あれは夢か幻か誠か。あの夢のような女の子が僕の前に現れて来て、ひと時を君を思いながら生きていた。
残業を終え、新宿駅の改札口を降りた瞬間、小学生よりはちょっと歳が上な中学生のような女の子が目をぐるぐるとこちらに向け、凝視してきた。
その女の
子。幸か不幸か悩ましい目つきで僕を通り過ぎるまで見つめていた。
僕は通り過ぎた後、振り返った。彼女はいなかった。人混みの中に消えていった。
僕は何をしていた?時期分かるだろう。
それからだ。僕の何とも言えぬ妄想が始まったのは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 12:39:52
2318文字
会話率:22%
新宿屍人(ゾンビ)村に集う人々とゾンビたちの交流の物語
最終更新:2021-08-18 22:01:20
82859文字
会話率:13%
マネヒコは家を持っていません。1年間介護をした母親は死んでしまい家族はいません。頼れる知り合いもいません。新宿のとあるガードした。今日もマネヒコは段ボールにくるまって眠っていた。
最終更新:2021-08-07 18:00:00
2575文字
会話率:70%
1980年代の日本、さえない専門学校生が新宿歌舞伎町でふとしたことから始めたバイトの話。
最終更新:2021-07-30 15:50:11
114615文字
会話率:28%
ほんの1幕、新宿の
ありふれた話
最終更新:2021-07-26 23:56:36
300文字
会話率:0%
新宿に染まる大学生の唯我
普通を嫌悪し、抗う日々
ある日バンド仲間に誘われたイベントに参加する事になり、、、その日を境に、、
最終更新:2021-04-18 16:12:33
3187文字
会話率:27%
ありふれた新宿の一コマ
最終更新:2020-04-23 21:34:38
330文字
会話率:0%
地元では負け知らずの最強の喧嘩士だった俺は、一夜にして『竜殺し』と呼ばれる都市伝説に仲間300人と共に日本刀で殺された...はずだった。
しかし、何故か目を覚ますと俺は無傷でゴミ捨て場で寝ていた。
懐かしい都会の喧騒漂う新宿のようなネオ
ン街に、戦いの気配。銃を持った兵士に追われる少女を結果的に、助けてし待ったことから俺の人生の歯車はとんでもない方向へと動き出してしまった。
前世では、アウトローの中のアウトローで社会には迷惑しかかけていなかった俺が、転生したら国家の命運を握る幼き王女の騎士として、国を救うための冒険へと旅立つことになる。
攻めてきた帝国兵はは国内の領土を好き放題していて、信じられないことに超能力とか普通に使って来る。
それでも...今度こそ、俺は誰にも負けない。竜ですら殺す最強の男になってやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 21:03:44
59140文字
会話率:57%
「……ッ、グ、ゴフッ……!」
仰向けに倒れる男は薄れゆく意識の中、自分にしがみつきながら泣きじゃくる子供の頭をつむじから優しくなでる。
「泣くなよなぁ……ハル。ほんと、お前は泣き虫だから困るぜ、まったくよぉ……」
倒れる男の横腹は大き
く抉れ、そこから内臓が飛び出てしとどに赤黒い血が流れ続ける。
傍から見れば、そんな状態で言葉を発していること自体が不思議なくらいだった。
だが、男は不死身などではない。
男の顔は見る見るうちに青白く変色し、生気を失ってゆく。
しかし、それに反して男の顔は酷く穏やかな表情をしている。
「なぁ……ハル、聞け……」
男は泣きじゃくる子供に向けてわずかに口角を上げて見せる。
本人は満面の笑みをしたつもりだったが、これが男にできる最大限の笑みだった。
子供は男の言葉を聞いて、何とか泣きじゃくるのを止める。
子供はまだ幼い齢ではあるが、もう男の命がもたないことを察し、何とか男の最後の言葉を聞き入れようと、奥歯を強く食いしばりながら、嗚咽を必死に噛み殺す。
「お前は……これから一人になるかもしれない……。でもそれは、お前を縛るものがもう何もないってことだ……。自由に生きろ。友達作って……彼女作って……、社長でも……プロ野球選手でもなんでも目指せ……。案外、人生って面白いからよ……」
子供は両目から大粒の涙をこぼしながら、悔しそうに男の衣服を掴む。
何かを言いたげだったが、今は何かを言葉にできる程感情の整理がままならなかった。
男はそんな子供の頭を愛おしそうに撫で、そして最後の力を振り絞って、一言、こう発する。
「……ハル、愛される……人生を送れ……よ……」
男はそう言うと、子供の頭に置かれた彼の手はだらりと地面に打ち付けられる。
子供は下唇を噛み締め、噛み切ったところからジワリと血の味が子供の口の中に広がっていく。
そして、雲一つない数々の星明りが照らす夜空を仰いで、少年は声が枯れるまで泣き続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 22:32:09
60693文字
会話率:32%
「メイドちゃんと遊んでいきませんか?」
猫耳をつけたメイドさんに路上で声をかけられる人も多いはず。2000年初頭に秋葉原を賑やかにさせたメイドカフェ。今では新宿・池袋・上野と至るところに展開していた。
同級生と自撮りをしてタピオカ
を飲む。そんな今どきの女子高生ヨーコはある日メイドカフェのバイトをしようと思う。しかし面接当日、彼女を出迎えたのは"オタクのステーキ"と称した人肉にかじりつく"本物の猫耳"をつけたメイドさんだった。
歌舞伎町で繰り広げられる地球外生命体と人間とのダークファンタジー。
※大筋に変更はありませんが書き直しをすることが良くあります。
※『カクヨム』様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 22:02:44
87497文字
会話率:21%
難民受容法が制定され、多国籍化した日本。増えすぎた犯罪を処理するため、政府が逮捕権を民営化した結果、賞金稼ぎという職業が生まれた。
ロボは賞金稼ぎの中でも名前付きと呼ばれる卓越した技能の持ち主。彼は今回、出入国在留管理庁からゲルマン系少
女の連行依頼を受けて新宿を訪れていた。しかし、同一目標に対して別の依頼人によるバッティングが発生してしまい、競合他社である民間警備会社と戦闘に陥ってしまう。
何故バッティングは起きたのか。二つの組織から追われる少女は一体何者なのか。ロボは少女と接するにつれて、世界を巻き込むグレート・ゲームに飲み込まれていく――
この小説はPixiv、エブリスタにも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 20:00:00
144586文字
会話率:40%
──魔法。それは、この地球ではありえないとされている現象。
しかし、ここ──東京都新宿区には、『現世の魔法使い』と呼ばれる少年──否、「災厄」とも呼べる存在がいた。
その少年の周りには、常にこんな音が響いているという。
──オ
ールジャ○ティス!
──ド~ンだフル○ンボ~!
……完全に音ゲーマーである。しかも、滅茶苦茶ゴリラしてる。
だが、それだけが『現世の魔法使い』と呼ばれる理由ではない。
──むしろ、魔法使いの真髄は、こんな物ではない。
一番に注目すべきは顔立ち。その容姿は、紛れもなく──10年前に、指名手配をされた者と同一の顔だった。
では、何故彼はこんなにも、ゲーセンで、自由そうにゴリラしているのか。答えは簡単──
ちょっと、周りの『認識』をいじっているだけだ。
彼は、正真正銘の『魔法使い』。決して、本人の知らぬ間に音ゲー界隈で話題になって、『現世の魔法使い』と呼ばれるようになったとかではない。
とにかく、そんな魔法使いが今どうしているのかというと──
「あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ!俺は、高校の教室で休んでいたら、いつの間にか転移していた。な…、何を言っているのかわからねーと思うが、俺も、どういう魔法を使われたのかわからなかった…」
とってもとっても元気に、ジョジ○ネタに走っていた。
──異世界の、王宮の中で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 13:18:18
47766文字
会話率:43%
僕の友達にヨシダさんという人が居ます
歳は四十代半ばで長身痩躯。酒豪。ちなみに中々の二枚目でもある
職業タクシー運転手。2006年の或る日、僕が新宿駅西口でたまたま停めたタクシーの運転手さんがヨシダさんでした
目的地で降りるまでの間
、ぽつぽつと話をしました。すると若い頃に僕と同じ街に住んでいた事がわかりました。会話をする中で妙にウマが合ったので連絡先を交換し、それ以来の付き合いになります
ヨシダさんと僕の共通点は同じ街で過ごしたという事と、同じ自動車が好きだという事
そして話を進めていく中で明らかになったのが二人とも今まで数多くの不可思議な現象に遭遇し、様々な恐怖を経験した事でした。ことヨシダさんの経験してきた心霊体験や怪奇現象に修羅場の数々は驚きの連続で、彼から沢山の怪談を聞きました
そしていつの間にか、その場に僕も連れて行かれるようになりました。初めは数か月に一度、多い時はひと月に二度三度、僕は彼といっしょに日本のあちこちにある曰くつきの廃墟の数々に足を踏み入れました
行けば高確率で死ぬほどの恐怖を味わい、行かないと言えば小馬鹿にされる──
僕は悔しくて意地になってヨシダさんにくっついていきました。ヨシダさんと一緒でなければ、あんな真似は出来なかったでしょう
暗く恐ろしい場所に踏み込むとき、僕がこれまで経験したこともないような恐怖に呑み込まれてしまったとき
いつも助けてくれたのもヨシダさんでした
そして最後にはその恐怖に呑まれ、引きずられていったのも
いま僕は何年もヨシダさんに会えないでいます
最後に会った時、彼はあの世とこの世の狭間に居ました。そして僕だけがこの世に帰ってきてしまいました
僕はずっとヨシダさんからの連絡を待っています
ある日思い立って、かつてヨシダさんから聞いた話や彼と共に過ごした日々の思い出を書き出してみました。現実に起こり得るはずのない、信じられないような事が沢山ありました
出会った当初からは想像もつかないような物語に、いつの間にか僕は放り込まれてしまいました
これは僕が謎多き親友、ヨシダさんと共に主に恐怖を味わい、時に過去を振り返りながら束の間を共に過ごした記憶の中から幾つかをピックアップしたものです
この世の片隅で確かに起こっていた男たちのちっぽけな物語を、どうか読んでやってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 21:38:04
254445文字
会話率:53%
レストランで働いている紺井有菜がお店のお使いで新宿を歩いていたら、片側2車線の道路を白馬に乗った王子様が駆けてきた! そして、突然のプロポーズ!
ワケがわからないと思っていると、王子様が言うには半年前に会っているという。
思いおこせ
ば、半年前の本屋で……。
『耳で聴きたい物語』コンテスト用に書いた短編です。
女性が一人で朗読しやすいように気を配ってみました。
あと、本屋さんも意識してみました。(アニメイトって書いてもよかったのですかね? よくわからないので本屋さんにしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 05:18:33
3114文字
会話率:11%
心惹かれる存在を見つけたいあなたへ
1話完結。
嫌いな場所が好きになれるそんな理由を見つけてみたい。
そう思って殴り書きしたものです。
きらいきらいきらいから好きへ
その1歩を踏み出したい。
この作品は「カクヨム(咲華リラ)・Insta
gram(@li_lla_85)」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 10:00:00
829文字
会話率:0%
二千二十一年、東京新宿区。
背の高いマンションの一室から、二人の人影が出てきた。
「ねぇちゃん。今日は何時に帰るん?」
顔に絆創膏を張り付けた、猫目が特徴的な茶髪の青年が玄関に鍵をかけている女性に話しかけた。
「そうねぇ...大輔は今日バイ
トだから...20時位に合わせるわ」
大輔と呼ばれた青年と全く同じ茶色の髪をヘアクリップで後ろでまとめている女性がそう答えた。
「おぉ!バイト終わる時間は言ってないのに!なななぁ、なんで分かったん?」
大輔は驚きの後に好奇心の表情を浮かべた。
キラキラした目に映る愛は、これでもかと小ぶりな胸を張りながら、
「ふっ。おねぇちゃんだからよ」
「ねぇちゃん、つえぇぇぇぇ!」
「因みに、大輔のバイト先の人員から、プライベートな事まで何でもお見通しよ!」
「ねぇちゃん、つえぇぇぇぇ!」
趣味はバイトな大輔と、趣味は大輔観察な愛との日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 19:45:09
2435文字
会話率:48%
「知りたくねぇ、けど、誰もが知らなきゃならない」
暴走族、新宿狂走連合赤龍会に所属する男、滝野龍二。自由を求めながらも将来は暗いのだと悲観視する彼は、その思いを振り払うようにいつもの仲間達と共にバイクで走り、ストレスを発散させていた。
そして走りを終え、帰路に着いている最中、彼は謎の女と出会う。
謎の女との出会いは、彼に見た事の無い現実と、そしてこの世の真実を見せる事となる。彼はそれらの真実と向き合いつつ、自由を求めて戦う。例え、その道が如何に険しかろうと……
これは、1人の男が1つの真実に辿り着き、自由の為に抗い続ける“地獄”の青春を生きた物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 21:22:31
7543文字
会話率:34%
2018年7月15日。神木透哉は、彼女の楠木葵と13時に新宿でデートの約束をしていた。しかし、葵は約束の時間になっても現れることはなかった。
13時を過ぎたころ東京湾を震源とする大地震が発生する。地震によって首都圏は壊滅した。なんとか
生き延びた透哉だったが、葵は遺体すら見つからず、行方不明になっていた。
あれから10年の歳月が流れた。2028年7月15日。偶然にも10年前と同じスーパームーンが見える日だった。スーパームーンには願いが叶うという言い伝えがある。
透哉はビルの屋上で月に願った。首から下げていたペンダントが輝くと透哉の体を風が包みこみ、次第に透哉の意識は薄れていった。
気が付くと、10年前の2018年7月15日に戻っていた。戸惑いを隠せない透哉だったが、葵を探すべく行動を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 11:07:59
150879文字
会話率:47%
【想像】は、どれだけ辛くても、どれだけ欲しても、【創造】してはならない――。
自身の想像を信じることで、想像した異能力を発現する力 “イマジナル”。
魔法や超能力の根源とされるこの力の発見によって、異能力の常識が覆った。
そして2025年
。
とある宗教団体が新宿で起こした“血の謝肉祭”以降、東京は異能力を統制される異能ディストピアと化したのだった。
2030年、東京。
犯罪組織のリーダーである桧葉カノンは、かつてイマジナルを学んだ学園時代の親友たちを暗殺し回っていた。
彼女には、親友たちを殺してまで償わなければならない大きな罪があったのだ。
自身の強すぎるイマジナル故に起こしてしまった、神に反する罪業。
これは彼女が過去を贖罪しながら、新たな異能世界を創った巨悪に立ち向かう、SF異能アクション。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 18:26:19
36461文字
会話率:40%
正義と救済を巡る、愛と生死の物語。
感染者を吸血鬼化させる"Vampire Virus(ヴァンパイアウイルス)"――通称"V-2"が世界的に蔓延し、感染者との共存が成されている現代。
警視庁警備部
特異機動隊に所属する麻野巧人(あさのたくと)は、感染者専門の相談屋として、新たな"吸血"を阻止すべく、諜報活動を行っていた。
その最中、新宿で起きた吸血事件を介し、世界で唯一の"ヴァンパイアキラー"である充希(みつき)・モレッティと出会う。
"V-2"を消滅させる血を持つ充希に請われ、彼の護衛および監視役として行動を共にすることになった巧人。
"愛"に固執する充希に振り回されつつ、被害者のケアにあたっていると、今度は事務所に不審な手紙が届き――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 22:13:07
109514文字
会話率:42%
投げやりな気分のアンリは、新宿駅頭でヘンな外国人っぽいおっさんに出会った。おっさんは空から降る、恐怖の大王を阻止するために今世生きていると言った。恐怖の大王が流行した、20世紀末生まれのアンリには、よく分からない内容だったが、ミッシェルとい
うおっさん、ひょっとして、有名な予言者だったのだろうか。R15は、保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 14:24:40
3128文字
会話率:30%
大学生の雪菜(せつな)は、友達に誘われ新宿に映画を見に行くことになる。その日知り合った、同じ大学の涼(りょう)に心惹かれるのも束の間、雪菜は映画館で大きな地震に見舞われる。なんとか逃げ延びた直後、新宿各地で人間が発火し爆発する事件が多発する
。
その後、事件はある企業の人体実験が原因の事故だったことが判明し、雪菜はその影響を受けて人ならざるものの能力を得ていたことが分かる。その能力とは、周囲の熱や運動エネルギーを奪い自分の生命維持に利用するというもので、無意識に多くの人の命を奪ってしまう雪菜。涼だけは雪菜の傍にいても無事なようで、彼女の為に奮闘する。
やがて大きくなる犠牲者の数と、罪悪感。人々は雪菜を恐れ、排除されることを願う。これ以上自分が存在し続けることは許されないという状況の中、雪菜が下した決断とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 17:50:16
87808文字
会話率:61%