季節の移り変わりは
心を移り変わわらせる
図書室でひっそりと移り変わる
心のままに。
最終更新:2023-08-31 08:02:48
535文字
会話率:11%
本をこよなく愛する中学生葉菜(はな)は、図書室に入り浸っているが学校の七不思議として言い伝えられている「図書室の怪」に出会ったことがない。いつの日か見つけてみたいと思っていた。
最終更新:2023-08-27 23:33:01
5302文字
会話率:59%
小学校校長、蒲田篤弘は今では併合し、名を失ったある田舎町で生まれ育った。
五人兄弟の末っ子の蒲田校長は幼少の頃より
虫や雑草といった身の回りの物に興味を抱き
木造校舎の小学校の図書室から借りた図鑑をいつも持ち歩いていた。
身の回りにあ
るものは全て己を高める教材、先生であると気づいたとき
何もないと兄たちが嘆くこの田舎町が広大に思えた。
そして感動に打ち震えた。おお、なんと世界は広いのだろう!
この田舎町だけでこれほどまでに知的好奇心をくすぐられるというのに
あの森の向こう、山の向こう、空の向こうには
一体どれほど私が知らないものがあるのだろう。
そう思うと笑みを浮かべずにはいられないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 11:00:00
3479文字
会話率:34%
キミは二六歳のしがない小説書きだ。
いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、紡いでいく事に没頭していた。
キミには淡く苦い失恋の思い出
がある。
十年前、キミがまだ高校一年生だった頃。一目惚れした相手は、通い詰めていた図書室で出会った、三年の“高橋先輩”だ。
しかし、当時のキミは大したアプローチを掛けることも出来ず、関係の進展も無く、それは片思いの苦い記憶として残っている。
そして、キミはその片思いを十年経った今でも引きずっていた。
ある日の事だ。
いつもと同じ様にバイトを上がり、アパートの自室へと帰ると、部屋の灯りが点いたままだった。
家を出る際に消灯し忘れたのだろうと思いつつも扉を開けると、そこには居るはずの無い、学生服に身を包む女の姿。
キミは、その女を知っている。
「ホームズ君、久しぶりね」
その声音は、記憶の中の高橋先輩と同じ物だった。
顔も、声も、その姿は十年前の高橋先輩と相違ない。しかし、その女の浮かべる表情だけは、どれもキミの知らない物だった。
――キミは夢を捨てて、名声を捨てて、富を捨てて、その輝かしい未来を捨てて、それでも、わたしを選んでくれるかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 15:20:42
31742文字
会話率:20%
高校生の田中は本を読むのが好きで、休み時間も放課後も読書に耽っていた。毎日本を読んでいるうちに、「自分の物語を書きたい」という密かな夢を抱くようになった。しかし、そんな人の輪に入ろうとしない田中を、同級生の源田を中心としたクラスメイトにから
かわれる日々が続く。夢への一歩を踏み出せない田中は、今日も放課後の図書室に向かったのだがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 12:41:24
11480文字
会話率:24%
気がつくと、私は荒れ果てた図書室に佇んでいた。
一体どうやってこの場所へやって来たのか、それどころか私自身が誰なのかすらも覚えていない。部屋にいた司書に尋ねてみるも、全く要領を得られず。
見覚えのない部屋の中で困り果てていると、司書が一冊の
本を勧める。
記憶を失った私が読んだ本は、初恋の記憶だった――
文学フリマ2018優秀賞をいただいた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 00:09:54
11973文字
会話率:31%
聖女一行が滞在することになった、シェパード男爵家。聖女が過ごす、はなれのお屋敷は当主と長男以外の立ち入りを禁じられていた。
男爵の末っ子で8歳のクリスは、領主館の中にある図書室で偶然、聖女と出会い恋に落ちる。
初恋に戸惑うクリスが助けを求め
た相手は、タヌキの友人、モイモイ。
クリスが聖女さまと会えるのは、一日一度きり。夕方だけのわずかな時間。
少し年上の聖女からの好意を勝ち取るため、プレゼント探しに奮闘する少年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 22:18:55
15275文字
会話率:39%
図書室へ向かおうとした矢先、気になる男子を見かけて。
最終更新:2023-08-06 08:00:00
751文字
会話率:32%
主人公の井上彰(いのうえあきら)は中学2年生。卑屈で暗い性格で友達もおらずクラスで浮いている彰は休み時間を持て余して暇潰しに勉強をしているうちに優等生となってしまうなど、青春とは程遠いぼっちな日常を送っていた。
ある日、昼休みを静かに過
ごせる場所を探し敷地内で廃墟となっている高校旧校舎の図書室に向かった彰は真昼にも関わらず女子生徒の幽霊と出会う。彼女は生前の記憶が所々抜け落ちており、自分の名前も覚えていないという。誰もいない旧校舎で独りぼっちの彼女に親近感を抱いた彰は、彼女を真昼(まひる)と名付け次第に心を開いていく。
真昼は何故死んでしまったのか。小学生の頃は明るく友達も多かった彰は何故今の様になってしまったのか。独りぼっちな男子と独りぼっちな幽霊が織りなす、青春(?)ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 02:17:45
78191文字
会話率:41%
図書室 読み聞かせ
下手すぎる 本を読んでるふり
目より下は包帯で見えない
包帯の隙間から見える目はこちらを睨んでいた
後顧の憂いのないように
幻影の参考のために至近距離でその顔に近づき、匂いを嗅いだ
包帯の匂いがした
鼻が少し当たったが
それ意外に目的はない
手は縛らえているのか、そもそも無かったのか
窓を開けてベランダに飛び出た
こちらを睨みながら空に踏み出す
反射的に手を伸ばすがそれを避けて落下する
それは間違いなくこちらを殺すための行為
下で車椅子が衝撃を吸収する
こちらを殺そうとしていた
自分は屋上にとどまっていた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:55:54
247文字
会話率:0%
とある土地の図書館の司書の人が書いていたらしい手記、という体裁のもの。
尚、これは動作テスト用に投稿するため続きがなくてもお気になさらず。
最終更新:2023-07-28 11:14:32
881文字
会話率:0%
今から遥か先の未来の話。紙や鉛筆が過去の遺産となった時代で、ノウィルは本を読むことを生きがいとしていた。今や紙で作られている本は数少なく、そのほとんどがノウィルの手元にある。ただノウィルは図書室に籠り、ずっと本を読んでいたために全ての本を読
み終わってしまったのだ。ノウィルは苦手ながらも、弟のウィレンから勧められたVRゲームをすることに決意。ゲームの中でもまた図書館に籠りっきりになったノウィルは、なぜかプレイヤーに認知されることに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 18:00:00
83468文字
会話率:57%
図書室を見つける。
「猫」の本が面白い…‼︎
気が付いたら、夜が明けて来たので退室。
次は「犬」の本をしよう。
夜会に行く。
華麗に変身!
手掛かりがないと退屈したら……やっと情報だ、と思いきや手を掴まれる。
最終更新:2023-07-23 07:00:00
3677文字
会話率:20%
高校へ進学し新しい環境と人間関係に悩んでいた賢人は図書室で手招きしている腕を目撃することになった。それがきっかけで学校の帰り道から奇怪な現象に巻き込まれて行く……
最終更新:2023-07-21 00:01:50
2341文字
会話率:16%
少女漫画にあるような、図書室の本を通じて文通し恋に落ちる話に巻き込まれたかもしれない第三者の話。
『あなたが好きです』
そんなメモ用紙が入った本をうっかり借りてしまったことから始まる。
ってか、本を通じて文通するな!
するならもっと
誰も読まなさそうな本でしろよ!!だってこの本、普通の文庫本だし、シリーズものなんだぜ!!!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 08:00:00
6616文字
会話率:38%
少年は男娼をして生計を立てていた。ある時、彼を買った紳士は少年に服と住処を与え、自分の屋敷に住まわせる。
何故そんなことをしたのか? 一体彼が買った「少年の春」とは何なのか? 疑問を抱いたまま日々を過ごし、やがて彼はある回答に至るのだが。
これは少年たちの春を巡る大人のファンタジー作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 19:51:41
10069文字
会話率:37%
土筆屋大悟(つくしやだいご)は陰陽師の家系に生まれた、ごく一般的な男子高校生だ。残念ながら霊能力はほとんどなく、辛うじて十年に亡くなり幽霊となった姉の声が聞こえるという力だけがあった。
そんな大悟にはクラスに憧れの女子生徒がいた。森ノ宮静華
。誰もが彼女を妖精や天使、女神と喩える、美しく、そして大悟からすれば近寄りがたい女性だった。
ある日、姉の力で森ノ宮静華にその取り巻きが「ささやき幽霊の怪を知っている?」という話をしていた。
これは能力を持たない陰陽師の末裔の、ごく普通の高校生男子が恋心を抱く憧れの女子生徒と、怪異が起こす事件に巻き込まれる、ラブコメディーな青春異能物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 23:00:00
30771文字
会話率:46%
図書室が大好きな、病弱な少女が女神様の力で本の世界にいく。
使える魔法は、治癒魔法だけ、他の魔法まで全然使えない。
そこで治癒魔法だけで魔物を倒し、仲間を増やしていく。
最終更新:2023-07-16 20:19:19
2123文字
会話率:10%
司書教諭として母校に赴任した私は、図書室で懐かしの本をみつける。よみがえる甘酸っぱい思い出と、その結末。
最終更新:2023-06-30 00:11:50
2079文字
会話率:33%
放課後の図書室で、ひそひそと話す男子高校生ふたりの話。
カースト上位の社交的イケメン×本好きぼっち のイメージ。
受け視点です。
最終更新:2023-06-22 17:00:00
14693文字
会話率:50%
高校2年生の橘は、密かな想いを寄せる図書委員長・篠宮花蓮に会うため、図書室に入り浸っていた。だが突然、篠宮にしりとりを仕掛けられ、背後からスナイパーに狙撃されてしまう。フランスパンのおかげで一命を取り留めた橘は、クラスの学級委員長と共に、都
市伝説『しりとり女』と化した篠宮に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 22:00:00
19477文字
会話率:56%