東幸運、彼女は探偵である。
ギャンブルで培われた洞察力、直感力。時には運までも引き寄せて事件を解決に導く……これは彼女が〝超越探偵〟と呼ばれるに至った、最初の事件の記録である。
【登場人物紹介】※五十音順
東幸運/職業探偵。ハードボイル
ドに憧れる活発なギャル。指定暴力団『東翔会』若頭・東翔運のひとり娘で、暗い過去を持つが今作には関係ない。
宇月晃/職業大学教授、理論物理学者。常に冷静さを心掛ける初老の男性。難解な研究に打ち込む偏屈だが人当たりは良い。理詰めの議論が得意。タバコ好き。
大岩拓馬/職業シェフ。豪快な性格でムードメーカーのオッチャン。学術的な知識やゲームルールには疎いが、持ち前の野生的な勘で物事の本質を見抜く。歳の離れた弟と妹がいる。
西原照/職業ゲーム配信者。子供のアバターで毒舌が人気の『サイバー・ライト』として活動する若い男性。普段から無邪気におどけて振る舞うが、ニヒルな内面を隠し切れない。
五月雨紗香/職業生物工学者。プロダクトデザイナーから生物工学者へ転進という異色の経歴を持つ女性。外から内へとデザインの興味を変え、現在は人の脳を開発する独自理論を構築中。宇月晃とは同じ研究者として話題が合う。
四谷秀才/職業プログラマー。根が真面目で融通の効かない青年。自分のルールに縛られがちな優等生タイプ。東幸運に触発され徐々に変わろうとするが、今作で成長できるかは不明。ゲーム制作が趣味。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:53:16
26096文字
会話率:49%
夏になると北海道を旅せずにいられない旅人が、雨や高速バスに翻弄されながら、教会の鐘の音に、大雪山の花と絶景に、湿原の湖と伝説に、あと白鳥にも癒されて……。
コダワリと陶酔のちょっと強めな旅人が、鉄道・山・花・自然のモロモロを求めて、北海道と
東北をひとり歩く旅行記。雨に靴を濡らし、高速バスや宿に振り回され、花の咲き具合に心を曇らせたりしながらも、おおらかな北国の大自然が旅人を癒し、浄化していく。
イセカイやらザマアやらコンヤクハキやら、そんなものに疲れたら、緑に染まった新鮮な空気を吸いに、北国への旅をご一緒しませんか?
※カクヨム・ステキブンゲイでも別タイトル(『北の旅路は雨の彼方に』)で公開しています。プラットフォームごとの違いや読者層との相性を見るためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:40:00
4835文字
会話率:7%
都会の喧騒と人間関係に疲れ果て、過去のトラウマを抱える新卒司書・西川絵美。彼女が職場として選んだのは、人里離れた山奥にひっそりと佇む私設書庫「月読文庫」。そこは、スマートフォンも圏外、外部との連絡は一台の黒電話のみという、まさに陸の孤島だっ
た。
「心身ともに強健にして、孤独を愛せる者」――奇妙な募集条件と破格の給与に惹かれ管理人となった絵美を待ち受けていたのは、膨大な未整理の古記録と、書庫の奥に存在する「開かずの間」、そして前任者が残した「決して深入りするな」という謎めいた警告だった。
静寂に包まれた書庫で、夜ごと聞こえる微かな物音や、謎の「彼女」の気配を感じ始める。
書庫に眠る『山守の日誌』、『異境遍歴記』、そして初代館主が遺した『月読文庫縁起覚書』。次々と紐解かれる古い記録は、彼女を深淵へと誘う。消えた万年筆、届けられた和歌と鳥の羽根、記憶を呼び覚ます花の香り――。彼女からの不可解なメッセージは何を伝えようとしているのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:40:00
6061文字
会話率:15%
「お前との婚約を破棄する」
女学校を卒業し、18歳の誕生日を迎えたドロシーは、結婚報告をするはずだった誕生日パーティーで婚約破棄されてしまう。
しかも婚約者が皆の前で紹介した恋人は、女学校でドロシーをいじめていた少女である。
どう
していいか分からなくなったドロシーの前に現れたのは、平民上がりの魔法騎士・ベルンハルト。
「では、俺と結婚してくれませんか」
「え? あ、えーっと……はい!」
とりあえず頷いたドロシーだったが、その後、この結婚は白い結婚だと告げられてしまう。
「俺は貴女に相応しくない。だから、これは白い結婚です」
「え?」
「貴女が、真に相応しい相手に出会えたら、離婚しましょう」
「……え?」
訳が分からないままベルンハルトの領地へと向かったドロシーは、せめて彼の役に立ちたくて、小さな領地を発展させようとする。
しかし一緒に過ごすうちに、ドロシーはどんどんベルンハルトに惹かれていって……!?
(白い結婚なんて、今すぐやめたいんだけど! なんでこんなに手を出してくれないの!?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:38:48
142478文字
会話率:45%
気がつけば、修羅場から始まる異世界転生──あれ、オレっち、なんか変な生き物になってる?古き神々の一柱、カガリス神の眷属にして加護種『カリス』というリスに似た、でもビミョ〜に違う生物になっとったわ!
古き神々と竜の神々が去り、地上に残され
た数多の加護種たちと加護を喪った『人間』の存在する大地、ウルドラム大陸。大陸の東側に位置する小獣人たちの国から始まる、あるカリスの物語。
幼獣体期は、ほぼ、まったりモフライフです。元気なメンタル太めな主人公で、前世持ちだけに、少しズレた思考をしとります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:31:11
413030文字
会話率:36%
「オレ、このままこの家に、溶けちゃうんじゃないかなって」
あらすじ)
「最近『変なアパート』に引っ越したんだ」
同じ大学に通う友人の真田がそう言った。聞けばそのアパートは、外観は古いけど、立地が良くて家賃も激安、もちろん事故物件なんかでは
ない。
興味本位で遊びに行くと、異様なまでに居心地がいい。確かに少し『変』なところはあるけれど、すっかりその部屋を気に入ってしまった俺は「いつでも遊びに来いよ」という真田の言葉に甘え、入り浸るようになったのだが──。
駅近・格安・not事故物件。居心地のいいこのアパートは、少しおかしい。
ーーーー
登場人物)
橋屋京介
主人公、大学2年文学部、細身で低身長
一人でいるのも、みんなと過ごすのもどっちも好きで平気
真田裕和
大学2年経済学部、中肉中背
橋屋とは同じ高校でクラスメイト、お調子者な面がある
文学部生)
川藤 中肉中背、おしゃれさん
杉堂 少し小柄、歴史ものが好き
大迫 大柄でよく食べる、ちょっとチャラい
経済学部生)
寺町 小柄でおっとり、真田とは課題のグループが同じ
冨上 大柄でいかつい、真田のバイト仲間
ーーーー
※カクヨム、Talesにも掲載中です。
※2話以降は月水金の公開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:30:00
58594文字
会話率:47%
小学六年になった瀬尾雪弥(せのおゆきや)は、夕暮れ地区子ども会のリーダーに抜擢された。最初は面倒くさいと思っていたのだが、同じ地区の子ども達に何かにつけて頼られ感謝されるうちに、リーダーも悪くないな、と思い始める。
そんななか、雪弥の元にど
こか不気味で変わった『困り事』の相談がやってきて──。
これは銀星町を中心に、雪弥のもとに持ち込まれた、ちょっと不可思議な『困り事』を、お隣に住んでいる幼馴染の大学生・天崎肇(あまさきはじめ)や、サブリーダーの三森遥斗(みもりはると)、別地区リーダーの夜野田虎太郎(よのだこたろう)たちと一緒に解決していく、一話完結型の連作短編集です。
※一話が書き上がり次第更新するので、更新は不定期です。
主な登場人物)
瀬尾雪弥(せのおゆきや)
銀星小学六年生(六年三組)
責任感と好奇心が強い、運動神経がよく、背は小さいが口がたつ。夕暮れ地区子ども会のリーダーを務める。
両親が共働き(父は単身赴任、母は看護師)で家にいないことが多いため、よくお隣の天崎家に泊まっている。
天崎肇(あまさきはじめ)
大学二年生
人が良くて頼まれたら断れない、子どもに懐かれる、怖がりで暗いところとお化けが苦手なお兄さん。
雪弥とは隣同士で、兄弟のように育った幼馴染。
三森遥斗(みもりはると)
銀星小学六年生(六年一組)
夕暮れ地区子ども会のサブリーダーで、好奇心旺盛。雪弥よりも背が高く、水泳を習っている。雪弥と一年の頃から仲が良く、習い事のない日はよく一緒に遊んでいる。
夜野田虎太郎(よのだこたろう)
銀星小学六年生(六年四組)
夕暮れ地区の隣にある、月夜地区子ども会のリーダー。背は雪弥と同じくらいで、丸いメガネをかけており、どこかおっとりしている。以前同じクラスだったこともあり、雪弥や遥斗とも仲がいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 07:30:00
21868文字
会話率:47%
※アルファポリス様にて先行配信中
ゲーム実況者×看護師
一見交わらないふたりが、声でつながる、静かで、強くて、優しいラブストーリー
ゲーム実況者「羊」として活動する日辻智士は、声とトーク力で何万人もの心を掴む人気配信者。私生活で
は人付き合いが苦手で、恋愛にもどこか距離を置いてきた。
一方、看護師として働く月平菜緒は、人の心に寄り添う優しさを持ちながら、自分の気持ちには臆病な女性。
ある朝、満員電車での偶然の出会いが、ふたりの人生を静かに変え始める。
名前も知らない彼の声に癒されていた彼女と、誰かと本気で向き合うことを避けてきた彼。
すれ違い、揺れながらも、惹かれ合うふたりの関係は、仲間たちから背中を押され、やがて“恋”へと姿を変えていく。
これは、誰かに届くことを信じて声を届け続ける男と、その声に救われたひとりの女性が出会い、恋に落ちるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:24:13
19929文字
会話率:26%
身嗜みには気を遣っているが、クラス1のイケメンでもない。
友達が少ないわけではないが、多いわけでもない。
勉強が出来ないわけではないが、天才でもない。
運動は人並みに出来るかもしれない。
要するに普通の人間。
それが俺、鹿島蒼斗の自分自
身に対する評価。
そんな普通の人間がある日たまたま偶然にも、見知らぬ女子が告白している場面に遭遇してしまったらどうするべきなのか。
あまつさえ、その女子が目の前で泣いていたらどうするべきなのか。
中学三年の夏。
部活を引退した直後の俺にはその答えがわからなかった。
だけど、とりあえずわかる事もある。
たとえばそれは、告白に失敗して涙を流していた女子が卒業式の今日、俺の視線の先で楽しそうに走っていると言う事とか。
たとえばそれは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:03:15
120204文字
会話率:44%
その少女は、魔女として火に焼かれた。
罪状も証拠もないまま、「祈ったから」「話したから」「笑ったから」――その程度で。
名も忘れられた彼女は、炎の中で願った。「せめて、ひとりでは死にたくない」と。
死ぬはずだった少女は、生き延びた。
しか
しその命は、人ではないものに触れ、歪んでいた。
右手は黒く変質し、言葉は煤け、心に裂け目が残った。
誰にも知られず、誰にも望まれず、少女は森へと逃げ込み、ひとりで暮らし始める。
食べ物を探し、小屋を直し、獣を避け、夜を越える。
それは「生きる」ではなく、「暮らす」という形の戦いだった。
時折、誰かと出会い、言葉を交わし、笑うこともある。
だが、そのたびに、何かが壊れていく。
”暮らす”ということは、”孤独”と手を取り合うこと。
”生きる”ということは、”誰かの死”を背負うこと。
――これは、かつて燃やされた魔女が、それでも”暮らそうとした”物語。
彼女が最後に見つけたものは――
《平日22時 休日10時・22時 更新》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:02:56
9948文字
会話率:14%
かつて火刑に処された少女・リルは、灰の中で目を覚ました。命を取り戻す代償に、彼女は「人間であること」を捨てたのだという。記憶も居場所も奪われ、ただ”燃やされた魔女”という烙印だけが残されたリルは、炎を宿す体で彷徨いながら、生きることの意味を
探しはじめる。
魔法を恐れる人々、かつて魔女だった者たち、そして過去を燃やしきれなかった世界――すべてがリルの存在を拒み、あるいは求める中、彼女は「暮らす」ことに挑んでいく。
これは、ただ生き延びるのではなく、燃え尽きないために生きようとする、ひとりの魔女の静かな旅の物語。
〈10時間更新〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 17:00:00
7138文字
会話率:15%
神に仕え、ただ「記録」するだけの存在──
天使〈神使〉ハジマリは、誰よりも忠実にその役目を果たしていた。
それが”正しい”と、信じていた。
だがある日、ハジマリは神の掟を破る。
「死ぬべきではなかった一人の命」を救うという、
ただそれだけ
の”祈り”を選んだ結果だった。
その瞬間、彼女の翼はもがれ、名を奪われ、地上へと堕とされた。
自らを〈ハジマリ〉と名乗ったその少女は、神の声も、導きも失いながら、それでも歩き始める――。
罪とされる選択の果てに、何が待っているのか。
人の憎しみと愛、堕ちた者たちの孤独、神の不在と世界の構造、
そして、かつて天使だった者が「自分の意志で歩く」ということの重さ。
これは、神に仕えた者が、神なき地を旅する物語。
壊すためではなく、救うためでもなく、
ただ「歩くこと」を選んだ、ひとりの堕天使の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:50:00
5048文字
会話率:16%
シアは小さな小さな村で、医師である父の手伝いをして暮らしてきた。
その父を亡くして三ヶ月、ひとりの寂しさにも慣れてきた頃、シアの前に突然救世の英雄様が訪ねてくる。
彼は『昔命を救われた恩を返したい』のだと言う。
確かにそんな記憶はあるけれ
ど、それはシアが四つの頃の話だ。助けた父だってもういない。
とんでもない事態におののいて、どうしたものかと途方に暮れて。
シアの、とんでもないことが起こりそうで何も起こらない、ほのぼの英雄同居生活が始まった。
――救世の英雄フィルディードが本当に返したい、恩とは。
のんびり更新で公開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
130624文字
会話率:49%
ヴァンゾルクというかもう蛮族――
ヴァンゾルク、それは武名を誇る辺境伯家だ。
魔物の猛攻から国を守る盾と尊敬されている。
ルーカスは、婿探しにやってきたヴァンゾルク家のひとり娘クリスティナを遠くから眺める。
彼女の婿に選ばれた者は大変だ
、きっと剣を持ち魔物と戦うことを求められる。
武力の武の字もない自分には関係ないことだが――
そう思っていたのに、「結婚してください!」と自分に向かって可憐に微笑むクリスティナにルーカスは戦慄する。
なぜか起こる決闘騒ぎ。
明らかとなってゆくクリスティナの猛者猛者の猛者っぷり。
ルーカスは心の底から叫ぶ。
「なんでだよ!!!!!」と。
全四話、完結まで毎朝七時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 07:00:00
16194文字
会話率:46%
アーネッタの手には不思議な力が宿っていた。
黒い靄を払う奇跡の力。黒い靄は良くないものなのだとアーネッタは実感している。
アーネッタがデビュタントを迎えた日、王宮の大広間でアーネッタはひとりの男性を目撃した。
全身を黒い靄に覆われた、『冷
血卿』と呼ばれる若き公爵イェルド。
あんなもの放ってはおけないとアーネッタは決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:12:09
3693文字
会話率:29%
海外でピアニストとして活動していたキリオは、数年ぶりに故郷に呼び戻される。
きっかけは、父から届いた一通の招待状だった。
バーの名前は《Once in a Blue Moon》。開店は一夜限り。
だがその夜、父は忽然と姿を消し、誰も弾いて
いないはずのピアノがひとりでに音を奏で始める――。
残された双子の妹たち、正体不明の女・イヴリン、
封印された旋律と、六芒星を描く儀式。
忘れたはずの“あの音”が再び響きだすとき、
現実と記憶の境界が、音もなく崩れていく。
これは、"ただ一夜だけ開く扉"をめぐる、静かで残酷な音の物語。
【タイトル説明】
ワンス・イン・ア・ブルームーン ― 月が二度満ちる夜に ―
《Once in a Blue Moon》は、「ごく稀な出来事」という意味を持つ英語表現です。
本作では、“一期一会”――もう二度と訪れない、“ただ一度の夜”を象徴しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
75452文字
会話率:18%
とある山裾に建つ曰く付き一軒家の管理を任された楠木湊。着いてすぐ家に巣食っていた大量の悪霊を自覚なしの祓い能力であっさりと一掃。多少の違和感程度で済んでしまう。
とりわけ問題なく過ごしていれば、ひっそりと表門前に置かれていた新鮮な山の幸の
数々。
周囲に民家はなく、あると言えば隣の山だけ。
これは、一体誰からのお裾分けなのか。
主に隣神の山神さん(獣型)と密な近所付き合い。
時折、楠木邸に訪れる神々と目をつけられた陰陽師との、基本、ほのぼの交流+異能力向上物語
※稀にぬるい戦闘描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
862686文字
会話率:31%
自己満足の為に世界を滅ぼそうとする魔女の分体との死闘の末、世界を救った魔法少女。イニーフリューリング(通称イニー)。だが世界を救う代償に肉体を失ってしまう。
生前の契約により新たな身体を手に入れる事が出来たが、魂と身体が馴染むには時間が
必要となる。
世界の代理人(部長クラス)の提案により異世界へと休暇に出掛けるが、出向いた先は地下室の一室だった。
「あなたが悪魔ですか?」そう問いかけられたイニーは困惑するが、とりあえず場の流れに任せるしかないと割り切る。
「私がアクマです」――異世界で新たな戦いが、イニーへと襲い掛かるのだった。
※前作魔法少女がいく~TS魔法少女は運が悪いようです~の続きとなります。多分前作を知らない方が楽しめると思います(コメディとして)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 06:00:00
403288文字
会話率:32%
転生したら天魔神教の教祖の末息子であったゆえ、天下統一しようと思う。
まあ、とりあえず最初は兄弟姉妹を押しのけて小教祖(後継者)になるとしよう。
天魔神教は『弱肉強食』で『強者尊』がルール、どこまでも強くなって頂点に!
昇りつめて仙人に
……いや、神にさえなって見せよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 01:26:30
31446文字
会話率:8%
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お
別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 01:02:48
89904文字
会話率:42%
2022年、病死したはずの少年・伊東俊平は、目を覚ますと超未来文明Ads人の一人として転生していた。
数万年前、宇宙を統一するほどの技術力を持っていたAds人。 しかし内戦により滅亡し、唯一生き残った天才少年ジェネシスが文明を再建して
いた。 俊平は、ジェネシスによって過去の人間の記憶を移植された実験体だったのだ。
未来の技術をインストールされ、神の如き能力を手に入れた俊平。
超巨大母船での贅沢な暮らし、異星生物との交流、未知の惑星の探査⋯⋯あらゆる欲望を満たせる世界で、彼は何を望むんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:29:19
34709文字
会話率:47%
東京近郊のK市に住む高校生カセダユウトとコーヒーショップの女子店員たちが織成す青春ラブコメ?? (*^^*)
最終更新:2025-06-06 00:42:22
131535文字
会話率:63%
大気には魔素が満ち、魔術・魔獣・魔物が普通に存在する世界。
魔素は魔術式を用いて物理現象となる。
魔術式は道具に組み込まれて魔導具となり、魔導具は人々の生活の一部となった。
魔術は特別なものではなく、人々の暮らしは魔術と共にあった
。
大陸エレサ・エメット
およそ二千年の昔、世界は穢され、人の住む地は失われた。
それを憂いた神々が『古の魔導具』を創り出し、生き物を救け、穢れた大地を癒し、世界を再起動させた。
人々は、癒された大地に再び降り立った。
だが、文明は既に崩壊し、文化は失われ、力は野生の生き物に敵わなかった。
それでも、文明が失われた過酷な世界で人々は生き、建物を建て、畑を耕し、少しずつ人の世界を取り戻していった。
やがて幾つもの国が生まれ消え、統合と分裂を繰り返し、安定した幾つかの秩序国家を創り出した。
その一つが、宗教国家、聖マイア正教国。
『古の魔導具』を創り出した神々の一柱である女神マイアを主神として信仰する、この大陸最大の国家である。
マイア正教国の頂点である教皇。
その教皇の鎮座する地、首都アルカディア。
恵まれた地形に恵まれた資源を蓄えたアルカディアは、百万の人々を育み、数十万の信徒を抱え、数万の魔導兵器を所有するまでに大きくなった。
この国は、文明と宗教と武力で他国を圧倒していた。
だが、栄光の路地裏には蠢く澱みが溜まるもの。
多くの人々を内包する大都市には、同時に、多くの『普通』では居られない数万もの澱【おり】を溜め込んでいた。
澱は寄り添い合い、派閥を作り、争って苦みを振り撒き、人々に忌み嫌われていた。
そんな澱の中、争いに終止符を打たんと、ひとりの少女が降り立った。
沈澱物をかき回し、濁りの中から宝石を拾い上げようとする、赤髪の少女ジェシカ。
これは、己の小さな望みを叶えるべく奮闘する、彼女の為の物語。
※この話は『神代の魔導具士』の第四章終了後の物語です。
メインはジェシカ。
元の話の人物も登場しますが、一部を除いて、ほとんどは無関係です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:30:00
5226文字
会話率:15%
物心ついた時にはゴミ山で暮らしていた孤児の少女ノエルは常日頃からある悩みを持っていた、その悩みは単純明快『もっといい暮らしがしたい』大富豪とまでは言わずともせめてもう少し豊かな暮らしがしたい。
だが当然待っているだけではいい暮らしができるわ
けないのでノエルはいい暮らしを求めてとりあえず行動を始める。
異世界を死霊術で生き抜く冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:02:58
27442文字
会話率:39%
イギリス人の料理人エロルド・ベルティユ・アヌーク。
彼女は日本の料理学校を史上最速で主席卒業した料理の達人である。
卒業後はフランスの三ツ星ホテルで料理長をしていた。
それからしばらくして料理長を退職。
その後は自分の店を構えようと日本で
店舗に使えそうな物件を探していた。
そんな彼女のパートナーである隈山由菜もその話に協力してくれる事に。
物件を探しているある日、知り合いの冒険家から連絡をもらう。
それは面白いものを手に入れたのでよければ譲り受けて欲しいとの事。
その面白いものこそが異世界に繋がるという胡散臭い秘宝だった。
とりあえずそれを郵送で譲り受け試しに使ってみたところ、本当に異世界に繋がってしまう。
それを見て何かを閃いたアヌーク。
こうしてはいられないと、速やかに物件探しを再開する。
そして見つけた物件はそこまで大きくはないが、客は多く入る元ファミレス。
その元ファミレスで異世界キッチンをやろうという魂胆らしい。
イギリス人の料理人はメシマズと言わせないと闘志を燃やすのであった。
※注
なおこの時代は近未来の日本という設定です。
※※※
金曜日に更新します。
毎週更新出来るかは分かりませんが、更新日は金曜日になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:00:00
918564文字
会話率:69%
様々な種族が行き交う世界の港町に大きな屋敷があった。
そこに住むのは両親をテロで亡くした少年ロザリオ。
魔法の研究が趣味の彼は、家に引きこもり黙々と魔法の研究をしていた。
そんなある日流石に家が荒れ始めた事を察したのか、掃除を始める。
だ
がどこから手を付ければいいか分からずじまいだった。
外には出たくない、だがなんとか片付けたいと考えを巡らせる。
そこで閃いたのは家政婦を召喚すればいいという結論だった。
早速家の地下室で魔法陣を描き召喚魔法を実行する。
それにより呼び出されたのは日本人のリツコ(香川理津子)だった。
事情を説明し家政婦になってくれと頼むロザリオ。
リツコは面白そうという理由の他に、働き先も見つかり嬉しそうにする。
その反応に拍子抜けするロザリオだが、とりあえずは生活出来そうだと胸を撫で下ろす。
だがリツコの行動の数々にロザリオはよけいに心労が増える事に。
これはハイスペック背伸びギャルと少年魔道士のどうでもいい日常のお話。
※※※
交流のある世界について。
・人界
主に人族が暮らす世界
・竜界
主に竜族やリザードマンが暮らす世界
・神界
主に神族や神様、天使が暮らす世界
・魔界
主に魔族や悪魔、妖怪が暮らす世界
・機界
主にアンドロイドやロボット、人間の技術者が暮らす世界
・水界
主に人魚や魚人、人間の船乗りが暮らす世界
・空界
主に有翼人や鳥人、人間の航空士が暮らす世界
・地界
主にドワーフや地底人、人間の鍛冶師が暮らす世界
・霊界
主にエルフや精霊、ダークエルフが暮らす世界
・獣界
主に獣人や亜人が暮らす世界
※※※
更新は月曜日になります。
爺さんと怪物少女が完結したので更新を始めていきます。
トーシローの小説ですがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 23:53:44
596387文字
会話率:57%
以前の小説が完結したため、新規の小説を始めました。
今回は魔王が異世界でのんびりと暴れ回るお話です。
かつて一つの世界が滅亡した…。
世界を滅ぼしたのは一人の少女だった。
その少女は絶望の果てに全てを滅ぼす事を選択したのである。
なぜ少
女は世界を滅ぼしたのか。
それは勇者と魔王という人々の虚言の果てに見た現実だった。
世界を滅ぼした魔王は引きこもってしまった。
誰もいなくなったその世界で、従者と共に暇そうに暮らしているのだ。
魔王とはなんだろうか?
勇者とはなんだろうか?
そんな終わらない問いを続ける少女は立ち上がる。
そして一言言い放った。
「暇なんで異世界でも滅ぼしに行きますか」
こうして魔王と呼ばれる少女の壮大な暇潰しが始まるのである…。
***
更新ペースは少し、というか大きく落とします。
とりあえずマイペースで見ていただければ幸いです。
新しい小説を始めたので今後は偶数の日に不定期更新となります。
こんなトーシローの小説でも読んでくれる人全てに感謝いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 12:00:06
439290文字
会話率:48%
男性の人間として生きていた頃、女性にあこがれを抱き、現世での苦悩の果てに自殺後、転生し女悪魔となったメデューサ・リョ―ドル。彼女は、ようやく手に入れた女性としての「生」にこの上ない喜びを感じていた。その魔力は強力であったが、彼女には強い使命
感があった。それは、強大な魔力を私利私欲に使わずに、恵まれない人、弱き人のために使うということであった。自らの魔力を発動させる動機は、常に人を喜ばせるため、人を救うためであった。孤独に世界をめぐり、小さな人助けを重ねて生きてきたメデューサ。そんなある日、彼女はひとりの純朴な女性に出会い、運命が動き出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 23:40:06
27591文字
会話率:50%