人は死ぬと終わりだと思っているみたいだけど、違う。天国や地獄に行く前に、就職先を斡旋されるんだ。直ぐに転生出来る訳ではないからね。それまでの間、生活をする為にはお金を稼ぐ必要がある。 仕事先が決まるまでは、収容施設で生活をすることになる。
衣食住は保障されるけど、その分借金も嵩むから出来るだけ早く就職先を見つける方が、今後のためなんだ。
僕の仕事は魂の回収係。忙しいけど、毎日が充実してる。
「お前が好きだ」
「僕は元がぬいぐるみだから、好きって気持ちが分からない」
「お前は都合が悪くなると直ぐにそれだな」 逃げかもしれないけど、本気にしたらきっと痛い目を見るから絶対に本気にしない。
そんな僕の日常です。
エブリスタでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 19:19:50
119087文字
会話率:45%
私はあの時、罪を犯したのだろうか。
神に…抗ってしまったのだろうか。
「最初からやり直したい。君を行かせたくない。俺はどこで間違えた?」
ー彼の言葉を聞いて私は胸が張り裂けそうだ。
本来なら私は、彼と結ばれる運命だった。
「お前が
好きだ。幸せにする…約束する。ずっと側にいてくれないか?」
ー私はどちらかを選ばなくてはいけない。
光の巫女の書〜天使の章〜の関連作品です。
《あの世界にもう一度召喚されたら結末は変わるのだろうか。》
※ぜひ天使の章を先にお読みください。
ー強大な力を持つ巫女リファは、人々から恐れられ、その力を隠して生きていた。
ある日、リファは救世主として異世界に召喚された。
リファはその国の戦士たちとともに国を救う戦いに出るなかで、徐々に一人の戦士と惹かれ合っていく…。
リファは世界を救えるのか、愛する人と結ばれることができるのか―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 10:03:26
32146文字
会話率:34%
※BLです。
異世界召喚されたら、前世の賢者の記憶がよみがえった!
転送の事故により魔力ゼロで玉座に放り出された史朗を全員無視。彼らの目当ては、史朗が召喚に巻き込まれた少女で、彼女こそ救国の聖女だという。
そんな史朗に唯一、手を差し伸べて
くれたのは、濃紺の瞳の美丈夫、聖竜騎士団長ヴィルタークだった。彼の屋敷でお世話係のメイドまでつけられて大切にされる日々。
さらに史朗が魔鳥に襲われ、なけなしの魔力で放った魔法で、生命力が枯渇しかけたのを、肌を合わせることでヴィルタークは救ってくれた。
治療のためだけに抱いた訳じゃない。お前が好きだと言われて史朗の心も揺れる。
一方、王国では一年の間に二人もの王が亡くなり、評判の悪い暫定皇太子に、ヴィルタークの出生の秘密もあいまって、なにやら不穏な空気が……。
ネトコン用にムーンさんに掲載したものから、Rシーンを抜いてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 21:10:00
205699文字
会話率:40%
夜、とあるアパート。三人の男たちが集まり、楽しく酒を飲んでいた。
「くぅ、くぅ、くぅ~! くぅ、三連ぱ、くぅ~!」
「はははっ!」
「ふふっ、はしゃぎすぎだよ」
「だって久々の飲み会だからなぁ! 盛り上がらないでどうすんだよ!」
「は
はは、まあ、宅飲みだけどな」
「にしても顔真っ赤だね。熱でもあるんじゃない? 体温計借りたら?」
「ないないってフォオオオウ!」
「はははっ、でさー、ほら、あの子のこと覚えてる? 高校のときの」
「え、高校のというと、お前が好きだったあの子?」
「そうそう、あの子。いやぁー実はさ、この前、偶然あの子のSNSのアカウントを見つけちゃってさぁー」
「うわぁ、お前ネットストーカーじゃん」
「おいおい、人聞き悪いこと言うなよ。お前だって本当は気になるだろ? あの子かわいかったもんなー」
「まあね。今でもほんと、かわいいからなぁ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-02 15:00:00
2411文字
会話率:100%
雄々しい男のイメージで書いてみました。
僕は普段、女性に「お前」などと言わないです。あまり好ましくない気がするので。
最終更新:2024-02-26 23:44:14
259文字
会話率:0%
公爵令嬢として生まれたエミリアは、生まれたときから次期国王の王子の婚約者として厳しく育てられた。
ある日妹に誘われて街に遊びに行くが、そこで暴漢に襲われてしまう。
目覚めると事件から三年経過していて、妹は自分の婚約者と結婚していた。
眠っている間に前世の記憶――料理に関する知識を取り戻し、日々を充実させていく。
そんな彼女のもとに現れたのは戦勝国の王子だが――
「前世からずっと好きだった。ずっとキミを探してたんだ。絶対に諦められない」
そこに不仲だと思っていた血の繋がらない兄が現れ――
「これからは我慢しない。エミリア、私はお前が好きだ」
いきなり二人のイケメンから言い寄られ、自由を手にし、好きな日本食で人々を幸せにする異世界転生ファンタジー!
***
毎日更新がんばります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 22:33:12
131821文字
会話率:51%
僕はお前が好きだ。
僕は何回もそのことを否定しようとした。他の女の子と付き合って、その子のことを好きになろうとしたこともある。でも、駄目だった。その子は僕のことを好きになってくれた。でも僕は昭夫が好きだった。僕たちは行き止まりだった。
そして、僕は彼女に本当の事を言った。彼女は涙を流して、僕の元を去った。
彼女は最後に言った。
「その恋はむくわれないわよ」
僕もその事はわかっている。分かっているからこそ、つらかった。僕はそんなとき、ウイスキーを飲んだ。でも飲めば飲むほど、昭夫への思いは募った。僕の胸は張り裂けるくらいだった。なあ、昭夫。お前のことが好きなんだ。僕に微笑んでくれないか? 僕はそれだけで涙を流すだろう。
僕はお前に酔って何回も電話しようとした。電話して、お前の事が好きなんだといいたかった。でも、僕はその勇気が出なかった。僕は拒否されるのが怖かった。お前に変な目で見られるのが怖かった。拒否されると僕はおそらく、ばらばらになってしまうだろう。それくらいお前の事を愛しているんだ。
昭夫を好きになった「僕」。現実はなんて残酷なのだろう。青春小説。BLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 18:05:29
2432文字
会話率:21%
中堅シューズメーカーに勤める、敏腕秘書の杉浦紗那(すぎうらさな)。
黒髪ロングのストレートヘアをハーフアップにし、真っ黒で隙の無いスカートスーツの、完璧業務最優先のスーパー秘書。
普段から落ち着いている紗那のクールな視線に高揚を隠せなくなっ
た社長の福士成彰(ふくしなりあき)が、遂にトンデモ告白!
「お前が好きだから、仕方なく付き合ってやる」
そんな告白の仕方、ある?
「お・こ・と・わ・り」(笑顔)
「まずはデートだ。食事へ行こう! 俺はステーキが好きだ。でも、一番好きなのはそのドSなお前の瞳だ」
人の話を聞け!
「キ・モ・い・で・す」(笑顔)
「そんな暴言吐くと、俺に嫌われちゃうぞ?」
「ご・じ・ゆ・う・に」(笑顔)
「紗那っ。あぁー、その冷たい眼差し、たまらんっ。好きだ! 仕方がないから俺がお前と付き合ってやる。有難く思え」
「社長、書類に早くハンコ押してください」(笑顔)
「ハンコが欲しけりゃ、俺と付き合え」
「では、本日付で退社させていただきます」(笑顔)
「Oh,NO!」
断っても、断っても、折れないメンタル。それどころか喜び勇むなんて、まさにドM。
頭のネジが数本行方不明の天然ボケでドMの割に、口調は俺様社長に付きまとわれ、彼女の苦悩の日々は、残念ながらどこまでも続いていきそうな予感。
成彰は、長身・ルックス良し・仕事は大変優秀のコスパ最良花丸男に認定されているから、次から次へと女性が寄ってくる!
新商品開発締切を目前に、取引先社長ご令嬢との縁談が成彰に舞い込んだ為に、成彰が『紗那と付き合っている』と宣言!
自身にも見合い話のとばっちりを受けた紗那も、話を合わせてしまう。
業務に支障がきたさないよう、利害関係が一致した当面の間だけ恋人になって欲しいと頼まれ、社運を賭けた新商品開発に全精力を注ぐ紗那は、やむなく成彰の恋人役を引き受けるハメになり・・・・?
「私に指一本でも触れたら、即・刻・退・社、しますから!」
「指一本触れないという事については約束する。だからその冷ややかで恐ろしい目で俺を見つめ続けてくれ!」
「この変態っ」
果たして紗那は、成彰の包囲網から逃げ切れるのか、それとも捕らえられてしまうのか?
さあ、どうする!?
ラブコメ大魔神さぶれが贈る、超絶愉快な大人ラブコメ。
とくとご賞味あれ☆彡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:00:00
109251文字
会話率:40%
三週間前、四浦の息子を
助けたことから二人に
やたらとなつかれてしまった……
最初は、逃げ回っていたのに
いつの間にか、家にまで
行くことになるとは
この時は思いもしなかった。
しかも、好きになるなんて……
〈三神柾〉
息子を助けて
くれて
ありがとうな♪
晩御飯、食べてけよ。
桜耶も喜ぶしな。
俺はお前が好きだ‼
〈四浦満彦〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 03:00:46
10132文字
会話率:20%
【小説投稿サイトカクヨムにも投稿中】
不幸が自慢の紅智京は高校2年生。学業、バイト、美術部に加え生徒会と多忙な日々を送っていた。
ある日、彼はとある同級生に恋をする。
「俺はお前が好きだ。お前と二人で幸せになりたい。だから、俺と付
き合ってくれ!」
「うん、いいよ」
その勇気を出した告白に報いる幸せな未来がその先にある―――はずだった。
「巻き、戻ってる…………」
勇気を出した告白が無かったことにされ、絶望に浸る京。謎に包まれる紅智京の巻き戻りの条件は相手から好意を受け入れられること。
紅智京は『恋戻り』によって錯綜する青春をどう感じとるのか。
これは、幸せになれない紅智京が送る、幸せになるまでの道のり。切なくて報われない、そんなラブコメディ。
―――時戻り系学園ラブコメ、始動。
(スピンオフで『白須鳥クロック(ふとした不幸の不可抗力《ラッキースケベ》)』も投稿中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 00:48:58
38984文字
会話率:45%
星降る夜に私は性別を持たない美しい人に出会った。
いつの間にかその人のことが好きになって、自分が持つ醜い感情に耐えられなかった私は、その人を忘れるために七つの国を巡る旅に出たのであった。
最終更新:2019-04-22 00:03:37
9920文字
会話率:17%
菱来(ひしらい)誠(まこと)が勤務する中学校で、林原幸雄という生徒がいじめに遭い自宅で首吊り自殺を図った。原因は学校の女子便所で大便をしたからだ。幸雄は学校で大便すると皆からいじめられるので、仕方なく体育館横の女子便所に行きそこで用を足し
た。しかし誰もいないと思って入った女子便所に女子が来て、幸雄が女子便所にいたところを見られてしまう。そこで女子が奇声を上げたため、体育の授業を控えていた隣クラスの者達が一斉に女子便所にやって来た。その中の郷田というガキ大将に、腕をつかまれ職員室に連れて行かれた。
郷田は幸雄の担任である菱来に、何の確証もないのに拘らず幸雄は女子便所を覗いていたと訴えたが、菱来は取り合わないどころか、郷田を叱りつけた。郷田は面白くなく野球部の友達で幸雄のクラスメイト真下を嗾け、幸雄をいじめるように頼んだ。
菱来の娘薫は中学のテニス部に所属していた。ダブルスでペアを組んでいる美穂が大会でミスを連発したため、薫達は次の大会に進むことができなかった。それで思わず同じクラスのテニス部の女子に愚痴をこぼした。しかしその言葉は美穂に湾曲し伝えられた。そのおかげで薫は学校でいじめに遭い自ら命を絶ってしまう。
幸雄の両親は菱来のアドバイスで、幸雄をいじめた生徒五人を刑事告訴したが、直接いじめに関わっていない郷田だけは、何の咎めも受けず学校に通っていた。菱来はそれが許せず郷田に暴力を振るってしまう。菱来は逮捕され公判のため長野拘置支所に移監された。
菱来の娘も二年前にいじめに遭い自殺している。そのことで妻の由紀子は精神を病み精神科に入院していたが、菱来の勾留中自殺を図り植物状態になってしまう。
刑務官の茂田は長野拘置支所に移監された菱来に同情し、携帯電話を貸してしまう。刑務官が被収容者に携帯電話を貸すことは、禁止されていた。茂田は中学時代いじめに遭い登校拒否になった経験があった。
執行猶予になり釈放された菱来は、由紀子の入院している病院に行く。そこで医師から由紀子の兄から預かった手紙を渡される。そこに自殺して亡くなった娘は、自分の実子でないと書かれていた。しかしその時の菱来には、たとえ血が繋がっていなくとも自分はあの子の親に違いないと思う。そして植物状態の妻に今でも自分はお前が好きだと語りかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 21:00:00
115794文字
会話率:30%
かつて幼い頃に両親を交通事故でなくし妹は自殺し一人となった主人公、山田和斗。
事あるごとに両親から虐待を受け、幸福を感じる度に死にたくなるという不治の病{自殺障害}を持つ春川沙耶。
和斗と同じく交通事故で両親をなくし妹と二人暮しをする木下解
者。
解者の家族を轢き殺した罪に耐え切れず両親は自殺。そして寮母に引き取られ今を生きている墨ノ川魔鈴。
これはそんな少年少女が必死に今という日を大切に生きる、異種類ファンタジー。
時には過去を忘れ、
時には夢を忘れ、
時には現実だって忘れることが出来た。
そう、キミがいたから。
キミがいたから、俺はきっと今楽しいんだ。
今、幸せなんだ。
俺も、解者の野郎も、魔鈴だってみんなお前が好きだから。
小さい頃から見てたけど、俺だってお前が好きだから。
だから、死ぬなよな。
これからも、走ろうよ。
この夏の日を。目眩がするようなアスファルトを。
手を繋いで、さ。
(物語はそしてラストスパートへ。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 07:33:26
25877文字
会話率:57%
主人公は、大変なことに気付かなく……
最終更新:2014-06-22 17:16:08
1117文字
会話率:41%
お前が好きだと言ってきた。お前が俺をその気にさせたのに、こちらが好きだと返すのは嫌なのか?
幼馴染の青年たちの恋愛すれ違い編。ただのバカップル。
ほぼ青年独白。
最終更新:2014-06-11 00:38:18
2993文字
会話率:19%
高校の入学式で幼なじみに告白し、断られてから約一年。
あきらめることが出来なかった俺は、
幼なじみに、「それでも、お前が好きだ」と言い続けてきた。
顔を赤らめたり、ときには、恥ずかしくも嬉しそうな顔をしてくれるのに
それでも、アイツは俺を
受け入れてくれない。
でも、そんな関係でもいいかな…と最近は思うようになっていた。
これから始まるのは、無駄話研究会という身内サークルでの、一泊二日の合宿。
少しの期待を胸に抱きながら、友達との気楽な馬鹿騒ぎを楽しむことにした。
【作品の方向性】
ツンデレを一番引き立たせる要素は何か?
その点を追求してたどり着いた、一つの答えです。
あと、ハーレムものを描いて見たくて挑戦しました。
ほのぼのな馬鹿話を気楽にお楽しみください。
【こんな人にオススメ】
・ツンデレ
・妹
【注意】
改題前は、「めるらぶっ!」という名前で公開しております。
既読の方は、ご了承ください。
更新予定は2~3日に一回の予定です。
待ってられない人は、ぜひぜひ本家までお越しください。
【本家】http://blackgamer.sakura.ne.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 20:00:00
73742文字
会話率:42%