主人公樋坂積吉《ひさかつよし》は交通事故で意識不明の重症を負い生死を彷徨っている所を妖精トリスと契約を交わし九死に一生を得る。自由奔放なトリスに振り回される積吉は契約内容である妖精界の資源『災難』の回収するため奔走する青春コメディファンタジ
ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-24 14:16:16
24475文字
会話率:41%
あの日、幽霊たちは姿を消した。2010年1台の救急車は原因不明の病に倒れた1人の少女が搬送した。だが救急車は突風により横転して崖に転落した。救急隊員と1人の少女は誰にも発見されることなく崖下の森林の中で絶命した。そして2013年8月6日。群
馬大学3年生の鴨池健司とその幼馴染の松本吉江は多くの幽霊が彷徨っているという都市伝説が広まっている森林に肝試し感覚でやってきた。森林を歩いていると迷子という一人の少女に出会った。肝試しを中断して少女を森の入口まで送り届けることにした2人だったが、怨念が彼らの魂を狙っていた。明らかになる3年前の交通事故の真相。はたして彼らは無事に森林を脱出できるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 16:20:49
3360文字
会話率:34%
私の少女時代、まだ祖母が生きて同居していた時、森と田んぼと自然に囲まれた場所に住んでいた。
父母と祖母、そして私と妹。近所に住むみっちゃん、未だに全部覚えている。
ある夏の嵐の夜、トタン屋根が叩き壊されるのではないかと思えるほどの豪雨
の夜。私は日本の夜に出会った。
その時の恐怖とも夢とも判別のつかない感情は、大人になった今でも時折思い出し、確認に行きたくなる。
あの神社はまだ残っているのかと。
そしてあの夜をまだ彷徨っているのだろうか、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 12:57:37
6218文字
会話率:21%
世間を賑わせる大泥棒・無々篠桜桃には、盗みの師匠とも呼ぶべき人間が一人いた。曳薗手毬。現在病院にて生死の境を彷徨っている彼女は、3ヶ月前に万引きを咎めた際、実行犯たちによって暴行されていたのだ。未だもって、回復の兆しはない。
彼女の一人
娘、曳薗唄七もまた、憂鬱な日々を過ごしていた。
怪盗でありながら殺人鬼、生まれながらにして人殺の鬼と定められた桜桃は、自らが師と仰ぐ人間の為に、動き出すが…………。
無々篠シリーズ第4弾、長兄・桜桃の登場です。他の兄弟よりも恋愛成分強めです。殺人鬼なところは変わりませんが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 20:43:52
25845文字
会話率:38%
子供の時に見た不思議な光景、大人に言っても信じてもらえなかった。自分が大人になり記憶から消えていたが、ある事をきっかけに思い出す。
その真実が知りたくなり、古い一枚の写真を手掛かりに祖先の事を探り出してしまう。
貴方の古い祖先が怨みを買って
いた事は無いだろうか。その怨念が今も貴方の側で彷徨っているかもしれない。
私の少年の頃の記憶です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 19:57:15
4801文字
会話率:34%
大企業の御曹司として厳しく育てられてきた十七歳の高校生、友住元也は毎日の生活に嫌気が差して家出をした。
特に行く当てもないまま彷徨っていると、彼の目に粗雑な張り紙が入る。
それは大手運送会社三田運輸の、公には出来ない『特別配送課』と呼
ばれる部署の住み込みバイト募集の張り紙だった。
『特別配送課』がなんであるか分からぬまま、ただただ寝泊まりする場所と働き口欲しさに応募した元也。
『三田運輸特別配送課』———それはサンタからクリスマスプレゼントを受け取ることの出来ない特殊な子どもたちへ、秘密裏に年中無休でプレゼントを届ける部署だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 23:00:00
16016文字
会話率:56%
気がつけば、極彩色の世界で俺は彷徨っている。
終わりのない無限の世界で、俺はずっと出口と失った記憶を探し続けた。
キーワード:
最終更新:2012-02-02 21:36:57
1714文字
会話率:24%
※漫才に付き合っている暇がない方は、最後辺りだけをお読みください。
「あらすじよ! ここに作品のおおまかな流れを書くの!」――豆崎はのんは誇らしげな表情で言い放った。
「あらすじであらすじの説明をしてんじゃねえ!」――海部春賀は本気でツッ
コんだ。それもそのはず、この某サイトでの小説たちは大体が「あらすじは短く、簡潔に!」みたいな暗黙の了解事項を持っているので、彼もそんな短カッコイイあらすじを目指していたというのに、あららこの説明だけですごい文字数使っちゃっておりますわ。
「この作品は、そうね……。ある日超能力に目覚めたヒロインが、へっぽこ主人公を連れて世界征服を企む魔王に戦いを挑むという、世界を巻き込んだ壮絶なファンタジーしょうせ」
「何一つ本編を沿ってねえ! まずジャンルから違う!」
「ええ~。じゃ、ジャンル変える。ある日、事故で家族を失い、帰る家もなく街を彷徨っている主人公に超良い人なヒロインが手を差し伸べ、自分の屋敷に招待する。だけど、その屋敷は巷では幽霊屋敷と呼ばれている場所で――」
「長っ! しかもジャンルなに!? 幽霊屋敷である必要性ある!?」
「ストーリー性がないじゃない! そんなんじゃ読者が引き寄せられないわよ!」
「未だに本編のどこにも触れられてないんだけどな! つうか聞いてたら主人公たる俺のポジション可哀想過ぎねえ!?」
「出ているだけで、幸せじゃない」
「当初、存在していなかったようです、俺!」
「ってえ! もうこんなにも文字数ムダ使いしちゃったじゃないの!」
「あれえ!? 俺の所為!?」
「もう! こんなのちゃっと片付けちゃうよ!
『この物語は、フィクションです』
以上! あらすじ終わり!」
「もはやあらすじでもねえし……」
豆崎が去った後、取り残された海部は独り言のように、前々から考えていた本物の「あらすじ」を語っていた。
「『この世界には、二種類の人間がいる。
片方は世界に回される者、もう片方は、世界を回す者。
この区別だけで世界を見ることができるなら、前者なんて御免。
人間逆撫で上等チビ高校生。もとい豆崎はのんはそう思ったのだ。
これは、そんな彼女が愉快な野郎共と織り成す、超ドタバタ青春コメディーの一篇……』
……。今さらだけど、俺出てきてないじゃん、これ。
……あ、涙ってしょっぱい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-08 23:27:18
20099文字
会話率:63%
どこか違う場所かもしれないし、今ここにいる場所かもしれない。
いずれにせよ遠い遠い世界、荒れ果てた大地に、ひとり子供が彷徨っている。
子供は、「兵器」だった。
出会った男もまた、「兵器」であるはずだった。
心を乱す言葉の棘に、子供は
迷い、怒り、そしてまた歩き出す。
ヒトを知らないヒトガタの流された時忘れの川、その中のとある一遍。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-21 23:37:01
5070文字
会話率:46%
生まれ変わりを拒否して彷徨っている私の所に、そっと寄り添ったもう一つの魂。『僕は幸せだった。』と言って、運命の恋人を捜しに、少しでも早く生まれ変わろうとする彼を追い駆けるように、転生の扉を開けてしまった私は・・・。
最終更新:2009-06-17 01:02:54
19056文字
会話率:52%
共作です。構成:雪鈴るな。。婚約者に別れを告げられた直也は交通事故で瀕死の重症を負う。生死を彷徨っている時に、この世の者とは思えない美しさを持つ理恵に出会う事になる。
最終更新:2008-12-29 00:31:20
32250文字
会話率:24%
おたまじゃくし。前足がない。後ろ足だけの歪(いびつ)で不完全な音符。私がまだアリスだった頃、夏祭りの露天商のおじさんがくれたカエルの赤ちゃん。「……持ってけ。サービスだ。一匹やる」私がお世話をしなかったから、水も変えずにそのまま放置したから
。永遠にカエルになれなかったおたまじゃくし。彼女は今もなお私を、憎んでいるのだろうか?永久にまとわりつくドロドロ。欠落した空白は今日もなお世界を蔑み、色を求めて彷徨っているのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-19 19:14:45
3342文字
会話率:15%
全寮制音楽学校に通うアネスとターニアは、ヴァイオリンで繋がった親友だった。しかし、ある日突然、ターニアはアネスの元を去っていく。その悲しみに絶望し、夜の街を彷徨っていると、『時間屋』と名乗る男に出会った。彼はアネスの過去と引き換えに、願いを
叶えるという……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-20 21:38:36
4711文字
会話率:30%