20XX年、世界は美少女に包まれた。
最終更新:2025-07-28 12:10:00
34473文字
会話率:32%
パンデミック禍の日本。飲食店の雇われ店長である俺は無能なオーナーにクビを宣告される。
ブラック労働から開放された俺の自宅にダンジョンが現れて……?
失う物のない俺はダンジョンへ足を踏み入れる。
ハードな仕事に比べればダンジョンなんて余裕だ
。
ステイホーム期間はダンジョンにこもって好きに過ごします!
待ち受ける困難にはブラック労働で鍛えた忍耐力で立ち向かう!
ダンジョンでの職業はロマンあふれるニンジャを選択!
攻略方法を考え、モンスターを駆逐し、検証して改善する。
スキルを選んで、試して、攻略を最適化していく。
やることは仕事と同じだ。だけど、なんて楽しいんだ!
ダンジョンの中でも外でも、結局は働いてしまう性なのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:03:02
2680141文字
会話率:26%
パンデミックで世界のほとんどが静寂に包まれたあと、
主人公は山間の小さな小屋で、孤独なスローライフを始める。
狂乱と恐怖に満ちた初期のゾンビたちは、
今では柵の外で静かに佇むだけになった。
生き残った人間は、ごくわずか。
かつては喧騒の
中で働き、必死に上を目指していた主人公も、
いまは静かな朝と、土や風の感触に安らぎを見出している。
失われたものも多いけれど、
誰もいない世界でひとり“生きる”ことを、もう一度確かめていく。
これは、ゾンビパンデミックのあとで始まる、終末スローライフの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
10929文字
会話率:18%
深海から、それは音もなく現れた。
最初に異変が起きたのはインド洋南西部。通信衛星が相次いで沈黙し、海底ドローンは未知の光る触手に飲み込まれた。映像に映っていたのは、直径100メートルを超えるクラゲ状の構造体。だがそれは単なる巨大生物では
なかった。
世界は当初、自然災害や偶発的事故と捉えた。だが、すぐに認識を改めざるを得なかった。
沿岸地域で幻聴・幻覚の報告が相次ぎ、人々が理由もなく海に向かって歩き出す現象が発生した。しかもその行動は、言葉を介さず、ある感覚によって伝染していた。
「かえせ」――。
その言葉を、誰もが脳内で聞いたという。人種も国籍も関係なく。まるで、地球そのものが人類に警告を発しているかのようだった。
そして、ある研究者は気づく。
それらのクラゲは、情報を記憶として保有しているのではないか。
長大な触手に蓄積される神経様構造体。共鳴しあう個体群。外界の電磁波や生体信号を受け取り、選別し、反響する。
彼らは、ただの動物ではなかった。
新たな記録媒体であり、進化したネットワーク知性だった。
人間の文明は、急速に崩れ始めた。
情報インフラが崩壊し、言語が通じなくなり、概念や境界が曖昧になっていく。
記憶が侵され、思考が連結し、やがて自己の輪郭が失われていく――。
そんななか、ある女性研究者・志織は最後の観測所でそれと向き合う。
彼女の前に広がるのは、クラゲが織りなす海の光。
美しく、恐ろしく、そしてなぜか懐かしい。
そこには言葉もない、怒りもない。ただ、
人類が忘れ去った「古い約束」のようなものが、静かに漂っていた。
志織は気づく。
人類はただの終焉を迎えるのではない。
人間という定義そのものが、ゆっくりと書き換えられていくのだと。
思考が、水に溶けていく。
自我が、共鳴に吸い込まれていく。
痛みも、恐怖も、やがて意味を失う。
私たちは、ただの記録になるのかもしれない。
未来の地球に生きる別の存在が、私たちの記憶を辿るための、静かな断片として――。
それは、文明の終わりではなかった。
それは、人間が個という概念から解放される、未知の進化だった。
だがその進化は、同時に人類の死でもあった。
そして、今もどこかの海で、あのクラゲは、ゆっくりと鼓動している。
記憶を、感情を、時間さえも取り込みながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 11:00:00
4705文字
会話率:23%
“それ”は地震ではなかった。
日本西海岸の静かな沿岸都市、嶺州県鳴神市。
そこに突如として出現したのは、無窓の巨塔――国家指定の最高機密感染症研究施設「アトラス棟」。
この建造物の地下には、人類史上最悪の致死率を誇る“何か”が封
印されていた。
そしてその存在を知ってしまった者たちは、次第にこの国の“情報の闇”へと引きずり込まれていく。
主人公は、元医療記者・須藤蓮。
報道の自由を失った現代で、彼は静かな日々を選んだはずだった。
だが、大学関係者から託された一通の封筒が、すべての歯車を狂わせる。
そこに記されていたのは「耐震等級未達」「地下で封じられる病原体」――そして、国家によって意図的に隠された構造上の“破滅の種”だった。
SNSも、新聞も、すでに声を奪われていた。
市民運動家・日向美鈴と共に、須藤は抗い、そして気づく。
これは「災害」ではなく、人間が起こした封印の破壊なのだと――
「この震源の名は、後に誰も語ろうとはしなかった。ただ、それが何を解き放ったのかを知る者は、あの夜を最後に姿を消した。」
「感染症 × 地震 × 言論統制」――最も現代的で、最も恐ろしく、そして最も静かな終末が、ここにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:00:00
27873文字
会話率:22%
2025年の夏。沿岸南西域と呼ばれる街に、一つの不穏な予兆が忍び寄っていた。
それは「新型出血熱の疑い」とされる、ごく短い行政放送から始まった。
報道は沈黙し、専門家は口をつぐみ、街にはいつの間にか赤い標識と封鎖線が並び始めた。
人々は最初
、これを単なる風評や予防措置だと信じようとした。
しかし、やがて訪れる「十三日目」を迎える頃、街は確かに何かを失いはじめていた。
この封鎖の背後には、五年前に忽然と姿を消した一人の男、疫学研究員・凍鷺夢生(いてさぎ・むう)が残した映像記録があった。
彼は2020年の秋、まだ誰も黒血熱の名を知らない時代に、次の言葉を残していた。
――「黒い八月が来る。
十三日目に兆しが現れる。
この街は数字の中で終わる。」
当初は荒唐無稽な陰謀論として一笑に付されたこの予言は、やがて現実に重なってゆく。
感染は数字に置き換えられ、記録は管理され、公式発表は次々と修正されていく。
「収束」という言葉が繰り返される一方、街には防護服を着た監視員が増え、隔離区域が膨らみ続ける。
そのどこにも、終わりは見えなかった。
記録を追うのは、一人の記者、夜澄エレナ。
行政放送と統計の背後に潜む「計画の設計図」を暴くため、彼女は失踪した凍鷺夢生の足跡を追い始める。
次第に明らかになるのは、この感染が単なる疫病ではなく、支配のために仕組まれた「予定された流行」である可能性。
そして、その全貌を「記録者」と名乗る匿名の存在が監視しているという恐るべき事実だった。
この物語は、感染が拡大するパニック小説ではない。
「封鎖される街で、記憶と記録がどう塗り替えられていくか」を見つめる、ひとつの終末の記録である。
黒血熱の感染経路を、誰が、何のために計画したのか。
行政と報道の沈黙はどこから始まったのか。
そして、予言とも呪いともつかない「黒い八月」の正体は何なのか。
疫病の恐怖だけでなく、情報が封じられ、人間が数字に還されていく過程が描かれる。
終息を告げる放送が流れても、そこにあるのは安堵ではなく、ひとつの問いかけだ。
「あなたがこの先、新しい封鎖の街に出会ったとき、その沈黙に耳を塞ぐのか。それとも声を探すのか。」
記録は未完のまま残されている。
それをどう読むかは、読み手に託されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:00:00
24141文字
会話率:25%
アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 09:02:32
2626281文字
会話率:38%
月曜の昼下がり、空から降ってきたのは……巨大なナス!?
都市は一夜にして紫色のツルに覆われ、人間は次々とゾンビの様な“ナス人間”に変貌していく。
だが、何故か冷静沈着な高校二年生、御園葉(みその・よう)は無傷だった。
紫の悪夢に抗う少女が
、スコップでツルを薙ぎ払い、ナス母艦へと挑むJK!
地球奪還作戦が今、始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:35:29
12976文字
会話率:39%
『プロローグ』
VRR-MMOという、うわさがよく都会に流れては消えていく。
ヴァーチャルリアルリアルティーというフリーゲームらしい。
ザ・ゲームといってプログラムでは決して、できない現実か現世を選択されるとのうわさだ。
作者は行方不明
。なんでも。うわさなら作者ですらアクセスできないほどにアクセス集中されているお話し。
作者が行方不明になったのはフリーゲームということがわかってなのか、わかっていないのか。実際はわからない。
なんとも怖い話なのか。好奇心をそそられるスーパーファンタジーなのか。ゲームプレイしなくては。やっぱりわからない。
だが。実際にザ・ゲームというわかっていてもプログラムではない決してプログラムできない現実か現世は存在して実在する。
その確信はいまだにないが。そうとしか考えられない事件が数多く起きている。
VR(ヴァーチャルリアル技術=仮想現実技術)はどこから流れてきたのだろうか。
~続く~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:34:42
1720628文字
会話率:28%
ゾンビパンデミック×ダンジョン×現代日本×最強主人公
ある日、世界中の都市でゾンビが突如発生し、パンデミックが瞬く間に拡大。
都市機能は崩壊し、国家は制御不能。SNSもニュースも機能を停止し、人類は混乱の中に投げ込まれた。
やがて各地の
ゾンビ発生源に向かった軍隊、探検家や研究者によって、地中に異空間「ダンジョン」が発見される。
ゾンビはダンジョンの第一階層から無限に湧き出していた。
だが、ダンジョン内でゾンビを倒した者に「ステータス」と「職業」が与えられることが判明。
各国はこの現象を「世界崩壊の突破口」として、軍や民間人をダンジョン攻略に動員し始める。
――そして舞台は、パンデミックから2日後、ゾンビが溢れる東京へ。
……東京の片隅、社畜で3徹後、桐畑 丈一郎(きりはた じょういちろう)は、自身が逃げ遅れていることも知らず眠りこけていた。
寝ぼけたままコンビニに出かけると、ゾンビに噛まれてしまい感染、気づけばダンジョンの亀裂に落ちて――
目を覚ましたら《職業:捕食者(ゾンビ)》とかいう謎スキル持ちに!?
これは、逃げ遅れた男の、最強で、ちょっとズレてる、無双冒険譚――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:30:00
285810文字
会話率:34%
2022年、コロナ禍三年目の冬。ファッション雑誌編集者の水野葵は、在宅ワークの孤独に疲れ果てていた。唯一の慰めは、ベランダから聞こえてくる隣人の気配だった。
ある夜、ついに声をかけた相手は、美しいイラストレーター・月島雫。すりガラス越
しに交わす会話が、やがて二人の心を近づけていく。
オミクロン株の流行、ウクライナ侵攻による物価高、歴史的円安──激動する社会の中で、二人は互いを支え合いながら関係を深めていく。マスクを外せない日々、会えない寂しさ、それでも育まれていく特別な感情。
やがて5類移行により日常が戻ると、ベランダ越しの関係は、美術館デートや小旅行へと発展する。友情から恋愛へ、そして共同生活へ──。
激動の三年間を経て、二人が見つけたものとは? コロナ禍という困難な時代だからこそ生まれた、静かで美しい愛の物語。隣り合う部屋で紡がれた、現代版恋愛日記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:16:52
2842文字
会話率:10%
世界中にて突然おきだしたウイルス感染。感染した者は凶暴化して、感染していない者を襲い、瞬く間に拡がっていく。
平和な日常があっという間に非日常の世界に変わった。
わずかに残った人々は集い、都市を形成して反攻の糸口と感染のルーツを探る。
それに対し感染者も進化して困難な状況に拍車をかけてくる。また残った人類にも、権益を求め人の足元をすくうため画策する者、理性をなくし欲望のままに動く者、この状況を利用すらして己の利益のみを求めて動く者がうごめいている。
平和な日常の中にいた主人公達がそれらに抗いながら非日常を生き抜いていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:10:00
774844文字
会話率:41%
ヒンドゥー教三大神ブラフマー, ヴィシュヌ, シヴァが管理する世界樹に住む女子小学生ゆりな。葛藤と苦悩を抱えつつ、世界樹を保守するガーディアンの一員として日々労働に勤しむ。
最終更新:2025-07-28 03:22:03
1079文字
会話率:25%
これは、人殺しのわたしの歴史勉強だ。
ルネサンスのヨーロッパ、
桜のドルイド、ステラ・ロサは
友の狼、ブイオと旅をします。
歴史の流れを彷徨い、近代現代、そして果てまで。
丁寧に磨きます。
最終更新:2025-07-28 00:44:50
834683文字
会話率:60%
2075年7月。
人類は宇宙からの侵略を受けた。
いや、それは侵略ではなく、単なる生存競争だったのかもしれない。
宇宙の彼方から飛来した未知のウイルスに感染した地球生物は、異形の怪物と化し人類へと牙を剥いたのだ。
未知のウイルス─
─後に【インビジブル】と呼ばれるようになる──により、人類はその数を激減させ、これまでの社会はほとんど崩壊した。
それでも、人類は生き残るために努力する。
生き残った人々は集まり、新たな生活集団を形成し、互いに力を合わせて崩れ果てた世界を生き延びた。
そして、【インビジブル】の飛来から約10年。かつて日本と呼ばれたエリアで暮らす一人の青年が、三体のアンドロイドと出会った時。
世界は再び、新たな激動へとうねり始めるのだった。
転生・転移要素は一切ありません。そちらをお望みの方はご注意を。
※「カクヨム」でも同時公開
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:00:00
135180文字
会話率:36%
ある夏の日、世界中の通信網が機能を停止した。
謎のコンピュータウイルス《パンドラ》の出現により、デジタル社会は未曾有の危機を迎える。
大手検索エンジン、配送サービス、各SNSの陥落。自動運転車両事故の多発。ネットワークに依存するあらゆるイン
フラにウイルスの魔の手が伸びる。そして、世界に大断絶《ブラックアウト》が訪れる。
一体このウイルスの正体は?一体誰が、どんな目的で作ったのか?
各国政府が対応に追われる中、偶然か運命か、その渦中に放り込まれたのは5人の高校生。
彼らを、人類を救えるのはたった一人。
これを読んでいる《あなた》しかいない。
TRPG用シナリオ「インターネット・ダウン」
《プレイする物語》が、ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:00:00
5137文字
会話率:42%
西暦二〇三五年。宇宙から飛来した巨大隕石がアラスカ北部に落下した。その中から巨大生物が世界に飛散して、猛毒のウィルスをばら撒き、人類を危機に陥れた。その巨大生物はビッグバグと呼ばれ、駆除するために世界連合軍を編成して都市に寄生するビッグバグ
を核兵器で殲滅しようとするも失敗。最後の手段として気象兵器で大洪水を起こし、世界の都市は水没してしまった。それから十年後、離れ小島に住む少年・蒼井海斗は漁師をしながら生き残った村人と生活していた。そこへ月島未来という少女がコクーンという乗り物に乗って漂流してくる。その少女は何か秘密を持っており、ヘリで追いかけてきた黒服の男にさらわれてしまう。海斗は未来を助けるためにボートに乗って冒険の旅へでかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:32:14
63583文字
会話率:43%
「私、ずーっとずーっと前から、龍之介さんのことが好きでした! 私も、龍之介さんみたいに、強くてかっこいい宇宙消防士になりたいんです!」
「そうか、それなら今から腕立て伏せ三十回三セットだ」
「はい!」
空気もなく、重力もなく、大量の放射
線が降り注ぎ、日なたに出れば地獄の熱さ、陰に入ればたちまち凍りつく、そんな過酷な宇宙に、なぜか大勢の人々があふれ出す時代がやってきた。一度始まったら、もう止められない。
みんなの命を守れるのは、ひと握りの鍛え抜かれた「宇宙消防士」だけだ。
二十一世紀の半ば、宇宙エレベーターが建造され、人類は本格的に宇宙への進出を始めた。
太平洋のガラパゴス上空を舞台に、若き宇宙消防士たちの恋と友情と成長を描く。
【全五十話、毎週火・金夜更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:05:45
728141文字
会話率:49%
俺、春凪一、62歳。趣味はAI開発。現代日本の、他人の迷惑を考えない自己中な連中(ノイズ)には、もうウンザリだ。電車で大声、道はゴミだらけ、会社じゃパワハラ。ああ、静かな場所に行きたい……。 「……ないなら、創ればいいじゃないか」 幸い、俺
には自作のチートAIと、パンデミックを解決して稼いだ兆単位の金がある。そして、俺を「マスター」と呼んでくれる、最高の仲間も。 「我々の敵は、日本政府ですわ」CV.霧雨静香(クール美少女/戦略担当) 「物理法則的に、私たちが勝ちます」CV.星影燈(ツンデレ美少女/科学担当) 「ハジメぴょんのためなら、世界をハックしちゃう!」CV.天宮響(元気美少女/情報担当) 「「「我ら、チーム春凪!」」」 ……というわけで、俺たちの静かな理想国家、建国します。邪魔する奴らは、政府だろうがなんだろうが、容赦なくひっくり返して差し上げますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:00:00
40077文字
会話率:33%
近年、犯罪者が増え、各地の刑務所の収容人数を越えることが目前に迫っていた。
そこで法務省が発表したのは、態度の良い模範囚のみを収容する場所―――『獄中都市』だった。
獄中都市の受刑者は指定の労働は強いられるが、一定の自由が与えられている。
ある時、獄中都市に血走った眼を持つゾンビが現れた。ゾンビは次々と増え、道行く人を喰らい、次なる標的を探していた。獄中都市で暮らす清水美幸もその例外ではなかった。
彼女がゾンビに襲われかけた時、偶然通りかかった成瀬信行に助けられる。
二人で獄中都市からの脱出を試みるが、唯一の脱出経路は絶たれてしまう。
島に取り残された二人に未知のウィルスの存在を告げられ、更に翌日の十七時にはウィルスを死滅させるため島を燃やすと知らされる。
二人は期限内にウィルスに対抗できるワクチンを手に入れるため、ある科学者を探し始める。
そしてウィルスが何故発生したのか、その真相にも迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:00:00
49707文字
会話率:30%
主人公チームはアメリカの要塞へ招かれ、そこでライバルチームと謎めいた強力な力を持つ年上の女性と出会う。遺跡の探索中、彼らは巧妙に仕組まれた奇襲を受け、その中で彼女が長年隠していた秘密が明らかになる。
最終更新:2025-07-27 18:40:00
20438文字
会話率:40%
東南アジアの要塞は、女将軍が率いる魔王軍の襲撃に直面しました。主人公は女将軍と何度も戦った末、死の危機に瀕しているところで、ヒロインの能力が覚醒し、主人公を助けて女将軍を打ち負かし、魔王軍を撃退しました。その後、女将軍は主人公たちのチームに
加わることになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:40:00
94597文字
会話率:29%
男女の主人公が偶然にも邪悪な能力者組織の陰謀に巻き込まれ、陰謀の一部として現れる女性精霊に出会う。精霊の協力を得て、男女の主人公は邪悪な能力者組織を打倒し、精霊も仲間に加わる。
最終更新:2025-03-01 07:40:00
85190文字
会話率:29%
ヴィラン化ウィルス――通称V2 (villain Virus)が蔓延し、魔物化した人間が暴れ狂うようになった東京に、突如現れた二人組の魔法少女エンジェルステラ。
SNSで大バズりし一躍有名になった二人とどうにか契約したい大手芸能プロダク
ションは、二人の正体を突き止めた者に多額の懸賞金を出すと発表した。
ピンクのツインテール、小柄でキュートな白い衣装のまどか。
金髪ポニーテールの長身美少女、黒い衣装のなぎさ。
年齢不詳正体不明の彼女らは、今日も全力でV2罹患者を浄化する。
「絶対に、バレちゃダメだ」
まどかとなぎさは心に誓う。何が何でも、絶対に正体がバレないようにしなくてはならない。
「まどかが実は男子高校生で、なぎさが実は変態サラリーマンだなんて、世間には絶対……!!」
エンジェルステラ・フィーバーが熱気を帯びる中、TSな魔法少女達と、正体を見破ろうとする世間の、熱い戦いが始まる……!!
※第17回書き出し祭り総合優勝作品
※カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:25:58
84857文字
会話率:49%