時は二十一世紀末、舞台は埼玉県氷川市。
周は妹の鈴と異人街で便利屋を営んでいた。
異人とはマナをエネルギー源として、異能を使う人種である。
普通人による差別問題は、特殊能力者保護法によりある程度は是正されたが両者の溝は埋まっていない。
異人
街は文字通り異人が多く住む街の総称である。
氷川市東銀座、通称「東銀」は日本最大規模の異人街であり、周の元には連日トラブルが舞い込む。
強面だが情に厚く人に流されやすい兄と、そんな兄を陰で支えるしっかりものの妹が織りなすSF群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:30:00
506122文字
会話率:40%
地球人が初めて出会った異星種族『リャオ』。彼らの住む惑星遼州には豊富な金鉱脈が眠っていた。地球人は文明の力を盾に彼らを奴隷化するが、やがて駐留軍の反乱によって遼州は独立。そこに地球を捨てた者たちも加わり、遼州は複数の国家に分裂、戦乱の時代へ
突入する。
一方、遼州人が建国した『東和共和国』は武装中立を掲げ、二十世紀末の日本に似た文化を維持しながら平和を保っていた。そして400年後——。
理系オタクで乗り物酔いがひどい神前誠は、どう考えても罠としか思えないような経緯で、機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命される。しかも配属されたのは、武装警察風の「司法局実働部隊」。通称『特殊な部隊』と呼ばれるその組織には、異様な隊員たちが待ち受けていた。
八歳児にしか見えないエースパイロット・クバルカ・ラン中佐、女好きの駄目司令官・嵯峨惟基、中身の読めない人造人間やサイボーグ、さらには全員女性の戦闘用人造人間クルーなど、個性が強すぎる面々。配属された5人の前任者は、全員がわずか1週間で逃げ出したという。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、「力ある者が支配する世界」を目指す『廃帝ハド』、進化を拒絶する謎の存在『ビッグブラザー』、そして宇宙秩序の再編を目論む『ネオナチ』。
戦いの中で、誠に宿る未知の『力』が覚醒する。それは世界の未来を左右する鍵となるのだった——!
SF×お仕事×ギャグ×戦記!「特殊な部隊」の戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:16:02
318126文字
会話率:40%
法術装甲隊ダグフェロン 第六部
節分には去年からの源平合戦を思わせる時代行列と司法局実働部隊長、嵯峨惟基特務大佐による流鏑馬が行われることになっていた。
それに加えて豊川市役所は司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』に自主映画作品を作ること
を依頼してきた。
昨年のあまりに退屈な作品に呆れ果てた市は今度はまともな作品を作れとの指示を嵯峨に出してきた。
その提案を元に開かれた会議は紛糾した。
レースのドキュメンタリー映画を作ろうと言う整備班班長島田正人の提案は、そのレース参加費用が彼が稼いだフルスクラッチした旧車の密貿易によるものであることがバレると言う理由で却下された。
映画検閲の厳しい国出身の露出狂の変態である日野かえで少佐はいきなり無修正ポルノ映画を作ろうと言い出し当然却下された。
そんなこんなでアメリア・クラウゼ中佐の提案した『魔法少女モノ』映画を作るという案がすったもんだの末決定した。
しかし、隊一のトラブルメーカーであるアメリアの作品がまともなわけも無く、キャラデザインを担当させられた神前誠(しんぜんまこと)には配役された役者から次々と注文が殺到した。
そんなこんなで撮影に入るのだが、当然監督をはじめ一筋縄ではいかない役者たちの演技はとてつもない怪作になる予感を孕みつつ出来上がっていった。
その作品の演技や演出にひたすらツッコミを入れ続ける誠は作品が完成しないことを願うしかなかった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:56:18
132600文字
会話率:49%
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われ
た。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:58:43
301507文字
会話率:50%
二十世紀初頭、東京。
『魔能』と呼ばれる異能力を持つ怪盗たちが跋扈する世界。
荒廃した二十二世紀末から、魔能を消し去るべく時空転移した遠藤透也は、「怪人ジューク」と名乗り賞金稼ぎをしていた。
そんな彼が指名手配され、高額の賞金首に……。
怪
盗を追う『東京特務警察』に協力する探偵・明智香子は、腑に落ちない思いを抱えつつも、怪人ジュークの正体を探る。
魔能怪盗を束ねる『怪盗同盟《ユニオン》』
魔能を得ようと策略を巡らせる『大西洋結社《クラン》』
両者を思惑を負わされた子・ニコラを保護したことから、透也も入り乱れる争奪戦に巻き込まれ……。
大正~昭和初期のイメージしたパラレルワールドを舞台に、SFや異能バトル要素を含んだ、謎や陰謀が絡む壮大な物語。
《毎日19時更新》
※カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:57:35
63772文字
会話率:41%
19世紀末の巴里で織りなされる恋愛模様。
エドアルドは才能ある芸術家だが、作品は一向に評価されず貧しい暮らしを強いられている。しかし生まれ持った端正な姿と不思議な魅力で浮名を流す。
彼を愛する女たちの激しい愛は壮絶な結末に導かれる。女たちは
幸せだったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:00:00
10947文字
会話率:32%
主人公白鳥可憐は何不自由無く育った、お金持ちのお淑やかなお嬢さまで、広島でも有名な偏差値の高いお嬢さま学園で幸せに暮らしながら、日産のプレジデントで学校通いをしていたのですが。
広島市の春の祭典フラワーフェスティバルの中の日、4日に、白鳥
家の執事をしている爺やのセバスチャンが風をひいてしまい高熱……。とても可憐の送迎をできるような様子ではなく。可憐はタクシーにて学園へと登校……。
でッ、帰りも寄り道などすれば大変に危険だから、学園からタクシー会社へと迎えにきてもらい、直ぐに帰宅をしてください、お嬢様! と口煩く言われていた筈の可憐なのですが。
彼女は基本、好奇心旺盛で何でも興味を示すと言った悪い癖がある。
だから彼女はついついと春の陽気に触れ、『少しぐらいならばいいかな?』と悪者達……。
そう昭和の終わりの時代はヤンキー達が何処でも、かしこでも居た恐ろしい時代! 世紀末でした! そんなヤンキー達が巣食らう【仁義なき戦い】の街! 広島のフラワーフェスティバルへと解き放たれた可憐!
そんなお嬢さまである可憐さまなのだが、別に何かしらのトラブりに巻き込まれこともなく平和公園から原爆ドームへと向かうルートで電車通りへと出て、タクシーを拾い帰ろう! と言う手前で、彼女の同級生達が世にも恐ろしいヤンキー達にからまれ、強引なデートの御誘いを受け大変に困っている様子を見つけてしまう。
だから好奇心も強いが! 正義感も強い可憐は! 同じ学園の乙女達を救出する為に、大変に恐ろしいヤンキー兄ちゃん達へと立ち向かうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 09:00:00
53917文字
会話率:42%
それは、破滅の世界に奏でられる人類の曲終(コーダ)――
三つの災厄が襲い、文明が崩壊した世界。デモンという怪物化した者は力を以て命を奪い、力無き者も生きる希望を失わず、戦いに明け暮れた荒野。そんな中である一人のデモン、キョウジは記憶消
失の少女ミユを連れながら旅をしていた。彼女の記憶を取り戻す為に。当てのない旅だが、気ままでもあった。
しかし旅路の行く手を様々なものが阻んでくる。巷に蔓延る血に飢えた野盗。デモン跳梁跋扈の撲滅を掲げる組織、〈ザ・ラウンドテーブル〉。そしてその意志を明らかにしないまま暗躍する〈フォー・ライダース〉と名乗る面々――
乾いた荒野でキョウジとミユは戦い続ける。その先にあるがなにかも分からず、しかしどこかに希望はあると信じながら。
世紀末(21世紀だけど)ポストアポカリプスバトルアクション。枯れた世界に生きる意味は果たしてあるのか? これはその意味を見出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 21:12:05
343044文字
会話率:50%
織田小烏丸はいつものように仕事を終えて帰る途中、道に出来ていた謎の穴に落下してしまう。
とても長い落下の途中で眠ってしまい、目が覚めるとそこは異世界だった。
しかしよくあるアニメや小説のような普通の異世界ではなく、強い者こそが国を支配する
完全な弱肉強食の世界。まるで日本の戦国時代のように国取り合戦が繰り広げられていた。
すぐ横を通り過ぎて行った人が『邪魔だ』という理由だけで殺されるのを見て驚愕する。この世界は本当に人の命が虫けらのように軽い。
そのついでに俺までもが、世紀末でヒャッハーなモヒカン共に殺されかけていた所を、間一髪で一人の強き女に助けられる。
女の名はミスフィート。この国の悲惨な状況を打破するために、反乱軍のリーダーとして国の統治者と日々戦い続けているそうだ。
俺は決意する。
訳も分からず荒んだ世界の凶悪な奴らに、ただ殺されるなんて真っ平御免だ。
ならばこの強く美しい女の軍に入って絶対に成り上がってやる!
剣、魔法、スキル、と何でもアリの異世界で、強き者こそが絶対王者という群雄割拠の乱世を己の力で斬り開く、異世界成り上がり戦国物語が今始まる。
《見所を軽く紹介》
【主人公】小烏丸は凄腕の付与魔法使いです。
【戦闘】:相手は腐れ外道共なので一切容赦しません。
【ガチャ】:作品の肝となるアイテムが色々手に入ります。
【論功行賞】:ヒロイン達の紹介と共に小烏丸のチート装備が貰えます。現代の服で女性達が華やかに!
※ジャバルグを撃破し尾張を掌握したミスフィート軍。次は他国の脅威を撥ね退け尾張を豊かな国へ!
ノベルアップ+、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:10:00
2018844文字
会話率:53%
時は世紀末……を、とっくに過ぎていますが。
『世紀末』『荒廃した大地』をイメージした舞台のTRPG、そのリプレイです。
システム名は、
『ヒャッハーと言いたくて無双された』
テキトーです。オリジナルです。ごめんなさい。
ルール
等は説明を挟むつもりですが、胸に七つの傷があるような男に倒されるチンピラをプレイヤーが演じるシステムです。
プレイ時間は1~2時間、その場のノリ100%の事前準備なし(なにもかもサイコロで決める)。泥棒を追いかけながら縄をなうような話のため、矛盾や齟齬もありますがご愛敬。
アホウな話ですか、良かったらご覧になってってください。
なお、『TRPGってなに?』『リプレイって?』に関しては検索してください。軽く説明するなら、喋り倒して遊んだ記録です。
もうひとつ。あくまでフィクションを前提とした遊びです。また『世紀末っぽい雰囲気(雰囲気だけ)』でプレイしています。『その場限りのギャグ』で流してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 22:13:20
38343文字
会話率:11%
19世紀末のスペイン民族楽派の作曲家イサーク・アルベニスが、作曲の重要な転機を迎えた晩年のある日と、その前後の物語。
最終更新:2025-05-13 18:00:00
10591文字
会話率:40%
時は21世紀末、遥か古に海底へと沈んだとされる幻の大陸は再び太平洋上に姿を現した
そしてその大陸に存在していたのは巨大な門だった
年に一度門は開きあらゆる災禍とあらゆる繁栄を人類に齎すこととなるのであった
ーーそれから数年後、人類社
会は新たな秩序により犯罪者を新大陸へ移送する制度が設けられていた
主人公ハチは大罪を犯し新大陸へと向かう船に乗せられたのであった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:23:48
4812文字
会話率:27%
「反抗期」が訪れた龍成は本当は大切な家族に邪険になってしまうことに苦しんでいた。
そんな時、目の敵にしていた幼馴染、遥と再会する。
「ねぇ、世界救ってみない?」
反抗期、思春期、厨二病!!
年頃のヤツらが愛する家族の為に世界を救う!
最終更新:2025-05-12 18:30:00
22574文字
会話率:50%
世紀末に核戦争が落ちて大変なことになった。
最終更新:2025-05-12 02:19:40
581文字
会話率:0%
「ー勇気と愛を信じること。それだけがお前を導くだろう」
エリゼの父は生前よくそう言っていた。
彼は両親を亡くして以降、再婚相手の義父と兄たちに使用人の様に使われる毎日が続いていたがある日王宮から全ての国民を招待する「舞踏会」が開かれる事を聞
く。
これは世紀末、”灰かぶりの姫”が傲慢な王子と結ばれる物語ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 21:29:33
39521文字
会話率:47%
時は世紀末、地球は宇宙人の侵略を受け
壊滅状態となった。
地球外からもたらされたのは破壊のみならず、
ゾンビウイルスが 蔓延した。
1人のおとぼけハク青年は、それでも
のんびり性格は変わらない、疲れようが
疲れまいが、のほほん生活
いつ
か貴方の生きるバイブルになるかも
知れない貴重なサバイバル術!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:00:00
968261文字
会話率:32%
20世紀末に起こった悪魔との最終戦争は、魔法少女達の活躍によって人類側が勝利した。しかし、人類の新しい敵となったのは、人でなしと化した魔法少女達であった。最愛の人を魔法少女に奪われた女の子、村雨ツグミは、凍てついた記憶を開放し、人でなしを闇
に裁く。21世紀をむかえた魔法少女達の『その後の物語』が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 08:30:00
1196677文字
会話率:59%
時は21世紀末。
日本という国では、教員不足が顕著になった。
激務薄給というブラックぶりを多くの人は気にせず、子どもの教育をすべて教師に丸投げする時代だった。そこで、とある県の教育委員会事務局に勤務する平木谷凡が所属する教育ホワイト計画課は
教員人気復活のために、あの手この手を使って奔走する。平木谷は同期採用の高校教諭、今野を巻き込み、プロジェクトチームを立ち上げた。
これは若き男たちの教育改革に取り組む、ちょっと面白おかしくも熱いドラマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:08:09
13783文字
会話率:46%
16世紀末。若き錬金術師エリアスは、亡き師の工房と難解な研究記録を引き継ぎ、真理の探求を志す。しかし、パトロンである辺境伯からは「貴金属の生成」という非情な要求を突きつけられ、研究資金の枯渇と成果へのプレッシャーに苦悩する日々。
そんな中
、エリアスは師が封印した危険な実験記録の中に、未知の化学反応への可能性を見出す。それは、黄金とは異なる、だが世界を変えうるかもしれない「力」の片鱗だった。
薬草師の娘カタリーナの支えを受け、危険な実験に身を投じるエリアス。だが、彼の前には、華やかだが胡散臭い宮廷錬金術師バルテルミーの妨害、権力者の思惑、そして自らの研究が生み出す物質の恐るべき性質が容赦なく立ちはだかる。
偽りの奇跡と、地道な探求の果てに見いだす真実。これは、富や名声ではなく、純粋な知的好奇心と人間としての尊厳を懸けて、近代化学の夜明けを照らそうとした人々の、苦悩と希望を描く歴史ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 15:00:00
22876文字
会話率:44%
突然、怪物が世界にあふれた。
やがて人類は「スキル」という力を得て、戦い始める。
主人公はその中でも異質で、少しズレた力を持ってしまった。
これは、そんな男が世紀末の世界でサバイバルしたり、
時には国を作ったりする話。
……要するに、チー
トスキルでごちゃごちゃする系です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 00:39:51
5274文字
会話率:26%
世界は謎の戦闘エイリアンALに支配された。その数200億以上。人類は完全敗北した。
生き残った僅かな人類は、崩壊した世界の中、生き残った人類は過酷なサバイバル生活を余儀なくされていた。
そんな絶望の中、主人公たちは異星人の神<BJ>から試練
を受ける。
唯一世界の全てを知る<ラマル・トエルム>……別名<黒衣のサムライ>と呼ばれる英雄を探せ、と。
その神託を受けた拓と祐次、そして少女エダは、ALと戦い、無政府状態となり荒廃した人々との争いに巻き込まれながら<ラマル・トエルム>を探す旅に出る。色々な出会いと絶望と希望を別れを繰り広げながら。
その旅の先に、壮大な世界滅亡の謎と、人類の希望が待ち受けていた……。
世界崩壊の謎、そして戦闘特化の異星人ALの謎、そして他の異星人の謎!
主人公は三人+JOLJU。ルートは2ルート+αの群像劇。
北米ルートの11歳の少女エダと医者で最強の男祐次、二人+JOLJUのサバイバル&SFの旅。
アジアルートの拓と仲間たちのサバイバルメインの北米を目指す旅。
やがてこの二つのルートは交差する。
救世主<ラマル・トエルム>を見つけたとき、人類は希望を見つける。
第一章はエダの惨劇がメインです。
第二章以降は、拓ルート、エダルートを交互に公開していきます。
第三章から段々SF要素が強くなり、世界の秘密が段々明らかになっていきます。
現代の実際の都市やリアルなサバイバル生活を描いています。
本格世紀末系サバイバル、本格ミリタリーとガンアクション、そして本格リアル系SFの超大作です。
この作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。
https://novelup.plus/story/460399565折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 18:42:19
1360611文字
会話率:40%
産業革命から芽生えた科学文明は次世代へ次世代へと問題を先送りした末、21世紀末とうとう崩壊した。
しかし一世代をかけ、科学文明は復活した。
その復興前の数十年間を人々は「大崩壊後」と呼んだ。
「大崩壊後」の世界は人類にはあらゆるものが足りな
かった。
とりわけ深刻だったのが食糧であった。
有機物は殆ど再生されて食糧になった。
必要最低限の栄養素とカロリーを摂取する行為、それが「食事」だった。
「大崩壊後」の世界では人は生きるために食べ、食べるために生きた。
現在、空腹を知らない無邪気な子供たちの歴史の学習において「大崩壊後」の食糧難の事情はそう語られている。
特にその画像は嘲笑の的である。
画像には「カタストロフ飯(カタスト飯)を食べる人々」とのキャプションがふられている。
豊かな文明が、文化が再度花開き、所謂、「カタスト飯」は消え去ったかに見えた。
しかし、「古き良きカタスト飯」を密やかに愛する人々が存在した…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 02:14:47
7046文字
会話率:11%