サバイバルゲームに興じていた一人の青年はある日、帰り道を見失い、気がつけば深い山中にいた。訳の分からない状況に戸惑いながらも、成り行きから一人の着物姿の少女を助けることに。
そして物語は幕を開けた。明治時代という名の異世界を背景に。
呪法
、西洋魔術、妖物、怪異、魑魅魍魎――教科書とは違う時代を駆け抜けろ!
魔銃の銃火が文明開化の華開く時代を鮮やかに貫いて。
サバゲー仕込みの戦術は、時代に取り残された刀への手向けとなりて。
戦う意志を弾丸へと昇華させ、二挺の銃声が唸りをあげる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 08:08:59
684468文字
会話率:28%
中島梅葊(庵)は1801-1869年の生涯の中。1829年(文政12年)より没年(明治2年)まで黒瀬町にて広く学問を教えた。私塾『養成館』は1842年には開かれていた。そこでは若者を維新に送り込むような教育ではない。しかし全国でも珍しいだろ
う、没後塾生たち(農民、男女問わず)がわずかな金を出し合い、数年後に立派な漢文で刻まれた碑を建立している。そして今もなお残るその碑は、美しい里を眺めている。
中津藩士の父をもつ新蔵は幼少に出家させられた。中島貞二、号して「梅葊(庵)」その生涯を追う。
これは自叙伝にも掲載しています。続編もよろしく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 08:43:13
19480文字
会話率:56%
対決! 大日本帝国vs日本国……。突如、日本近海に浮上したもうひとつの日本列島。それはかつての自らの姿であり、最大の敵となるべき相手だった。
日本のすぐ南に接するように明治二十年の日本列島が浮かび上がる。日本政府は自領として主張し、明治
側は日本に戦争をしかけるがあっけなく敗北。ところが戦死した兵士の子孫が現代日本からいなくなっていることがわかった。さらに結婚の組み合わせが変わった場合でも、同様の現象が起きていた。しかし、子孫が明治列島にいた場合に限り、消滅を逃れることが判明。急激な人口減少に苦しむ日本政府は、明治政府に国土交換を申し出るが……。
他サイトと重複。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 08:09:01
39585文字
会話率:26%
幕末の頃、今の奈良県御所市に当時日本初の女医がいた。彼女は、天誅組事件で首謀者の一人だった吉村寅太郎の傷を、逆賊でありながらも恐れずに治療した。天誅組の蜂起は失敗に終わり、彼らを支援した人々も犠牲になった。明治時代の夜明けを見ることもなく、
日が昇る前にあらわれる幻のような光(かぎろひ)のように消えていった人々である。女医はその後も、一生を医業に捧げた。
この作品はアジア文化社「文芸思潮」作品の広場にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 08:40:37
17530文字
会話率:36%
架空日本、明治時代。
悪魔に恋した少女がいた。
その少女と悪魔はやりとりをしながら、お互いの気持ちに気付き、3年目の春に全てに終止符を打つ話。
純粋な気持ちを読んでほしくて書きました。
最終更新:2016-05-31 21:54:21
17871文字
会話率:30%
昔々、大昔……でもないけれど、数百年は昔の明治時代。外国の香りを匂わせ、有り触れた幸せが道端に転がるそんな時代の最中、ある日を境に一人の少年が姿を消しました。そして、少年と共に消えた一冊の本。持ち主の性格によって物語が決まる世にも珍しいその
本は、一体どんな結末を迎えたのでしょうか。花の名を持つ若者と、世にも珍しい本が綴る御伽噺の始まり、始まり………………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 23:21:01
5306文字
会話率:50%
明治維新を成し遂げてから十年後、東京を守護する徳川魔方陣が妖魔の手によって破壊された。妖魔が民間人を襲撃する事態に内務卿・大久保利通は英国の妖術組織『闇乃翼(ウイングオブダーク)』で修行している元徳川隠密剣士の有馬総介に帰国命令を下した。
闇乃翼の仲間であるロバートを引連れて帰国した総介を待っていたのは闇乃道化師が和泉邸の家主・仙一郎を襲撃するという犯行予告だった。仕事を受けた総介たちは魔方陣の中心地・紅葉山へ向かうと女陰陽師・桜宮沙那と出会った。
久しい再会だが沙那は憂鬱だった。それは政府専属占術師・バロムが魔方陣を破壊して新たな結界を張る計画を明かしたのだ。結界を破壊することで日本が厄災を招くことを憂いた桜宮一門は政府を糾弾するも逆賊の汚名を着せられた。この事態に困窮した一門は彼女に形見を託して集団自決を果たした。
家族を追窮した政府に憎悪を抱く彼女の心情に総介は心痛した。それは自分の父も戊辰戦争で亡くしたトラウマと佐那の気持ちが重なったのである。そして犯行予告日の深夜、妖術士の二人と佐那、更に和泉家の執事である大田原と警官隊が邸内に結集した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 14:05:20
76372文字
会話率:33%
異世界を渡り歩くにはもはや必須な魔法どころか近接の格闘すらできない。
脳みそだってテストはいつも平均点。
体育の授業は補習にはならない程度。
てな感じでこの世界のどこにでも転がってる平凡すぎちゃった主人公が突然現れた残念系お姉さんによっ
て異世界に飛ばされちゃうお話。
なお、本人に拒否権はないです。勝手に飛ばされちゃいます。ていうか落ちていきます。
そんな主人公(吉村涼介)は「俺強ェ!」とか「最強!」とかそういう憧れ異世界ファンタジーを繰り広げる器なんてありゃしません。
とかいいつつも「交渉人」という胡散臭さMAXの力を使って、仲間とともに半ばハメられて異世界を渡り歩かされることになる。
なんでもある便利な世界じゃないけど、少なくとも元いた世界よりは良い世界っぽい。
どうやらここは明治時代の日本にそっくりな別の世界で、陛下とか華族とか馴染みない言葉が飛び交う場所。
気付いたら陛下のお命とか国の平和とか背負わされてるような気がするけど、パーティーのみんなと協力したらなんとかなるよね?
なんだか出てくるヒロインがみんなどこか残念系な香りがするけどたぶん大丈夫。
天然ドジの割にネガティブなお嬢様とか、ドSなのは見た目だけでメンタル弱めな女騎士とか、奴隷体質強めなケモミミの巨乳ロリまでパーティーにいるけど、ほら大丈夫。
なんだかんだ年上姉属性のお助けマンもいるし、たまにちょっかい出してくる隣のお城のカワイイあの子はもしかして女の子じゃない!?
さぁ契約のもとに、人任せな冒険物語を始めよう!
※連載の更新頻度は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-02 11:37:05
39896文字
会話率:25%
舞台は二巡目の日本こと『豊葦原国』そこは現代の明治時代に酷似しており、何もかもが発展途上で、いわばまだ弱小国であった。
そんな中列強国は、豊葦原を自国の領土にせんと、食指を動かし始めた。
自国を守らんと、武器を手に取り人ならざる力である『魔
術』を持った軍人達は、戦地へ赴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 06:10:47
2280文字
会話率:39%
母と娘、父と娘、そして姉と妹のお話です。
三作目になります。〈供物〉シリーズの二作目です。
本作の底流には柳田國男の「山の人生」があることをここに記しておきます。時代で言えば、明治中期のころのお話になります。
いまはただ、彼女の心の平穏を祈
るしかありません。
家族愛は美しいものですね。
※本作は拙作「供物」に続く、〈供物〉シリーズの二作目です。もし、本作を面白いと思われる向きがありましたら、「供物」のほうも読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 19:47:01
6565文字
会話率:6%
兄弟と幼馴染みのお話です。一作目になります。〈供物〉シリーズの一作目です。時代的には明治初期の頃の話になります。しっかりと調べられたわけではないので史実との齟齬が多少あるかとおもいますが、ご容赦ください。
人にはそれぞれ絶対に守りたいものが
あるのでしょう。そしてそのためにはどんなことでもする人もいます。
そんなお話です。
米澤穂信と連城三紀彦を読んで書きました。と書くのも恥ずかしいくらいの拙作ですが、楽しんでいただければ幸いです。
ところで、殺人者と自殺者は紙一重なのではないでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 12:28:42
7968文字
会話率:9%
伊勢物語第六段『芥川』の翻案小説(風味)です。
最終更新:2015-12-09 23:44:56
6587文字
会話率:29%
前半「明治爾今帖」○先日完結した「明治逢戀帖」の後日談です。何のことのない日常の切り取りですが、本編を読まれてからどうぞ。
最終更新:2015-11-07 21:45:25
26519文字
会話率:38%
――――――目を開けると、明治時代に来ていた。
曾祖母伊沙子の生きている明治時代で、千紗は伊沙子として綴った哀しい恋を辿る。伊沙子の恋を辿るにつれ、千紗の心にも新たな想いが綴られて―――
帖(折り本)の様に裏表になって綴られる巡り逢う戀(こ
い)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 14:38:25
265738文字
会話率:33%
山口多門先生の[架空戦記創作大会2015秋]の参加作品になります。
明治時代にある人物が開発した、砲兵トラクターの話。
最終更新:2015-11-03 18:00:00
8655文字
会話率:18%
書生さんが空を仰ぐと大樹があった。
明治時代風のお話。
最終更新:2015-09-23 16:54:12
1502文字
会話率:46%
太平洋戦争に勝つため、テンプレ転生した明治天皇が歴史を変えようとする!
はたしてそれは叶うのか?
やがて来る大戦!
襲い掛かる恐慌!
それらを乗り越え、明治時代から未来を変えろ!
最終更新:2015-08-24 18:00:00
17884文字
会話率:11%
あの日の出来事は僕の心に深く黒い楔のように打ち込まれている。
※taskeyと重複投稿しています
最終更新:2015-08-10 08:13:30
4629文字
会話率:26%
明治時代、謎の奇病と戦った、とある医師の記録。
最終更新:2015-07-09 22:35:40
117556文字
会話率:21%
時は明治四十一年、東京が帝都とと呼ばれていた時代。これは、美しいものしか愛せない完璧主義者の天才画家と、文学の魅力に取りつかれてしまった絶世の美女の物語。
「僕は美しいものしか愛せない」
「あら、では宮崎先生は花心をお持ちなのね。この
世は、美しいもので満ちあふれているもの」
呪い、密室殺人、ダイイングメッセージ、怪盗――。見たことも聞いたこともない不可解な事件に、天才画家・人気作家の二人が挑む。
※2016/01/25 修正開始いたしました。予告なく作品が削除されることがございますが、暫しお待ちを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-02 03:32:42
200文字
会話率:0%
明治時代を生きる妖(あやかし)である主人公・琉吉は、仲間達とのふれあいの中で奇妙な事件に出くわす。
アーク灯の光のそばには、いつも必ず影がある。
人々の生活のそばには、いつも必ず妖(あやかし)がいる。
文明開化に浮かれる世の中を、琉吉は救う
ことができるのか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-25 00:24:10
1801文字
会話率:15%
時は明治。
横山勇は、超がつく貧乏旅館の跡取り息子。
ある日その金欲の末にトサノカネクイと言う神にヒョンな事から祟りと神託を受ける。
その日の午後。
潰れかけている彼の旅館で、これまた超がつくほど金持ちのお嬢様のお見合いの席が開かれ…。
最終更新:2015-06-13 14:22:09
11220文字
会話率:33%