中学1年にして天涯孤独という危機に面した然だったが、おじ夫婦の出現によりそれを免れ、夫婦の住む両親の故郷へと引っ越すこととなった。そこで彼は、不思議な猫と少女に出会い奇妙な夢を見始める。
この作品は、「星空文庫」にも掲載しています。
最終更新:2022-03-20 11:21:34
34896文字
会話率:55%
七世紀前半の飛鳥――
蘇我入鹿と山背王の妹、片岡女王の恋を縦軸に、地位や権力をめぐる人間関係を横軸に、織りなす古代史ロマン…
というと、聞こえはいいですが、史実何処それ状態の妄想歴史小説です。取り扱いご注意ください。
他サイトからの
転載作品ですが、恐ろしく亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 15:57:07
177109文字
会話率:36%
昔々、お爺さんとお婆さんが小さな村に住んでいました。ある日、お婆さんが川で洗濯をしていると、川の上手から一隻の船が流れてきました。その船には美しい女が乗っており、さらに女のお腹には子が宿っているようでした。お婆さんは慌てて家に女を連れて帰
ると、母の命と引き換えに――この世を救う勇者が生まれたのです。
鬼により世が闇に包まれようとするとき、一人の少女に導かれ、勇者たる少年は剣を取り立ち上がる。これより語るは、ある少年の英雄譚。人と鬼の間の物語。
昏い闇が立ち塞がっても、旭日を見いだせ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-18 18:00:00
226199文字
会話率:36%
幕末の頃、今の奈良県御所市に当時日本初の女医がいた。彼女は、天誅組事件で首謀者の一人だった吉村寅太郎の傷を、逆賊でありながらも恐れずに治療した。天誅組の蜂起は失敗に終わり、彼らを支援した人々も犠牲になった。明治時代の夜明けを見ることもなく、
日が昇る前にあらわれる幻のような光(かぎろひ)のように消えていった人々である。女医はその後も、一生を医業に捧げた。
この作品はアジア文化社「文芸思潮」作品の広場にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 08:40:37
17530文字
会話率:36%